身体の不調や、不快感

天気や気候の変化による、身体の不調

【(症例)身体の不調や、不快感 】

「梅雨時に古傷が痛む」、「季節の変わり目になると身体がダルクなる」、「雨が降りそうになると頭痛がする」、「天気が崩れてくると肩こりや腰痛が酷くなる」など、天気や気候の変化の影響で、身体に不調をきたす事があります。

これは、体調に不調があったり、あるいは、ストレスや心配事などで悩まされていたり、生活リズムが崩れていたりすると、体調を保つ自律神経の負担が大きくなるので、天気や気候が変化した時に、身体の神経が高ぶって痛みを感じたり、自律神経の働きに混乱が生じたりするからです。

これらの不調の改善には、疲労や緊張で敏感になっている神経を和らげて、自律神経の働きを回復させる事が重要なので、身体のコワバリ箇所や血行の悪化箇所を確認して解消すると共に、体調や症状に合わせて身体の調子(治る力)を上げていく事が大切です。

【 気象病、天気痛 】

~ 季節や天気の変化時の不調 ~

季節や天気が変化する時に、身体にいろいろな不調が起き易くなるので、いろいろな格言が伝えられています。

例えば、「天気が崩れる前に頭痛がする」、「冬になると気が重くなる」、「天気が悪いと古傷がうずく」、「雨が降ると頭痛が起きる」、「おばあちゃんの膝が痛くなったら、明日は雨」などがあります。

このように、季節や天気の変わり目になると体調の不調が起きるのを、『気象病』あるいは『天気痛』と言い、多くの人が悩まされているので、最近では天気予報と共に『気象病』や『天気痛』の予報もされています

~ 気象病、天気痛 ~

『気象病』は、気象の変化で影響を受けて発症したり、体調が悪化したりする症状を言い、「めまい」、「肩こり」、「イライラ」、「倦怠感」、「うつ気分」、「吐き気」、「喘息」などの“不定愁訴”が中心になっています。

また『天気痛』は、天気の変化によって“痛み”が起きる事を言い、頭痛や関節痛、神経痛、持病や後遺症の痛み、などがあります。

特に片頭痛は、低気圧が近づいたり、雨が降りそうになったりすると、頭がギューッと締め付けられる症状や、ズキンズキンと激しい頭痛が起きてくるので、『天気痛』の代表的な疾患と言われています。

~ ストレスや、生活のリズムが崩れから ~

これらの『気象病』や『天気痛』は、身体の不調やストレスに悩まされていたり、あるいは、不規則な生活を送っていたり、更年期でホルモンバランスが乱れ易くなっていたりすると、起き易くなります。

これらがあると、体調を保つ自律神経の負荷が増すので、天候の悪化や暑さ寒さの変化で身体の負担が大きくなると、身体の神経が強く刺激されて痛みが生じたり、自律神経が混乱して体調不調を引き起こしたりするからです。

また、天気が悪くなると、気分が落ち込んでしまい、「憂鬱感」、「引きこもりたくなる」、「意欲の減退」、「ダルサ」、などの精神的な不調が強まる事もあります。

【 エアコンや姿勢の悪化からも 】

~ 冷房病(クーラー病) ~

また『気象病』や『天気痛』は、季節や天気が変化する時だけでなく、エアコンの影響で、室内温度と外気温の差が大きくなると、やはり『気象病』や『天気痛』が起きます。

一般的に“冷房病(クーラー病)”と言われていますが、この症状も、身体が湿度や温度の変化に追い付かなくなって、自律神経の働きが乱れたり、身体の神経が敏感になったりした事が原因なので、やはり『気象病』や『天気痛』と同じメカニズムです

この結果、エアコンの効いた部屋にずっと居ると、『天気痛』の、頭痛、首や肩のコリや痛み、関節痛、神経痛、傷あとの痛み、持病の痛みなどや、『気象病』の、めまい、だるさ、食欲不振、下痢、足腰の冷え、不眠などが起きます。

~ ストレートネックや姿勢の悪化 ~

また、PCを使った日々のデスクワークで、ストレートネックになっていたり、姿勢が悪くなっていたりすると、これも『気象病』や『天気痛』と同じ症状が起きます。

ストレートネックや姿勢悪化によって、首から背中を通っている自律神経を圧迫したり、呼吸器や心臓に余計な負担がかかったりするので、気付かないうちに体調の維持に支障をきたし、『気象病』や『天気痛』と同じように、身体の神経が刺激されて痛んできたり、自律神経の働きに混乱が生じたりするからです。

この結果、ストレートネックや姿勢の悪化が続くと、曇りや雨で天気が悪かったり、雨と晴れ間との寒暖差があったりすると、自律神経の負担が大きくなり、『気象病』の、めまい、肩こり、うつ気分などが強く現れたり、『天気痛』の、頭痛、腰痛、腰や膝の痛み、などが現れたりします。

~ そのままにしていると、気圧、温度、湿度などの変化に敏感に ~

しかも、エアコンの効いた部屋にずっと居たり、ストレートネックや姿勢の悪化をそのままにしていたりすると、体調の不調から、ますます、気圧、温度、湿度などの変化に敏感になります。

この結果、晴れている日でも、気圧、温度、湿度などの変化を敏感に感じ取るようになり、『気象病』や『天気痛』による身体の不調に悩まされる状態になります。

また、この状態になると、体調を保つ自律神経の働きの乱れによって、「以前には無かった、乗り物酔がする」、「エレベーターに乗ると気持ちが悪くなる」、「車でトンネルの多い高速道路を走ると、頭が重くなって鈍痛がしてくる」、「飛行機や新幹線に乗ると、耳が痛くなったり、クラクラしたりする」、などにも気付かされます。

【 慢性痛や不定愁訴があると 】

~ 持病持ち ~

特に『気象病』や『天気痛』は、持病として、慢性痛があったり不定愁訴に悩まされていたりすると、起き易くなります。

持病持ちになると、体調を保つ自律神経の負担が大きくなる上に、身体の神経が敏感になるので、一般の人が感じないような、少しの気圧、温度、湿度などの変化でも、痛みの感覚を強めたり、不快感が増したりするからです

特に女性は男性に比べて自然への感受性が高く、天気の影響を受け易いので、持病持ちになって、慢性痛や不定愁訴に悩まされていると、天気や気候の変化によって症状を悪化させます。

~ 理解されない辛さ ~

『気象病』や『天気痛』が繰り返されると、気持ちの中に「また明日も、身体が辛くなったり、痛んだりするのではないか……」と、精神的な不安や心配が増すようになります。

しかし『気象病』や『天気痛』の不安や悩みを、身内の家族や親しい友人に話をしても、自然現象の変化による身体の不調や痛みなので、分かってもらえなかったり、大げさに思われたりします。

このように『気象病』や『天気痛』は、理解されない辛さもあるので、余計に、イライラや不快感、めまい、片頭痛、関節痛、古傷が痛む、などが増したり、ストレスや不安感などで、消化器の異常(便秘や下痢)や、眠れない、などが起きたりします。

~ 医院に受診しても ~

『気象病』や『天気痛』は、診てくれる病院やクリニックが極めて少ないので、受診する場合は、自律神経を診ている内科や神経内科になります。

しかし、受診しても『気象病』や『天気痛』の改善に適した薬が無いので、自律神経を安定化させる為に、身体に溜まった疲労や緊張を解消や、身体の不調の緩和などが中心になります。

これに合わせて、規則正しい生活リズム、適度な運動やストレッチ、バランスのとれた食事、十分な睡眠をとる、なども指導されます。

【 当院の、気象病や天気痛の治療 】

~ ツボ治療の活用 ~

当院は『気象病』や『天気痛』に対して、疲労や緊張で敏感になっている神経を和らげて、自律神経の働きを回復させる事が必要なので、東洋医療をベースにしたマッサージ治療で、身体の疲労や緊張の解消や血流の改善などにより、敏感になっている神経を鎮め、身体の調子(治る力)を回復させるようにしています

この為、ツボ治療を利用して、天気や気候の変化時に悪化しがちな箇所に対して、血行やリンパ液の流れを促し、筋肉の弾力性や柔軟性を高め、これにより、敏感になっている神経を回復させるようにしています。

これは、ツボが、神経や血管が集まっている箇所なので、身体に不調があると、関係する特定のツボに痛みや硬さとなって現れ、身体に異常が起きている事を知らせてくれるだけでなく、反応が現れたツボに適切な刺激を与えると、その刺激に順応して、痛みや違和感が減少したり、筋肉内の血流が改善したりする効果があるからです。

~ 首と肩の治療 ~

特に首は、自律神経と、脳の重要な血液の通り道となっているので、当院は、首と肩のコワバリ箇所や血行の悪化箇所を調べ、弾力性や柔軟性の回復を行っています。

疲労や緊張で、首から耳の周りの筋肉がコワバッテ、血行が悪くなると、頭重感や頭痛の原因になるだけでなく、自律神経に影響して『気象病』や『天気痛』が起き易くなるからです。

しかも、気圧の変化を、耳の奥にあるリンパ液の微妙な流れの変化で感知しているので、首や肩の血液の循環をスムーズにさせると、天気の変化による違和感が少なくなって、オーバーワーク状態になっている自律神経の改善も期待できます。

~ 回復力の改善 ~

これらにより、追い付かなくなっていた回復力を取り戻し、体調が保たれるようになると、『気象病』や『天気痛』の症状が緩和されたり、解消したりします。

例えば、ツボ治療で、敏感に反応していた神経が回復してくると、『気象病』で身体に不調が起きても、「何となく、疲れやダルサを感じる」程度で済んだり、気にならなくなったりします。

また『天気痛』の場合でも、毛細血管の血流が元の状態に戻ってくると、身体を動かした時に痛みを感じても、すぐに忘れるぐらいの軽い痛みですんだり、あるいは、しばらくしているうちに痛みが消えたりします。

~ 体調悪化を防ぐ為に ~

『気象病』や『天気痛』は、そのままにしていると、自律神経がチョッとした変化にも敏感になったり、痛みや身体の不調が慢性化したりします。

当院は、自律神経の働きを取り戻すように、東洋医療をベースにしたマッサージ治療にツボ治療を加えて、身体の痛みや不快感を改善し、心身のリラックス化を図っています。

マッサージの施術時間は、15分からです。  関連する身体の不調や、不快感などの症状の、ご相談は、[メール]、または[電話]で、お受けしています。

 

脚のふくらはぎの“むくみ”と、腰痛・高血圧

【(症例)身体の不調や、不快感 】

運動不足や加齢などで、ふくらはぎの筋肉の働きが弱まると、脚の“むくみ”だけでなく、脚の「ダルサ」、「疲れ」、「冷え」なども起き、更に、腰痛、身体全体の疲労感、高血圧化なども起きます。

身体全体の血液のうち、約7割が重力の影響で下半身に集まるので、ふくらはぎの筋肉の働きが弱って、下半身に集まった血液を上半身に戻す力が低下すると、身体の血液循環が悪化して、循環器系の身体の不調が起きてくるからです。

この為、脚のむくみと身体の不調に気付いたら、脚の血流改善と体調の回復の為に、身体に生じたコワバリ箇所と血行の悪化箇所をチェックして、回復させると共に、血行悪化で敏感になっている神経を和らげて、気になる痛みや不快感などを解消する事が大切です。

【 脚のむくみと、不快感 】

~ ふくらはぎのポンプ作用 ~

毎日の座り仕事や立ち仕事で、身体を動かす機会が少なくなると、脚の血行が悪化して“むくみ”が生じ、脚の「疲れやダルサ」や「コワバリ感」などに悩まされます。

通常ならば、下半身に集まった血液は、静脈内の血液の逆流を防ぐ弁の働きと、『第二の心臓』と言われる“ふくらはぎのポンプ作用”の働きで押し上げられるので、身体の血液の循環が保たれています。

ところが、毎日の仕事や生活で、脚を動かす機会が少なくなったり、中高年になって脚の筋力が弱ったりすると、脚に集まった血液を押し上げる筋肉のポンプの力が弱くなる上に、脚の静脈には血液を流す作用がほとんど無いので、そのままの状態にしていると、下半身の血液がスムーズに上半身に戻りづらくなるからです

~ 女性の場合 ~

この結果、下半身の血液が戻りづらくなって停滞すると、血管内の血圧が上がるので、血液中の水分が押し出されて、脚のスネやふくらはぎの皮下に溜まり、脚が腫れぼったくなって、むくみが生じます。

女性の場合、筋肉量が少ない為に、脚の血液を上に押し戻す力が弱いので、仕事で座っている時間が長く続いたり、何かのキッカケで女性ホルモンの分泌が乱れたり、クーラーの影響や服装などで身体が冷えたり、脚を締め付けるようなストッキングを履いていたりすると、余計に脚の血行が悪くなって、むくみが起き易くなります。

しかも、ハイヒールを履いていると、ふくらはぎの筋肉の伸び縮みが十分にできなかったり、足裏の動きが制約されたりするので、歩く歩数が多くても、筋肉の血液を流す働きが制限されてしまいます。

~ むくみの症状 ~

むくんだ脚を触ってみると、脚の表面がパンパンに膨らんで、皮膚が張りつめたように感じますが、実際は、血流の悪化で皮下に水分が溜まって、脚の皮膚が膨らみ、膨張した状態になっているので、むくんだ箇所を指で押すと、皮膚がへこんで、押した跡(圧痕)がなかなか消えなくなります。

また、脚にむくみが生じると、皮下に溜まった水分中に、多くの“老廃物”が含まれているので、周辺の神経を刺激して、「脚のうっとうしい感じ」、「ムズムズ感」、「かゆみ」、「ほてり」などの不快感が生じます。

しかも、脚の血行が低下した状態になっているので、「脚の疲労感」、「ダルサ」、「脚の重たい感じ」などに悩まされたり、炎症が起きて、かゆみや湿疹などにも悩まされたりします。

【 そして、腰痛、疲労感、高血圧に 】

~ 腰のダルサや痛み ~

脚にむくみが続くと、腰も、ダルサや疼くような痛みを感じるようになります。

脚の血行が悪化すると、下半身の血液中に疲労物質や老廃物が溜まり、必要な酸素や栄養が不足した状態になるので、腰の筋肉に影響を与えて、コワバリが起きたり、神経を刺激してダルサや疼くような痛みが生じたりするからです。

また、ふくらはぎと腰は、位置は離れていても、姿勢や動作を保つ為に互いに影響し合うので、ふくらはぎの筋肉が弱ってくると、その分、腰部や骨盤の負担が大きくなって、腰のダルサや痛みの原因になるからです。

~ 脚の疲労が全身に影響して ~

しかも、ふくらはぎの筋力が弱って、下半身に集まった血液を心臓側に戻す力が低下すると、身体全体の約7割の血液が下半身に集まっているので、身体の血液循環の悪化につながり、身体全体にダルサを感じたり、身体が疲れ易くなったりします。

しかも、血液循環の悪化による疲労感やダルサで、自律神経の負担が増すと、体調の維持ができなくなって、「肩がこる」、「脚が冷える」、「食欲がない」、「眠れない」、「イライラする」、「元気が出ない」などが起きます。

また、身体の血液循環が悪化すると、身体に水分が滞って、むくみが起き易くなるので、例えば、「朝、目が覚めて鏡を見たら、まぶたが腫れている!」とか、「ずうっとデスクワークをしていて、鏡を見たら顔がむくんでいる!」、「指がむくんで、指輪がはずれない!」などが起きます。

~ 血圧の上昇 ~

また、加齢や運動不足が続いて、下半身に溜まった血液を上半身に押し戻す働きが弱った状態が続くと、血圧が上昇し易くなります。

下半身の血液が心臓に戻りにくくなると、自律神経がその状態を察知して、心臓から“より強い力(高血圧)”で血液を送り出すようにするので、これにより、血圧が高まるからです。

この結果、加齢や運動不足が続くと、チョッとしたストレスや疲労で血圧が急に上がったり、あるいは、血圧の高い状態が慢性化したりします。

【 運動を行う前に、柔軟性の回復を 】

~ ふくらはぎの太い筋肉 ~

ふくらはぎの太い筋肉は、犬や猫などの四つ足動物には無く、人間が直立歩行をしたり、脚に溜まった血液を心臓に送り返したりする為に、後からできあがった、2足歩行の人間だけの独特な器官です。

しかし、人間だけの独特な器官であっても、ふくらはぎは筋肉なので、鍛え(使い)続けないと、脚や腰の筋肉が弱って、身体の安定を保つ働きが弱ったり、下半身の血液が上半身に戻りづらくなったりします。

例えば、「立っていたり歩いたりするのが、つらい」、「歩くのが億劫」、「歩くのが遅い」、「歩幅が狭く、前傾姿勢になる」などが起きると、足腰の筋肉の働きが弱ってきたサインなので、そのままにしていると、下半身の血液が上半身に戻りづらくなり、循環器系の不調が起きるようになります。

~ ストレッチや運動 ~

この為、脚のふくらはぎの“むくみ”に気付いたら、脚と腰の筋肉のコワバリ箇所と、血流の悪化箇所を調べて、筋肉の働きと血行を改善する事が必要です。

昔の人は“経験的”に、脚の疲労が全身に及ぶ事を分かっていたので、一日の農作業が終わった後や、長旅をした後に、脚の血行を『足湯』で回復させて、脚の疲労が全身に影響するのを防ぐようにしていました。

しかし今は、脚の疲労だけでなく、長時間のデスクワークによる疲れ、睡眠不足、そして、中高年になって脚の筋力が低下した場合も、脚のむくみが起き易くなっているので、ストレッチや運動で身体の血流を良くし、老廃物の排出を高める事が大切です。

~ 運動を行う前に ~

しかし、運動機能が低下して、身体の柔軟性が失われていると、ストレッチや運動がしづらいだけでなく、筋肉痛が起きたり、下半身に疲労やダルサ感が強くなったりします。

特に、ふくらはぎの筋肉の柔軟性が失われていると、太ももの筋肉やお尻の筋肉もコワバッテいる事が多いので、脚や腰の運動機能が低下します

この為、運動を行う前に、ふくらはぎの“弾力性と柔軟性”を回復させる事と、太ももとお尻の筋肉のコワバリ箇所や血行悪化箇所のチェックを行い、それらを改善し、敏感になっている神経を鎮める事が必要です。

【 当院の、“むくみ”治療 】

~ ツボ治療を加えて ~

当院では、脚のふくらはぎの“むくみ”や、腰痛、高血圧などに対して、マッサージ治療にツボ治療を加えて、血行の改善と、体調の回復を行っています

昔から、マッサージ治療とツボ治療は、疲労や緊張などの慢性化による血行の悪化に対して、効果を発揮してきたからです。

特にツボは、神経や血管が集まっている箇所なので、身体に不調が起きると、関係する特定のツボに痛みや硬さとなって現れて、異常が起きている事を知らせてくれるだけでなく、反応が現れたツボに適切な刺激を与えると、その刺激に順応して、痛みや違和感が減少したり、筋肉内の血流が改善したりする効果があります。

~ 脚のツボ ~

しかも、脚には、筋肉の働きを回復させたり、血行を促進したり、神経を和らげたりするツボが多くあるので、脚の筋肉のコワバリを改善したり、悪化している血行を回復させるのに適しています。

例えば、脚や腰のツボの中で、疲労や緊張などによって顕在化しているツボを刺激すると、その刺激に反応して脚の筋肉の働きが回復し始めたり、滞っていた血行やリンパ液の流れが改善したりするので、脚のむくみや疲労の解消に効果があります。

俳人の『松尾芭蕉』は、このような効果から、脚の疲労回復や、滞った血行やリンパ液の流れの改善に、脚の『足三里』のツボを刺激しながら、全国を旅したと言われています。

~ 無理の無い状態で、抵抗感もなく ~

このツボ治療を、当院ではマッサージ治療に合わせて行っているので、患者にとって無理の無い状態で、抵抗感もなく、筋肉のコワバリ解消や血行改善ができます。

これによって、滞っている脚の血行を改善して、脚のむくみを回復させていくと、老廃物が減少して神経の興奮が鎮まってくるので、不快に感じていた下半身のダルサや疲れが解消されます。

また、脚や腰は、姿勢を支える働きをしているので、下半身のダルサや疲れが解消されてくると、脚や腰の動作が行い易くなり、体調の改善に効果的です。

~ 体調の改善に ~

運動不足状態に加えて、毎日の疲労や緊張、睡眠不足、冷え、運動不足などが続くと、身体の回復力が低下するので、脚のむくみが慢性化し、更に、腰痛や高血圧を引き起こす原因になります。

当院は、マッサージ治療にツボ治療を加えて、体調や体質に合わせて身体の調子(治る力)を上げていく事によって、脚の血流改善と共に崩れかかった身体のバランスを整え、体調の改善を行っています。

マッサージの施術時間は、15分からです。  関連する身体の不調や、不快感などの症状の、ご相談は、[メール]、または[電話]で、お受けしています。

 

 

高齢者の、加齢による冷え

【(症例)身体の不調や、不快感 】


高齢になると、体温の調節機能が低下して、寒さに弱くなるだけでなく、筋肉の働きが弱くなって身体の発熱量が落ち、更に、血管の働きが弱くなって温められた血液の流れが低下するので、まるで、「身体の内側に、冷えが入り込んでいる」ように感じます。

しかも、身体の中から冷える為に、「下痢と便秘を繰り返す」、「疲れやダルサがとれない」、「布団に入っても寒さで眠れない」、「風邪が回復しない」などに悩まされるだけでなく、シワ、タルミ、くすみ、吹き出物などが生じるので、憂鬱な気分にさせられます。

このような冷えの対策には、身体の“熱”を生み出す筋肉の働きと、その“熱”を伝えている血行を回復させる事が必要なので、筋肉のコワバリ箇所や血行の悪化箇所をチェックして解消する事と、冷えで悪化している身体の調子(治る力)を上げていく事が必要です。

【 高齢者の冷えの3大原因 】

~ 筋肉の発熱量の減少 ~

冷えはさまざまな原因が絡んでいますが、高齢者にとって大きな原因になるのが、身体の筋肉量が少なくなる事と、筋肉の働きが弱まる事で、“筋肉の発熱量が減少”してしまう事です。

筋肉は体温の約6割を発熱しているので、『人体最大の熱産生器官』になっていますが、中高年あたりから筋肉量が減少し始めて、50代や60代になると筋肉量がガクンと落ちるので、身体の筋肉量が少なくなると、身体の発熱量が、それに合わせて少なくなります。

しかも、高齢者の場合、身体を積極的に動かす事が少なくなるので、筋肉の働きが次第に弱まり、それに合わせて、筋肉の発熱量が減少してしまいます。

~ 血行の低下 ~

また、高齢者の冷えの、二つ目の大きな原因として、“温められた血液を、うまく運べなくなる”事です。

心臓からの血液は、身体の中で一番高い温度(37℃)に保たれていますが、加齢によって筋肉の弾力性や柔軟性が失われてくると、血管を伸縮させて血液を送る“ポンプ機能”が弱ってくるので、血行が低下して、温かい血液を身体の隅々まで届けられなくなるからです。

この結果、血液の巡りが悪くなると、身体が冷えてくるので、チョットした寒さにも敏感になる上に、身体の中心部(内蔵)も冷えてしまうので、「厚着をしても寒く感じる」、「身体が冷えて、なかなか寝付けない」、「夏でも冷えに悩まされる」、「一年中、手足が冷たい」などが起きます。

~ 身体からの水分排出の低下 ~

更に、高齢者の冷えの三つ目の原因として、身体の血液循環が低下してくると、身体から水分の排出も低下するので、“身体に余分な水分が溜まって、これにより身体を冷やしてしまう”事です。

東洋医療では、これを『水滞』と言い、「本来であれば体外に排出されるべき水分が、何らかの原因で、体内に留まっている状態」と考え、この状態になると、初期症状として、「お腹を触ると冷たい」、「お腹がちゃぷちゃぷする」、そして、「夕方になると脚がむくむ」、「ふくらはぎを親指で押すとへこむ」なども現れます。

そして身体からの水分排出がうまくいかない為に、「軟便や下痢気味」、「チョット身体を動かすと、汗をかきやすい」などが起きたり、水分と共に老廃物が溜まって、「頭や身体がダルイ」、「疲れが解消しない」などに悩まされたりする上に、体内に溜まった余分な水分が血管やリンパ管を圧迫して、血行を悪化させるので、身体の冷えと血行悪化が悪循環になっていきます。

【 冷えによる、身体の不調 】

~ 身体の機能が低下し、不調に ~

高齢者の場合、冷えが生じると、身体の機能が低下しているので、身体に様々な不調が現れ易くなります

代表的なのが、「胃腸の働きが悪化して、下痢と便秘を繰り返す」、「腰痛に悩まされる」、「肩がこる」、「しもやけができ易い」などですが、血行の悪化によって、「脚がむくみ易い」、「靴下のゴム跡がクッキリと残る」、「脚にしびれを感じる」なども現れます。

また、血液循環の悪化で、老廃物が排出しづらくなるので、「身体の疲労感や重ダルサ」が続いたり、「頭が重い」、「めまい」、「ふらつく」、「頭痛」などが繰り返されたりします。

~ 動作時の痛み ~

更に、高齢者の場合、朝起きた時や動作をしようとした時に、身体の冷えによって、膝や腰などに痛みを感じる事が多くなります。

身体の冷えで筋肉の働きが弱っているので、筋肉が思うように動かなくなる上に、身体を動かす事が少なくなると、血液を送るポンプ機能も低下するので、筋肉の持久力や瞬発力が低下する為です。

この結果、朝起きた時や、動作をしようとした時に、体重を支える膝や腰などの筋肉や靭帯から痛みが出たり、関節の安定性や持久力が失われて痛みが出たり、血行の悪化で老廃物が神経を刺激して痛みが出たりします。

~ 血圧の上昇 ~

更に、身体の冷えが続くと、気づかないうちに、血圧が上がります。

身体に冷えを感じると、寒くなる季節と同じように、体温を逃がさないように、自律神経の作用で血管が収縮するので、心臓が圧力を高めて、血液を押し出そうとするからです。

この為、高齢者が冷えに悩まされると、“心臓が絶えず圧力を高めて”血液を押し出そうとするので『慢性的な高血圧』に移行してくる上に、寒さを感じたり、冷たい水などに触ったりすると、過剰に寒さや冷たさに過剰に反応して『急激な血圧の上昇』が起き易くなります。

