【(症例)身体の不調や、不快感 】
(写真)更年期の腰痛

導入文

腰痛は女性にとって、肩こりに次いで2番目に多くなっていますが、更年期になると腰痛に悩まされる女性が多くなるので、更年期以降の女性だけで見ると、腰痛に悩まされる割合が50%以上にもなります。

しかも、更年期になると、若い時と違って、加齢による筋力低下、毎日の疲労、運動不足、姿勢の悪化などで、チョットした事で腰に痛みを感じるようになったり、ずうっと痛みが残ったりするので、腰の痛みだけでなく、身体の具合が気になったり、毎日の動作や行動に不安を感じたりします。

この為、更年期からの腰痛対策には、腰の痛みを解消するだけでなく、気付きにくい身体の疲労回復や、身体を支える筋肉のアンバランスも解消させる事が必要なので、疲労や緊張などの慢性化による、筋肉由来の痛みの解消を行っている、東洋医療をベースにしたマッサージ治療が効果的です。

【 更年期女性の、腰痛の特徴 】(図)更年期の独特な痛み

更年期になると、体力の低下、疲労の慢性化、体重増加、姿勢の悪化などで、腰痛を訴える女性が増えてきますが、それと共に、普段から、腰に“独特な痛み”を感じる事が多くなります
例えば、「強い痛みではないけれど、腰がズキズキとかジーンと痛む」とか、「腰に疲れやダルサを感じる」、「夕方になると腰がウズウズと痛む」などのように、腰に疼(うず)くような痛みや、ダルサ感、疲労感などを伴う事が多くなります。
あるいは、「腰の内側に、“がんこな”こりや痛みを感じる」、「腰がコワバッテ、動きづらい感じ」、「腰がボテッと、ふくらんだ感じ」、という事もあります。

 

腰に、この“独特な痛み”を感じる理由として、更年期になると、血管をコントロールしている自律神経の働きが不安定になったり、加齢や運動不足で筋力が低下したりして、身体の血液やリンパ液の流れが悪化している事があります。
血液やリンパ液の流れが悪化すると、筋肉内で必要な酸素が不足したり、老廃物が排出されづらくなったりするので、これによって“疲労感”や“ダルサ感”が生じ、若い時には無かった“独特な痛み”を感じるからです。
また、腰付近の血行の悪化によって、必要な酸素が不足してきたり、老廃物が排出されづらくなったりするので、神経が刺激されて、これまで感じなかったような「チクチク」、「ジンジン」といった、疼くような痛みが起きたり、更に血行が悪化して、腰の筋肉内部に硬いシコリができると、「ズキズキ」とした痛みが起きたりもします。

 

このような腰痛に悩まされると、腰の血液やリンパ液の流れの悪化によって、全身の血液やリンパ液の流れも悪化してくるので、肩コリや背中のコワバリ、膝の痛みなど、身体の様々な所に痛みが起きてきます。
例えば、「夕方になると、腰だけでなく、背中も鈍い痛みがする」、「腰が疲れてくると、首から肩にかけての筋肉が、張り詰めたようになる」、「腰の調子が悪くなると、立ち上がった時や歩き始めに、膝に痛みを感じる」など、身体の不調が起きてきます。
そして身体の不快な痛みによって、「頭が重い日や、頭痛が続く」、「気分的にモヤモヤする」、「以前のように、活発に動く気がしない」、「イライラしてくる」、なども起きます。

【 腰と密接に関連しているお尻の筋肉 】(図)お尻の筋肉

腰に違和感が起きたり、腰に痛みが起き易くなったりすると、これらの解消に思い浮かぶのが、腰のマッサージやストレッチです。
しかし、対策には、気になる腰だけでなく、腰の筋肉と密接に関連しているお尻の筋肉も、注意してチェックして、手当する事が肝心です
これは、お尻の筋肉の上に、腰の筋肉が連続してつながっているだけでなく、この2つの筋肉が同じ働きをしているので、お尻の筋肉が疲労したり弱ったりしていると、腰の筋肉の負担が増し、腰痛を起こす原因になるからです。

 

例えば、お尻の筋肉の大きな役割として、腰の筋肉と一緒になって『身体を安定した状態で、立たせる事』がありますが、中年から更年期になって、次第にお尻の筋肉が脂肪に変わって、お尻の筋力が低下し、腰の筋肉に負担が増すようになります。
この結果、気付かないうちにお尻の筋肉が弱って、腰の筋肉がオーバーワーク状態になると、「腰が重い」、「だるい」、「動きづらい」などで悩まされたり、歩く事や立っている事が辛くなったりします。
この為、普段の生活の中で、「物を持ち上げると腰が痛い」、「前かがみになったり、ひねったりすると腰が痛い」などがある場合には、下側から腰の働きを助けて、腰への衝撃を吸収し、障害を防いでくれている、お尻まわりの筋肉の働きが低下している可能性があります。

 

