中高年以降の、こむら返り(ふくらはぎの痙攣)の対策

【(症例)身体の不調や、不快感 】

 

(写真)中高年以降のこむら返り

若い頃、“こむら返り”が起きても、急激に走った時や運動で疲れた夜ぐらいだったのが、中高年以降になると、特に思い当たるような事をしていなくても、突然起きたり、しかも、繰り返したりします。

よくある例が、「身体が疲れていると、チョッとした事で“こむら返り”が起きそうになる」、「“こむら返り”が、なかなか解消しないで長引く」、「“こむら返り”が終わっても、痛んだ違和感が残る」、などです。

中高年以降の“こむら返り”は、一時的な疲れや精神的なストレスだけでなく、身体の不調も原因になっているので、身体からの警告として、身体の柔軟性や血行を改善させて、体調をバランス良く整える事が大切です。

【 中高年以降に“こむら返り”が起き易くなる理由 】(図)運動不足

中高年以降になると、こむら返りが起き易くなる理由として、加齢や運動不足などで、筋肉の柔軟性が失われてくると、筋肉を収縮させたり緩めたりする反応が鈍って、いきなり『筋肉の異常収縮』が起き易くなるからです
20歳代の筋肉量を100とした場合、定期的に運動をしていないと、目に見えないところで筋肉が弱くなり、以後10歳ごとに、おおよそ約10%ずつ、筋肉量が低下し、筋肉の“柔軟な動き”が失われると言われます。
この為、ふくらはぎの柔軟性が失われると、力の量や入り方によって、筋肉が過剰に反応するようになり、『筋肉の異常収縮』を起こし、こむら返りを引き起こします。

 

更に、中高年以降になって、運動をしなくなったり、機会が無くなったりすると、神経のコントロール力も失われてくるので、『筋肉の異常収縮』に拍車をかけてしまいます。
神経による、筋肉を収縮させるコントロール力が失われてくると、筋肉の状態に合わせて調整する力がニブッテくるので、思わず過剰に、一挙に緊張してしまうからです。
このような状況下に、毎日の疲れが重なったり、いつもと違う作業をしたりすると、精神的な疲労や緊張によって、ますます神経の筋肉を収縮させるコントロール力が失われてしまい、『筋肉の異常収縮』が起き易くなります。

 

また、筋肉の働きが低下してくると、下半身の血液を、心臓に戻しているポンプ機能も低下するので、これによっても、『筋肉の異常収縮』が、起き易くなります。
血液のポンプ機能が低下すると、何気ない運動をしただけでも、“疲労”の度合いが高まるだけでなく、“筋肉や神経の働きを調整”しているミネラルやビタミンなどの栄養分の補給が、うまくいかなくなる為です。
神経のセンサーに異常が起き易くなって、ふくらはぎの筋肉の痙攣が起き、“こむら返り”が起きてしまいます。

【 腰に“重ダルサ”を感じていると 】

中でも、腰に“重ダルサ”を感じていると、こむら返りを起こす可能性が大きくなっています。
これは、お尻の下からでている坐骨神経痛が、太ももの後ろを通って、ふくらはぎに延びているので、腰が“重ダルク”感じていると、神経の流れに誤作動が起き、『筋肉の異常収縮』が起き易くなるからです
しかも、腰が“重ダルク”感じていると、腰とお尻の“筋肉の柔軟性”が無くなっているので、血行が悪くなり、ふくらはぎの筋肉の痙攣が起き易くなります。

 

この為、「こむら返りの原因の7~8割に、腰痛が絡んでいる」とも言われるぐらいに、腰の問題が、かなり深く影響しています。
例えば、デスクワークのように、座って作業をする仕事は、身体にとって楽のようですが、お尻や腰の筋肉にとってみると、上半身をジッと支え続けるので、疲労や緊張が溜まり、こむら返りを起こすリスクが高まります。
しかも、現在は昔と違って“しゃがむ”という姿勢をとる事が無くなっているので、ふくらはぎの腱や筋肉を伸ばして、血管を伸ばす事が無くなり、下半身の血行の悪化を回復させる機会が少なくなっている事も、こむら返りを起き易くなっています。

 

このように、腰に疲労や緊張が溜まっていると、夜中に、仰向けに姿勢で寝ている時に、チョッとしたキッカケで、こむら返りが起きます。
足先に上から布団の重みが加わると、足先が少し伸ばされた状態になり、反対に、ふくらはぎの筋肉が縮んだ状態になるので、こむら返りを起こす直前の状態になるからです。
就寝中に起きる、こむら返りの夜型は、このパターンが多くなっています。

【 体調に不調があると 】 

また、こむら返りが起きるのは、坐骨神経痛の一症状だけでなく、体調に不調がある場合もあります。
比較的多いのが、「血圧が高い」、「血糖値が高い」、「糖尿病予備軍の可能性」などの、生活習慣病との関連です。
それほど身体が疲れていないと思っても、血液を送り出す力が弱まるので、ふくらはぎの筋肉の柔軟性が失われて、常に張った状態になって、“こむら返り”が引き起こし易くなるからです

 

他にも、持病があると、これも、こむら返りを起こす原因になります。
体調が変化し易くなるので、神経が過敏になって、『筋肉の異常収縮』が起き易くなるからです。
更に、脚の疲労や緊張が強く残っていたり、寝ている間、脚が冷えたりすると、ますます神経の異常反応が起き易くなります。

 

このような事から、中高年以降になって、こむら返りが起き易くなるのは、一時的な疲れや精神的なストレスだけでなく、体調不調による警告とも言えます。
この為、中高年以降になって、こむら返りを、繰り返したり、痛みが酷くなったりする場合には、体調管理が大切です。
脚がつってしまってからの対処よりも、つらないような体調管理を心掛ける事が重要になります。

【 当院の、こむら返りの予防治療 】

中高年以降になって、こむら返りが気になる場合には、「中高年になったら、脚は軽く、心臓は強く」と言われるように、体調管理をする事が大切です。
病院やクリニックに行っても、筋肉の緊張を和らげる漢方薬の処方を受けるのが一般的で、症状によって、筋弛緩薬や湿布薬が処方される程度です。
当院は、ツボ刺激を併用したマッサージ治療によって、筋肉のコワバリ解消や、滞っている血行の回復を行い、こむら返り予防の体調管理を行っています

 

これは、ツボが反応点として身体の異常を知らせる箇所であり、治療点として症状を改善する箇所でもあるからです。
例えば、腰痛に効くツボを利用して刺激すると、腰から足にかけて、ズーンと重く押されているような感覚や、軽くジーンと響くように感じを伴いながら、腰や脚の緊張を解消させる効果があります。
これによって、腰から下が軽くなり、身体に流れる血行やリンパ液の流れが、促進されるのが実感できます。

 

特に、中高年になって、腰や脚に、疲れやダルサを感じている場合は、下半身の筋肉の疲労や緊張を解消させ、血行を改善しておく事が必要です。
中高年以降になると、腰や骨盤に変形が起きて、神経のセンサーに異常が起き易くなっているからです。
この為、当院では、神経の異常な反応が起きないように、身体に現れたツボを確認し、腰から足にかけての、血行の改善や筋肉の柔軟性を回復させる治療を行っています。

 

中高年以降に起きるこむら返りは、人によって体調が異なっているので、自分に合った体調管理が必要です。
当院は、血流の改善や硬直した筋肉の回復を図り、患者の状態に合わせて、体調を維持する治療を行っています。
マッサージの施術時間は、15分からです。  関連する症状など、ご相談は、[メール]、または[電話]で、お受けしています。

 

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