【 冷えで、毛細血管が干上がって 】

~ ゴースト血管 ~

また、高齢になって血行が悪くなってくると、毛細血管が細くなって、幽霊のように消えてしまう『ゴースト血管(写真参照)』が起きます

加齢や血行障害などで、毛細血管の血液を運ぶ機能が低下して、毛細血管の血流が悪くなったり途絶え気味になったりすると、毛細血管が干上がったり、消失したりするからです。

毛細血管は全身の血管の99%を占め、身体のすみずみに酸素と栄養を送り届ける重要な働きをしているので、血管のゴースト化によって、酸素や栄養分を運ぶ血液が行き渡らなくなると、肌の老化現象や、身体の不調が起きます。

~ ゴースト血管の症状 ~

例えば、肌に毛細血管のゴースト化が進むと、肌の血行が悪くなって肌のうるおいが失われてくるので、肌色が悪くなり、肌の表面もカサカサになったり、シミやクスミができたりして、実年齢以上に老化が目立ち、枯れた印象になります。

また、身体全体に、毛細血管のゴースト化が進むと、血行が極度に悪化する為に、酸素や栄養を充分に送り届けられなくなり、肩こり、頭痛、目の疲れ、疲労感、ダルサ、もの忘れなどを、繰り返す状態になったり、慢性化したりします。

更に、体重のかかる膝や腰などに、血行の悪化によって痛みを感じるようになり、治りにくくなります。

~ 血流を促して流れるように ~

『ゴースト血管』になってしまうと、いろいろな症状が起きますが、毛細血管の中を流れる血液を“流れやすい状態にする”と、毛細血管の機能が復活し、身体の不調回復や予防になります。

この為、中高年になって、見た目の老けが目立ってきたり、身体を触った時に、冷たく感じたり、硬かったり、むくんでいたりしたら、筋肉の弾力性や柔軟性を回復させて、血液やリンパ液の流れを促すようにする事が大切です。

特に、高齢者の身体の冷えや筋肉の働きの低下は、血流の悪さにつながって、毛細血管のゴースト化になってくるので、コワバッテいる筋肉の弾力性や柔軟性を回復させて、血駅やリンパ液が流れやすい状態にする事が重要です。

【 当院の、高齢者の冷え治療 】

~ 東洋医療をベースにしたマッサージ治療 ~

高齢者の冷えは、筋肉量の減少で身体の発熱量が落ちたり、温められた血液が身体に流れにくくなったり、それによって身体に余分な水分が溜まったりする事が原因になっています。

これによって、筋肉がコワバッテ、身体を動かしづらくなったり、体調に不調を引き起こしたりしますが、高齢者の場合は、身体の機能が弱っている為に、身体の回復力が追いつかなくなり、身体の冷えが慢性化したり、体調不調が続く状態になったりします。

この為、当院は、高齢者の冷えの改善に、身体のコワバリや関節部分の不調を確認し、東洋医療をベースにしたマッサージ治療で、①血行やリンパ液の流れの改善、②筋肉の弾力性や柔軟性を高める、③敏感になっている神経の興奮を鎮める、などを行い、更に、体調や体質に合わせて身体の調子(治る力)を上げるようにしています

~ ツボ治療の利用 ~

この為、当院では、東洋医療のツボを利用して、コワバリ箇所や血行の悪化箇所を確認し、身体の冷えと体調悪化の改善を行っています。

ツボが、身体の不調時に、異常を知らせる箇所であり、症状を改善する箇所でもあるので、血流の改善や、衰えている毛細血管の回復に、ツボ刺激を併用したマッサージ治療が、効果的な治療になるからです。

これにより血行が促進されて、神経を刺激していた老廃物が排出されてくると、敏感になっている神経が回復してくるので、筋肉の緊張やコワバリが緩み、血行が回復して、今まで感じていた不快感が減少するようになります。

~ 体調の回復 ~

また、ツボ治療とマッサージ治療で、筋肉の働きや血行を改善して、身体の調子(治る力)を上げていくと、「何となく身体の調子が悪い」という状態が解消され、追い付かなくなっていた回復力が増すようになります。

筋肉の働きや血行が回復して、神経への刺激が緩和されてくると、身体の痛みや違和感が減少し、身体が正常な状態に戻ろうとする働きが強まるので、体調を取り戻してくるからです。

これによって、血液を送る筋肉のポンプ作用が活発化して、全身に血液が巡るようになると、身体の体温が内側から回復し、身体の新陳代謝も高まるので、身体の冷えの解消になります。

~ 施術助成券 ~

身体が冷えると、暖房や衣服など、外側から身体を温める事に気をとられがちですが、高齢者の場合は、熱を作る筋肉の働きや、熱を運ぶ血行を改善させないと、ますます身体の冷えが進んで、体調を悪化させてしまいます。

当院は、高齢者の冷えの改善や体調の回復に、ツボを使ったマッサージ治療を利用して頂けるように、市川市の施術助成券を取り扱っています。

マッサージの施術時間は、15分からです。  関連する身体の不調や、不快感などの症状の、ご相談は、[メール]、または[電話]で、お受けしています。

 

 

 

ふくらはぎ が つる (こむら返りの 昼型と夜型)

【(症例)身体の不調や、不快感 】

突然ふくらはぎの筋肉が極度に引きつり、激痛に襲われる症状を『こむら返り』と言いますが、日中に運動したり汗を大量にかいたりした時に起きる“昼間タイプ”と、寝ている時に突然起きる“夜間タイプ”の、2つのタイプがあります。

この2つのタイプは、それぞれ別の原因のように思われますが、『こむら返りは、坐骨神経痛の一症状』と言われるように、両タイプは、何かがキッカケになって、脚を動かす坐骨神経に異常な興奮を起こした事が原因になっています。

この為、こむら返りが起き易い場合は、坐骨神経の異常な興奮が起きるのを防ぐ為に、腰や脚のコワバリ箇所や疲労箇所を調べて、これらを回復させると共に、疲労や緊張などでバランスを崩した体調を整える事が大切です。

【 昼間に起きる、こむら返り 】

~ 神経の過度の反応から ~

昼間に起きるこむら返りで、鮮烈な印象を与えるのが、試合中のサッカーやバスケ・ラグビーなどで、突然、選手の脚がつってしまい、痛さで顔をゆがめて、グラウンドにひっくり返っているところを、駆け付けたトレーナーに脚を伸ばしてもらっている光景です。

通常ならば、筋肉の伸び縮みは、筋肉や腱の神経によってコントロールされていますが、運動中に、突然、下半身に「極度の緊張」、「強く力が入った」、「いつもと違う動き」などが起きると、腰から脚に伸びている神経が強く刺激され、筋肉が極度に収縮を起こすので、それによって筋肉に微細な断裂が生じ、強烈な痛みを引き起こすからです

また、運動中に何も起きなくても、運動後に疲労や緊張が強く残って、脚が動きづらくなっていたり、膝がガクガクした状態になっていたりすると、チョッとした動作がキッカケになって、脚の筋肉の伸び縮みをコントロールしている神経が過度に反応して、いきなり、こむら返りを起こす事もあります。

~ 普段の生活の中でも ~

普段の生活の中でも、「信号や踏切を渡り切る為に、急に走った」、「障害物を避けようとして、思わずジャンプした」、「よろけたので、脚で踏ん張った」などで、突然、いつもと違う過剰な力が脚の筋肉に入ると、神経が過度に反応して、こむら返りを起こす事があります。

特に、運動不足や加齢などで、身体に血行不良や冷えなどがあると、筋力が失われてスピーディな動きができなくなるので、チョッとした動作で、脚や腰の神経が過剰に反応してしまい、こむら返りが起き易くなります。

この為、あまり体力を必要としないジョギングやハイキングでも、帰り道になって 「脚が疲れて力が入らない」とか、「疲労で膝がガクガクする」という状態になると、こむら返りを起こす事が、よくあります。

~ 多量の発汗や排尿から ~

また、昼間に起きるこむら返りとして、日中に、大量に汗をかいたり、排尿量が多くなったりすると、起き易くなります。

『筋肉の収縮や神経の“情報伝達の役割”を、ミネラルがしている』ので、多量の発汗や排尿で体内のミネラルが排出されて不足してくると、スムーズな運動神経の伝達ができなくなって、脚を伸ばした時や、脚に体重がかかった時に、脚の神経に異常興奮を起こしてしまうからです。

あるいは、「お腹をこわして下痢が続いた」、「飲み会でたくさんお酒を飲んだ」、「心臓病や高血圧の治療薬などの薬の服用で、排尿が多い」などの場合も、身体の水分と同時にミネラル分が体外に排出されるので、神経伝達がスムーズにいかなくなり、こむら返りを引き起こします。

【 夜間に起きる、こむら返り 】

~ 筋肉の伸び縮みのコントロールの低下 ~

“夜間に起きる”こむら返りで、代表的なのが、寝ている時に、いきなり脚がつるケースです。

これは、寝込んだ状態になると、神経のセンサーの働きがニブッテ、筋肉の伸び縮みのコントロールが低下した状態になる事が“隠れた原因”になっています。

寝込んでいると、筋肉の伸び縮みのコントロールが低下した状態になるので、寝返りや普段と違う姿勢をすると、それがキッカケになって、運動神経が急に高ぶって、筋肉の異常な収縮を引き起こしてしまうからです

~ 脚の神経が刺激を受け易くなると ~

特に、「日中に身体を動かしていたので、疲労していた」、「デスクワークで血流が悪い」、「布団から脚を出していた」、「クーラーで脚が冷えた」、「寝ている時に暑くて汗を多くかいた」などがあると、余計に、こむら返りが起き易くなります。

脚の神経が刺激を受け易くなっている上に、寝込むと脚の筋肉の伸び縮みのコントロールが低下するので、寝ている最中の無意識がキッカケになって、脚の神経に異常興奮を起こすと、それによって、突然、脚の筋肉が必要以上に収縮して、ブレーキがかからなくなるからです。

その上、「加齢による筋力の低下」、「持病の痛みによる腰への刺激」、「薬の服用などによる血液や体液のミネラル分のバランスの悪化」などがあると、ますます脚の神経の異常興奮が起き易くなるので、夜間に、思わず「脚が痛い!」という状態を引き起こします。

~ 仰向けで寝ていると ~

更に、重い布団をかけて、仰向けになって寝ていると、一層、こむら返りが起き易くなります。

この状態で寝ていると、重い布団で足の甲が伸ばされて、足の裏側とふくらはぎの筋肉が“縮んだ”状態になり、更に、運動神経のコントロールが低下するので、こむら返りの“一歩手前”の状態になるからです。

このような状態の時に、“伸びた”足の甲が布団の重みで圧迫されたり、寝返りをした時に脚の神経が刺激されたりすると、一挙に運動神経の異常興奮が起き、こむら返りを起こしてしまいます。

【 腰の違和感や痛みから 】

~ 腰痛 ~

このように、こむら返りには“昼間タイプ”と“夜間タイプ”の2つに分けられますが、この2つに共通しているのが、腰の疲労や緊張による坐骨神経の異常興奮です

脚を動かす坐骨神経は、お尻からふくらはぎに延びているので、「腰が何となくダルイ」とか、「腰が固まっている感じ」、「腰に鈍痛(どんつう)がする」などがあると、これらの違和感や痛みで、坐骨神経が刺激されて敏感になり、何かのキッカケで、こむら返りを引き起こしてしまうからです。

坐骨神経が異常興奮を起こして、こむら返りを起こす事が多いので、『こむら返りの原因の7~8割に、腰痛が絡んでいる』と言われます。

~ 腰やお尻のコワバリや、血行悪化によって ~

しかも腰痛は、日本で、肩こりと並んで最も多い症状になっている上に、中高年になると、姿勢の悪化、冷え、肥満などで、腰やお尻の筋肉がコワバッタリ、腰の血行が悪くなったりして、腰の筋肉状態が悪化します。

この為、中高年になって、「腰がダルイ」、「ぎっくり腰ほどじゃないけど、違和感がある」、「腰が固まっている」などがあると、坐骨神経を刺激して、こむら返りを繰り返すようになります。

更に、運動不足や同じ姿勢が続いて腰の筋肉がコワバッタ状態になっていたり、あるいは、立っている事が長かったり、久しぶりに運動したりすると、余計に、こむら返りが起き易くなります。

~ デスクワーカー、妊婦さん ~

このような理由から、デスクワークを続けている人や、妊婦さんも、こむら返りが起き易くなります。

デスクワークが毎日続いて、歩く事が少なくなると、足腰の神経のコントロール力が低下する上に、上体を支える腰の筋肉に大きな負担がかかり続けるので、何かの拍子に坐骨神経が刺激された事がキッカケになって、坐骨神経が異常興奮を起こすからです。

そして妊婦さんも、体重が増えると、腰の筋肉に大きな負担がかかったり、お腹が大きくなると、腰を反らす姿勢になったりするので、坐骨神経を圧迫し易くなり、こむら返りが起き易くなります。

【 当院の、こむら返りの予防と回復治療 】

~ 下半身の筋肉の柔軟性や血行の回復 ~

腰痛や坐骨神経痛に悩まされていると、『こむら返りは、坐骨神経痛の一症状』と言われるように、こむら返りが起き易くなります。

また、脚のふくらはぎは『第二の心臓』と言うように、下半身に届いた血液を、心臓に戻すポンプの役目をしているので、仕事や家事、病気などで、ふくらはぎの筋肉が疲労したり、筋肉の働きが弱ったりすると、血行が悪化して老廃物が溜まり、坐骨神経が刺激されるので、やはり、こむら返りが起き易くなります。

この為、当院では、こむら返りの予防や回復の為に、下半身全体の筋肉の柔軟性回復と、血行の促進を行い、敏感になっている坐骨神経の緩和を行っています

~ ツボの利用 ~

当院では、お尻から足先に伸びる坐骨神経のツボを利用して、こむら返りの予防と回復を行っています。

ツボが、身体の異常を知らせる反応点であり、症状を改善する治療点でもあるので、坐骨神経の反応点(ツボ)を確認して解消させる事で、筋肉内の血流を改善させたり、痛みや違和感を減少させたりする効果があるからです。

しかも、こむら返りが起きる時には、下半身に、「脚が重い」、「むくむ」、「冷える」、「腰が痛い」、「ダルイ」などを伴っているので、マッサージ治療にツボ治療を加える事で筋肉内の血流を改善し、痛みと違和感などを解消する効果もあります。

~ 脚に引きつり感や疲労感があると ~

特に、脚に“コワバリ感”や“疲労感”などがあると、坐骨神経が刺激されて敏感な状態になり、こむら返りを引き起こします。

この為、こむら返りを予防するには、身体の疲労や緊張などを回復させて、これらの腰の不快感を解消させる事が必要です。

ツボは、神経や血管が集まっている箇所なので、ツボを利用して脚の血行悪化を回復させ、坐骨神経の興奮を鎮めると、脚の“引きつり感”や“脚の疲労感”が解消し、坐骨神経の過剰反応を防ぐ効果があります。

~ 腰の違和感や痛みから ~

中高年になると、『腰の違和感や痛みを原因』とするこむら返りが多くなるので、こむら返りの予防には、脚だけでなく、腰の状態を含めて、疲労箇所や緊張箇所を確認して、解消する事が大切です。

当院は、こむら返りの予防や回復に、マッサージ治療にツボ治療を加えて、下半身の疲労回復と血行改善を行い、体調の改善も行っています。

マッサージの施術時間は、15分からです。  関連する身体の不調や、不快感などの症状の、ご相談は、[メール]、または[電話]で、お受けしています。

睡眠不足が続いて、眠れなくなり不眠症に

【(症例)身体の不調や、不快感  】


仕事や子育てなどで忙しく過ごしていると、ついつい、仕事や子育ての時間を優先して、寝る時間を後回しにしてしまうので、「最近、すっかり睡眠不足!」となりがちです。

しかし、睡眠不足が続くと、神経を休める事ができなくなって神経が高ぶり、「集中力が続かない」、「注意が散漫になる」、「ストレスを感じ易くなる」、「イライラする」などが起き、更に、睡眠不足を解消しようとしても、「疲れているのに、眠れない」、「眠っても眠りが浅く、熟睡できない」といった状態になります。

また、「身体が一日中だるい」、「頭痛や頭重感がする」などの体調の不調も起きてくるので、睡眠不足が続いている場合は、体調を整えて自然な眠りにつけるように、不眠症の対策と同じように、慢性化した疲労や緊張を解消して心身を和らげ、“脳が休める”状態にする事が大切です。

【 自覚しづらい睡眠不足に 】

~ 睡眠不足と不眠症 ~

睡眠不足と不眠症は、「睡眠時間が短い」という共通点がありますが、内容的に、全く反対です。

睡眠不足の場合は『眠れるが、眠る時間が足らない』状態なので、眠る事には問題が無く、眠ろうとすれば自然と眠れます。

これに対して、不眠症は『眠りたいのに、眠れない』状態なので、眠気よりも目覚めている力が強くなって、なかなか寝つけなかったり、それによって熟睡できなかったり、早いうちに目が覚めたりしてしまいます。

~ 睡眠不足の感覚が鈍くなって ~

ところが、睡眠不足の状態を続けているうちに、次第に眠れなくなり、不眠症と同じような状態になる事があります

例えば、徹夜した場合は、徹夜明けに眠気のリバウンドが起きて、頭や身体がヒドク疲れているのを感じるので、睡眠不足をハッキリと自覚させられますが、仕事や子育てなどに追われていると睡眠時間が短くなり、睡眠不足が続いている事が分かっていても、眠れなくなります。

また、仕事や家事の期待や責任から、それらの時間を最優先にしていると、睡眠時間が短くなっても、眠いという感覚が鈍くなってくる事もあります。

~ 睡眠不足を続けてしまう原因 ~

更に、睡眠不足が続いても、「休みの日に寝ればいい」とか「まだ大丈夫だろう」と睡眠不足を軽く考えたり、あるいは、寝る間を惜しんで勉強や仕事をする事を“美徳”とする考えが影響したりします。

これらによって、脳の中の、睡眠に切り替わる仕組みや、睡眠を維持する仕組みがキチンと働かくなってくると、ますます「短時間睡眠に慣れた」と思うようになります。

この結果、睡眠不足を続けているうちに、眠気よりも目覚めている力が強くなって、睡眠不足の感覚がハッキリと自覚しづらくなり、この状態が続くと、寝ようとしても眠れなくなります。

【 睡眠不足状態が続くと 】

~ 交感神経の覚醒作用 ~

また、仕事で忙しく働いたり、家の家事や育児でがんばっていたりすると、身体の活動を活発にさせる交感神経によって“覚醒作用”が働くので、睡眠が不足していても、「短時間睡眠に慣れた」と思うようになります

交感神経が活発に働くと、身体と心が“興奮モード”になって、呼吸、脈拍・血流、消化・呼吸、免疫機能、体温調節などがフルに稼働し、眠気を強く感じなくなる上に、交感神経の活動がずうっと続いて「夜になっても、眠気が来ない」状態になったり、朝も「早くから目が覚める」状態になったりするからです。

この結果、「夜、遅くまで活動できて、朝は、すぐに起きられる」、「毎日5~6時間眠れば、睡眠時間はそれで十分」、「寝つきが良い」、「電車ですぐに眠ってしまうけど、すぐに目覚めるから問題が無い」と感じます。

~ 短時間睡眠に慣れたと思っても ~

しかし、「毎日5~6時間眠れば、睡眠時間はそれで十分」、「寝つきが良い」と思っていても、実際は、睡眠が足りていないので、睡眠欲に耐えられなくなり、布団に入ると意識が急にシャットダウンして無くなってしまい、“寝落ち”の状態になっている事が多くなります。

“寝落ち”は、眠りよりも失神に近い状態なので、睡眠の質が良くないものになったり、深い眠りに入れなくなったりします。

また、「朝、すぐに起きられる」と思っていても、交感神経が活発化によって、寝ていても神経が敏感になっているので、早朝から目が覚めてしまうようになります。

~ 浅い眠りになり、熟睡できなく ~

しかも、睡眠が“浅い眠り”になり、熟睡できなくなります。

これは、睡眠時間が短くなり、日中の疲労・緊張やストレスなどが解消されづらくなって蓄積されると、脳に蓄積された老廃物の除去や、熟睡に必要な成長ホルモンの分泌などが十分に分泌されなくなり、夜になっても神経の興奮が鎮まらなくなるからです。

更に、自律神経の交感神経の働きが強まるので、身体を休める副交感神経が弱まり、グッスリと質の良い睡眠がとれなくなる上に、疲労した脳や身体を休ませたり、回復させたりする事ができなくなります。

【 寝だめ、寝具の買い替え 】

~ 寝だめ ~

この結果、「朝、起きた時に、熟睡感がなくスッキリしない」、「昼間、眠くなる」、「頭がボーッとする」などが起き、更に、脳の疲労が解消できなくなっているので、「身体に疲れを強く感じる」、「ダルイ」、「頭が重い」、「頭痛がする」などが現れます。

このような状態になると、「睡眠不足が影響しているので、休みの日に“寝だめ”をすれば、睡眠不足を解消できる」と思いますが、何日も睡眠不足が続くと、疲労が心身に蓄積して回復力が追い付かなくない状態になるので、1日~2日ゆっくり休んでも解消しなくなります

しかも、睡眠不足が習慣化すると、それに合わせて、身体の中に『体内時計』や『覚醒のリズム』ができるので、睡眠時間を確保したとしても、「なかなか眠りにつけない」とか、「眠りが浅くて、目が覚めてしまう」、「疲労しているのに、熟睡できない」などに悩まされます。

~ 寝具の買い替え ~

また、睡眠不足が毎日続いて、心身の疲労や緊張が解消されなくなると、睡眠不足の問題だけでなく、枕の高さが気になったり、寝苦しさを感じたりします。

これは、身体の筋肉のコワバリが強まったり、血行が悪化して神経が敏感になったりするので、枕の高さが合わなく感じたり、呼吸運動が制限されて胸に圧迫感を生じたりするからです。

しかし、枕や布団・マットレスなどを買い替えても、原因が寝具の問題ではないので、やはり、寝ている最中に、依然と同じように、枕の高さや寝苦しさを感じます。

~ 眠りたいのに、眠れない ~

この状態が続くと、「夜寝つきが悪い」、「眠りを維持できない」、「朝早く目が覚める」、「眠りが浅く十分眠った感じがしない」などが強まり、不眠症と同じような『眠りたいのに、眠れない』状態になります。

また、「集中力・記憶力・注意力の低下」、「イライラや焦り」、「やる気が出ない」などに悩まされたり、体調を維持する自律神経の働きが低下するので、「疲労感が続く」、「身体がだるい」、「頭痛がする」、「胃腸の違和感」なども起きたりします。

病院では、睡眠不足が続いて眠れなくなっているので、個人個人の睡眠不足の原因を特定して改善する『非薬物療法』によって、2~4か月ぐらいの期間をかけて治療したり、短い治療期間でも1ヶ月半~2ヶ月ぐらいをかけて治療したりします。

【 当院の、睡眠不足の解消治療 】

~ 慢性的な身体の疲労や緊張の解消から ~

当院では、睡眠不足の解消治療や体調の改善に、東洋医療をベースにしたマッサージ治療で、慢性化した疲労や緊張を回復させて体調を整え、“脳が休める”ようにしています。

「疲れがとれない」、「すっきり起きられない」などが起きた場合には、まずは、慢性的な身体の疲労や緊張を解消させて、身体や心がリラックスできるようにして、それにより、自然な眠りにつけるようにする事が必要になるからです。

昔から、東洋医療をベースにしたマッサージ治療は、身体の疲労や緊張の解消だけでなく、身体を休める効果も認められて利用されてきたので、この効果を使って、自然な眠りにつけるようにしています

~ 後頭部の筋肉がコワバリ ~

特に、睡眠不足が続くと、疲労と緊張で首や後頭部の筋肉がコワバッテくるので、血行が悪化して神経が敏感になり、脳の疲労が回復しづらくなります。

この為、首や後頭部のコワバリ箇所を確認して、マッサージ治療で解消して回復させると、脳への血流が改善し、脳の疲労解消に、かなり効果があります。

更に、寝ている時の、肩や背中のコワバリ感や、呼吸の息苦しさを無くす為に、肩や背中のコワバリを解消すると、上半身の柔軟性が回復して、自然に寝返りができるようになり、身体のコワバリ感や息苦しさも解消されます。

~ ツボ治療の利用 ~

当院では、このような体調の改善に、マッサージ治療にツボ治療を加えて、筋肉の緊張解消や、滞った血液やリンパ液の流れを回復させて、神経の興奮を鎮め、自然な眠りにつけるようにしています。

ツボが、身体の不調時に、反応点として、身体の異常を知らせる箇所でもあり、症状を改善する箇所でもあるので、反応が現れたツボに適切な刺激を与えると、その刺激に順応して、痛みや違和感が減少したり、筋肉内の血流が改善したりする効果があるからです。

この効果から、身体の疲労箇所や緊張箇所を確認して、ツボ治療を加えて解消させていくと、身体の緊張が緩み、身体がリラックスしてくるようになり、眠り易くなります。

~ 東洋医療をベースにしたマッサージ治療 ~

東洋医療をベースにしたマッサージ治療は、身体の「ダルサ」、「肩凝り」、「疲れ易さ」、「食欲低下」、「イライラ」」などを和らげ、心身をリラックスさせる効果があります。

当院は、睡眠不足の解消治療や体調の改善に、東洋医療をベースにしたマッサージ治療で、首、肩、腰、疲労などの不調を解消させて、心身の調子を整え、“脳が休める”ようにしています。

マッサージの施術時間は、15分からです。  関連する身体の不調や、不快感などの症状の、ご相談は、[メール]、または[電話]で、お受けしています。

 

お腹の冷え(内臓型冷え性)と、汗かき・暑がり

【(症例)身体の不調や、不快感 】

季節に関わらず、お腹の冷えが気になっている人は意外に多く、「下痢や便秘が続く」、「お腹にガスが溜まって辛い」、「お腹をこわし易い」、「おしっこが近い」などの悩みを、よく聞かれます。

