脳(頭)の疲労や思考力低下と、脳の酸素不足

【 (症例)身体の不調や、不快感 】

脳(頭)の疲労や思考力低下と、脳の酸素不足

前のめり姿勢になって、朝からずうっと、パソコンやスマホを使って仕事をしていると、次第に「頭がボーッ」としてきて、思考力が無くなってきた、という経験があると思います。

身体をジッと固定した状態が続くので、筋肉がギュッと縮まり、血管を圧迫して血行が悪くなる事と、精神的な緊張から呼吸が浅くなって、鼻息だけの呼吸になるので、脳の活動に必要とする酸素が不足してくるからです。

このような時、思わず無意識に、胸を反らすような大きな背伸びや、あるいは、空気を大きく吸い込むアクビが、起きます。

【 脳の疲労と、その影響 】記憶 低下

脳に酸素が、充分運ばれなくなると、いろいろな支障が現れます。
始めは、脳の活動低から、「頭が回らない」、「何だかダルイ」、「面倒くさくなってくる」、などを感じます。
そして更に進むと、胸苦しさを感じて、次のような支障が現れます。

 

 集中力が続かない
 頭が重くなってくる
 目が疲れる
 疲れが、ちょっと休むだけでは、消えなくなってくる
 持久力が落ち、ヤル気が無くなる
 気分が鬱っぽくなってくる
 人と話すのが面倒
 動悸や息切れも感じる

 

これらと共に、特徴的な症状として、記憶力が、フトした瞬間に低下する事です
例えば、「今、何をしようとしていたんだっけ……?」とか、「相手の名前が思い浮かばない」、「覚えられなくなる」、「約束していた事を忘れる」、「置き忘れる」、「ひとり言で同じ事を何度も言う」、などがあります。
脳が酸素不足に弱いので、記憶が不確かになってしまう為です。

【 脳(頭)の酸素不足の原因 】酸素不足の原因 集中

脳は体重の約2%で、わずか1400gぐらいですが、一瞬に大量の酸素を使い果たす器官なので、使われる酸素量は、全身消費量のうち25%にもなっています。
しかも、酸素の不足に備えて、酸素を備蓄する機能や器官が無いので、絶えず、太い血管で大量の酸素が脳に供給される事が不可欠になっています。
この為、心臓の拍動が数秒間止まると失神し、それ以上続くと意識が無くなり、4~5分間以上脳への血流が止まると脳の細胞は死んでしまうと言われています。

 

通常、命にかかわるような、このような脳の酸素不足は、滅多に起きる事はありませんが、暑い中で汗を大量にかいたり、激しい運動や疲労などをしたりして、心臓の働きが不規則になると、脳の酸素不足が起きる事があります。
それでも、脳全体の酸素不足ではなく、脳の“同じ箇所の神経がずっと酷使”されると、その箇所の酸素の消耗が激しくなって、部分的な脳の酸素不足が起きる事があります。
よくあるのが、集中力を要する作業をしたり、一つの事を考え続けたりして、脳の一部が酸素不足状態になった場合です

 

他にも、脳の酸素不足が起き易くなる原因として、運動不足、強いストレス、冷え性、心身の疲労、などがあります。
呼吸運動をする筋肉が、弱まったり、縮こまったりすると、脳に酸素を、十分に送り届ける事ができなくなるからです。
このような状態になると、集中力や持続力が落ちてきたり、注意力や思考力が低下し始めたり、雑念が多くなったりしてきます。

【 身体の硬化と、呼吸運動 】苦しい呼吸 

普段の生活の中で、頭が疲れて、考える事に「めんどうくさい!」と思うようになる事はありますが、脳が酸素不足になっている事は、なかなか気づきません。
忙しい毎日を過ごしていると、脳が興奮している状態になっているので、「まだまだ大丈夫」と思ってしまうからです。
この為、「頭がボーッと」する事があっても、仕事の問題に向けられたままだったり、仕事仲間に、いろいろと細かな注意を払ったりして、脳を休める事を思いつきません。

 

また、脳の働きが低下する原因が、加齢とともに脳に酸素を取り入れる能力が衰える事もあります
人間の身体は、10代後半をピークにして、それ以降、次第に低下し、50代~60代になるとガクンと落ちるので、これに伴って、胸や背中の、呼吸に関係する筋肉の働きも低下して、下降の一途をたどります。
この為、中高年以降になって、酸素を取り入れる機能が弱ってくると、駅の階段の昇り降りや、チョッと走っただけでも、息切れや、息苦しくなる事が、起きてきます。

 

しかも、身体の筋肉が硬くなってくると、いつもと違って、大きく呼吸をする事に、不快さ感じる事があります。
大きく呼吸をしようとしても、肺が膨らまないので、吸う息がすぐに詰まってしまい、必要以上のエネルギーを消費する事になって、苦しくなるからです。
特に、猫背姿勢が慢性化していたり、首も肩もバリバリに凝った状態になって胸を拡げる事ができなくなっていたり、背中がガチガチに固まって反らす事ができなくなっていたりすると、この傾向が強まります。

【 筋肉の柔軟性回復と、呼吸 】柔軟性の回復

この為、「頭が疲れた!」と気付いたら、脳に酸素がしっかりと届くように、身体の血行を改善するように、身体のコワバリや痛みを感じる箇所を確認して、柔軟性を回復させる事が大切です
筋肉の緊張を解消させて、圧迫されていた血管が拡がるようになると、脳の細胞に、血液がしっかりと届くようになり、頭がスッキリした感じになるからです。
しかも、脳に血液を供給している動脈が、目にも続いているので、目の筋肉の伸縮性を回復させ、ピントの調整も改善してきます。

 

急ぐ場合には、マッサージ治療で、上半身の筋肉の柔軟性を回復させるだけでも、即効性があります。
例えば、硬くなった背中をほぐし、背中の筋肉を緩ませると、呼吸するのが楽なって、気分がリラックスしてくるからです。
しかも、自律神経が、背骨沿いに通っているので、圧迫されていた自律神経の働きが回復し、体調の改善につながります。

 

できれば、下半身の血行も促進させると、より効果的です。
重力の影響で、人の血液量のうち約70%は、自然と、腰から下に集まってしまうからです。
下半身の血行を促進させると、全身の血行が良くなって、体調不調の改善となります。

 

脳の疲労を解消させるには、身体に溜まった疲労や緊張が影響しているので、身体の血行を改善し、脳の酸素不足を回復させるメンテナンスが大切です。
当院は、マッサージ治療により、身体のストレスや過緊張を解き、循環機能を整え、心身の調整や健康維持を行っています。
マッサージの施術時間は、15分からです。  関連する症状など、ご相談は、[メール]、または[電話]で、お受けしています。

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