猫背の姿勢改善と、骨盤の傾きの関係

【(症例)身体の不調や、不快感 】
(写真)猫背の姿勢改善と、骨盤の傾きの関係

導入文

普段の猫背姿勢が気になって、「丸まった背中を真っ直ぐに!」と思い、背中を伸ばしたり、反らしたりしても、そのまま保つのが辛くなって、続けられません。

これは、前かがみ姿勢が続くと、背骨の土台になっている骨盤を後ろに押し出し、腰と背中を前側に曲げた状態で、骨盤周りの筋肉が、その状態を固定するようになるので、骨盤の上の背骨が前かがみになったまま、固定化された状態になるからです。

この為、猫背を解消するには、固まっている骨盤周りの筋肉の柔軟性を回復させてから、こしや背中のコワバリ解消をする事が必要なので、筋肉や血行の改善を得意としている東洋医療系のマッサージ治療を利用すると、無理を感じさせず、効果的です。

【 猫背の原因となる、骨盤の後傾 】(図)仙骨座り

多くの人が、「背筋を伸ばしているよりも、猫背にしている方が楽」と感じていて、反対に、「姿勢を正すと、ものすごく疲れる」と感じます。
これは、正座のように良い姿勢を保つには、後ろの背中側の筋肉をシッカリと使わないと行けませんが、猫背のような前かがみになっていると、それほど背中側の筋肉をシッカリと使わなくても、楽に姿勢をキープできるからです
しかも、現在のデスクワークは、椅子に座ってPCやスマートフォンに向き合う事が多いので、知らず知らずのうちに前かがみになる上に、背スジを伸ばす必要が無いので、このような姿勢が、「自然な姿勢!」と、感じてしまいます。

 

この猫背の座り方を極端にしたのが、背中の丸くなった高齢者に多く見られる『仙骨座り』で、椅子に浅く座って、腰を後ろに突き出し、骨盤を後ろに傾けて、背もたれに身体をあずけた座り方です。
このような『仙骨座り』の姿勢を可能にしているのは、骨盤が後ろ側に押し倒された状態(写真参照)になるからで、これができるのは、その時々の姿勢によって、“骨盤の角度が変わる”からです。
例えば、直立している時には、骨盤が上体を骨盤で支えるように、立ったような状態ですが、座って猫背姿勢になると、腰を後ろに突き出すようになるので、それに合わせて、骨盤が後ろ側に倒される(寝かされる)ように、骨盤の角度が変わります。

 

ところが、毎日、猫背姿勢を続けていると、骨盤を支えている筋肉や靭帯が、骨盤が後ろ側に倒された状態で硬化し、更に、筋肉の不自然なコワバリがコルセット状に固めるので、“骨盤の角度が変わる”事が出来なくなります。
この状態になると、立った時に、骨盤が真っすぐの角度に戻らないので、お尻や腰が後ろに突き出したようになり、背中も後方にC字型に湾曲したままになるので、上半身の猫背が目立つようになります。
このように、猫背は、背中が丸まった状態を言っていますが、この状態にさせているのが、骨盤が後ろ側に倒れた状態で硬化して、“骨盤の角度が変わる”事が出来なくなった、骨盤周りの筋肉や靭帯のコワバリです。

【 困難な、自力回復 】(図)自力回復の困難

もともと、人は、日常生活において、無意識に、自分が1番楽な姿勢を取ってしまうので、デスクワークなどで猫背になってきても、自分で気が付きにくくなります。
しかも、母親の胎内にいた時に、腰を丸めて丸まった姿勢でいた事から、身体を伸ばす筋力より、丸まろうとする筋力が自然と強くなっているので、猫背姿勢になると、楽で自然に感じてしまいます。
更に、中高年以降になって、日常動作で前かがみ姿勢が多くなったり、運動不足で筋肉の働きの低下が起きたりすると、姿勢を真っすぐにしている筋力が弱まるので、猫背姿勢が自然に感じられるようになる事も、影響しています。

 

ところが、このような姿勢がずうっと続くと、姿勢を正そうとして、丸まった背中を伸ばしたり、反らしたりしても、出来なかったり、続かなくなったりします。
これは、柔軟性が残っている一部の筋肉は伸ばせても、肝心の、硬くなっている筋肉は困難な状態になっているので、一般的なストレッチや、型通りの運動では、解消困難になっているからです。
更に、背骨の土台になっている骨盤が後ろに傾き、コルセット状に固まっているので、それを自力で元に戻すには、本人が思っている以上に、エネルギー(体力)と時間が必要になるからです

 