しかも、お腹が冷えると、“体温”と“身体の水分”を調整する働きが乱れるので、思いがけないような“汗かき”や“暑がり”になり、「チョット動くと、すぐに汗をかく」とか、「暖かい食べ物を食べると、額から大汗が出る」などが起きます。

このような冷えを『内臓型冷え性』と言い、内蔵の冷えから、「身体がダルイ」、「肩がこる」、「疲れが残る」、「食欲がない」、「眠れない」、「イライラする」なども起きるので、冷えの改善だけでなく、体調の改善も併せて行う事が大切です。

【 内臓型冷え性の原因 】

~ 内臓型冷え性 ~

『内臓型冷え性』は、毎日のデスクワークが続いて運動不足になったり、ストレスや疲れが溜まって回復できなくなったり、加齢で体力や筋力が低下したりすると、起き易くなります。

『基礎代謝』の発熱量は、生命を維持するだけの最小限の量なので、人間のさまざまな臓器が正常に働く為には、筋肉の発熱作用や、温められた血液を送る働きを活発にして、身体の発熱量を補う事が必要になります。

この為、一日中ほとんど座りっぱなしで、ストレスフルな毎日を送っていると、筋肉の発熱と血液を送る働きが低下し、身体の中が冷える『内臓型冷え性』が起きてしまいます。

~ いつも涼しく、快適に ~

また、オフィスは、頭を働かし続けるデスクワーカーが、いつも涼しく、そして快適に感じられるように、室温が設定されています。

しかも、オフィスで仕事をしていると、身体を動かす事が限られて身体の発熱量が少なくなる上に、仕事や人間関係などで悩まされる事が多くなる為に、血液を送る働きが悪くなり、血行が低下します。

この結果、毎日、長時間、オフィスで仕事をしていると、室温の低温設定、身体の発熱量低下、血行悪化などにより、身体の中が冷えてしまう『内臓型冷え性』が起き易くなります

~ 隠れ冷え性 ~

ところが『内臓型冷え性』は、身体の外側ではなく内側、つまり内臓が冷えているので、自分の身体の中が冷えていても、その事に気付かない『隠れ冷え性』の人がいます。

内蔵の冷えで、胃や腸の働きが悪くなって、「頻繁にトイレに行きたくなる」、「腹痛」、「下痢」などを繰り返していても、手足や指先などは温かく感じられる上に、オフィスでは、いつも、涼しく快適に感じられるからです。

この為、一見、元気そうな若い男性に、自分の身体の中の冷えに気付かない『隠れ冷え性』が多くなっています。

【 身体への影響 】

~ 体調の低下 ~

『内臓型冷え性』の初期症状は、胃や腸の働きの悪化で、下痢や便秘、下腹部の不快感や痛みなどを繰り返しますが、それと共に、身体の中の血行悪化と腰周辺の筋肉のコワバリで、腰にダルサや痛みを感じる事が多くなります

更に、お腹や腰の筋肉のコワバリが続いて、身体の血液循環が悪くなってくると、「何となく身体の調子が悪い」といった状態が続き、更に、慢性的な肩こりや頭痛、腰痛なども起きます。

しかも、内臓の働きの低下によって、身体の代謝や免疫力などが低下してくるので、「身体が疲れる」、「体調の悪化が続く」、「食欲がない」などにも悩まされます。

~ 精神面の不調 ~

また『内臓型冷え性』で、身体の代謝や免疫力などが低下して、体調を維持する機能が低下すると、精神面にも不調が生じ、「以前と違って、最近、集中力が続かない」、「気力が低下して、活動的になれない」、「イライラする」、「頭が重い」、「眠れない」なども起きます。

この結果、集中力が落ちたり、ヤル気が起きにくくなったり、判断力が無くなったりします。

しかも、これによって、「身体や精神面の不調→筋肉や血管の活動低下→体内で作られる熱量が下がる→身体や精神面の不調」、といった悪循環になります。

~ 見た目や体型の変化 ~

更に『内臓型冷え性』になると、顔つきが不健康そうになったり、体型が崩れて太ったりします。

顔つきが不健康そうになるのは、身体の血液循環が悪くなって、身体の血液やリンパ液の流れが悪化してくると、顔の血行やリンパ液の流れに影響して、顔つきが疲れたようなになったり、むくんできたりするからです。

また、体型も、内臓の体温低下によって、今迄のように内臓脂肪を燃焼できなくなるので、内臓脂肪が溜まって、お腹やお尻が太った状態になります。

【 特徴的な、汗かきと暑がり 】

~ 体内に余分な水分が溜まる為に ~

また『内臓型冷え性』が続くと、暑さに敏感になって、汗かきや、暑がりになります。

内臓の冷えによって、身体の血行を調整している自律神経の働きが乱れてくると、内臓の血液やリンパ液の流れが悪くなって、体内に“余分な水分”が溜まってくるので、少しでも暑さを感じると、“余分な水分”を排出しようとする働きが、急激に強まるからです

この結果、いつもより身体を動かしたり、あるいは、暖かい食べ物を食べたり飲んだりして、少しでも体温が上がると、大汗をかくようになります。

~ 太ってメタボになると ~

そして、太ってメタボ体型になると、余計に、大汗をかく傾向が強まります。

脂肪は一度冷えると温まりにくい性質があるので、運動不足やストレス、そして内臓の冷えなどで、太ってメタボ体型になると、内臓に多くの脂肪が溜まって、内臓を冷やしてしまうので、ますます“余分な水分”を排出しようとする働きが強まるからです。

しかも、内臓の冷えの影響で、“体温”と“身体の水分”を調整する働きが、うまく働かなくなるので、突然、一挙に、大汗をかくようになります。

~ 汗かきや暑がりであっても ~

このように、一見、汗かきや暑がりのようであっても、実際は、内臓の冷えによって、汗かきや暑がりになる事があります。

本人は、暑がり、汗かき、のぼせ、などを強く感じているので、内臓が冷えている事に気付きません。

しかし、内臓が冷えている為に、涼しい所にいると、寒さを敏感に感じたり、お腹が痛くなったりします。

【 内臓型冷え性の、チェック法 】

~ お腹を触って ~

『内臓型冷え性』は、自分で、簡単にチェックできます。

生命維持の為に、内蔵の温度は皮膚温よりも0.5℃から1℃ほど高く、37℃前後に保たれているので、通常ならば、お腹は温かいはずです。

しかし、肌寒い気温でもないのに、お腹を触ってみると「ヒンヤリ」と冷たく感じたり、「起床時に、脇よりもお腹の温度が低い」と感じたりした場合は、内臓の温度が低くなっている可能性が考えられます。

~ 手が冷たい ~

また『内臓型冷え性』になっていると、人と握手したる時に「手が冷たい!」と言われます。

内臓が冷えていると、身体の表面の体温も低くなって、一般的な平熱とされている36.5度に満たなくなるからです。

しかし、本人は、内臓の冷えで体熱を作る力が弱くなり、自分の体温が低くなっている事に気付きません。

~ 病院の診断 ~

『内臓型冷え性』の場合、病院で診てもらっても、体温を測っても特別に低い体温ではなく、血液や内臓を調べても異常が無いので、『自律神経失調症』の一種と診断されます。

また、身体の不調も、原因が特定できない為に、多くは、「冷えに敏感」と診断されます。

この結果、治療は、自律神経のバランスを整える事を目的とした薬を処方され、そして、お腹が冷えて下痢をしている場合には整腸剤、身体に痛みを感じていれば鎮痛薬を処方されます。

【 当院の、冷え治療 】

~ マッサージ治療にツボ治療を加えて ~

『内臓型冷え性』対策として、「お腹を温める」、「身体を温める食べ物をとる」、「軽い運動やストレッチ」などがあります。

しかし、『内臓型冷え性』は、冷えの改善だけでなく、運動不足や加齢などで筋肉の働きが低下していたり、ストレスや疲れが溜まって影響していたりするので、身体の疲労と緊張の改善や、体調を整えて自律神経の負担を少なくする事が必要です

この為、当院では、東洋医療をベースにしたマッサージ治療にツボ治療を加えて、『内臓型冷え性』の改善と、体調の改善を行っています。

~ 神経や血管が集まっているツボ ~

ツボ治療を加えているのは、ツボに神経や血管が集まっているので、冷えの症状や体調に合わせてツボを刺激すると、冷えで敏感になっている神経が和らいで、内臓の血行が改善されるからです。

例えば、マッサージ治療にツボ治療を加えて、下半身に集まっている血液の流れを高めると、腰の「ダルサ」、「疲れ」などが解消されてくると共に、内臓の血流が回復してくるので、「お腹が張って苦しい」、「お腹がゴロゴロする」、「お腹が重苦しい」などの、不快感が緩和します。

しかも、ツボは、身体に不調があると、関係する特定のツボに痛みや硬さとなって現れ、身体に異常が起きている事を知らせてくれるので、『隠れ冷え性』の治療箇所を探すのに、重要な“手がかり”になります。

~ 中高年の体調改善に ~

また、中高年になると、ストレスや疲労の蓄積、血液の循環調整機能の低下、運動不足などで、内臓の冷えが起き易くなります。

この為、ツボ治療とマッサージ治療で、①血行やリンパの流れを良くする、②筋肉の弾力性や柔軟性を高める、③神経の興奮を鎮める(痛みの改善)、などを行うと、これによって筋肉の働きが回復して、活性化するようになります。

これによって、身体の熱を作る力が高まり、温められた血液が身体の隅々まで運ばれるようになると、身体の調子(治る力)が上がって、体調が良くなってくるので、中高年からの『内臓型冷え性』による身体の不調も解消されていきます。

~ 血行改善や体調の回復に ~

『内臓型冷え性』は、ストレスや疲労の蓄積、運動不足、血液循環の低下、などが主な原因になっているので、身体のチェックと、体調の改善によって、身体の血行を回復させる事が大切です。

当院は、身体の冷えの改善に、東洋医療をベースにしたマッサージ治療にツボ治療を加えて、疲れ易さや不快感となって現れた箇所を確認し、血行の改善や体調の回復を行っています。

マッサージの施術時間は、15分からです。  関連する身体の不調や、不快感などの症状の、ご相談は、[メール]、または[電話]で、お受けしています。

首凝りや 疲労・緊張による、めまい

【(症例)身体の不調や、不快感 】

めまいの中でも、“首と首周辺の筋肉の疲労や緊張”によって起きる『頸性めまい』は、首や肩の凝り、ストレス、毎日の姿勢状態などが原因になるので、めまい症状の中でも最も多く、80~90%を占めています。

原因としてよくあるのが、首や肩の凝りが慢性化していたり、ストレスや不安で悩まされていたり、長時間のパソコンやスマホ作業で肩や首に負担がかかり続けたり、ストレートネック状態になって首の神経や血管が圧迫されたり、頭重感や頭痛持ちになっていたり、などのケースです。

めまいが、不意に起きると、「身体に、何か異常が起きたのでは?」と不安に襲われますが、まずは、首の筋肉のコワバリ、肩こり、そして頭重感などを確認し、これらがある場合は『頸性めまい』が考えられるので、これらの不調を解消させて、体調の安定を図る事が大切です。

【 頸性めまい 】

~ 若い男性も ~

めまいに悩まされている女性は多く、男性より約3倍にもなっていて、更年期になると、女性の2人に1人がめまいを経験すると言われていますが、最近は、仕事でパソコンやスマートフォンなどを長時間使う事が多くなっている為に、比較的若い20~30代の男性も、めまいを起こす人が増えています。

これは、画面を見ながら指先で操作をしていると、だんだんと首の筋肉のコワバリが強まる事と、頭の一部を酷使するので、緊張感を伴った疲労が続いてしまう事が影響しています。

人の身体のバランスを保っている平衡感覚は、①耳の奥の微妙なリンパ液の流れ、②眼からの視覚情報、③足などの筋肉や腱からの感覚、そして、④それらを統合する脳で成り立っているので、首の筋肉のコワバリや緊張感を伴う疲労が強まると、①耳の奥の微妙なリンパ液の流れと、②眼からの視覚情報に、異常が生じてしまう為です

~ パソコンやスマートフォン ~

例えば、頭を支える首の筋肉がコワバリが強くなると、首の血行が悪化して、その影響で、耳の奥の微妙なリンパ液の流れが不安定化してしまうので、耳の奥で平衡感覚を担当している『三半規管』のセンサーを乱します。

更に、疲労や緊張などで、身体の筋肉のコワバリが強まったり、体調を保っている自律神経の負担が大きくなったりすると、身体の血行が悪くなるので、これによっても耳の奥の微妙なリンパ液の流れを不安にさせて、『三半規管』のセンサーを乱します。

また、身体の血行悪化で、脳から眼に送られる血行が悪くなると、視界がボヤケたり、かすんだりしてくるだけでなく、視神経を乱して、眼からの視覚情報に異常が生じ、平衡感覚を混乱させます。

~ 頸性(けいせい)めまい ~

このように、首の疲労や緊張が大きくなっていたり、体調を保つ自律神経の負担が大きくなっていたり、眼に送られる血行が悪化していたりすると、平衡感覚に異常が生じ易くなるので、「後を振り返る」、「頭を下に向ける」、「頭を上げる」などの動作時に、突然、「目の前がクラクラ~」としたり、「頭がフラフラ~」といった状態になります。

これを『頸性(けいせい)めまい』と言います。

また、疲労や緊張などが無くても、眼や耳の平衡感覚は微妙な調整で保たれているので、運動不足や加齢による新陳代謝の低下で、首や肩のコワバリが強まっていたり、首や肩の凝りが酷くなっていたりしていると、何気なく頭の向きを変えた時や、立ち上がろうとした時に、『頸性めまい』が起き易くなります。

【 精神的な緊張からも 】

~ ストレス・不安・心配事などから ~

また、ストレス・不安・心配事なども、精神的な緊張が増すと『頸性めまい』を引き起こします。

耳の奥の三半規管が、耳の中のわずかなリンパ液の流れの変化によって、上下左右の位置情報を得ているので、ストレス・不安・心配事などの影響で、耳の中の血流やリンパの流れが、一時的でも途絶えたり、乱れたりすると、身体のバランスを取る働きが保てなくなるからです

この為、ストレス・不安・心配事などで、耳の奥の微妙なリンパ液の流れに支障が生じると、チョッと首を廻したり、首をひねったり、背中を伸ばしたりした時などに、「身体がフワフワとした感じ」や「気が遠くなる感じ」、といっためまいが起き易くなります。

~ 胸鎖乳突筋のコワバリから ~

特に、耳の下から喉に伸びている『胸鎖乳突筋』と呼ばれる筋肉は、体調を保つ自律神経の働きと密接に関係しているので、疲労やストレスなどで自律神経の交感神経が強まると『胸鎖乳突筋』の緊張が増して、『胸鎖乳突筋』のコワバリが強まります。

この結果、首の血行やリンパ液の流れを悪化させて、『頸性めまい』を引き起こす事があります。

この場合、『胸鎖乳突筋』が喉近くに伸びているので、『胸鎖乳突筋』のコワバリで、「喉の詰まり感」や「喉の締め付け感」、「呼吸が浅くなる」などが起きたり、更に、首の中を通っている自律神経を圧迫して、頭重感、頭痛、目の奥の痛み、そして、めまい、耳鳴りなどを起こしたりします。

~ 繰り返す頸性めまい ~

この為、首の疲労や緊張が長く続いたり、ストレス・不安・心配事などが続いていたりすると、『頸性めまい』が繰り返されます。

首や肩の筋肉の緊張が続く為に、耳の奥の微妙なリンパ液の流れが不安定化し、しかも、肩や首の血行が悪化して神経が刺激されるので、耳の奥のリンパ液の流れが、余計に不安定化する為です。

この為、ずうっとパソコン操作をしていたり、 流れ作業で働いていたり、ストレスや不安で悩まされたりすると、『頸性めまい』を繰り返す事が多くなります。

【 頸性めまいの特徴 】

~ 頸性めまいの判断 ~

『頸性めまい』は、毎日の疲労や緊張、あるいは、ストレスなどが原因になっているので、めまい症状の中で80~90%を占めています。

しかも、首や肩のコワバリや凝りなどが影響しているので、めまい症状と共に、頭重感、頭痛、腕のしびれ、肩甲骨内縁の痛みなどを伴っている事が多くなっています。

この為、めまいが起きたら、「『頸性めまい』なのか…?」を判断するのに、「最近、首や肩が凝っているか?」、「緊張や神経を使う日々が続いているか?」、「睡眠不足が続いているか?」などが、重要な手がかりになります

~ 凝りや違和感が、首の左側に ~

また『頸性めまい』が起きると、「“首の左側”に、凝りや違和感がある」と、感じる人が多くなっています。

この理由として、首の左側に流れ込むリンパ液が多いので、首の凝りや緊張が強まると、“首の左側”のリンパ液の流れが悪化して、凝り感や違和感がする為、と言われます。

また、右側の手(利き手)がフルに使えるように、作業する時に、左側の手で、物を固定したり、動かないように持ち続けたりする事が多いので、左側の肩や首の筋肉に力が入って血流が悪くなり易い事や、あるいは、右側の手(利き手)がフルに使えるように、左側に重心を置くので、左側の肩や首の筋肉に負担が大きくなる事などが、理由として考えられています。

~ 首の凝りや疲労・緊張が続くと ~

『頸性めまい』が起きても、すぐに治まるので、始めのうちは、「心配するほどの事はないだろう…」と思ったり、見過ごしたりします 。

しかし、首の凝りや疲労・緊張が続くと、それによって、何度も『頸性めまい』を繰り返すようになるので、不安になってきたり、毎日の仕事や家事に支障が生じたりします。

更に、『頸性めまい』の原因になっている首凝りや疲労・緊張などの影響から、眼がかすむ、頭重感、頭痛、眠れない、吐き気などが起きたり、これらの不快感によって、イライラしてきたり、物忘れがひどくなったりします。

【 当院の、頸性めまい治療 】

~ ツボ反応の利用 ~

毎日の疲労や緊張で『頸性めまい』が起きても、疲労や緊張が慢性化して自覚されていなかったり、日々の仕事に追われる為に、首のコワバリや凝りの自覚が無かったりします。

この為、当院では、『頸性めまい』の改善の為に、問診と共にツボ反応を利用して、首の凝りや緊張状態を確認しています。

ツボに神経や血管が集まっている事から、身体に不調が起きると、関係する特定のツボに痛みや硬さとなって現れ、身体に異常が起きている事を知らせる働きがあるので、ツボ反応を利用する事で、『頸性めまい』の治療点を探せるからです

~ マッサージ治療とツボ治療 ~

患部確認の後、『頸性めまい』の改善のために、東洋医療をベースにしたマッサージ治療にツボ治療を加えて、筋肉の柔軟性回復と血行の改善を行っています。

これは、ツボに適切な刺激を与えると、その刺激に合わせて痛みや違和感が減少したり、筋肉内の血流が改善したりする働きがある為です。

この為、マッサージ治療にツボ治療を加える事で、抵抗感や違和感が無い状態で、ツボの働きを生かして、コワバッタ筋肉の弾力性や柔軟性の回復や、血液やリンパ液の流れの改善、そして神経を鎮める事ができます。

~ 体調の改善にも ~

更に、当院では、首や肩の緊張や疲労を解消させる為に、背中の筋肉などもツボ反応を利用して、筋肉のコワバリ箇所や血行の悪化箇所のチェックと改善を行っています。

毎日の姿勢、日々の動作、そしてストレスなどで、背中のコワバリが強まっていたり、血行の悪化箇所があったりすると、それによって首の筋肉のコワバリにつながって、『頸性めまい』が起き易くなっているからです。

しかも、東洋医療をベースにしたマッサージ治療は、疲労や緊張などの慢性化による筋肉由来の症状の改善に効果があるので、体調の改善にも効果があります。

~ 安全で、効果的 ~

首は小さく薄い筋肉で構成され、内部に重要な血管や神経が通っているので、首の筋肉の弾力性や柔軟性を回復させたり、首の血行やリンパの流れを改善させたりするには、国家資格者によるマッサージ治療が、安全で、効果的です。

当院は、国家資格による東洋医療系のマッサージ治療で、首周辺の筋肉の緊張を和らげて血行を改善したり、硬結(シコリ)を和らげたりして、めまいの治療を行っています。

マッサージの施術時間は、15分からです。  関連する身体の不調や不快感などの症状の、ご相談は、[メール]、または[電話]で、お受けしています。

 

 

中高年の、こむら返り(ふくらはぎの痙攣)

【(症例)身体の不調や、不快感 】

若い頃、こむら返りが起きたのは、サッカーやテニスなどで、脚を激しく使った時ぐらいだったのが、中高年になると、チョッとした動作でも、あるいは、特に思い当たるような事が無くても、いきなり、こむら返りが起きてしまう事があります。

よくあるのが、「信号の変わりかけた交差点で駆け出した瞬間」とか、「ジョギングや散歩などをしている最中」、更に、「何気なく、脚を組もうとした時」、「寝ている時」、「脚や腰に、疲れや冷えを感じている時」などもあります。

これらの多くが、仕事や年齢による『運動不足』や、「腰の疲れやダルサ」や「何となく身体の調子が悪い」といった『身体の不調』が大きく影響しているので、こむら返りを繰り返す場合は、身体のコワバリ箇所や血行の悪化箇所をチェックして、これらを回復させ、敏感になっている神経を和らげる事が必要です。

【 中高年の、こむら返り 】

~ 脚の筋肉の働きの低下 ~

こむら返りは、中高年になると、チョッとした動作がキッカケになって起きる事がよくあります。

この年代になると、運動不足気味になってくるので、脚の筋肉の柔軟性が失われるだけでなく、身体を動かそうとした時に、脚の筋肉を動かす神経と筋肉が“かみ合わなく”なり、ふくらはぎが過緊張を起こして、引きつってしまうからです

この為、あまり体力を必要としないジョギングやハイキングでも、脚の筋肉の柔軟性が失われて、突然、こむら返りを起こしたり、「信号で駆け出した瞬間」や「脚を組もうとした時」に、脚の筋肉を動かす神経と筋肉が“かみ合わなく”なって、いきなり、ふくらはぎが引きつったりします。

~ ミネラルやビタミンの不足 ~

これは、中高年になって運動不足気味になってくると、血行が悪くなってくるので、“筋肉と神経の働きを調整”しているミネラルやビタミンの供給が追い付かなくなる事が大きく影響しています。

ミネラルやビタミンは、血中に含まれているので、運動不足気味になってくると、チョッとした動作でも『神経の異常な興奮』や『筋肉の異常収縮』が起き易くなってしまうからです。

この為、運動不足で血行が悪くなっていると、チョットした運動でもミネラルやビタミンが急激に消費されるので、脚に『神経の異常な興奮』が起きたり、あるいは、普段と違う姿勢や動作や、寝返りをすると“筋肉と神経の働きを調整”ができなくなって、『筋肉の異常収縮』が起きたりします。

~ 運動神経がニブクなると ~

また、運動の機会が少なくなると、下半身の運動をコントロールする『運動神経の働きがニブク』なるので、これも、こむら返りを引き起こす大きな原因になります。

運動神経がニブクなると、スムーズに脚や腰が動かなくなるので、急激に神経のセンサーの感度を高ぶらせて、こむら返りを引き起こしてしまうからです。

この為、下半身の『運動神経の働きがニブク』なっていると、筋肉の動きに合わせて、瞬間的に調整している神経の働きが失われるので、特に思い当たるような事が無くても、何かの動作でイキナリ筋肉が緊張して、こむら返りが起きてしまいます。

【 体調の不調から 】

~ 腰の疲れやダルサ ~

また、中高年のこむら返りは、運動不足だけでなく、腰に「疲れ」や「ダルサ」を感じていたり、体調不調が生じていたりすると、これによっても引き起こされます。

例えば、いつも腰に「疲れ」や「ダルサ」を感じていたり、体調不調で姿勢が悪くなっていたりすると、お尻や脚の筋肉もコワバッテ、脚の筋肉の働きが低下したり、下半身の血行が悪くなって、脚の神経が刺激されたりするので、こむら返りを引き起こします。

しかも、この状態になると、お尻の下⇒太ももの後ろ⇒ふくらはぎに延びる『坐骨神経』が敏感な状態になるので、何かの動作をした時に、ふくらはぎの神経が過度に刺激されて、『神経の異常な興奮』や『筋肉の異常収縮』が起き易くなります。

~ 仰向けになって寝ていると ~

腰の「疲れ」や「ダルサ」が、夜になっても解消されずにいると、脚元に布団をかけて、仰向けになって寝ていると、こむら返りが起き易くなります。

就寝中は、脚の動きをコントロールする神経が“無防備”状態になるので、何かのキッカケで脚の神経が過剰に反応を起こしてしまう事と、仰向けになって寝ていると、足先が、上から加わる布団の重みで伸ばされて、ふくらはぎの筋肉が収縮した状態になるので、こむら返りを起こす直前の状態になるからです。

このような状態になっている時に、寝返りや夢で身体が動いて、足先が布団の重みで、上から更に押されると、「疲れ」や「ダルサ」で敏感になっている坐骨神経が強く刺激されるので、突然、夜中に『筋肉の異常収縮』が起きてしまいます。

~ 坐骨神経と自律神経 ~

また、体調を保つ自律神経は『坐骨神経』と密接な関係があるので、腰に「疲れ」や「ダルサ」を感じていたり、体調不調が生じていたり、あるいは、身体の冷えに悩まされていたりすると、こむら返りを繰り返すようになります

自律神経の中の交感神経が強くなり、筋肉が緊張して血管が収縮すると、腰の筋肉の負荷が増し、腰の神経が刺激されるからです。

この為、中高年になって、「だるい」、「肩がこる」、「冷える」、「疲れやすい」、「食欲がない」、「眠れない」、「イライラする」などで、身体の調子の悪化を感じていると、自律神経の負荷が大きくなって『坐骨神経』が敏感になり、こむら返りが起き易くなります。