また、お尻の筋肉は、歩いたり走ったりする時に『ふらつき防止』や『衝撃吸収』の役割もしていますが、更年期になってお尻の筋肉が衰えると、これらの役割が十分できなくなってきます。
この結果、「長時間、立っていられない」、「足が上がりにくくなる」、「歩行速度の低下」、「歩幅の低下」などが起き、それと共に、腰の負担が増す事から、腰痛が起き易くなります。
この為、「車に乗っていると、腰が痛い」、「買い物などで、物を持って歩くと、腰に痛みを感じる」などがあって、お尻から腰にかけて、慢性的に、重だるいような疲労感に悩まされている場合は、お尻の筋肉の働きが弱っている事が考えられます。

【 お尻の血行 】(図)お尻の血行改善

腰の筋肉に影響を与えるお尻の筋肉は、立ったり、座ったり、歩いたりする為に、身体を支えたりする為に、分厚い筋肉が何層も重なり合っています。
しかし、お尻は、手足と違って、動かす事があまりなく、しかも、加齢や運動不足などで血液を流す筋肉ポンプ機能が弱まるので、更年期になってくると、お尻の血行が悪くなりがちです
この為、お尻の血行が悪くなって、「お尻の奥に、何となく痛みを感じる」、「下腹部やお尻のほうへ抜けるような鈍痛がある」、「お尻を触ってみると、冷たい」などがしょうじると、腰に痛みや不快感が起き易くなります。

 

特に、女性の骨盤は、内部に子宮や卵巣などがある為に、骨盤内の血管がその隙間を通る状態になっているので、冷えや身体の不調で血行不良が起きると、腰の血行も悪くなり、“独特な痛み”を伴った腰痛が起きてきます。
また女性のお尻の特徴として、多くの脂肪によって骨盤内の子宮を守っていますが、脂肪は一旦冷えると温まりにくい性質があるので、血行が悪化して骨盤内の脂肪が冷えると、腰を冷やして、腰痛を起こす原因になります。
しかも、更年期になって、お腹回りに脂肪がついてくると、骨盤周りにも脂肪がついてくるので、余計に腰が冷えて、腰痛が起き易くなります。

 

この為、「腰からお尻にかけて、スースーと冷えるように感じてくると、腰が重だるくなって、辛くなる」と感じる場合は、何かの原因でお尻の血行が悪化して、それによって腰の血が悪くなり、腰が冷えて腰痛を起こしている可能性があります。
しかも、「お風呂に入り体が温かくなると、腰の痛みが楽になる」とか、「温かい物を飲んで、お腹が温まると、腰の痛みが和らぐ」と感じる場合は、尚更です。
更に、お尻の血行悪化から、気付かないうちにお尻の筋肉が硬くなると、腰の痛みだけでなく、お尻の奥を通っている神経を圧迫するようになり、お尻から太ももの後ろにかけて、シビレを伴った痛み(坐骨神経痛)が起きる事も起きます。

【 当院の、更年期の腰痛治療 】(写真)当院の腰痛改善治療

更年期の女性が腰に痛みを感じるのは、ベッドから起きる時や立ち上がって歩き始める時などの動作開始時、また、正座・階段昇降・中腰などの特定の動作時、長時間の立位・歩行後、が多くなっています。
そして、当院に来院される、年期の女性の腰痛の箇所を分けると、①腰のベルトのラインの上下あたりが痛む、重苦しい、ダルイ、②骨盤や仙骨(骨盤の真ん中の骨)のまわりが痛む、③股関節付近が、痛む、ダルイ、重く感じる、などの大きく3つに分かれています。
しかし、腰痛の箇所は、このように大きく3つに分けられますが、痛む箇所が“漠然”としていて、しかも、疲労感やダルサ感が加わった“独特な痛み”になっている場合には、ほとんどが、腰とお尻の筋肉のコワバリと、それによる血行悪化が原因になっています

 

この為、当院では、①患部の範囲や、②痛みを引き起こしている箇所を確認する為に、触診を重視し、更に、痛みに関連するツボを探し出すようにしています。
ツボは、体調の変化が起こった時に、身体の異常を知らせる『反応点』であると共に、症状を改善する『治療点』にもなっているからです。
この後、確認した『反応点』を中心にして、マッサージ治療とツボ刺激によって、骨盤周囲の靭帯や筋肉の柔軟性を回復させ、血液やリンパ液の循環の改善を図っています。

 

更に、当院では、腰痛改善の為に、お尻と腰の筋肉に関係する、太ももとと骨盤の関節、後ろの骨盤の関節、背骨と骨盤の関節、などの関節のチェックを行っています。
お尻は、『縁の下の力持ち』として、腰の下側で体重を支えながら、上半身や脚を動かす柔軟な動きが必要なので、これらの関節周囲の筋肉の柔軟性をチェックする為です。
これらの関節周囲の筋肉の滑らかさを回復させると、骨盤内の血行も促進され、「腰の重だるさがスッキリした」と言う人がいるくらい、腰の痛みを減少させる効果があります。

 

腰とつながっているお尻は、毛細血管が多く集まっているので、更年期になって自律神経の働きが不安定になると、血行が悪くなって冷えるようになり、腰痛になり易くなります。
当院は、腰やお尻の血流の改善や、筋緊張やそれに伴う硬結の解消によって、不快感や疲労感などを回復させる治療を行っています。
マッサージの施術時間は、15分からです。  関連する身体の不調や、不快感などの症状の、ご相談は、[メール]、または[電話]で、お受けしています。本八幡(市川市)マッサージ専門【ファミリー治療院】