この為、本人が気になって、お腹にグッと力を入れて、背スジを伸ばすようにしても、すぐに辛くなってしまい、いつの間にか元の猫背に戻ってしまいます。
また、出来たとしても、無理やり真っすぐにしているので、次第に首、背中、腰、脚等の筋肉が固まって痛みを感じるようになります。
これらの大きな原因は、上半身の姿勢を保つ為に、重要な役割を果たしている、お尻や腰の筋肉が弱くなって、上半身の姿勢を維持できなくなり、前かがみになって、更に、猫背になってしまうからです。

【 姿勢の悪化や、身体の不調 】(図)姿勢悪化や不調

骨盤の後傾し、背骨が前方に傾いた状態になると、前かがみ姿勢や猫背になるので、立っている時に、うつむいた姿勢が目立ってくるだけでなく、姿勢や体型の悪化が更に悪化するようになります
一般的に多いのが、『前かがみ姿勢 → 猫背になる → 両肩が前方に突き出る → ゴリラのように腕が前に出る → 顎が前に突き出る』状態です。
その上、腰を引いて、うつむいた姿勢が繰り返されると、お腹の筋肉に力を入れる事が無く、緩んでくるので、中に脂肪が蓄積されて“ポッコリお腹”になり、体型的に太り易くなります。

 

また、姿勢や体型の変化だけでなく、身体が疲れ易くなって、身体の不調も起きてきます
骨盤を支えている筋肉や靭帯の“不自然なコワバリ”が続くので、腰の血行を悪化させて全身の血行も悪くなり、身体に老廃物が排出されづらくなるからです。
この結果、座り仕事で猫背姿勢が続くと、「腰がダルイ」、「腰が重たい…」、「腰に鈍痛がする」といった、腰の重ダルサや痛みに悩まされるようになり、それが続くと、背中やお尻にも、凝りや痛みが拡がるようになります。

 

更に、猫背姿勢による前かがみから、胃腸付近が押しつぶされた状態になるので、食欲不振、便秘、下痢などの、内臓の不調を引き起こします。
更に、前かがみになっていると、無意識に背中の筋肉に力が入って、背骨の隙間から出ている自律神経を圧迫するので、内臓の不調と共に、「肩に重圧がのしかかる」とか、「重荷を背負う」といった、精神的な疲労感が増すようになります。
これによって、自律神経の不調を引き起こして、ますます内臓に不調を起こすだけでなく、ストレスに弱くなったり、元気が無くなったり、不安感が強まったり、気分的に暗くなったりします。

【 当院の、猫背の姿勢改善治療 】(写真)当院の治療

当院では、回復しにくくなった猫背を改善する為に、東洋医療をベースにしたマッサージ治療で、最初に、骨盤を囲むお尻と腰の筋肉の、柔軟性を回復させるようにしています。
これは、普段の前かがみ姿勢で、コルセット状に固められたお尻と腰の筋肉のコワバリが回復してくると、それに伴って、自然と、後ろに傾いている骨盤が、本来の角度に戻ってくるからです
これによって、背骨の土台になっている骨盤が、元の状態に回復してくると、背中を反らせたり、曲げたりする動作の抵抗感が無くなってくるので、上半身のコワバリ解消をすると、背スジを伸ばし易くなります。

 

また、お尻と腰の筋肉の柔軟性を回復させると、普段感じる腰痛が改善されるだけでなく、以前より、疲れにくく、身体を動かしたり、支えたりする事ができるようになります。
身体全体の循環が改善されるので、血行やリンパの流れを良くする、筋肉の弾力性や柔軟性を高める、関節の可動域を広める、などの効果があるからです。
これにより、背中の筋肉を、マッサージ治療で伸ばしたり、肩関節の柔軟性を回復させたりすると、丸まってしまった背中や、肩の巻き込みが、元に戻り易くなります。

 

このように、猫背姿勢の改善は、当院では最初に、お尻と腰の筋肉の柔軟性を回復させて、栄養素や酸素を運んでいる血行を、円滑にしておく事を最優先にしています。
骨盤の不自然な後傾が解消されると、そこを土台にしている背骨沿いの歪みが解除されて、筋肉の柔らかも回復してきます。
特に、本人の力だけでは、猫背がなかなか改善できないような場合にも、コワバッタ筋緊張を解消していき、可動域を大きくさせていく、メリットがあります。

 

猫背のままでいると、腰痛、ストレートネックや肩こり、首の痛み、そして、膝が曲がり易くなって膝の痛み、などの原因になります。
当院では、筋緊張の軽減・可動域の回復・疼痛の解消などによって、解消しづらい姿勢の改善も行っています。
マッサージの施術時間は、15分からです。  関連する身体の不調や、不快感などの症状の、ご相談は、[メール]、または[電話]で、お受けしています。本八幡(市川市)マッサージ専門【ファミリー治療院】

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