【 こむら返りの対策 】

~ ふくらはぎの筋肉だけでなく、腰を含めて ~

こむら返りは、脚の『神経の異常な興奮』や『筋肉の異常収縮』が原因になので、こむら返りの対策には、ふくらはぎの筋肉だけでなく、腰を含めて筋肉の柔軟性の回復と血行悪化を改善し、敏感になっている神経を鎮める事が必要です

特に中高年あたりから、運動量が少なくなる上に、座っている時間が多くなってくるので、気付かないうちに、お尻や腰の筋肉がコワバッテ、坐骨神経を圧迫刺激して、こむら返りが起き易くなります。

この為、こむら返りの対策に、セルフストレッチをする場合は、お尻や腰に体重をかけて十分に筋肉を引き伸ばして、筋肉内の血液が隅々まで行き渡るように、血行を改善させる事が必要です。

~ 姿勢の悪化 ~

また、中高年になって身体の柔軟性が失われて、姿勢の悪化が続くと、こむら返りを繰り返したり、痛みが酷くなったりします。

身体の血行が悪くなると、疲労物質が排出されづらくなると、神経が刺激されて敏感になるだけでなく、慢性的な血行悪化から、神経の痛みの調整がうまく働かなくなってくるからです。

このような場合には、こむら返りの予防のストレッチをするだけでなく、身体のコワバッテいる箇所を確認して、回復させる事が必要です。

~ ストレスや心配事 ~

また、自律神経と坐骨神経は密接な関係があるので、ストレスや心配事があったり、身体に慢性的な痛みや違和感があったりする場合は、こむら返りの対策として、体調の改善も必要です。

症状や患部の箇所が、人によって異なっているので、「だるい」、「肩がこる」、「冷える」、「疲れやすい」、「食欲がない」、「眠れない」、「イライラする」、「元気が出ない」などがある場合は、身体の不調箇所のチェックが重要になります。

坐骨神経に影響して、こむら返りを引き起こす原因になるので、身体の不調箇所を調べて、筋肉の柔軟性や血行を回復させ、痛みや違和感を生じている神経を和らげて、鎮める事が必要です。

【 当院の、こむら返りの治療 】

~ 東洋医療をベースにしたマッサージ治療 ~

中高年の“こむら返り”の多くが、『腰の疲れやダルサ』や『身体の不調』などによる影響なので、こむら返りが繰り返される場合には、身体の疲労箇所や不調箇所を改善して、筋肉の異常収縮が起こらないようにする事が大切です。

しかし、病院やクリニックに行っても、中高年のこむら返りは、治療の対象になりにくい事から、多くの場合、筋肉の緊張を和らげる漢方薬や湿布薬の処方と、日常生活の注意をするぐらいになります。

東洋医療をベースにしたマッサージ治療は、疲労や緊張などの慢性化による筋肉由来の痛みの解消を行っているので、当院では、東洋医療をベースにしたマッサージ治療にツボ治療を加え、こむら返りの改善を行っています

~ ツボ治療 ~

ツボ治療を利用しているのは、ツボが神経や血管が集まっている箇所なので、身体に不調があると、関係する特定のツボに痛みや硬さとなって現れ、身体に異常が起きている事を知らせてくれる働きがあるからです。

しかも、反応が現れたツボに適切な刺激を与えると、その刺激に順応して、痛みや違和感が減少したり、筋肉内の血流が改善したりする効果があります。

これらの効果から、例えば、腰痛に関係するツボを利用して刺激を与えると、ツボが神経や血管が集まっている箇所なので、腰から脚にかけて、ズーンと重く押されているような感覚や、軽くジーンと響くように感じを伴いながら、腰や脚の筋肉のコワバリを解消させたり、血行を促進させたりします。

~ 腰から足の血行改善や柔軟性回復 ~

また、当院では、脚の神経の異常な反応が起きないように、身体に現れたツボを確認し、腰から足にかけての、血行の改善や筋肉の柔軟性を回復させる治療を行っています。

中高年以降になると、姿勢の悪化や体形の変化で、腰や骨盤に変形が起きて神経のセンサーが敏感になり、痛みや不快感などの異常が起き易くなっているからです。

この為、腰や脚に「疲れ」や「ダルサ」を感じている場合は、体調管理の為にも、下半身の筋肉の疲労や緊張を解消させて、筋肉の弾力性や柔軟性を回復させ、血行を改善しておく事が大切です。

~ 体調に合わせて ~

中高年に起きるこむら返りは、『身体の不調』が大きく影響しているので、こむら返りの予防には、ふくらはぎのストレッチをするだけでなく、体調に合わせて身体の柔軟性や血行を改善し、体調を回復させる事が必要です。

当院は、東洋医療をベースにしたマッサージ治療で、患者の体調に合わせて、血流の改善や硬直した筋肉の回復を図り、体調を整え、こむら返りの予防を行っています。

マッサージの施術時間は、15分からです。  関連する身体の不調や不快感などの症状の、ご相談は、[メール]、または[電話]で、お受けしています。

 

ストレスや疲労による、下痢や便秘と体調の悪化

【(症例)身体の不調や、不快感 】

お腹が冷えている感覚があれば、お腹が冷えないように厚着をしたり温めたりしますが、ストレスや疲労の蓄積、運動不足、オフィスの冷房などで、内臓の血流が低下して、お腹が冷えている場合は、手足は温かく感じられるので“お腹の冷え”に気付きにくくなります。

しかし、お腹が冷えた状態になっているので、下痢や便秘、腹痛などを繰り返すようになる上に、内臓の働きの乱れで体調が悪化して、倦怠感、腰痛、頭痛、ダルサ、疲労感、イライラ、などにも悩まされます。

この為、「便秘や下痢を繰り返す」、「腹痛がして、お腹を触ると冷たい」などに加えて、「いつも身体がダルイ」、「肩こりや腰痛に悩まされる」、「疲労が溜まり易い」、「仕事の為に運動不足」などもある場合は、ストレスや疲労による“お腹の冷え”を疑って、身体の血行を改善する事と体調をリフレッシュさせる事が大切です。

【 内臓型冷え性(隠れ冷え性)】

~ 隠れ冷え性 ~

冷え性と言うと、「手足に寒さや冷たさを、いつも感じる」とか、「身体が冷えて、温まらない」などを思い浮かべますが、ストレスで悩まされていたり、疲労が溜まっていたりすると、内臓の血管が収縮して、血流が悪くなるので、内臓が冷えてしまうタイプがあります

これを『内臓型冷え性』と言い、「何となく、身体に寒気を感じる」といった事もありますが、手足は温かく感じている為に、お腹(内臓)の冷えに気付かない事が多いので、『隠れ冷え性』とも呼ばれます。

お腹(内臓)の冷えに気付かないのは、仕事や人間関係でストレスや疲労が続いたり、毎日をエアコンの効いた部屋で過ごしていたり、運動する事が無くなっていたりすると、身体の中心部を暖かく保っている血流が低下して、内臓を冷やしてしまう事や、デスクワークやリモートワークなどで同じ姿勢で過ごす事が多いと、身体の中心部の血流が低下してくるからです。

~ お腹の痙攣による腹痛 ~

『内臓型冷え性』になると、いつもお腹に不快な痛みを感じるようになったり、我慢できないような腹痛が起きたりする上に、下痢や便秘を繰り返すようになります。

これらが起きるのは、お腹が冷えた状態になっているので、身体が熱を産み出そうとして、“腸が急性の強い収縮(=痙攣(けいれん))”を起こして痛みが生じたり、腸の働きを乱したりするからです。

“お腹の冷え”によって腸の痙攣を引き起こしているので、腹痛を和らげるには、お腹に余計な力が入って腸の筋肉や神経を刺激しないように、膝と腰を曲げた前かがみ姿勢になって、更に、胃や腸の負担が少なくなるように、右側を下にして寝ているのが良いとされています。

~ 内臓型冷え性の症状 ~

また『内臓型冷え性』になると、内臓の血流悪化によって、身体全体の血行も悪くなるので、「頭痛」、「肩こり」、「腰痛」などが起き易くなったり、「身体のダルサ」、「寝つきが悪い」、「朝起きるのがつらい」などに悩まされたりします。

その上、身体内部の体温低下によって、健康を保っている免疫細胞が不活発になったり、新陳代謝が低下したりするので、「何となく身体の調子が悪い」という状態になり、風邪を引き易くなったり、病気がちになったりします。

更に、血行や体調の悪化によって、外見的にも、「顔色が悪い」、「手足のむくんだ感じ」、「肌トラブル(肌荒れ・シミ・そばかす・くすみ等)」、などが目立つようになります。

【 ストレス解消と体調の回復 】

~ 内臓型冷え性の原因 ~

『内臓型冷え性』を起こす原因で、代表的なのが、「毎日のストレスや疲労」、「エアコンによる長時間の冷房」、「運動不足」、の3つです

これらによって自律神経の働きが乱されると、血管や血流は自律神経にコントロールされているので、内臓の血管が収縮して、内蔵を温めている血流が悪くなったり、自律神経の乱れから、体表から熱が放出され過ぎて身体の中が冷えてしまい、「お腹が冷える」、「お腹が張る」などが起きたりします。

この為、若い男性も、ストレスや疲労などで悩まされると『内臓型冷え性』が起きるので、仕事中に何度もトイレに行きたくなったり、通勤途中に急にトイレに行きたくなったりします。

~ 体調の回復から ~

特に、毎日、座っている時間が多いと、脚・腰の筋肉を動かす機会が無くなるので、腰やお腹周りの血流が悪くなっていきます。

しかも、仕事や人間関係などのストレスで緊張や不安感が強まると、内臓を取り囲む筋肉の収縮が強まるので、ますます、内臓を取り囲む筋肉内の血行が悪化します。

この為、『内臓型冷え性』を改善するには、毎日のストレスや疲労、エアコンによる長時間の冷房、運動不足などが関わっているので、身体を休ませるだけでなく、身体の血行の改善と体調の回復を図って、身体の回復力を取り戻す事が重要です。

~ 身体の不調箇所の解消 ~

このような対策として、『内臓型冷え性』の改善に、「リラックスできる時間をつくって血行を回復させる」、「運動不足の解消」、「身体をエアコンで冷やし過ぎない」などが勧められています。

しかし、体調悪化が続いて、「身体のダルサ」、「寝つきが悪い」、「朝起きるのがつらい」、「頭痛や肩こり」、「腰痛」などがある場合には、身体の疲労箇所や緊張箇所などをチェックして、これらを解消させたり、更に、敏感になっている神経を回復させたりする事も必要です。

身体の回復力を取り戻す為には、身体の不調箇所を解消して、体調を改善し、身体の調子(治る力)を上げていく必要があるからです。

【 冷えは、漢方医学の概念 】

~ お腹を触ってみると ~

『内臓型冷え性』は、お腹を触ってみると、「冷たい!」と感じたり、「お腹あたりが、何となく冷えている気がする」と感じたりします。

お腹の冷えが進むと、新陳代謝が低下してやせにくくなったり、風邪を引きやすくなったり、さまざまな身体の不調を引き起こしたりするので注意が必要です。

しかも、身体の血行が悪くなっているので、身体に栄養や酸素が行き届かなかったり、身体から生じた疲労物質の排出が進まなくなったりするので、疲れやダルサに悩まされます。

~ 病院に行っても ~

しかし、病院に行って「お腹の“冷え”で、悩まされている」と訴えても、お腹の冷えの解消治療が、期待通りに受ける事ができません。

“冷え”と言う概念が、もともと漢方医学の概念で、いろいろな個人の体質(タイプ)がある中で、漢方医学の判断から『身体が冷えやすい体質(タイプ)』の事を言っているからです。

漢方医学の“冷え”に対して、病院では、体温を測って36℃未満の状態を『低体温』と言いますが、この『低体温』は、体内で生み出される熱量が少ない事を言っているので、一般に言われる“冷え”とは、全く意味や内容が全く違います。

~ 自律神経失調症 ~

このように、病院では、西洋医学では“冷え”という概念は存在しないので、『冷え性』を、自律神経失調症の影響で、身体の体温調節機能が乱れている状態と診断します

この診断に沿って、治療は、精神的なストレスや緊張を減らすように生活指導をする事と、お腹を冷やさないように保温を勧める事、そして、血流効果のあるビタミン剤の処方が、一般的な処方になります。

これらの治療で効果がある事もありますが、お腹の冷えによる体調の悪化に悩んでいる人にとって、「思っていた治療とは、今ひとつ・・・?」、という結果になります。

【 ツボ反応を利用した、当院の冷え治療 】

~ ツボ反応の利用 ~

『内臓型冷え性』は、「毎日のストレスや疲労」、「エアコンによる長時間の冷房」、「運動不足」などが主な原因になっているので、身体の不調箇所が分かりづらく、具体的な解消方法が見つかりづらくなります。

この為、当院では『内臓型冷え性』の改善に、身体の不調時に現れるツボ反応を利用して、身体に異常が起きている箇所を確認して、この箇所を中心に、マッサージ治療とツボ治療で、血行や体調の改善を行っています。

これは、ツボが、神経や血管が集まっている箇所なので、体調に変化が起きると“反応点”として身体の異常を知らせる性質や、“治療点”として症状を改善する効果があるので、本人の自覚の無いまま、お腹が冷えてしまう『隠れ冷え性』に対して、極めて有効な診断と治療法になるからです

~ 筋肉ポンプ ~

このようなツボの働きがあるので、お尻や太もものツボを確認して刺激すると、お尻や太ももは、血行を促進させる“筋肉ポンプ”の働きをしているので、停滞していた内臓への血行が改善され、“お腹の冷え”の効果的な解消法になります。

また、体調を保っている自律神経が背中から腰にかけて通っているので、神経や血管の通り道になっているツボを刺激すると、腰の筋肉の柔軟性と血行が促進されて、腰やお腹にジンワリと温かさが戻ってくるのを感じられます。

そして更に、マッサージ治療で、お尻や太もも、そして腰周辺から背中の筋肉の弾力性や柔軟性を高めたり、膝関節や股関節のコワバリを解消させたりすると、血流が活発化し、内臓への血流が回復してきます。

~ 腰の痛み(鈍痛)にも ~

また、これらのツボ刺激を利用したマッサージ治療は、『内臓型冷え性』に多い“腰の痛み(鈍痛)”の対策になります。

お腹や腰の筋肉の血流行が良くなってくると、老廃物の排出が進んで、腰の不調や痛みが解消してくる事と、骨盤や背骨を支える筋力も回復してくるからです。

特に、「ストレスを抱えている」、「運動不足」、「姿勢が悪い」などの人は、筋肉のコワバリ箇所やシコリのある箇所が多くあるので、疲労や緊張などの慢性化による筋肉由来の痛み解消に、ツボ刺激とマッサージ治療が適しています。

~ 身体のリフレッシュ ~

『内臓型冷え性』に悩まされると、身体を外側から温める事に気をとられがちですが、実際に必要なのは、身体の新陳代謝の働きを回復させて、身体の血流を活発化させる事と、身体をリフレッシュさせる事です。

当院は、マッサージ治療にツボ刺激を加えて、冷えの治療だけでなく、冷えの原因になっている身体の疲労や緊張を回復させ、体調の回復と、心身のリラックス化を図っています。

マッサージの施術時間は、15分からです。  関連する身体の不調や不快感などの症状の、ご相談は、[メール]、または[電話]で、お受けしています。

 

 

脚(足)が、むくむ (セルフケアでは困難な方に)

【(症例)身体の不調や、不快感 】

座り仕事や立ち仕事で、脚に“むくみ”が生じて腫れぼったくなってくると、脚が重ダルイ感じやムズムズ感もしてくるだけでなく、腰も重ダルク、動きづらい感じになります。

これは、脚の血行やリンパ液の流れが悪くなると、血管から水分がにじみ出て、皮膚や皮下に溜まってくるので、水分中の老廃物や疲労物質が神経を刺激して、不快感やダルサ感などを引き起こす為です。

これらを解消するには、脚の『筋肉ポンプ』を活発化させ、滞った血液やリンパ液の流れを回復する事が必要なので、マッサージ治療とツボ反応を利用すると、ツボは神経や血管が集まっている箇所なので、筋肉の弾力性や柔軟性を高めて、筋肉内の血流を増幅させ、老廃物や疲労物質の排出を促す効果があります。

【 脚のむくみと、不快感や腰痛 】

~ 脚太り ~

脚は、身体の下側に位置している為に、身体の血液やリンパ液が重力の影響で集まってくる上に、心臓から離れている為に、血液やリンパ液の流れが弱くなり、むくみが起き易くなります。

この結果、脚の下側の、足首からふくらはぎの皮膚や皮下に余分な水分が溜まってくると、脚が太った状態になりますが、特に足首のくびれがハッキリしなくなると、“脚太り”が目立つようになります。

このような状態になると、脚がパンパンに張ったように感じられますが、実際は、皮膚の下に水分が溜まった事で、皮膚が膨れて、皮膚表面の張りや弾力が無くなり、たるんだ状態になるので、「靴下を脱いだ後の跡が、いつまでも残る」とか、「指で脚を押すと、凹みが消えにくくなる」、といった事が起きます。

~ 脚の不快感・違和感 ~

更に、脚の皮膚や皮下に溜まった水分が、皮膚や皮下の神経を圧迫するので、腫れぼったさや重ダルイ感じがしてくる上に、脚の皮膚や皮下に溜まった水分の中に、多くの老廃物や疲労物質が含まれているので、神経が刺激されます

この結果、脚の「ダルサ」や「疲れた感じ」に加えて、“かゆみ”を感じる神経も刺激されて、「引っ掻きたくなるような不快な感覚」や「ムズムズとした感じ」がしてきたり、これらが合わさって「ウズウズした痛み」も起きたりします。

しかも、夜、寝ている間は、脚の筋肉活動が少なくなって、血液やリンパ液などの流れが低下するので、脚のむくみが、寝ている間に解消しきれないと、翌朝も、脚の重ダルサ、ダルサ、かゆみなどが続いて、一日中、脚の不快な違和感に悩まされます。

~ 腰の不快感や鈍痛も ~

そして、脚のむくみやダルサが続くと、腰にも、不快感や鈍痛が起きます。

脚に溜まった老廃物や疲労物質が、腰の神経を刺激して、腰に「ダルサ」や「痛み」などの不快感を引き起こすからです。

また、脚と腰は、まとめて「足腰」と言われるように、一体となって連動しているので、脚のむくみやダルサによって、脚にアンバランスな動かし方や体重のかけ方をしていると、骨盤に片寄った負荷がかかったり、股関節の動きに左右差が生じたりして、ますます腰の不快感や鈍痛が増すようになります。

【 ストレスによる、むくみ 】

~ ストレスによる影響 ~

更に、脚がむくむ原因として、あまり気付きませんが、ストレスによる影響もあります

ストレスを感じると、コルチゾールと言われるストレスホルモンが多く分泌されて、脈拍や血圧を上昇させて身体の緊張状態を保てるように、血管とリンパ管との水分の動きが制限されて減る為に、血管から漏れ出る水分が多くなるからです。

この為、上司に怒られた、プレゼンで緊張した、精密な作業を行った後などに、イライラやストレスが強まると、身体にむくみ現象が現れて、「目の下あたりが腫れぼったくなった」とか、あるいは、「脚が重ダルク感じる」、「足取りが重く感じる」、などが起きます。

~ 働く女性の、ストレスによる、むくみ ~

この結果、職場で“協調性と思いやり”を求められる事が多い女性に、むくみを起こす原因になる事があります。

職場で“協調性と思いやり”を求められると、相手の心を探りながら、できるだけ気分を害さないように、「相手に合わせる」、「一緒にやる」、「情報をちゃんと共有しておく」などの細心の注意を払う事が必要になるので、これが上手くいかずに人間関係で悩まされたり、あるいは、同じ女性同士で給与差があったり、不公平を感じたりすると、ストレスホルモンの分泌が増えて、むくみが起きてしまうからです。

しかも、女性は、もともと筋力が小さい為に、脚の血液を脚から心臓に向かって押し返す『筋肉ポンプ』が弱い上に、職場で不満やストレスを感じると、余計に脚の『筋肉ポンプ』を弱めてしまい、むくみが治まりづらくなります。

~ ブヨッとした感じや、セルライト ~

しかも女性は、ストレスを受けると、精神的に強く緊張やプレッシャーを感じ、その後も、何度も不安をイメージするので、これによってストレスホルモンの分泌が続いてしまうと、身体に、いろいろな影響を及ぼします。

ストレスが長引いたり強まったりすると、皮膚や皮下に余分な水分が溜まってくるので、体重が増えて、身体がブヨッとした感じになったり、あるいは、女性らしい身体の曲線を作っている皮下脂肪に、ストレスホルモンの分泌によって老廃物を多く含んだ水分がくっつくと、皮膚の表面がボコボコに見える“セルライト”ができたりします。

更に、ストレスによって血行が悪くなって、体調を保つ自律神経が乱れると、冷え性、頭痛、眠気、食欲不振、身体のだるさ、腰痛、などに悩まされる状態になります。

【 脚の筋肉ポンプの活性化 】

~ 脚のむくみ解消には ~

脚のむくみの大きな原因は、脚の血液やリンパ液を、心臓方向に送り返す筋力が低下した事と、皮下に溜まった水分を元に戻す働きが弱まった為なので、むくみの解消には、脚の筋肉の働きを回復させて高める事が必要です。

この為、むくみの解消に歩行運動が勧められますが、歩くスピードが遅かったり、ダラダラと歩いたりすると、効果はほとんど期待できない事が分かっています。

例えば実験でも、1日1万歩を、5カ月間歩いても、歩くスピードが遅かったり、ダラダラと歩いたりすると、筋力や持久力のアップ率が、何もしなかった人達とほとんど変わらなかった事が、確認されています。

~ マッサージによる、むくみの改善 ~

この為、運動によるセルフケアが困難な場合に、代表的なマッサージ法が2種類あります。

一つが、良く知られている『リンパマッサージ』と呼ばれる手法で、リンパ液の流れを促進させる事で、水分と老廃物を体外に排泄させる事を目的にしています。

もう一つが、『静脈マッサージ』と呼ばれる手法で、静脈の流れを促して、心臓に血液を戻す血液循環の改善を目的にしたものです。

~ むくみ対策 ~

脚のむくみを改善する為に、これらの2つのマッサージで、リンパ液の流れを促進させたり、静脈の流れを促したりしますが、むくみの対策には、何よりも脚の筋肉の働きを回復させて、脚に溜まったリンパ液や静脈血を送り出す『筋肉ポンプ作用を活性化』させる事が大切です。

この為、下半身の筋肉のコワバリ箇所や血行の悪化箇所をチェックして、筋肉の働きを回復させて『筋肉ポンプ作用を活性化』する事が必要です。

特に、ふくらはぎは『第2の心臓』と言われるように、下半身に溜まった血液を心臓に送るポンプ作用があるので、ふくらはぎの筋肉の働きを活発化させて、脚に溜まったリンパ液や静脈血を送り出せるようにする事が大事です

【 当院の、むくみ治療 】

~ マッサージ治療にツボ治療を加えて ~

当院は、脚の血行やリンパ液の流れの促進や、筋肉の働きを高めて皮下に溜まった余分な水分の吸収を高めるために、マッサージ治療にツボ治療を加えて、脚のむくみの改善を行っています。

これは、『ツボは神経や血管が集まっている箇所』なので、身体に不調が起きると、関係する特定のツボに痛みやコワバリが生じて、身体に異常が起きている事を知らせてくれる特徴がある為、ツボ反応を使う事で、むくみを生じさせている筋肉のコワバリ箇所や、血行を悪化させている箇所を確かめる事ができるからです。

しかも、確認したツボに適切な刺激を与えると、ツボ周囲の緊張が緩んで、滞った血流が増幅されて老廃物や疲労物質が排出されるので、滞った脚の血行やリンパ液の流れを改善し、むくみで生じた神経の興奮を鎮められます。

~ 他動運動の活用 ~

また、当院では、血液やリンパ液が集まってくる腰や膝の関節の流れを高める為に、膝や腰の関節を動かす『他動運動』を行っています。

腰や膝などの関節は、体重を支える為に筋肉がコワバッテ、血液やリンパ液が流れづらくなっている上に、リンパ液の流れは、元々、とてもゆっくりしているので、『他動運動』を利用して膝や腰の関節を動かすと、血液やリンパ液の流れを高められるからです。

例えば、デスクワークの座り仕事で、腰や膝の関節を曲げ続けていたり、営業や接客などの立ち仕事で、膝関節の筋肉の疲労や緊張が強まっていたりする場合は、『他動運動』を行う事で、血行やリンパ液の流れを回復させる大きな効果があります。

~ 腰や股関節のコワバリ確認 ~

更に、当院では、腰や股関節も、筋肉のコワバリ箇所を確認して、筋肉の働きを回復させ、滞った血液やリンパ液の流れを改善しています。

腰や股関節がコワバッテいると、血流を悪化させて、脚のむくみや不快感を引き起こすので、腰や股関節の筋肉や血行の状態をチェックして、コワバリ箇所を回復させる事が必要になるからです。

特に、脚の付け根の鼠径部や、膝裏は、リンパ管が集まった状態になっているので、コワバリ状態や血行やリンパ液の流れをチェックして、マッサージ治療と『他動運動』で改善し、回復させる事がポイントになります。

~ 身体の状態をチェックして、治療を ~

むくみは、疲労や緊張だけでなく、ストレスによる影響もあるので、気付きにくい身体のコワバリ箇所や血行の悪化箇所をチェックして、身体の調子を回復させる事が必要です。

当院は、筋肉や関節部分のチェックと、東洋医療をベースにしたマッサージ治療で、疲労や緊張などの慢性化による筋肉の硬直や血流障害を回復させ、循環の改善を行っています。

マッサージの施術時間は、15分からです。  関連する不調や不快感などの症状の、ご相談は、[メール]、または[電話]で、お受けしています。

 

 

男性の、お腹の冷え(ストレス性の冷え)

【(症例)身体の不調や、不快感 】

冷えは女性特有のものと思われがちですが、男性も、毎日冷房の効いた部屋で仕事をしていたり、ストレスが積み重なったり、運動不足が続いたりすると、身体の血行悪化や体温調節の低下が起き、冷えに悩まされるようになります。

男性の場合、涼しいぐらいの温度を快適に感じ、手足にあまり冷えを感じないので、気が付かないうちに身体の中心部分(お腹)が冷えてしまう事が多く、この結果、以前には無かった「お腹の冷え」や「下腹部の痛み」、「身体の寒気」などに悩まされ、下痢、頻尿、腰痛、身体のダルサなどを繰り返すようになります。

このような、自覚の無いお腹の冷えによる体調悪化を改善するには、身体の冷えによって生じた身体の「コワバリ箇所」や「不調箇所」をチェックして、これらの箇所の血行を回復させ、敏感になっている神経を鎮めて、身体の調子(治る力)を取り戻すようにする事が大切です。

【 内臓型冷え性 】

~ 身体の中心部分(お腹)の冷え ~

男性は女性よりも筋肉量が多い為に、身体からの発熱量が大きいので、オフィスのクーラーで冷やされても、運動不足が続いても、仕事や家庭などのストレスで血行が悪くなっても、あまり身体に冷えを感じる事はありませんが、これらの影響で、身体の中心部分(お腹)の血行が悪くなってくると、次第に、身体の中心部分(お腹)が冷えるようになります

そして、この状態が続くと『内臓型冷え性』になって、内蔵の働きを乱すので、「胃が重苦しい」、「腹痛」、「みぞおちが痛い」、「お腹が張って苦しい」、「お腹がゴロゴロする」などの症状が起き、通勤途中にトイレに駆け込む事も起きるようになります。

しかも、『内臓型冷え性』によって体温が1度下がると、酸素や栄養素を必要な物質やエネルギーにしたり、体内の活動で不要になった老廃物を外に排出したりする“代謝”活動が12%下がる為に、胃腸の乱れだけでなく、身体のダルサ、腰痛、肩こりが続いたり、それによってイライラやストレスが増したりします。

~ 中高年以降の男性に ~

この『内臓型冷え性』は、中高年以降の男性に多くなっています。

中高年以降になると、運動や体操などを習慣的に行う事が少なくなってくるので、筋肉の血液を流す力が弱まり、身体の末端まで暖かい血液が流れにくくなる上に、老化や男性ホルモンの分泌の減少などで、筋肉量が減って体熱が作られにくくなるからです。

しかも、この時期になると、仕事や家庭の責任が重くなって、ストレスを強く感じる事が多くなるので、身体の血管が収縮して硬くなり、これによって身体の中心部分(お腹)の血行が悪くなって、身体の中心部分(お腹)が冷える『内臓型冷え性』が生じるようになります。

~ 若い男性も ~

ところが最近は、若い男性が、早い時期から即戦力として期待される為に、仕事のストレスだけでなく、上司や先輩の注意や励ましもプレッシャーのように感じて精神的なストレスとなり、若い男性の4人に1人が『内臓型冷え性』と言われています。

しかも、仕事の内容や、上司との関係、仕事の量、将来への不安などがあっても、人と人とのつながりをインターネットで介していたり、会社から離れてリモートワークになっていたりするので、直接的なコミュニケーションが取りづらくなって、ストレスや寂しさを紛らわす事が難しくなり、ストレス感と疲労感を強める状況になっています。

この結果、若い男性も、精神的なストレスや疲労から、身体の中心部分(お腹)の血行が悪くなって、身体の中心部分(お腹)が冷える『内臓型冷え性』が起き易くなっているので、お腹の冷えを防ぐ為に、若い男性でも、保温性が高いシャツやズボン下を着たり、更に、身体に貼るカイロを腰やお腹に付けたりして、身体を温める人が増えています。

【 気付きにくい冷え 】

~ 隠れ冷え性 ~

ところが『内臓型冷え性』は、「手足は温かい」と感じている為に、内臓の冷えに気付かない事が多いので『隠れ冷え性』とも呼ばれます。

内臓の冷えに気付きにくい『隠れ冷え性』の為に、内臓の冷えで、内蔵の血管が収縮して血行が悪化してくるので、内臓の調子が悪化する上に、それによって、ダルサや疲労が起き易くなったり、集中力や根気が続かなくなったりします

また、体温が下がって身体の代謝が下がってくる為に、肌が荒れたり、免疫力が落ちたり、イライラやストレスが強まったりして、いろいろな悪影響を身体に及ぼします。

~ 自律神経が安定しなくなって ~

しかも、内臓の冷えが続くと、内臓をコントロールしている自律神経の働きが不安定になってくるので、これによって、「便秘や下痢が続く」、「疲労し易くなる」、「腰やお腹周りに脂肪が付く」、「下半身太りになる」、「脚がむくむ」、などが起きます。

更に、自律神経の不安定によって、「だるい」、「肩がこる」、「のぼせた感じがする」、「食欲がない」、「眠れない」、「イライラする」、「元気が出ない」、などの不定愁訴も現れます。

この状態が続くと『緊張で交感神経が高ぶる→血管が収縮する→必要な血液が適正に行き届かなくなる…』といった状態になり、悪循環になります。

~ 疲れ顔、老け顔、顔色が良くない ~

また、『内臓型冷え性』が続くと、「疲れ顔」や「老け顔」、「顔色が良くない」などの、見た目の悪さが現れます。

肌の状態を保つには、血液の流れによって栄養や水分が行き渡って、老廃物の回収が保たれている事が必要ですが、身体の血行の悪化によって、肌の毛細血管の血行も悪化してくるからです。

この結果、「疲れ顔」、「老け顔」、「顔色が良くない」などが現れたり、顔のリンパの流れも悪くなって「顔のむくみ」が生じたり、顔が暗く見えるようになって「肌のくすみ」などが起きたりします。

【 汗っかき、暑がり、高血圧、メタボ 】

~ 汗っかき、暑がり ~

更に『内臓型冷え性』になると、冷え性とは全く無縁と思われるような、「汗っかき」や「暑がり」、あるいは、「高血圧」や「メタボ」になる傾向があります

「汗っかき」になるのは、内臓が冷えた状態になっているので、自律神経が、内臓を冷やしている体内の余分な水分を排出させようとして、チョッと動いただけでも大量の汗をかいたり、食事して熱さを感じると汗が大量に出たり、してくるからです。

また、「暑がり」になるのは、内臓が冷えている為に、外気や活動などで体表が暑く感じると、異常に暑さを感じてしまう為です。

~ 高血圧、メタボ ~

そして『内臓型冷え性』になると、「高血圧」や「メタボ」に、なりがちです。

「高血圧」になるのは、内臓の冷えが続くと、体調不調を感じる状態が続いたり、不快感から神経が敏感になったりするので、血管が収縮して、血圧を高めてしまうからです。

「メタボ」になるは、内臓の冷えによって筋肉の働きが低下するので、食事から摂取した栄養が筋肉で使われずに、体内に蓄積されて脂肪になる割合が多くなるからです。

~ 自分で確認する方法 ~

『隠れ冷え性』の『内臓型冷え性』を、自分で確認する方法があります。

体幹(内臓)の血流が悪くなっていると、体温が低くなっているので、朝、布団の中で、脇の下、お腹、腰などを触って、「冷たい!」と感じる場合です。

また、身体の芯が冷えていると、汗をかき易くなるので、食事をしたり、階段の上り下りをしたり、軽く走ったりすると、ドッと汗をかいたりする場合は、これも『隠れ冷え性』の可能性があります。

【 当院の、冷えの解消の治療 】

~ ツボ反応の利用 ~

男性は、下痢、頻尿、身体のダルサ、腰痛、肩こりなどを繰り返していても、「自分は、冷えとは無縁!」と思っている事が多いので、当院では、問診とツボ反応で、症状のチェックを行っています。

ツボは神経や血管が集まっている箇所なので、身体に不調が起きると、関係する特定のツボに痛みや硬さとなって現れ、身体に異常が起きている箇所や状態を知らせてくれるからです。

このツボの特徴から、『隠れ冷え性』であっても、身体に不調があると、ツボの筋肉が強く収縮して筋肉の硬縮が現れたり、ツボを軽く圧迫するとジーンとした違和感が現れたりするので、冷えによる患部が確認できます。

~ マッサージ治療にツボ治療を加えて ~

ツボの反応を確認した後に、当院では、マッサージ治療にツボ治療を加えて、筋肉のコワバリ解消と血行の改善を行っています。

ツボは神経や血管が集まっている箇所なので、確認したツボに、マッサージ治療にツボ治療を加えて適切な刺激を与えると、その刺激に順応して、コワバッタ筋肉が緩んで、筋肉内の血流が増幅し、ジワーと暖かい血液が流れ出す感じがしてくるからです。

更にマッサージ治療で、筋肉の柔軟性を回復させていくと、筋肉が身体の隅々に届いた血液を心臓側に押し戻すポンプの働きをしているので、血流が促進されて、敏感になっていた神経が回復し、冷えで生じていた不快感や痛みを鎮める効果があります。

~ 後頭部、首、下半身の筋肉 ~

また当院では、後頭部や首、そして下半身の筋肉もチェックして、『内臓型冷え性』の解消治療を行っています。

後頭部や首のコワバリを解消すると、頭への血流が良くなるので、頭がすっきりする効果がある上に、首には自律神経が通っているので、体調の回復にも効果があるからです。

そして、下半身には、重力の影響で全身の血液量の70%が集まる為に、下半身のコワバッタ筋肉をチェックして、柔軟性を回復させると、それによって全身の血液循環が改善されるようになります。

~ 東洋医療をベースにしたマッサージ治療 ~

身体の中心部分(お腹)が冷えた『内臓型冷え性』になると、下痢や便秘、頻尿だけでなく、体調を悪化させ、ダルサや疲労が起き易くなったり、集中力や根気が続かなくなったりします。

当院は、東洋医療をベースにしたマッサージ治療にツボ治療を加えて、冷えによる身体のコワバリ箇所や不調箇所の確認や、それらの改善を行い、体調の回復治療を行っています。

マッサージの施術時間は、15分からです。  関連する不調や不快感などの症状の、ご相談は、[メール]、または[電話]で、お受けしています。

猫背の改善には、猫背タイプと症状の確認を!

【(症例)身体の不調や、不快感 】

「猫背にならないように…」と気を付けていても、いつのまにか、背中を丸めた猫背姿勢になるので、だんだん背中を伸ばすのがつらくなったり、背中を丸めた猫背姿勢が習慣化したりします。

この結果、猫背が続くと、見た目や印象が悪くなるだけでなく、姿勢の悪化で、肩こり、頭痛、腰痛などに悩まされたり、胸が圧迫されて呼吸が浅くなり、頭や身体が疲れ易くなったり、集中力や持久力が続かなくなったりします。

このような姿勢の悪化に伴う体調の不調は、自分で改善するのが難しいので、猫背のタイプを確認してもらって、身体のコワバリを解消してもらうと、自分の猫背タイプの改善法が分かるので、猫背と体調の改善に、意識して取り組めるようになります。

【 治りづらい猫背 】

~ 自然で楽に感じられる姿勢 ~

人の身体は、もともと母親の胎内にいた時に、前屈して、首と背中を“C”字のように丸めた姿勢だったので、生まれた後も、背骨が緩やかに前方に湾曲しています。

この為、背中を真っすぐに伸ばしているよりも、丸めているほうが、自然で、楽に感じるので、PCやスマホに向かって操作をしていると、いつの間にか、前かがみ姿勢になり、猫背になりがちです。

しかも、長時間デスクワークをしていたり、姿勢を保つ筋肉が運動不足で弱ったりすると、身体の筋肉バランスが崩れるので、ますます猫背になりがちになります。

~ 背中を丸める働き ~

また、背中を繰り返すようになったり、猫背姿勢が続いたりすると、姿勢を正そうとしても、背中を伸ばすのが辛くなったり、何とか背中を伸ばしていても、しばらくすると、再び元の猫背に戻ってしまったりします。

これは、背骨が緩やかに前方に湾曲している事に加えて、毎日、背中を丸めた姿勢でいると、背中の姿勢を維持する筋肉や靭帯が、背中を丸めた状態で固定化されて、背中を丸めた姿勢で身体のバランスをとるようになるので、背中を伸ばすと、背中を丸めていた筋肉や靭帯の“防衛反応”が強く働いて、背中が伸ばしづらくなるからです。

しかも、背中を曲げる筋肉が強まってコワバルと、背中を伸ばす筋肉の働きが弱くなるので、背中を伸ばしていると、背中を丸めた状態に戻すリバウンドが起きて、再び元の猫背に戻そうとする力が働く為です。

~ 猫背タイプと症状の関連 ~

猫背姿勢は、自然で楽に感じられますが、前かがみ姿勢を支える負担が増すので、首、肩、背中、胸まわりの筋肉、腰などに、凝りや痛みなどが起きてきます。

これらの凝りや痛みなどを解消させるには、猫背に、幾つかのタイプがあるので、「タイプ別に、丸まっている部分が、主にどこか?」を分かっていないと、ポイントになる筋肉のコワバリ箇所がハッキリ分からない為に、努力をしても効果があがりません。

特に慢性化している猫背姿勢を、元の姿勢に回復させるには、無理に背中をストレッチして伸ばすよりも、まずは、猫背と症状の関連を知り、自分のコワバリ箇所と、自分の『猫背タイプ』を確かめる事が大切です

【 猫背の3つのタイプと症状 】

~ 猫背のタイプと、関連する症状 ~

猫背タイプは、大きく3つに分けられ、この猫背のタイプごとに、頭痛、肩こり、背中の痛み、腰痛など、気になる症状の現れ方や程度が違います

この事から、大まかでも、自分の猫背のタイプと、関連する症状を知っておくと、「身体の調子が悪い」と思っていた症状の“結びつき”がハッキリするので、症状改善や猫背を改善するモチベーションになります。

猫背の3つのタイプと症状は、次の通りです。

~ “首”猫背タイプ ~

< 特徴 >
横から見ると、首とあごが前に突き出た状態になっていたり、首と顔が極端に前方に出た状態(ストレートネック)になっていたりするので、それに伴い、肩も前方に出て、肩を丸めた(巻き肩)姿勢になりがちです。

< 症状 >
顔を前に突き出して、巻き肩になると、その姿勢を支える為に、首や肩、肩甲骨周辺の筋肉がコワバルので、首や肩の凝りと痛みと、首や肩の土台になっている肩甲骨周辺に痛みが強まります。

更に、首まわりには神経が張り巡らされているので、神経が圧迫されると肩や腕にシビレ感が生じたり、首や肩のコワバリで、顔のリンパ液の流れが悪くなると“疲れ顔”や“老け顔”が目立ったりします。

~ “背中”猫背タイプ ~

< 特徴 >
背中の丸みが目立ち、背中の中央あたりが猫背の頂点になって、胸が圧迫された姿勢になるので、誰が見ても、猫背だと分かるタイプです。

< 症状 >
肩甲骨周りの筋肉の凝りが強まるので、肩甲骨沿いの痛みに悩まされたり、体幹(胴体)の血行が悪くなって背中にムクミが生じ、背中に疲労感やダルサが増したりします。

また、前かがみ姿勢の為に、胸が圧迫されて呼吸が浅くなるので、頭や身体が疲れ易くなって、集中力や持続力が無くなったり、胃や腸が圧迫されて、胸焼けやむかつき、胃や腸の“もたれ”などが起きたりします。

~ “腰”猫背タイプ ~

< 特徴 >
椅子に浅く腰掛ける人や、腰かけドライバーのように、長く座っている職業の人に多く、お尻を底辺にして、お尻から前かがみ姿勢になるので、骨盤に“上半身の重み”がかかります。

< 症状 >
骨盤に上半身の重みがかかってくるので、腰痛が起き易くなり、更に運動不足や加齢で筋力が低下すると、いつも腰がウズウズと痛む慢性腰痛も起き易くなります。

また、下半身の血行が悪化してくると、冷え、胃腸の不活発による便秘、腰のダルサ、慢性腰痛、お尻や太もものシビレ感などが、起きてきます。

【 身体をチェックしてもらって 】

~ 猫背のチェック ~

猫背は自覚していても、自分の猫背姿勢を、直接、見る事はできない上に、背中の痛みや違和感に悩まされても、背中のコワバリ箇所を自分で触って確認する事ができません。

また、自分の猫背に、あまり自覚が無いと、肩こりや腰痛に悩まされていても、疲労による、一般的な肩こりや腰痛と思ってしまう事もあります。

この為、一度は、猫背のタイプと症状をチェックしてもらい、身体のコワバリ箇所を改善してもらったほうが、猫背によるコワバリ箇所がハッキリして、意識して、効果的に、猫背の改善に取り組めるようになります

~ タイプ別の改善箇所 ~

例えば“首猫背”タイプの場合には、首の付け根の後ろや横、そして喉の横を横切る筋肉、それから肩から腕に続く部分までの筋肉、更に後頭部から肩甲骨あたりまでの筋肉をチェックして、これらのコワバリを解消する事が必要です。

また、背中猫背”タイプの場合には、背中のコワバリ解消だけでなく、背中のコワバリで動きづらくなっている肩甲骨を動けるようにして、更に、血行悪化による背中のむくみを解消させる事も必要です。

そして“腰猫背”タイプの場合には、腰周囲だけでなく、腰を下から支えている、お尻や太ももの筋肉の緊張を解消させて、血行を改善する事が必要です。

~ 自覚しづらい腰やお尻の負荷 ~

また、猫背になると、丸まった上半身のバランスを、背中の土台の腰やお尻で取るようになるので、どの猫背のタイプでも、腰やお尻の筋肉に負荷が増し、コワバリが強まります。

しかし、腰やお尻は、コワバリ感がハッキリしなかったり、あるいは自覚があっても、「腰やお尻あたりが、何となく重い」とか、「ダルイ」程度だったりします。

この為、どの猫背タイプであっても、このような自分で自覚しづらい腰やお尻の筋肉のコワバリ解消や、腰やお尻の関節の動きの改善をする為に、チェックしてもらい、腰やお尻のコワバリをストレッチして伸ばしたり、動かしたりする事が必要です。

【 当院の、マッサージ治療+他動運動 】

~ ツボ治療を用いたマッサージ治療と、他動運動 ~

当院では、猫背とそれに伴う症状に対し、猫背のタイプに合わせて、ツボ治療を用いたマッサージ治療と、動かしづらい部分を本人に代わって行う『他動運動』で、改善を行っています。

猫背姿勢は、日常の習慣や癖によって、本人の気が付かないうちに、身体が丸まった状態になり、身体がコワバッテくるので、このような疲労や緊張などの慢性化には、昔から、疲労や緊張などの慢性化による、筋肉由来の症状改善を行っている、東洋医療をベースにしたマッサージ治療が適しているからです

更に『他動運動』で、自分でなかなか伸ばせない背中や腰の筋肉をシッカリ伸ばし、普段、あまり動かす事の無い筋肉の、柔軟性と血行を回復させるようにしています。

~ ツボ治療の利用 ~

また当院では、マッサージ治療にツボ治療を加えて、猫背による筋肉のコワバリを緩和させて、背中の痛みや不快感も解消しています。

ツボが神経や血管が集まっている箇所なので、身体に不調が生じると、痛みや硬さとなって、身体に異常が起きた箇所を知らせる働きがあり、更に、反応が現れているツボに適切な刺激を与えると、痛みや違和感が減少したり、筋肉内の血流が改善したりする効果があるからです。

中でも、背中の凝りやコワバリで、張り付いた状態になっている肩甲骨のツボを利用すると、肩甲骨周りの筋肉の凝りやコワバリを解消させて、背中を伸ばし易くさせるので、猫背の改善効果と共に、肩こりや背中の痛みの解消に効果があります。

~ 猫背の予防や回復の為に ~

肩甲骨周りの筋肉の凝りやコワバリを解消させ後に、肩甲骨の『他動運動』を行うと、スッキリした感じになります。

『他動運動』で、肩や肩甲骨、腰の骨などを動かすと、筋肉の柔軟性や血行の回復が進むので、血液やリンパの流れの滞りによる、背中の不快な“むくみ状態”が解消されるからです。

これによって、解消しづらかったコワバリ箇所が改善されてくると、動きが悪くなっていた背骨や肩・肩甲骨の動きが回復するので、猫背の予防や回復をする為の運動やストレッチが行い易くなります。

~ 猫背が慢性化すると ~

猫背が慢性化してしまうと、身体にとって、その姿勢が一番フィットした姿勢になるので、猫背が気付きにくくなり、しかも、自分で背スジを伸ばそうとしても、簡単に治らなくなります。

当院は、東洋医療をベースにした診断とマッサージ治療で、疲労や緊張などによる慢性化した肩凝りや疲労回復などを行い、それにより、猫背や身体の歪みなどの姿勢改善を行っています。

マッサージの施術時間は、15分からです。  関連する身体の不調や不快感などの症状の、ご相談は、[メール]、または[電話]で、お受けしています。

 

気候の寒さや冷房による、関節の痛みと、動きの低下

【(症例)身体の不調や、不快感 】

日本は、気候が季節によって大きく変化するので、季節が寒くなってきたり、雨の多い時期になってきたりすると、身体に“痛み”を感じたり、関節がギクシャクした感じになったりする人がいます。

よくあるのが、「天気が悪くなって、雨や曇りになると、身体の節々(ふしぶし)が痛む」、「秋が深まり、寒さや冷えを感じると、膝や腰の関節が痛んで身体を動かすのが辛い」、「梅雨時になると、古傷がシクシク痛む」、などです。

これは、身体の血行が悪くなっていたり、身体の温度調節が上手く働かなくなっていたりすると、「寒さ」や「冷たさ」の刺激を受けると、防衛反応から“関節のコワバリ”や“痛み”が強まってしまうので、普段から、身体の血行と柔軟性を回復させて体調を取り戻し、神経が異常に刺激されないようにする事が大切です。

【 寒さや冷たさで、痛みに 】

~ 寒さによる神経痛 ~

気候が寒くなったり、クーラーの冷気を感じたりすると、「肩や背中の凝りや痛みが強まる」、「膝や腰のダルサや鈍痛が増す」、「指や膝の関節が動きにくくなってギクシャクする」、あるいは、「身体がコワバッテ、動くのが辛くなる」などで、悩まされる人がいます。

運動不足や身体の不調などで、身体の血液の流れが悪くなっていたり、身体の温度調節機能が低下していたりすると、不意に感じた寒さや冷たさから、身体を守る反応が働き、関節のコワバリが強まったり、“痛み”を誘発したりするからです

このように、寒さで身体が冷えると、身体の節々(ふしぶし)に違和感や痛みが起きたり、関節の動きづらさを感じたりするのを、病院では『寒さによる神経痛』と診断しています。

~ アラームサインとして、痛みが ~

『寒さによる神経痛』は、非常に冷たい風を顔に受けると、頬や耳が“痛く”感じたり、氷水に手を入れ続けると、手にシビレを伴った“痛み”を感じたりするのと、同じ現象と言われます。

ひどく「冷たい!」とか「寒い!」という刺激を受けると、感覚神経が“身体への危険性”を知らせる為に、防衛反応として“痛み”のアラームサインを発するからです。

日本は季節によって気候が大きく変化するので、身体の血液の流れが悪くなっていたり、身体の温度調節機能が低下したりすると、寒さが強まる秋から冬への季節の変わり目や、急に冷房の風に直接さらされた時などに、このような“痛み”のアラームサインが起き易くなります。

~ 湿度が増して、空気が湿ってくる事から ~

また、気圧が低下して、湿度が増して“空気が湿ってくる”と、同じように、関節のコワバリが強まったり、“痛み”を誘発したりする人がいます。

これは、気圧が低下したり、湿度が増したりして、体調の維持がうまくいかなくなり、不快感が増すと、無意識のうちに身体の緊張が高まって、血管が収縮し、血行が悪化するので、神経が過度に刺激される為と言われています。

この為、“頭痛持ち”になって悩まされていると、台風や低気圧が近づくと、「頭がズキズキと痛む」となったり、体調の不調に悩まされていると、天気の悪化によって、肩こり、膝の痛み、めまい、などが起きたり、以前にケガをしたり手術を受けたりすると、気圧が低下して空気が湿ってくると、その傷跡(瘢痕)の神経が敏感な状態になり、ジクジクとした痛みが強まったりします。

【 身体を動かす事が少なくなると 】

~ 運動不足から ~

『寒さによる神経痛』や、関節の“痛み”は、加齢や仕事の制約などから、身体を動かす事が少なくなると起き易くなります

身体を動かす事が少なくなると、血流が低下して筋肉がコワバルので、筋肉痛が起きたり、関節の柔軟性や滑らかさが無くなったりするからです。

この為、運動不足の人が、寒かったり冷えたりする日に、いきなり立ち上がったり急に振り返ったりすると、筋肉の負荷が急に増して、思わず「アイタタッ!」と痛みが起きたり、筋肉のコワバリで関節がうまく動かなくなって、痛みが起きたりします。

~ 体調の不安定化 ~

しかも、運動は筋肉を鍛えるだけでなく、自律神経を刺激して体調を保つ働きを強めたり、改善したりする働きがあるので、運動不足が続くと、体調を保つ働きが低下し、身体の温度調節も上手く働かなくなります。

この結果、運動不足から、「ダルイ」、「肩が凝る」、「冷える」、「疲れやすい」、「食欲がない」、「眠れない」、「イライラする」などが起きると、体調を保つ働きが低下して、身体の神経が敏感に反応する状態になるので、気候の寒さや冷房によって“痛み”が起き易くなります。

しかも、これによって、ストレスや不安で緊張感が続くと、ますます身体の血行を悪化させるので、チョッとした寒さでも、身体に“痛み”を感じるようになります。

~ 何となく身体の調子が悪い ~

更に、運動不足から体調を保つ働きが弱まると、新陳代謝が低下し、身体の老廃物が排出されづらくなります。

この結果、神経が敏感になると、寒さや冷房で神経が刺激されるので、「上半身を支えている腰がジクジクと痛い…」となったり、腰の動きがニブクなったり、ギックリ腰が起き易くなったりします。

また、ジッとしていても、神経が敏感になっているので、寒さや冷房で、疼くような痛みを感じたり、更に何かの拍子で神経が刺激されると、「しびれる」、「筋肉が引きつる」などが起きたり、あるいは、「身体のダルサ」や「何となく身体の調子が悪い」といった状態に悩まされたりします。

【 気象病、天気痛 】

~ 天気や気候の変わり目の不調 ~

気候の寒さや冷房によって、関節の痛みと動きの低下が起きてくる症状と、似た症状で、『気象病』と『天気痛』があります

『気象病』は、気象の変化で影響を受けて発症したり、体調が悪化したりする症状で、主に、「めまい」、「肩こり」、「イライラ」、「倦怠感」、「うつ気分」、「吐き気」、「喘息」などの“不定愁訴”を言います。

『天気痛』の場合は、天気の変化によって“痛み”が起きる症状で、主な症状として、頭痛や関節痛、神経痛、持病や後遺症の痛み、などを言います。

~ ストレスや、生活のリズムが崩れから ~

『気象病』や『天気痛』は、身体の不調やストレスに悩まされていたり、不規則な生活を送っていたり、あるいは、更年期でホルモンバランスが乱れ易くなっていたりする事がキッカケになっています。

身体の不調やストレスで、身体を保っている自律神経がオーバーワークになり、身体が天候や暑さ寒さの変化に対応しきれなくなると、身体の神経が異常に高ぶって過度に反応したり、自律神経が混乱したりして、痛みや体調不調を引き起こすからです。

特に、慢性痛があったり不定愁訴を抱えていたりすると、体調を保つ自律神経の負担が大きくなるので、過度に血管を収縮させたり、痛みの感覚を強めたりして、『気象病』や『天気痛』の痛みや不快感を大きくさせます。

~ 寒さによる痛みや、動きの低下の場合 ~

気候の寒さや冷房による『寒さによる神経痛』や、関節の“痛み”の場合は、運動不足や体調不調などで、筋肉がコワバッタ状態になり、血管が圧迫されて血液の流れが悪くなると、筋肉の瞬発力や持久力の機能がうまく働かなくなり、痛みや不快感を生じさせています。

しかし、身体に不調があったり、持病があったりすると、自律神経が敏感になったり乱れたりして、血液の流れを悪化させて、『寒さによる神経痛』や関節の“痛み”を生じ易くなります。

この為、『寒さによる神経痛』の解消には、痛む所を温めて、血行を良くするだけでは、その時だけの痛みの解消に終わってしまうので、身体の不調の解消と共に、体調を保つ自律神経の働きを安定化する事も必要です。

【 当院の、寒さによる痛みの治療 】

~ マッサージ治療にツボ治療を加えて ~

当院では、『寒さによる神経痛』や、関節の“痛み”に対して、マッサージ治療にツボ治療を加えて、緩和や予防を行っています。

東洋医療が、もともと筋肉の働きや血行を改善して、身体の回復力を取り戻す事を目的にしているので、『寒さによる神経痛』や、関節の“痛み”のように、疲労や緊張などの慢性化による筋肉由来の痛みの解消に、適しているからです

また、ツボは、神経や血管が集まっている箇所なので、身体の異常を知らせる『反応点』や、病状を改善する『治療点』の働きもしているので、ツボを利用すると、膝や腰の関節部分の痛みや不快感を改善したり、動きの悪い膝や腰の関節の可動域を広めたりする事ができます。

~ 膝や腰の治療 ~

『寒さによる神経痛』や、関節の“痛み”が起きる場所の中でも、膝や腰は、体重の負荷が絶えずかかる部分なので、疲労や緊張などの慢性化によって、痛みが起き易い場所です。

この為、当院では、膝や腰にある、身体の異常を知らせる『反応点(ツボ)』を探し、ツボ刺激を併用したマッサージ治療で、筋肉の疲労や緊張を回復させて、膝や腰の関節の動きを良くして、痛みを改善しています。

しかも、東洋医学のツボ(経穴)と痛みが起きる箇所は、ほぼ一致しているので、効果的に、筋肉内の血流の改善や痛みや違和感の緩和ができます。

~ 神経の興奮を鎮める作用 ~

更に、東洋医療をベースにしたマッサージ治療の、「血行やリンパの流れの促進」、「筋肉の弾力性や柔軟性を高める」などによって、敏感になっている神経を鎮め、身体の“痛み”や不調を和らげる効果があります。

疲労や緊張などの慢性化で、神経が敏感になり、痛みや不快感となって現れているので、東洋医療をベースにしたマッサージ治療で、血液やリンパ液の流れを増幅させて、筋肉の弾力性や柔軟性を高めると、身体の回復力を取り戻し、敏感になっている神経を鎮める効果があるからです。

これにより、身体の“痛み”や不快感が解消されてくると、下半身全体の筋肉の瞬発力や持久力も改善されてくるので、膝や腰の関節の動きもスムーズになります。

~ 痛みの緩和と体調の改善 ~

身体の血行状態が悪くなっていると、寒さや冷たさを強く感じるだけでなく、神経が過剰に反応して“痛み”が誘発されたり、関節の動きが悪くなったり、体調の悪化も引き起こしたりします。

当院は、身体の回復力が追いつかず、疲れや“痛み”となって現れた症状に、東洋医療をベースにしたマッサージ治療で、痛みの緩和や、「だるい」、「肩がこる」、「イライラする」などの体調改善を行っています。

マッサージの施術時間は、15分からです。  関連する身体の不調や不快感の症状の、ご相談は、[メール]、または[電話]で、お受けしています。

 

 

脚の冷え や むくみ と、ブーツ

【(症例)身体の不調や、不快感 】

「足元の“おしゃれ”と“スタイルアップ”に、ブーツを履きたい!」と思うのは、多くの女性の気持ですが、ブーツで脚の動きが制限されると、血液やリンパ液の流れが滞り、思いもしなかった、脚の冷えや、むくみを、引き起こす事があります。

しかも、脚の血液を心臓に押し上げる『筋ポンプ』作用が、毎日の疲れや運動不足などで低下していると、脚を温めたり、揉んでみたりしても、なかなか脚の冷えやむくみが回復しなくなり、いつまでも悩まされるようになります。

脚から腰にかけて、昔から利用されてきたツボがたくさんあるので、脚の冷えやむくみの改善に、これらのツボを上手に活用すると、脚の『筋ポンプ』作用を高めて、脚の血行悪化と疲れを回復させ、慢性化した冷えやむくみの症状を緩和し、解消する働きがあります。

【 ブーツで、脚に冷えが… 】

~ ブーツ人気と、脚の冷え ~

ブーツは、1960年代始めに、ミニスカートの流行に合わせて脚光を浴び、その後、歌手の安室奈美恵さんの「アムラーファッション」によって“ロングブーツ”が流行し、現在も、ファッション性と脚を温かく保つ最適なグッズとして、ブーツ人気が続いています。

最近は、足元がクーラーの冷気を受けて冷えるのを防ぐ為に、夏に涼しく履けて、見た目に暑さを感じさせない“サマーブーツ”が、人気を呼んでいます。

ところが、「見た目が良く」、「暖かいはず!」と思ってブーツを履いていると、次第に足が冷えてきたり、足先にジーンと痺れるような冷たさを感じたりするので、耐えられなくなり、思わず、「早くブーツを脱いで、足の指を温めたい!」となってしまう事があります。

~ 脚の血行悪化 ~

この原因として、膝から下がスッポリと覆われるブーツを履いていると、膝の動きが制限されて、足首がギュッと固定されるので、脚の血流を悪化させてしまうからです。

膝と足首の関節の動きが動きづらくなると、ふくらはぎの筋肉の伸び縮みが制限されるので、脚に集まった血液を心臓に送り返す『筋ポンプ』の働きができなくなり、脚に溜まった血液やリンパ液を、十分に心臓方向に押し上げる事ができなくなってしまうからです。

更に、冷たい外気やクーラーの冷気で、停滞している血液やリンパ液が冷やされると、「ブーツを履いているのに、足先がヒンヤリと冷たい!」という、思ってもいない事が起きます。

~ 足裏からの汗 ~

もう一つの足が冷える大きな原因として、足裏の汗腺は背中や胸の5~10倍もある為に、「足裏は、1日にコップ約1杯分の汗をかく」と言われるほど多量の汗をかくので、ブーツを履いていると、この多量の汗によって、足を冷やしてしまうからです。

ブーツを履いていると、足裏からの多量の汗が排出されづらくなって、足が多量の汗でしっとりと濡れた状態になるので、この状態で冷たい外気やクーラーの冷気で靴が冷やされると、しっとりと濡れた足が冷やされてしまうからです。

また、寒さで足の筋肉が緊張すると、足裏の発汗反応で、ますます多くの汗(緊張汗)が出るので、余計に足を冷やしてしまいます。

【 脚の、むくみ 】

~ むくみの発生 ~

また、ブーツを履いていると、「脚がむくんで、締め付けがきつくなった」、「脚のむくみで、脱げなくなった」などや、「脚が、ダルクなって重くなった」といった不快感が起きてきます

これもブーツで、脚の筋肉の動きが制限されて、血液やリンパ液を流す『筋ポンプ』の働きが弱まると、滞った血液やリンパ管から水分が滲み出して、皮膚の下部に溜まり、むくみが生じた為です。

しかも、むくみの水分の中に“老廃物”を含んでいるので、神経を刺激して、「ムズムズする」、「カユイ感じがする」、「脚がほてった感じ」、などの不快感も起きます。

~ 足の冷えと、脚のむくみの原因 ~

毎日の生活で起きる脚の冷えとむくみの、大きな原因になっているのが、脚の『筋ポンプ』の働き低下です。

筋肉量の少ない女性は、脚の『筋ポンプ』の働きも弱いので、ブーツで脚に冷えを感じてくると、脚のむくみが気になったり、反対に、脚のむくみが気になってくると、脚に冷えを感じたりします。

しかも、「脚の冷え → 血の巡りが悪くなる → むくむ → むくみで余計に血の巡りが悪くなる → 脚の冷えが強まる→ 更に血の巡りが悪くなる」、といった悪循環にも陥りがちです。

~ さまざまな不快な症状も ~

また、脚に冷えとむくみの両方が起きると、身体に、さまざまな不快な症状を引き起こします。

例えば、冷えとむくみによって神経が敏感になり、それによって緊張を高める交感神経が強まるので、「脚の冷えやダルサで眠れなくなる」、「少し歩くと、足に痛みがしてくる」、「足の芯が痛む」、「足にしもやけができ易い」、などが起きます。

また、重力の影響で身体の血液の約7割が下半身に集まるので、脚の血行が悪化すると、身体全体の血液循環が悪くなり、「腰のダルサや痛み」、「疲れ易くなる」、「身体の節々(ふしぶし)の痛み」、などが起きたり、「高血圧」が起き易くなったりします。

【 脚の血行回復の為に 】

~ 脚冷え、脚のむくみグセ ~

脚がむくんでくると、「靴下の跡がいつまでも残る」、「ふくらはぎを指で押すと、指を離しても跡が残る」などが起きたり、また、脚が冷えると、「手は温かいが足は冷たい」、「寒くなるとふくらはぎや足先が冷える」、「足先が冷えてなかなか寝つけない」、などが起きたりします。

一過性ならば大事に至りませんが、「冷えが繰り返される」、「むくんでは治る」といった状態が続くと、脚の血行悪化が繰り返される状態になるので、次第に、脚の筋肉の働きが弱ったり低下したりして、「脚のむくみで歩きにくい」、「身体がだるい、重い」、「疲れが取れにくい」などの症状につながる事もあります

この為、“脚冷え”や“脚のむくみグセ”を防ぐ為に、脚の疲労やコワバリを解消して、脚の『筋ポンプ』作用を回復させる事や、足関節や膝関節の柔軟性を戻して、血行やリンパ液が流れ易くする事が大切です。

~ ふくらはぎの筋肉や膝裏の確認 ~

しかし、脚の『筋ポンプ』活動が低下して、脚の血行が悪くなってくると、自分で改善や予防をするのは、なかなか困難です。

脚のふくらはぎや膝裏が見づらい上に、ハッキリとした痛みや違和感などが無いので、ふくらはぎの筋肉や膝裏の筋肉の状態を確認するのが難しく、その上、自分のふくらはぎや膝裏をストレッチしたり、セルフマッサージをしたりするのが、やりにくいからです。

この結果、「筋肉がコワバッテいる箇所や、血行の悪化箇所が分からない」とか、「気になる痛みや違和感などがあっても、その箇所を特定するのが難しい」となったり、あるいは、「自分の見当でケアする」、「シッカリとほぐすのが難しい」となったりしてしまいます。

~ 腰とお尻の筋肉も ~

更に、脚の血行改善の為に、腰とお尻の筋肉もシッカリとほぐす事が必要になる事があります。

お尻と腰の筋肉は、上半身の重さをジッと受け止め続けているので、立っている時間が長かったり、座りっぱなしでいたり、身体に疲労や緊張が強まっていたりすると、お尻と腰の筋肉がコワバッテ、筋肉内の血管を圧迫し、下半身の血液の流れを悪化させるからです。

この為、ふくらはぎの奥の柔軟性を回復させて『筋ポンプ』の活動を活発化させたり、足首・膝・股関節などの血行を改善させたりするだけでなく、腰とお尻の筋肉のコワバリを確認して、腰とお尻の筋肉もシッカリとほぐす事が必要です。

【 当院の、脚の冷えやむくみの治療 】

~ ツボ治療を加え ~

当院は、脚のむくみや冷えの確認や解消を、マッサージ治療とツボ治療で行っています。

ツボは神経や血管が集まっている箇所なので、身体に不調があると、反応点として、関係する特定のツボに痛みやコワバリとなって現れ、更に、この顕在化したツボが治療点となって、筋肉のコワバリやコリを解消させたり、滞っている血行を回復させたりするので、脚のむくみや冷えの改善に効果があるからです

しかも脚や腰には、昔から利用されているツボが、いくつもあるので、脚や腰に現れたツボを確認し、体調や体質に合わせて「イタ気持ち良い!」と感じる程度のツボ刺激を加えると、回復の効果が高まります。

~ 下半身の血行回復で体調の改善に ~

また、下半身の血行を改善すると、体調の改善にもなります。

重力の影響で、下半身に全身の70%の血液が集まるので、下半身の血行を回復させると、全身の血液循環が増幅し、隅々まで血液が行き渡るようになるので、「肩がこる」、「疲れやすい」、「だるい」、「食欲がない」、「眠れない」、「イライラする」、「元気がない」、などが改善されるからです。

更に、下半身の血行を回復して体調が改善してくると、身体の回復力も高まるので、「何となく身体の調子が悪い」といった不快感が和らぎ、身体がスッキリしてきます。

~ ストレッチを加えて ~

更に、当院では、脚のむくみや冷えの回復効果を高める為に、下半身のコワバッテいる部分にストレッチを加えています。

これは、血液を心臓に戻すには、筋肉のポンプ活動が重要なので、筋肉の弾力性や柔軟性を高めるだけでなく、筋肉の伸び縮み運動を回復させ、活発化させる事が必要になるからです。

特に、座っている事が多かったり、歩く事や立っているのが長かったりすると、股関節やお尻の筋肉が硬くなって、血行が悪化するので、腰から股関節にかけてのコワバリやコリをチェックして、コワバッテいる部分にストレッチを加えて柔軟性を回復させると、血行改善に効果を発揮します。

~ 施術時間は15分から ~

脚のコーディネートにブーツが欠かせませんが、ブーツを履き続けていたり、靴下を重ね履きして、膝上まであるロングブーツを履いていたりすると、脚にむくみや冷えが起き易くなって、体調の不調も起き易くなります。

当院は、脚のむくみや冷えの改善と、身体の不調を解消させる為に、東洋医療をベースにしたマッサージ治療とツボ治療を利用して、身体の回復力を高め、体調の改善を行っています。

マッサージの施術時間は、15分からです。  関連する身体の不調や不快感などの症状の、ご相談は、[メール]、または[電話]で、お受けしています。

浅い呼吸(息苦しい感じ)

【(症例)身体の不調や、不快感 】

一日中、PCやスマホ操作で緊張が続いたり、仕事や家庭でストレスや不安を感じていたりすると、気づかないうちに、次第に“浅い呼吸”になって、「頭がボーッとする」、「頭や身体がドンヨリしてくる」、「息苦しさを感じる」などが起きてきます。

これは、緊張やストレスなどが続いたり、前かがみ姿勢が習慣化したりすると、首や肩周りの筋肉の緊張や、呼吸に使われる筋肉(呼吸筋)のコワバリなどが起きて、肺の下部にまで空気が入り込むような深い呼吸ができなくなり、脳や身体が必要とする酸素が十分に取り込めなくなる為です。

この状態が毎日続くと、身体の負担が増し、体調を悪化させる事になるので、疲労感やダルサに気づいたら、首、背中、胸などのコワバリ箇所や不調箇所をチェックして、身体の柔軟性を取り戻し、身体の血液の流れを回復させる事が大切です。

【 浅い呼吸 】

~ 胸の呼吸制限 ~

デスクワークや家事などで前かがみの姿勢が続いたり、集中していたり、緊張していたりすると、身体にダルサや疲れを感じて、思わずアクビが出たり、背伸びをしたりします。

前かがみ姿勢になって胸が圧迫されたり、ストレスや緊張が続いて喉や胸の筋肉のコワバリが強まったりすると、呼吸に使われる筋肉(呼吸筋)の動きができなくなるので、脳や身体が必要とする酸素が十分に取り込めなくなってくる為です。

昔のように、力仕事が必要とされていた時代には、その為に、お腹に力を入れて腹の底まで息を吸ってから、息を吐くという『腹式呼吸』が行われていましたが、現代では力仕事が少なくなり、手先の操作が多くなったので、自然と、胸の上部で無意識に呼吸する『胸式呼吸』で済むようになり、この結果、胸の筋肉の弾力性や柔軟性が失われると、肺に取り込まれる酸素量が少なくなり、身体への酸素供給が不十分になってしまいます

~ 横隔膜の制限と緊張 ~

また、前かがみ姿勢をしていると、内蔵が下方に圧迫されて押し下げられる為に、呼吸活動の7割近くを担っている横隔膜の動きが制限され、ますます呼吸を浅くさせます。

しかも、仕事で没頭していたり、テンションが高まっていたりすると、呼吸筋が緊張して『緊張で、息を呑(の)む』と言われる状態が起きるので、無意識に何秒か呼吸が止まったり、極度に呼吸を浅くさせたりします。

その上、呼吸が浅くなると、吐く息も弱くなるので、肺から炭酸ガスを多く含んだ息を充分に吐ききれなくなって、再び肺に戻してしまい、これにより、肺に取り込む酸素量が少なくなり、その分、身体に酸素が行き渡らなくなります。

~ 脳の働きの低下現象 ~

ところが、身体に酸素が不足して、身体が疲労状態になっていても、仕事に没頭したり、テンションが高まっていたりする為に、呼吸が浅くなっている事に気付きにくくなります。

しかし脳は、他の臓器より約20倍も大量の酸素を必要とする臓器なので、必要な酸素が不足したり、不要な老廃物が排出しづらくなったりすると、脳の働きに支障が現れます。

最初のうちは、無意識に「あくび」や「背伸び」をする程度ですが、次第に、「集中力が続かない」、「目がかすむ、ぼやける」、「だるい」、「疲れる」、「眠たくなる」などが現れたり、「頭が重い」、「頭痛がしてくる」などに悩まされたりします。

【 体調の悪化や、イライラ感も 】

~ 運動機能が弱って“息切れモード”に ~

しかし、自分で、呼吸が浅くなっている事に気付きにくいので、浅い呼吸が日常化してしまうと、脳の判断力・持続力・集中力などの低下をもたらすだけでなく、身体の酸素不足から身体の運動機能が弱るので、“息切れモード”が顕在化してきます

例えば、「急ぎ足をしたり、緩やかな坂でも歩いたりすると、息が切れる」、「同年齢の人よりも歩くのが遅い」、「自分のペースで歩いていても、ちょっと休みたくなる」、「いざスポーツをしようとしても、思うように身体が動かない」などです。

しかも“息切れモード”が起きると、体調を保つ自律神経の負担が大きくなるので、「イライラ」、「不安感」、「落ち込み」、「ヤル気が出ない」、「憂鬱になる」、「焦りを感じる」などが起きたり、その上、身体に不調が起き易くなったりします。

~ 交感神経を刺激して ~

しかも、呼吸と自律神経は密接に関係しているので、呼吸が浅くなり、これによって浅い呼吸を小刻みに何回も繰り返すようになると、心身を興奮させる交感神経が強まり、緊張の度合いが増したり、緊張感を長引かせたりします。

これにより、緊張が多くなり、血管が収縮すると、血行が悪くなって、「肩コリや腰痛に悩まされる」、「お腹の調子が悪い」、「何となく身体の調子が悪い」、「身体が冷える」などが起きます。

また、緊張感が強まったり、長引いたりすると、リラックスした気持ちになりづらくなるために、イライラした感情や不安感が大きくなったり、ストレスを強く感じたりします。

~ 気付きにくい、浅い呼吸 ~

ところが、「息を吸えば、肺は自然に拡がり」、「息を吐くと、肺が自然に縮まる」と思っているので、「胸が圧迫されている感じ」、「鼻先で呼吸している感じ」、「アクビや背伸びを繰り返す」、「息苦しさを感じる」などに気付いても、以前と違って、呼吸が浅くなっている事に気付きません。

しかも、浅い呼吸になっても、呼吸困難のように「呼吸が苦しい」という事ではないので、そのままにしがちです。

また、「注意力が散漫になる」、「集中力が持続しない」などで、仕事や社会生活に支障をきたすようになっても、呼吸が浅い為に、脳の酸素が不足気味になっている事に気付きません。

【 呼吸筋の、凝りやコワバリから 】

~ 首や肩の凝りの影響 ~

また、呼吸が浅くなる原因として、“日本人の国民病”と言われる、首凝りや肩凝りからの影響もあります

肺が自らの力で膨らんだり縮んだりするのではなく、肺の周りの筋肉の活動よって行われているので、肩や背中の凝りが慢性化していたり、肩甲骨付近の筋肉がコワバッテいたりすると、呼吸の動きが制限されるからです。

この為、肩凝りが続くと、呼吸が浅くなる為に、疲れを強く感じたり、ボーッとする事が多くなったり、反対に、ひろうや緊張で呼吸が浅くなると、「肩が凝る」と強く感じたりします。

~ ノドの筋肉のコワバリ ~

特に、ノド周辺の筋肉(胸鎖乳突筋)は、『借金で、首が回らない』という言葉があるように、緊張するとコワバッテ固まる性質があります。

これは、胸鎖乳突筋が、脳からの神経を通して、脳と直接つながっているので、精神的に緊張すると、脳からの神経を通して胸鎖乳突筋に、直接、緊張が波及する為と言われます。

この為、仕事や家事などで、疲労や緊張が続いたり、ストレスを感じていたりして、ノド周辺の筋肉が緊張してコワバッテくると、喉が詰まったような感じになり、それによって、呼吸が浅くなります。

~ セルフストレッチと、マッサージ ~

この事から、首や肩の凝りと共に、ノドのコワバリを感じている場合には、首や肩の凝りを解消させるだけでなく、呼吸の浅い状態を解消する為に、肩や背中の柔軟性回復や、肩甲骨周辺の凝りを解消して肩甲骨がスムーズに動けるようにする事と、更に、胸鎖乳突筋のコワバリ解消が必要です。

しかし、自分で、ノドの筋肉のコワバリを確認して、解消する事は困難です。

また、呼吸の浅い状態が続くと、首・肩・背中の筋肉がすっかり硬くなっていたり、あるいは、硬いシコリが筋肉内にできていたりするので、セルフストレッチやマッサージをしても、効果が現れなかったり、いったん緩んでも、すぐに元のコワバリ状態に戻ったりします。

【 当院の、呼吸筋の回復治療 】

~ 浅い呼吸の回復 ~

当院は、浅い呼吸の原因になっている筋肉を、東洋医療をベースにしたマッサージ治療で回復させ、体調の改善を行っています。

もともと東洋医療が、疲労や緊張による筋肉のコリやコワバリの解消を得意分野にしてきたので、疲労や緊張などの慢性化による“呼吸筋”の回復にも、十分活用できるからです

これによって、背中や首の“呼吸筋”のコワバリ解消をすると、息苦しい感じが無くなるだけでなく、首や肩の筋肉が和らいで筋肉内の血行が良くなるので、不足しがちだった酸素が脳に届くようになり、頭がスッキリしてくるのが実感できます。

~ ツボ(反応点)の利用 ~

当院では、マッサージ治療に、ツボ(反応点)を利用して、呼吸筋のコワバリや凝りの解消を行っています。

これは、ツボが、神経や血管が集まっている箇所なので、身体に不調があると、関係する特定のツボに痛みや硬さとなって現れ、異常が起きている事を知らせてくれるだけでなく、反応が現れたツボに適切な刺激を与えると、その刺激に順応して、痛みや違和感が減少したり、筋肉内の血流が改善したりする効果があるからです。

この為、首・肩・背中などの筋肉にツボ反応を利用すると、呼吸筋の弾力性や柔軟性を回復させるだけでなく、首や胸の違和感や圧迫感を鎮める効果もあります。

~ 体調の改善にも ~

また、呼吸筋が硬くなっていると、「首や肩がよく凝る」、「手や足が冷たい」、「姿勢が悪い」、「息苦しい」、「イライラしてしまう」、などの体調不調も現れているので、体調の改善にも効果があります。

東洋医療をベースにしたマッサージ治療は、体調や体質に合わせて身体の調子(治る力)を上げていく治療法なので、それによって神経の興奮を鎮め、不快感や痛みが改善されてくるからです。

しかも、昔から筋肉や血行の改善を得意にしているので、安全性が高く、副作用が少ないために、安心して受けられます。

~ 体調の改善治療 ~

浅い呼吸になっても、ハッキリとした息苦しさを伴いませんが、呼吸活動が制限されるので、だんだんと疲れ易さや、体調の不調を引き起こし、回復力が低下していきます。

当院は、東洋医療をベースにしたマッサージ治療で、背中や胸の呼吸筋の柔軟性を回復させ、心身がリラックスできるように、体調の改善を行っています。

マッサージの施術時間は、15分からです。  関連する身体の不調や不快感など症状の、ご相談は、[メール]、または[電話]で、お受けしています。

脚のむくみから、だるさ、肩こり、腰痛、冷え症に

【(症例)身体の不調や、不快感 】

運動不足や加齢などで脚の筋肉の働きが弱って、脚の血液やリンパ液の流れが滞ってくると、「脚がむくんで靴がきつくなる」だけでなく、「下半身にダルサを感じ、疲れ易い」、「腰の不快感や痛みで悩まされる」、「肩や背中が疲れ易くなって、コワバル」、「脚が冷える」、などが起きてきます。

これは、全身の約7割の血液が、重力の影響で下半身に集まるので、脚の血液やリンパ液の流れが悪くなってくると、身体全体の血液循環が悪くなり、身体のいろいろな部分に、様々な不快症状が起きてくるからです。

症状を緩和し解消するには、脚の血液やリンパ液の流れを回復させ、更に、悪化した体調を改善させる事も必要なので、脚・腰・背中などの不調箇所をチェックして、血行を取り戻し、身体の柔軟性と回復力を取り戻す事が必要です。

【 むくみの原因 】

~ 重力の影響と、脚の筋力低下 ~

むくみで多いのが、身体の筋肉量が少なく、運動機会が少なくない女性や高齢者の、“夕方に起きる、脚のむくみ”です。

これは、脚が心臓より低い位置にある為に、重力の影響で、脚に全身の約7割の血液が集まるので、運動不足や加齢などで脚の筋肉の働きが弱まると、脚に集まった血液を心臓に送り返す『筋ポンプ』の力が弱まり、脚の血液が心臓に戻りづらくなって、脚の皮下に水分(組織液)が溜まるからです

これにより、脚がむくんで“脚太り”になったり、脚の血流の滞りで血管内の圧力が上昇する為に、ジッとしていても“脚が重ダルク”感じたり、脚が思うように“動かない感じ”がしてきたりします。

~ 脚以外の、むくみも ~

しかも、長時間同じ姿勢が続いたり、立ち仕事が多かったり、精神的にストレスを感じていたりすると、筋肉が緊張して、血管を圧迫したり、筋肉の伸縮運動ができなくなったりする為に、余計に脚のむくみが悪化し、身体のいろいろな部分に、むくみが現れます。

この結果、「仕事が終わる頃になると、脚がパンパンになって、靴が窮屈になる」とか、「手の指や甲がプックリと膨らんで、指輪がきつくなる」、「二の腕がタプタプして太くなる」、「顔を鏡で見ると、顔がむくんでいる」などが起きたり、あるいは、お腹の消化管のむくみによって、「お腹が重ダルイ」と感じたりします。

これらが生じるのは、毎日の疲労や緊張などで脚のコワバリが続いたり、身体を動かさないでいたりすると、気付かないうちに身体の循環が悪くなって、身体のいろいろな皮膚の下に水分が溜まってしまうからです。

~ 水分を摂らないようにすると ~

この為、むくみが気になってくると、喉が渇いても、日中に水分を摂らないようにする人がいますが、これは、かえって逆効果になったり、身体に悪影響を及ぼしたりします。

身体に水分が不足してくると、身体が体内の水分を貯め込もうとするので、更に、むくみが増したり、身体の水分不足によって、尿や便などが排出しにくくなるので、体内に老廃物や毒素が溜まって、肌荒れや疲労を引き起こしたりするからです。

対策としては、水分を控えるのではなく、一回の水分量をコップ1杯分ぐらいにして、それを何回か、ゆっくりと飲むようにして、発汗や利尿作用を保つ事が必要とされています。

【 リンパマッサージ、リンパドレナージュ 】

~ リンパマッサージ ~

しかも、女性の場合、ホルモン分泌が不安定になる事や、身体を冷やす服装、脚を締め付ける靴などで、血行を悪化させる事があるので、余計に、むくみが起き易くなります。

この事から、女性向けに、リンパ液の流れを改善して、むくみの解消や予防を行い、健康的な身体づくりをする、『リンパマッサージ』が広く知られています。

『リンパマッサージ』は、気になるむくみを解消させて、更に、冷え性の改善やセルライトの除去にもなるので、ダイエットや美肌効果など、多岐にわたる健康回復や美容効果があると言われています。

~ リンパドレナージュ ~

また、『リンパドレナージュ』の案内も、最近、よく見かけます。

リンパドレナージュはフランス語で、日本語に直訳すると「リンパ排出法」と言い、マッサージで老廃物の排出を促す事を言ったものです。

この為、内容的に『リンパドレナージュ』も、『リンパマッサージ』と変わらなく、リンパ液の循環と老廃物の排泄を促し、全身の機能を保ち、免疫力、自己治癒力を高める事を目的にしています。

~ 名称は違っても ~

この為、名称は違っても、どちらも、リンパ液が詰まり易いと考えられる、喉の下のリンパ液が静脈に流れ込む鎖骨からスタートして、首肩、顔、脇や腕、お腹、脚の付け根、脚全体という順番に行っています。

また、リンパ液が流れているリンパ管は、皮膚表面に分布しているので、どちらも、手のひら全体を使って肌に密着させて、ソフトな圧力でなでたりさすったりしてリンパ液を流し、むくみの解消や、疲労回復、リラックス効果、体質改善などを行うようにしています。

このように、『リンパドレナージュ』や『リンパマッサージ』は、手法に大きな違いはなく、主に「病気ではないが、何となく身体の調子が悪い」という人に対して、手のひらの優しい圧で、リンパ液の排水を促す施術になっています

【 ダルサや、肩こり、腰痛、冷え症、の原因に 】

~ 脚のむくみの場合 ~

しかし、脚の血液を心臓に送り返す『筋ポンプ』が弱まって、下半身の大量の血液の流れが悪くなると、脚太りになって、むくむだけでなく、そのままにしていると、身体の循環の悪化から、身体全体にいろいろな不調が起きます

最初に現れるのが、「腰から下のダルサ感や疲労感」、「腰の鈍痛や不快感」、などです。

これは、脚の血行悪化で、老廃物や疲労物質などが含んだ余分な水分が溜まり、酸素や栄養の供給が不足してくると、周囲の神経が刺激されて敏感な状態になったり、あるいは、血管の圧力上昇によって、神経が圧迫されたりする為です。

~ 下半身の血行悪化で、身体の循環悪化に ~

そして、下半身の血行悪化によって、身体の循環が悪化してくると、「身体が疲れ易くなる」、「身体がダルクなる」、「肩や背中の凝りが悪化する」、「腰の鈍痛が強まる」などが起き、更に、精神的に「イライラする」、「鬱(うつ)気分になる」、などの不調も起きてきます。

それらと共に、下半身の血行悪化によって下半身の“冷え”が生じるので、下腹部痛や、便秘や下痢、腰痛、坐骨神経痛、などを感じる状態になります。

更に、身体の循環悪化や“冷え”が長引くと、筋肉のコワバリが起きるので、頭を支える首や肩、身体の軸となる腰、腕の動作を支える肩甲骨周辺などに、凝りや痛みなどが起きるようになります。

~ 身体の回復力を取り戻す事が ~

このような、身体の不調解消には、脚の血液やリンパ液の流れを促進させるだけでなく、疲労感や肩こり・腰痛なども起きてくるので、悪化した体調を改善させる事も必要です。

これは、身体の血行が悪くなってくると、毛細血管がいびつに歪んで蛇行が起きたり、血流の悪化で毛細血管の内部が詰まったりするので、ますます血液が身体の隅々まで十分に行き渡らなくなって、不要な老廃物が身体に溜まって、体調の不調が慢性化してしまうからです。

この為、「何となく身体の調子が悪い」という程度であっても、身体のコワバリ箇所や不調箇所を確認して解消し、身体の回復力を取り戻す事が必要です。

【 当院の、循環改善治療 】

~ 身体の回復力を取り戻す為に ~

当院では、むくみの改善と、身体の回復力を取り戻す為に、東洋医療をベースにしたマッサージ治療を行っています。

これは、脚の筋肉の働きが弱って、脚の血液やリンパ液の循環が悪くなると、むくみの症状だけでなく、それにより身体の血液循環が悪化し、「疲れ易くなる」、「肩こり」、「頭痛」、「腰痛」、「ダルサ」、「冷え」、などが起きてくるからです。

この為、それぞれの症状や、一人ひとりに適したツボを探し出し、東洋医療をベースにしたマッサージ治療で、筋肉の弾力性や柔軟性を高めて、血液やリンパ液の流れを改善し、体調の改善を行っています。

~ ツボの特徴 ~

ツボには、神経や血管が集まっているので、身体に不調が起きると、関係する特定のツボに痛みやコワバリが生じ、身体に異常が起きている事を知らせるだけでなく、このようなツボに“適合した刺激”を与えると、その刺激に反応して、痛みや違和感が減少したり、筋肉内の血流が改善したりする効果があります

これによって、筋肉内の血流が改善してくると、皮下に溜まった水分が吸収されて、むくみが解消されてくるだけでなく、むくみによって圧迫されていた神経の興奮が鎮まり、身体の不調や痛みを和らげる効果があります。

この為、当院では、反応が現れたツボを利用して、ツボ刺激とマッサージ治療で筋肉の弾力性や柔軟性を高め、筋肉内の血液やリンパ液の流れを改善し、むくみの解消、筋肉疲労の回復、肩こり・腰痛などの改善、などを行っています。

~ デスクワークによる座り仕事をしていると ~

特に、デスクワークによる脚のむくみの場合、筋肉の働きが弱って、ふくらはぎの筋肉のポンプ作用が低下しているので、血行の悪化箇所を確認して回復させる事が必要です。

また、座り仕事をしていると、お尻や太ももの血管が絶えず圧迫されて、血行がさえぎられるので、股関節やお尻のコワバリやシコリを確認して、血液やリンパ液の流れを改善する事が重要です。

しかも、ずうっと座っていると、鼠蹊(そけい)部、膝裏、足首などの、関節付近の筋肉がコワバル事が多いので、これらの筋肉の柔軟性を回復させて、通過しにくくなっている血行を改善する事も必要です。

~ 東洋医療系のマッサージ治療 ~

運動不足や加齢などで筋肉の働きが弱まると、血液の流れが悪くなるので、筋肉の状態や血行の確認には、昔からの経験と最近の手技療法を取り入れた、東洋医療系のマッサージ治療が適しています。

当院は、東洋医療をベースにしたマッサージ治療によって、身体の柔軟性を回復させて血流の滞りを改善し、更に、敏感になっている神経を和らげて、体調の改善を行っています。

マッサージの施術時間は、15分からです。  関連する身体の不調や不快感などの症状のご相談は、[メール]、または[電話]で、お受けしています。

 

 

頭が重い(頭が重苦しく、だるい)

【(症例)身体の不調や、不快感 】

頭が痛いわけではないけれど、「頭が重い」感じになり、「頭が圧迫されているようで、うっとうしい」とか、「頭がボーッとして、どんよりする」、「頭が重苦しい」、などで悩まされる事があります。

この不快な症状は、多くが、毎日の疲労や精神的なストレスなどが積み重なると起きてくるので、「頭が重い…」だけでなく、「身体の疲労感」、「首や肩が張る」、「身体がダルイ」、「気力が出ない」、「お腹の不調」、などにも悩まされます。

この為、症状改善には、疲労や精神的なストレスなどで、追い付かなくなっている身体の回復力を取り戻し、更に、首と頭部のコワバリで悪化している血行を回復させて、脳からの、身体の異常を知らせる警告(不快感)を解消する事が必要です。

【 頭痛の一種 】

~ 頭の働きによって ~

仕事をする上で、頭が支障無くスムーズに働けば、必要な事と不要な事をキチンと分ける事や、「何から、手をつけるべきか!」も、頭の中でクリアに整理できるので、ミスや見落としもなく、仕事のムダも少なくなるので、仕事を短時間で仕上げられ、仕事の評価も上げられます。

この為、仕事をこなすビジネスマンやビジネスウーマンにとって、“頭がスムーズに、支障無く働く”事が、仕事をこなす重要な要素になるだけでなく、その上、仕事運を運んでくれる、重要なポイントになります。

ところが反対に、「頭が重い…」状態になると、頭がモヤモヤして、仕事の内容が把握しづらくなったり、堂々巡りの考えになったり、作業の進め方のイメージがなかなか湧かなかったりするので、仕事の効率が悪くなり、何とか仕事を仕上げる事ができても、内容に自信が持てずに、イマイチという結果になりかねません。

~ 頭痛の一種 ~

このような「頭が重い…」という症状を『頭重感(ずじゅうかん)』と言い、“頭痛の一種”と考えられています

心身が疲労して、首スジから肩にかけての疲労感に悩まされてくると、脳への血行が悪くなって周辺の筋肉がコワバリ、これによって周りの神経が刺激されるので、「頭が重い…」という症状が現れるからです。

この為、「頭が重い…」と悩まされている時は、脳の血流が悪くなって、脳の働きが低下しているので、仕事で、深く考えて取り組まなければいけない事があっても、集中力が続かなくなったり、頭が混乱したり、ミスをしがちになったり、頭が一杯になって仕事がキツク感じられたりします。

~ 不快な症状も ~

しかも、脳の血流が悪化すると、体調を保っている自律神経の働きも乱れるので、身体に、いろいろな不快な症状が起きてきます。

例えば、身体が疲れ易くなる、肩の凝りが強まる、イライラする、目が疲れる、めまいを感じる、「キーン」・「ピー」といった耳鳴りがする、などです。

このような“うっとうしい”症状が強まると、ますます脳の負荷が増すので、思考力の低下や、集中力の低下、記憶力の低下、判断力の低下などが強まって、仕事を進める事やプライベートの事で、思うような判断や行動ができなくなります。

【 頭が重くなる原因 】

~ 肉体的な原因 ~

「頭が重い…」という症状の“肉体的な原因”として、代表的なのが『疲れによる血行不良』と『睡眠不足』です

これらによって、首筋や肩の血流が悪化し、筋肉がコワバッテくると、首から頭部の神経が刺激されるので、それによって、脳内の痛みの調整機能がうまく働かなくなり、「頭が重い…」という不快感が起きてくるからです。

しかも、首の血流の悪化が続くと、首から頭部の敏感になった神経が回復しづらくなるので、「頭が重い…」といった状態が長引いたり、何かの拍子に神経が強く刺激されると、不快感が強まったりします。

~ 精神的な原因 ~

また、「頭が重い…」という症状の、“精神的な原因”として、代表的なのが『ストレス』や『疲労感』です。

例えば『ストレス』や『疲労感』を強く感じるのが、「ハードな仕事が続いて、朝起きるのがつらい」とか、「職場の人間関係に悩まされている」、「興味の持てない仕事の為に、ヤル気が起きない」、「仕事のプレッシャーから、身体に疲れを感じる」などの場合です。

これらの『ストレス』と『疲労感』よって、精神的に緊張した状態が続くと、脳の血流が悪化して、首から頭部の筋肉が収縮してくるので、首から頭部の神経が強く刺激され、この結果、脳内の痛みの調整機能がうまく働かなくなると、「頭が重い…」という状態になり、思考力が低下したり、憂鬱な気持や不安が強まったりします。

~ 痛みの調整が機能不全になると ~

更に、脳の痛みを調整する部位が“機能不全”になると、頭がズキズキとする『緊張型頭痛』や、「頭痛もちの頭痛」と言われる『慢性頭痛』などが起き、これにより、ズーンとした頭が重たい感じが増して、「頭が重い…」という症状が悪化します

しかも、それによって、肩や首周囲の筋肉の収縮が強まったり、いつまでも長引いたりするので、余計に、圧迫されているような、重苦しく、うっとうしい感じが増すようになります。

更に、これらの症状で、自律神経の働きが崩れると、微熱・頭痛・のどの痛みが出てきたり、疲労感に悩まされたり、筋肉痛が現れたり、イライラしてきたり、憂鬱な気持や不安が増したりするので、生活に支障が出てしまいます。

【 どんな対策が…? 】

~ 症状が続く状態になると ~

「頭が重い…」という症状が、初期ならば、ほとんどが軽度なので、気分転換や、しばらく休む事によって回復し、一時的な症状で済ませられます。

しかし、「頭が重い…」という不快症状が、「休んでも疲れがとれない」、「いつまでも続く」という状態になると、回復力が低下しているので、対策を講じて解消させる事が必要です。

毎日の疲労や緊張などの為に、身体の血管や首や頭部の血管が収縮し、血行と体調が悪化した状態になって、体調を保つ自律神経の働きが追い付かなくなっているので、気分転換をしたり、休んでみたりしても、自然回復が難しくなっているからです。

~ 「頭が重い…」という症状の治療薬 ~

ところが、“頭痛”ならば、頭痛のタイプや症状を確認する事で、痛みに合った鎮痛薬を選べますが、「頭が重い…」という症状には、治療薬が見当たりません。

しかも、「頭が重い…」場合は、どのような薬を選べば、重く感じる頭を軽くする事ができるのか、人によって原因や度合いが違うので、判断が困難です。

また、「頭が重い…」という症状は、心身の疲労や緊張が原因になっているので、症状が起きるたびに頭痛薬を利用していると、『薬物乱用頭痛』となり、症状を更に悪化させてしまう危険性があります。

~ ストレッチやマッサージ ~

この為、病院では、「頭が重い…」という症状には、ストレッチやマッサージなどで、首や肩の筋肉の疲労や緊張を解消させて、頭への血行を改善させ、周辺の神経の興奮を鎮める方法が勧めています

「頭が重い…」という症状は、疲労や緊張などによる筋肉由来の不快症状なので、薬を利用するよりも、身体の血液やリンパ液の流れを回復させて、筋肉の弾力性や柔軟性を高め、それによって、首や頭部の神経の興奮を鎮めたほうが、症状の解消に効果があるからです。

しかし、ストレッチやマッサージで効果をあげるには、疲れ易さや痛みとなって現れている箇所を確認してから、その箇所の柔軟性を回復させる事が必要になる事と、首の筋肉は薄くて小さい筋肉で構成されているので、敏感になっている神経を緊張させないようにする事が大切です。

【 当院の治療 】

~ 筋肉由来の症状改善 ~

当院は、心身の疲労や緊張で生じた「頭が重い…」という症状に対して、ツボ治療とマッサージ治療を組み合わせて改善を行っています。

昔から東洋医療が、疲労や緊張などの慢性化による筋肉由来の症状に対する改善を得意分野としてきたので、毎日の生活で生じた「頭が重い…」という症状も、ツボ治療とマッサージ治療によって、自然回復力を高め、体調の改善が期待できるからです

心身の疲労や緊張は、漠然と感じられる事が多い為に、当院では、触診に重点を置いて、それぞれの症状や、一人ひとりに適したツボを探し出し、ツボ治療を行い、そして筋肉の弾力性や柔軟性を回復させる為に、マッサージ治療で血液やリンパ液の流れを改善させ、疲労や緊張などの慢性化による神経の興奮を鎮めるようにしています。

~ 『ぼんのくぼ』と、肩や背中に現れるツボ ~

特に当院では、「頭が重い…」という症状や頭痛に、昔から『ぼんのくぼ』と言われるツボと、肩や背中に現れるツボを確認し、マッサージ治療に、これらのツボを利用して改善を行っています。

これは、首の後ろの上部の『ぼんのくぼ』と言われるツボと、肩や背中に現れるツボが、筋肉疲労や神経過敏が現れ易い箇所になっているので、「頭が重い…」症状や頭痛の“震源地”になっているからです。

この為、『ぼんのくぼ』あたりのツボと、肩や背中に現れるツボを確認して、マッサージ治療にツボ治療を加えて筋肉のコワバリをほぐすと、血流量が増え、緊張感や重圧感が減少するので、「頭が重い…」と感じていた症状が軽くなり、即効性も期待できます。

~ 体調不調の改善にも ~

また、「頭が重い…」という症状は、「身体の疲労感」、「肩が張った感じ」、「ダルサ」、「お腹の不調感」、などを伴っているので、東洋医療をベースにした治療法が、体調改善に適しています。

東洋医療が、「病気ではないけれども、何となく身体の調子が悪い」という症状に対して、ツボ反応で不調箇所を確認し、崩れかかった身体のバランスを整える事で、体調不調の改善を行ってきたからです。

「頭が重い…」という症状が起きると、身体の柔軟性も失われて、血行やリンパの流れが悪化しているので、ツボ治療とマッサージ治療が、オーバーワークになっている体調の改善や、身体の回復力を取り戻すのに効果があります。

~ そのままにしていると ~

「頭が重い…」という症状は、身体の回復力が低下した状態になっているので、そのままにしていると、症状が強まり、頭痛や身体のダルサを引き起こしたり、不快症状がずうっと続いたりします。

当院は、「頭が重い…」という症状に対して、ツボ反応とマッサージ治療を組み合わせて、首や肩の筋の緊張をゆるめて血管やリンパなどの循環改善を行い、体調改善と共に高ぶっている神経を鎮め、症状の改善を行っています。

マッサージの施術時間は、15分からです。  関連する身体の不調や不快感などの症状の、ご相談は、[メール]、または[電話]で、お受けしています。

更年期の疲労感・倦怠感への、コンディショニング

【(症例)身体の不調や、不快感 】

更年期の女性に現れる不調や不快感は、女性ホルモンの分泌料が急激に低下する事で、ホルモンバランスが崩れ、体調を保つ自律神経の働きが乱れる事が影響しています。

更に、これに加え、加齢による体力低下、日々の疲労や緊張、介護、生活の変化によるストレスなどで、自律神経の負担が大きくなると、『自律神経失調症』と呼ばれる、頭痛、めまい、肩こり、腰痛、疲労感、倦怠感などの心身症状が、ますます起き易くなります。

このような更年期の不調や不快感の改善には、身体の自然な回復力を取り戻す事が重要なので、身体に生じた疲労や緊張を解消して、血液やリンパ液の流れを改善し、コンディショニングで体調を整えると、自律神経の働きを高め、気分をリフレッシュする効果があります。

【 加齢による体力低下、精神的なストレスから 】

~ 女性ホルモンの分泌減少だけでなく ~

更年期の女性に現れる身体の不調や不快感の原因として、よく言われるのが、「女性ホルモンの分泌の不安定化による減少と、その影響による自律神経の乱れ」です。

しかし実際は、それだけでなく、更年期になると、年齢的に体力が無くなったり、身体の機能が低下したり、あるいは、家庭内のストレスとか、心の中に溜まった不満やモヤモヤ感などで、疲労感や倦怠感を強く感じるようになったりする事も、大きく影響しています

これらによって自律神経の負担が増すと、女性ホルモンの分泌低下で不安定になっている自律神経がオーバーワーク状態になり、体調の維持ができなくなって、イライラ感や憂鬱感などが強まったり、気持がふさぎ込む事が多くなったりして、更年期の疲労感や倦怠感を強く感じるようになるからです。

~ 気持ちの安定が難しく ~

しかも、自身の身体や肌の衰えなどを感じると、イライラ感や憂鬱感などが増したり、気持がふさぎ込む事が多くなったりして、心の中に溜まった不満やモヤモヤ感などを、自身でコントロールするのが難しくなります。

この結果、「家事で疲れても、分かってくれないので、イライラする」、「家で同じ事を繰り返していると、投げ出したいと思ったり、無気力になったりする」と感じたり、あるいは、子供の進学や就職、夫の単身赴任、親の介護や親の他界などで、「やっておく事がいろいろ増えて、気持ちが焦ってくる」、「負担感が強まる」などを強く意識させられたりします。

そして、心の中に溜まった不満やモヤモヤ感などで、気が重くなったり、精神的に不安定になったりすると、余計に、気持ちを安定させる事が難しくなります。

~ 身体の回復力の低下 ~

また、この時期になると、身体の疲労感や倦怠感が、いつまでも残ったり、なかなか解消できなくなったりします。

体力が弱ったり、身体の機能が低下したりすると、身体の回復力も弱って、追いつかなくなってくるので、睡眠や休養をとっても、身体に疲労感や倦怠感がいつまでも残ったり、少しでも疲労したり緊張したりすると、疲労感や緊張感をぶり返してしまうからです。

この結果、「日中は良いが、夕方になると途端に、気力がガックリ落ちる」とか、「疲れ易い」、「普段より多く寝ても、朝起きて、しばらくすると、また、身体が重ダルクなる」、「休んでも、やる気が起きない」、などを繰り返す状態になります。

【 更年期と上手く付き合うために 】

~ 一人で悩んで、一人で抱え込んでいると ~

更年期の疲労感や倦怠感が繰り返されると、「我慢するしかない」と諦めたり、「日々の疲れや、年齢のせい…」と、我慢せざるを得なかったりします。

しかし、ストレスや疲労は心身に蓄積するので、そのまま一人で悩んで、抱え込んでいると、自律神経の負担が続き、身体の血管が収縮した状態が続き、血行を悪化させます。

この結果、更年期特有の、「肩こり」、「腰痛」、「朝夕の関節痛」、「寝つきが悪い」、「眠りが浅い」などが起きたり、「汗をかきやすい」、「顔がほてる」、などの不調が起きたりします。

~ 改善できるものは改善して ~

このような更年期症状を上手に乗り切るには、体調不良や不快感の中でも、改善できるものは改善し、体調を保つ自律神経の負担を少なくする事が大切です。

特に更年期になると、ストレスや運動不足などで血行が悪化し、筋肉に酸素や栄養が届きづらくなったり、不要な老廃物が溜まったりするので、身体の血液やリンパ液の流れをスムーズにさせる事が、有効な対策になります。

この為、更年期の、低下している身体の機能を向上させて、血行と自律神経を安定化させる為に、食生活の注意や有酸素運動などの“身体のコンディショニング”が重要です。

~ 有酸素運動 ~

中でも、更年期の“身体のコンディショニング”として、軽いジョギングやウォーキング、水泳などの有酸素運動が効果があるとされています

運動をする事によって、血行が適度に促進される効果や、ストレスの発散やリラックス効果を得られ、また、睡眠リズムを整えてグッスリ眠れる効果もあるので、自律神経の働きを安定させる作用が働く為です。

また、運動を行う事によって、ストレスの発散やリフレッシュ効果と共に、爽快感や達成感が得られるので、更年期のストレスやイライラ感を和らげる効果もあります。

【 運動コンディショニングの難しさ 】

~ ウォーキング ~

有酸素運動の中でも、ウォーキングは、更年期の症状改善に効果があると認められ、しかも手軽で、いつでもどこでも、ヤル気さえあれば可能です。

しかし、ウォーキングの効果を発揮するには、50才代では速歩、40才代となるとジョギング以上の強さが必要とされます。

この為、ブラブラ歩き程度のウォーキングでは、更年期の症状改善の効果が期待できなく、ブラブラ歩きとは反対に、普段の体力以上にガンバッテしまうと、運動を終えた後になって、血管が収縮して血流が悪くなり、「疲労が残る」、「血圧の変動が大きくなる」、「凝りや痛みが起きた」、「動悸がする」、「体調がかえって良くない」、といった不調を起こしてしまい、逆効果になります。

~ 運動の目安 ~

また、更年期になると、若い頃と違って、毎日の活動量が少なくなっていたり、あるいは、運動する習慣が無くなっていたりするので、有酸素運動であっても、普段の体調や体質に合わせて運動調整をする事が必要です。

更に、運動による“身体のコンディショニング”は、定期的に繰り返して行う事が必要なので、運動強度の目安が肝心になります。

この為、“身体のコンディショニング”としての運動を、「あまり抵抗感なく」、「どのような方法」で、「どのようにしたら良いか」、迷いがちです。

~ 自律神経失調症 ~

しかも、頭痛、めまい、不眠、不安感、気分のうつ、イライラ感など、『自律神経失調症』と呼ばれる心身症状に悩まされていると、症状改善の“身体のコンディショニング”の方法が、思いつかなかったり、難しくなったりします

『自律神経失調症』と呼ばれる心身症状は、血液やリンパ液の循環悪化や、それによって神経が敏感になっている事が主な原因になっているので、血行の悪化箇所や、神経が敏感になって痛みを引き起こしている箇所を調べて確認し、それらを解消する事が必要になるからです。

しかし、自分で、気になる更年期の症状の原因が分からなかったり、身体の不調箇所を調べる事ができなかったり、不調箇所を改善する事ができなかったりするので、「更年期のコンディショニングを、どうしたらいいのか…?」という結果になってしまいます。

【 当院の、更年期の体調調整 】

~ 基礎的な運動能力の回復から ~

当院では、このような更年期の疲労感や倦怠感の改善に、東洋医療をベースにしたマッサージ治療で、体調や体質に合わせて身体の調子(治る力)を上げ、追い付かなくなっている身体の回復力を取り戻すようにしています

これは、更年期になると、加齢や運動不足などで、本人が思っている以上に基礎的な運動能力が弱っている為に、「①身体が硬い」、「②関節の動きが悪い」、「③身体に左右差がある」、「④正座したり直立したりすると、身体を支える力が弱い」、などが起きているからです。

しかも、これらの体力低下や身体の不調によって、姿勢の悪化や、「病気ではないけれど、何となく身体の調子が悪い」といった、更年期特有の身体の不調が起き易くなります。

~ ツボ(反応点)の利用 ~

この為、当院では、身体のコワバリ箇所や血行悪化箇所の確認と、症状軽減の為に、マッサージ治療にツボ(反応点)治療を加えて、身体が本来持っている基礎的な運動能力を、回復できるようにしています。

これは、ツボが、身体の異常を知らせる箇所であり、病状を改善する箇所でもあるので、ツボ刺激によって、筋肉の張りをほぐしていくと、内部から血行が改善され、酸素や栄養が身体に行き渡り、老廃物が排出される効果があるからです。

また、ツボの反応点を利用しているので、本人が気づいていない筋肉の疲労箇所やコワバリ箇所をチェックして解消させたり、血行が悪化している箇所を回復させたりするのに、効果があります。

~ 一人ひとりに適した治療を ~

また、ツボ(反応点)を利用したマッサージ治療で、筋肉の緊張をほぐして、血行改善を行うと、血行悪化で刺激された神経の興奮を鎮める効果があります。

この効果から、更年期の「肩がこる」、「冷える」、「ダルイ」といった症状にも、東洋医療系のマッサージ治療が神経の興奮を抑制する効果があるので、これらの症状改善に適しています。

しかも、当院は問診や触診にウエイトを置いて、それぞれの症状、一人ひとりに適したツボを探し出し、手当(コンディショニング)を行っているので、身体の自然な回復力を取り戻し、気分のリフレッシュ効果もあります。

~ ツボ刺激を利用したマッサージ治療で ~

更年期の体調改善に「“身体のコンディショニング”が必要」と分かっていても、「体調も気分もすぐれないのに、運動する気が無い」、あるいは、「運動なんて」とか、「忙しくて時間が無い」、という人が多くなっています。

当院は、ツボ刺激を利用したマッサージ治療で、慢性化した疲労や緊張などを解消して血行を改善し、体調を整えて、更年期の女性に現れる身体の不調や不快感の“身体のコンディショニング”を行っています。

マッサージの施術時間は、15分からです。  関連する身体の不調や、不快感などの症状の、ご相談は、[メール]、または[電話]で、お受けしています。

更年期の女性の腰痛と、お尻の冷え

【(症例)身体の不調や、不快感 】

女性にとって腰痛は、肩こりに次いで2番目に多い症状になっていますが、特に更年期以降の女性になると、二人に一人以上が腰痛で悩まされています。

これは、この時期になると、女性ホルモンの分泌の不安定化と減少、加齢による筋力低下、運動不足、毎日の疲労の蓄積、姿勢の悪化などで、身体を支える腰の負担が増すので、いつもの行動や生活をしているだけでも、腰痛が起き易くなるからです。

このような女性の腰痛対策には、痛みを感じている腰だけでなく、腰を下支えしている“お尻の筋肉”も負担が大きくなっているので、腰とお尻の血行が悪化している箇所や、筋肉がコワバッテいる箇所をチェックして、これらを回復させ、違和感や痛みの解消と共に、体調を整える事が大切です。

【 更年期の腰痛の経緯 】

~ 更年期からの腰痛 ~

更年期になると、女性は、自律神経の働きが不安定化してきたり、加齢や運動不足で筋力低下が起きたりするので、これにより、体重が増えたり、姿勢が悪化したり、血行が悪くなったり、疲れを感じ易くなったりします

この結果、以前と違い、身体を支えたり動かしたりしている腰の筋肉の負担が大きくなって、腰痛に悩まされる女性が多くなります。

また、腰にハッキリとした痛みが起きなくても、自律神経の不安定化や筋力の低下などで、腰の血液やリンパ液の流れが悪くなると、筋肉に必要な酸素が不足してきたり、老廃物が排出されづらくなったりするので、何もしていなくても、腰の“疲れ”や“ダルサ”に悩まされるようになります。

~ 腰痛の前ぶれ ~

しかも、腰の血行悪化や筋力低下などの影響で、朝起きた時や立ち上がった時などに“腰痛の前ぶれ”のような、疼くような「チクチク」、「ジンジン」、「ズーン」といった違和感に気付かされ、不安を感じる事が多くなります。

特に、家事や仕事などで疲労や緊張が続いたり強まったりすると、腰の神経が敏感になって、「腰がジンジンとか、ジーンと疼く」、「腰に疲れやダルサを感じる」、「夕方になると腰がウズウズと痛む」といった、腰痛が起きるような、腰の異常を強く感じるようになります。

また、血行悪化や座っている事が多くなると、腰の筋肉がコワバッテくるので、「腰の内側に、“がんこな”こりや痛みを感じる」、「腰がコワバッテ、動きづらい感じ」、「腰がボテッと、腫れてふくらんだ感じ」、といった状態になるので、これによっても“腰痛の前ぶれ”を感じるようになります。

~ 身体の痛みや、不調感も ~

更に、腰の血液やリンパ液の流れが悪くなると、上半身や下半身の血液やリンパ液の流れが悪くなるので、肩コリや背中のコワバリが強まったり、あるいは、膝の痛みが起き易くなったりします。

この結果、「腰が疲れてくると、首から肩にかけての筋肉が、張り詰めたようになる」、「夕方になると、腰から背中にかけて、重ダルイ感じや鈍い痛みがする」、「腰の調子が悪くなると、立ち上がった時や歩き始めに、膝に痛みを感じる」、などが起きます。

そして、身体の血行が悪化するので、「頭がボンヤリしたり、頭が重くなったりする」、「気分的にモヤモヤする」、「以前のように、活発に動く気がしない」、「イライラしてくる」、なども起きます。

【 腰と密接に関連しているお尻の筋肉 】

~ 腰とお尻の関係 ~

腰に違和感が起きたり、腰に痛みを感じたりすると、腰に湿布薬を貼ったり、腰を動かしたりストレッチをしたりしますが、なかなかスッキリと回復しません。

これは、腰の筋肉の問題だけでなく、お尻の筋肉も、腰の筋肉と一体になって、座る・立つ・歩くなどの動作を行っている事と、お尻の筋肉が身体の土台になって、身体を支えたり、動かしたりしているので、お尻の筋肉のコワバリや血行不良が起きると、じかに接している腰の筋肉に影響を与えるからです

この為、気になる腰だけでなく、腰の筋肉と関連しているお尻の筋肉も、チェックしてケアする事が必要になります。

~ お尻の筋力低下から ~

特に、更年期になって、加齢による筋力低下、毎日の疲労、身体の冷え、姿勢の悪化などで、お尻の筋肉が弱ったり疲労していたりすると、それによって腰の筋肉の負担が増して、腰痛が起き易くなります。

この為、座っている事が多かったり、歩く事が少なかったりする事が毎日続くと、身体の土台になっているお尻の筋肉も弱ってくるので、「以前と違って、物を持ち上げると腰が痛む」、「前かがみになったり、ひねったりすると腰が痛い」などが起きます。

特に女性は、骨盤内の臓器を守る為に、お尻に脂肪が着き易いので、加齢や運動不足などで、お尻の筋肉が脂肪に変わると、その分、腰の筋肉の負担が増します。

~ 運動機能の低下 ~

しかも、お尻の筋肉は、二足歩行に欠かせない筋肉なので、お尻の筋肉が弱ってくると、腰の痛みや違和感に加えて、運動機能が低下します。

これにより、「長時間、立っていられない」、「足が上がりにくくなる」、「歩行速度の低下」、「歩幅の低下」などが起きたり、歩いたり走ったりすると、お尻の筋肉の『衝撃吸収』や『身体のふらつき防止』の役割ができなくなってしまい、すぐに疲れたりします。

この結果、更年期になって、お尻の筋肉が弱ってくると、「いつも腰が重い」、「腰がだるい」、「下半身が動きづらい」などの、腰から下半身にかけての重ダルサや疲労感に悩まされたり、脚の運動機能の低下から、歩いたり立っていたりする事が辛くなります。

【 お尻の冷えの原因 】

~ お尻の血行悪化 ~

また、加齢や筋力低下などで、お尻の血行が悪くなってくると、下半身や上半身の血行を悪くさせて、「脚のむくみ」、「身体の冷え」、「下腹部やお尻のほうへ抜けるような鈍痛がある」などが生じ、次第に腰も、痛みや不快感が起き易くなります。

これは、お尻の筋肉は、分厚い筋肉が何層も重なり合っているので、それらの筋肉の働きを維持する為に、毛細血管が網の目のようになって、たくさん集まっているので、加齢や筋力低下などの影響を受けると、お尻の血行が悪化してくる為です

しかも、お尻は、手足と違って、日常生活で動かす事がない上に、中高年になって、加齢や運動不足などで血液を流す筋肉のポンプ活動が弱まってくるので、ますます血行が悪化し、腰に痛みや不快感が起きるようになります。

~ 骨盤内の脂肪と、お腹回りの脂肪 ~

女性の骨盤は子宮や卵巣などで密集状態になっている為に、血管が、その隙間を通り抜ける状態になっているので、女性のお尻の血行が悪化すると、直接、腰の血行に影響して、腰の血行を悪化させ、“疲労感”や“ダルサ感”を伴った腰痛が起き易くなります。

また、女性のお尻は、多くの脂肪が着いている為に、血行が悪化して骨盤内の脂肪が冷えてしまうと、“脂肪は一旦冷えると温まりにくい”性質があるので、腰も冷やして、腰痛を起こす原因になります。

しかも、更年期になって、お腹回りに脂肪が多く着くと、ますますお尻と腰を冷やす事になり、腰痛が起き易くなります。

~ お尻の冷え ~

更に、お尻の奥には、下半身につながる太い血管や、血流を調整する働きのある神経(坐骨神経)などが通っているので、お尻が冷えて、お尻の筋肉がコワバルと、内部の血管や神経を圧迫して、腰の重ダルサや腰痛を引き起こす事があります。

この為、「腰からお尻にかけて、スースーと冷えを感じると、腰が重ダルクなって辛くなる」、「下半身が冷えると、腰痛が起きる」という場合は、お尻の血行が悪化したり、お尻の神経が圧迫されたりして、腰の重ダルサや腰痛を起こしている可能性があります。

また、座っている事が多かったり、下半身の冷えに悩まされていたりすると、お尻の奥の筋肉にコワバリが生じたり、お尻の血行が悪化したりする為に、お尻の奥を通っている坐骨神経を圧迫し、お尻や太ももの後ろにかけて、シビレを伴った痛み(坐骨神経痛)を起こす事があります。

【 当院の、更年期の腰痛治療 】

~ 腰痛が起きる場所 ~

女性が更年期になって、腰に痛みを感じる事が多いのが、ベッドから起き上がる時や、立ち上がって歩き始めた時、階段を昇り降りした時、中腰になった時、長時間の立位や歩行をした時、などです。

しかし、痛みが“漠然”として、痛む箇所がハッキリしない事が多くなっています。

これは、腰やお尻の、血行悪化や筋肉のコワバリが原因になっているからです。

~ 痛みの箇所と、ツボ反応 ~

この為、当院では、①痛みを引き起こしている箇所をハッキリと確認する為と、②患部の範囲を確認する為に、問診と痛みに関連するツボ反応を利用して、探し出すようにしています

ツボが、神経や血管が集まっている箇所なので、身体に不調があると、関係する特定のツボに痛みや硬さとなって現れ、身体に異常が起きている事を知らせてくれるだけでなく、反応が現れたツボに適切な刺激を与えると、その刺激に順応して、痛みや違和感が減少したり、筋肉内の血流が改善したりする効果があるからです。

しかも、疲労感やダルサ感が加わった“独特な違和感や痛み”になっている場合には、多くが、腰とお尻の筋肉のコワバリと、それによる血行悪化が原因になっているので、マッサージ治療とツボ刺激で、骨盤周囲の靭帯や筋肉の柔軟性を回復させて、血液やリンパ液の循環の改善を図ると、腰痛の緩和と解消に効果があります。

~ 骨盤周囲の関節付近の柔軟性をチェック ~

更に、当院では、腰痛改善の為に、お尻と腰の筋肉に関係する、太ももとと骨盤の関節、後ろの骨盤の関節、背骨と骨盤の関節、などの関節のチェックを行っています。

お尻は『縁の下の力持ち』として、腰の下側で体重を支えながら、上半身や脚を動かす柔軟な動きが必要なので、骨盤周囲の関節付近の筋肉の柔軟性をチェックする為です。

これらの関節周囲の柔軟性と関節の可動域を回復させると、骨盤内の血行も促進されるので、「腰の重だるさがスッキリした」と言う人がいるくらい、腰の痛みを減少させる効果があります。

~ 東洋医療をベースにしたマッサージ治療 ~

腰とつながっているお尻は、毛細血管が多く集まっている箇所なので、更年期になって自律神経の働きが不安定になったり、運動不足になったりすると、血行が悪くなって冷えが生じ、腰痛が起き易くなります。

当院は、東洋医療をベースにしたマッサージ治療で、腰やお尻の血流の改善や、筋緊張やそれに伴うコワバリ解消によって、不快感や疲労感などを緩和して無くし、下半身の運動機能の回復を行っています。

マッサージの施術時間は、15分からです。  関連する身体の不調や、不快感などの症状の、ご相談は、[メール]、または[電話]で、お受けしています。

 

イライラ、疲労、だるい、頭痛、眠れない、女性の不定愁訴と東洋医療

【(症例)身体の不調や、不快感 】

成人女性の2人に1人以上が、「何となく身体がだるい」、「疲れ易い」、「肩こりがつらい」、「食欲がない……」、「イライラする」、「頭痛や頭重感に悩まされる」、などの『不定愁訴』に悩まされています。

この原因として、女性が、「ホルモン分泌が不安定になったり」、「筋肉量が少なかったり」、「不安やストレスなどを感じ易かったり」、「結婚・妊娠・子育てなどで生活習慣が大きく変わったり」などがある為に、これらが体調の不安定化に大きく影響を及ぼしていると考えられています。

このような、病気でなくても、「身体の調子が、何となく悪い」といった症状には、体調や体質に合わせて身体の調子(治る力)を上げていく事が必要なので、神経や血管が集まっているツボを利用して、疲労箇所や緊張箇所をチェックし、これらを解消させていくのが、体調を安定させるのに、無理が無く、身体に合った改善方法です。

【 何となく体調が悪い 】

~ 不定愁訴 ~

「何となく体調が悪い」という自覚症状があっても、病院で検査しても異常が見つからず、不調の原因が分からない症状を『不定愁訴』と言います。

しかし『不定愁訴』は、毎日のストレス、睡眠不足、心身の疲労や緊張、ホルモンバランスの不安定などによって、体調を保つ自律神経がオーバーワーク状態になると、様々な不快な症状が起きる『不定愁訴』を引き起こす事が分かっています。

これは、自律神経の働きがオーバーワークになって、自律神経の乱れや機能低下などがおきてくると、体調を維持する事ができなくなってくる事だけでなく、神経が敏感な状態になってくるので、チョットした感覚が大きく増幅されて不調感が強まったり、外からの様々な刺激を調節しているフィルター機能が低下して、感じなくてもいい刺激を強く感じて、不快感が増幅されたりするからです

~ 女性の不定愁訴 ~

特に女性は、身体の調子が、微妙な女性ホルモン分泌によって保たれているので、ストレス・疲労・睡眠不足・無理なダイエットなどでホルモン分泌が影響を受けると、体調を保ちづらくなり、不定愁訴が起き易くなります。

この結果、頭痛、食欲不振、慢性疲労感、不眠、微熱などの一つの症状だけでなく、「頭痛と腹痛」というように、いくつもの身体の不調が起きたり、あるいは、1日の中で次々と症状が変わったり、また、体調の不調から、「気分がスッキリしない」、「わけもなくイライラする」、「気分が落ち込む」、「眠れない」、などの精神的な不調が起きたりします。

しかも、女性ホルモンが減少してくる40代以降になると、程度の差はあっても、女性の60~70%が不定愁訴に悩まされると言われます。

~ 我慢しがちに ~

しかし、女性の多くは、不定愁訴に悩まされていても、身体のケアは後回しにする事が多くなっています。

身体の不調が気になっていても、家事や子育て、介護、仕事などに追われて、なおざりになったり、不定愁訴を引き起こす原因がハッキリしない為に、解消方法が思いつかなかったり、あるいは、「この程度なら、我慢していれば、そのうち解消するだろう」と都合良く、自分勝手に期待して、我慢してしまったりするからです。

しかも、他の女性も、同じような不定愁訴に悩まされている事から、「私だけではない!」とか、「このトシになると、なりがちだ」と、自分で自分に言い納得させてしまいます。

【 我慢していると 】

~ 自律神経のオーバーワーク ~

ところが、「つらいけど、仕方がない!」とか、「いつもの事だから」と、不快な症状を我慢していると、自律神経の負担が、それだけ増して大きくなります

毎日の疲れやストレスで、身体から「これ以上、ムリをしないで!」、「もう、休みたい!」というメッセージ(不快な症状)が出ているにもかかわらず、我慢し続ける為に、体調を保つ自律神経がオーバーワークになってくるからです。

この結果、毎日の疲れやストレスが積み重なって溜まったり、身体の回復力が追い付かなくなったりすると、身体の不調感が増して、それと共に体調が悪化し、不定愁訴の辛さが大きくなります。

~ 天候や天気が悪くなると ~

また、この状態になると、天候が変化した時や、天気が崩れた時などに、身体の不快感や不快症状が大きくなります。

自律神経の乱れや機能低下などが起きると、身体の防衛反応で神経が敏感になるので、天候が変化した時や天気が崩れた時などに、神経が強く反応して、痛みを誘発させ、頭や首・肩などが痛くなったり、身体の不調が強まって、気持ちが落ち込んだり、めまいが起きたりするからです。

特に、雨が降りそうになったり、低気圧が近づいたりすると、自律神経の血管コントロールが乱れ易くなり、頭痛を引き起こします。

~ 理解されないツラサ ~

ところが、周りの人には、不定愁訴に悩まされている本人の辛さが理解できません。

この為、周りの人に、「やる気がない」とか「怠惰」と思われてしまうツラサがあります。

しかも、不定愁訴の違和感や不快感は、人に説明しづらかったり、身体を動かすと症状が悪化したりするので、症状を伝えても、自分勝手な自己主張と思われたり、「適当にわがままを言っているだけ」と見なされたり、してしまう事もあります。

【 体調の改善で、回復力を 】

~ コンディショニング ~

この為、身体の血行の滞りや疲れなどを緩和させて、症状を軽減させる“コンディショニング”ができれば、本人にとって、大きな“助け”になります。

コンディショニングで、身体の血行の滞りや疲れなどが改善されれば、自律神経の体調を保つ働きの負担を少なくさせる事ができるので、自律神経に余力が生まれ、体調改善につながるからです

また、身体の回復力が持ち直してくると、疲れや痛みが和らぐだけでなく、精神的に落ち着くようになり、気持ちのゆとりも出てきます。

~(症例)肩や背中の緊張が強まって ~

例えば、ストレスや疲労などで、体調を保つ自律神経の働きの負担が大きくなると、肩や背中の緊張が強まり、頭痛、頭重感、めまい感、胸の圧迫感、息苦しさ、倦怠感、微熱、などの不定愁訴が現れます。

更に、これによって、「身体がどうもスッキリしない」とか、「身体が重荷を背負った感じ」、「ダルイ」といった、精神的な不快感が強まります。

このような時に、コンディショニングで、強く不快な痛みが感じられる肩や背中などのコワバリやダルサを和らげる事ができると、体調の改善だけでなく、気分的に楽になり、安心して過ごす事ができます。

~(症例)腰やお尻の重ダルサから ~

あるいは、疲労や緊張で、腰やお尻が重ダルク感じる場合には、全身の血行が悪化している事が多いので、身体全体がダルク、重い感じになって、何とも言えない倦怠感が生じます。

腰やお尻の血行が悪化すると、身体全体の血液循環が悪化してくる為に、上半身や下半身に酸素が十分に運ばれにくくなったり、疲労物質が滞ったりして、疲労感やダルサが身体に生じるからです。

このような場合に、コンディショニングで、腰やお尻のコワバリを回復させて、血行が改善されると、身体の疲労物質が排出され、身体に必要な血液が巡るようになるので、身体全体の不快感が減少し、体調を上向かせます。

【 当院の、不定愁訴の改善治療 】

~ 東洋医療のコンディショニング ~

当院は、「原因がハッキリ分からないけれど、何となく体調が悪い」といった不定愁訴に、東洋医療のツボ治療とマッサージ治療で、身体のコンディショニングを行っています。

これは、東洋医療が、「病気にはまだなっていないけれども、何となく身体の調子が悪い」といった症状を『未病』と呼び、痛みや違和感を緩和させて解消し、体調を改善させる為に、ツボ治療やマッサージ治療で、改善してきた実績があるからです

特に、身体のツボには、神経や血管が集まっているので、身体に不調があると、関係する特定のツボに痛みや硬さとなって現れ、身体に異常が起きている事を知らせるだけでなく、反応が現れたツボに適切な刺激を与えると、その刺激に順応して、痛みや違和感が減少したり、筋肉内の血流が改善したりする効果があります。

~ 反応点(ツボ)の利用 ~

例えば、身体にダルサやコワバリを感じたり、頭が重くなってきたり、凝り感が強まったりしてくると、ツボ反応が顕在化してくるので、このツボを確認し、「イタキモ!」と感じる刺激を加えると、滞っていたリンパ液や血液の流れが増幅し、それによって身体の回復力を高める効果があります。

この作用から、当院では、疲労や緊張で敏感になっている神経を鎮める為に、触診とツボ反応を利用して体調の確認を行っています。

そして、マッサージ治療で、①血行やリンパの流れの増幅、②筋肉の弾力性や柔軟性を高める、③敏感になっている神経の興奮を鎮める、などを行い、これにより、身体全体の調子(治る力)を上げて、体調を回復させるようにしています。

~ 心身のリラックス効果 ~

また、「イライラ」、「疲労」、「だるい」、「頭痛」、「眠れない」などが続くと、身体の神経が敏感になり、疲れや痛みを強く感じるようになります。

この為、身体の疲労箇所や緊張箇所を確認して、神経や血管が集まっているツボに“快刺激”を加える事で、身体が正常な状態に戻ろうとする“好転反応”を一時的に起こし、血流の改善と、神経の興奮と抑制のバランスを回復させています。

これによって、「イライラ」、「疲労」、「だるい」、「頭痛」、「眠れない」などの不快感が和らぐと、自律神経の働きに余力が出てくるので、身体の回復力を取り戻し、不快感の解消効果と、心身のリラックス効果が期待できるようになります。

~ 自分にあったケア ~

不定愁訴は、決して「気のせい」ではなく、疲れやストレスなどが溜まった事が大きな原因になっているので、体調や体質に合わせて(コンディショニング)を行うと、体調が改善され、不快な症状も解消されていきます。

当院は、特に女性に多い、「病気にはなっていないけれども、何となく身体の調子が悪い」といった症状に対して、東洋医療をベースにしたマッサージ治療で、身体の回復力を高め、体調の改善を行っています。

マッサージの施術時間は、15分からです。  関連する身体の不調や、不快感などの症状の、ご相談は、[メール]、または[電話]で、お受けしています。