身体の不調や、不快感

気候の寒さや冷房による、関節の痛みと、動きの低下

【(症例)身体の不調や、不快感 】

日本は、季節によって気候が大きく変化するので、季節が寒くなってきたり、冷たい雨が降る時期になってきたりすると、身体に“痛み”を感じたり、関節がギクシャクした感じになったりする人がいます。

よくあるのが、「梅雨時になると、古傷がシクシク痛む」、「天気が悪くなって、雨や曇りになると、身体の節々(ふしぶし)が痛む」、「秋が深まって寒さや冷えを感じると、膝や腰の関節が痛んで、身体を動かすのが辛い」、などです。

これは、身体の血行状態が悪いと、「寒い」とか「冷たい」という感覚が強く刺激されて、“痛み”が誘発されたり、関節のコワバリが強まったりするので、予防や緩和には、身体の血行と柔軟性を保つ事で、体調を維持し、神経の異常な興奮を抑える事が大切です。

【 寒さによる神経痛 】

~ 寒さによる神経痛 ~

気候が寒くなってきたり、部屋の冷房を強く感じたりすると、「肩や背中の凝りや痛みが強まる」、「膝や腰のダルサや鈍痛が増してくる」、「指や膝の関節がギクシャクした感じになって動きにくくなる」、あるいは、「身体を動かすのが辛くなる」と、悩まされる人がいます。

寒さや冷たさを感じると血管が収縮するので、身体の血行状態が悪くなっていると、寒さや冷たさに神経が敏感に反応して、身体の血行を更に悪化させて“痛み”を誘発したり、関節のコワバリを強めたりするからです

このように、寒さで身体が冷えると、身体の節々(ふしぶし)に違和感や痛みが起きたり、関節の動きづらさを感じたりするのを、病院では『寒さによる神経痛』と診断しています。

~ アラームサインとして、痛みが ~

『寒さによる神経痛』の症状は、非常に冷たい風を顔に受けて、頬や耳が“痛く”感じたり、氷水に手を入れ続けると、手にシビレを伴った“痛み”を感じたりするのと、同じ現象と言われています。

ひどく「冷たい!」とか「寒い!」という刺激を受けると、感覚神経が“身体への危険性”を知らせる為に、“痛み”をアラームサインとして発するからです。

日本は季節によって気候が大きく変化するので、身体の血行状態が悪くなっていると、寒さが強まる秋から冬への季節の変わり目や、急に冷房の風に直接さらされた時などに、このような“痛み”のアラームサインが起き易くなります。

~ 気圧の低下や、湿度が増す事から ~

また、「冷たさ」や「寒さ」ではなく、気圧が低下して空気が湿ってくると、“痛み”を誘発したり、関節のコワバリを強めたりする人がいます。

例えば、“頭痛持ち”になると、台風や低気圧が近づくと、「頭がズキズキと痛む」といった状態になったり、不定愁訴に悩まされていると、天気の悪化によって、肩こり、膝の痛み、めまい、などが起きたり、あるいは、以前にケガをしたり手術を受けたりした人の場合は、気圧が低下して空気が湿ってくると、その傷跡(瘢痕)の神経が敏感に反応して、ジクジクとした痛みが強まったりします。

これらは、気圧が低下したり、湿度が増したりして、体調の維持がうまくいかなくなって不快感が増すと、身体の緊張が自然と高まって、血管が収縮し、血行が悪化するので、神経が過度に刺激される為と言われています。

【 身体を動かす事が少なくなると 】

~ 加齢や運動不足などの影響 ~

これらの不調は、体調の維持がうまくいかなくなった事が原因になっているので、加齢や運動不足などで、身体を動かす事が少なくなっていると、『寒さによる神経痛』や、関節の“痛み”などが起き易くなります

身体を動かす事が少なくなると、血流が低下して筋肉がコワバッタ状態になるので、筋肉痛や、関節の柔軟性や滑らかさが無くなる為に、関節痛が起きる為です。

この為、加齢や運動不足の人が、いきなり立ち上がったり急に振り返ったりすると、筋肉の負荷が急に増して、思わず「アイタタッ!」という状態が起きたり、筋肉のコワバリで関節がうまく動かない為に、関節に痛みが起きたりします。

~ 体調の低下 ~

更に、加齢や運動不足などで、体調が低下してくると、ますます『寒さによる神経痛』や、関節の“痛み”が起き易くなります。

運動は、筋肉を鍛えるだけでなく、自律神経を刺激して体調を保つ働きを強めたり、改善したりする働きがあるので、加齢や運動不足などで、身体を動かす事が少なくなっていると、体調を保つ働きが低下し、“身体への危険性”を知らせる“痛み”が起き易くなるからです。

この為、加齢や運動不足などで、「ダルイ」、「肩が凝る」、「冷える」、「疲れやすい」、「食欲がない」、「眠れない」、「イライラする」、「元気が出ない」などを感じていると、季節の温度や気圧の変化に順応しづらくなる為に、『寒さによる神経痛』や、関節の“痛み”などが起きます。

~ こむら返りやギックリ腰も ~

しかも、身体を動かす事が少なくなって、体調を保つ働きが低下すると、余計に身体の血行を悪化させます。

これによって、身体の老廃物が排出されづらくなり、溜まった老廃物が神経を刺激するようになると、「身体のダルサ」や「何となく身体の調子が悪い」といった状態になったり、ジッとしていると疼くような痛みを身体に感じる状態になったり、更に何かの拍子で運動神経が刺激されると、「しびれる」、「筋肉が引きつる」などが起きたりします。

この為、デスクワークの人や、お年寄りが、気候の寒さや冷房による関節の痛みと動きの低下に悩まされるだけでなく、「いつも、なんだか腰がジクジクと痛い…」といった状態になったり、こむら返りやギックリ腰が起き易くなったりします。

【 心身の不調から 】

~ 疲労や心身の不調から ~

更に、疲労や心身の不調などの影響で、身体を動かす時に痛みが起き易くなる事もあります。

疲労や心身の不調などがあると、筋肉がコワバッタ状態になる上に、血管が圧迫されて血液の流れが悪くなる為に、血液から取り込む酸素が不足し、老廃物が排出しづらくなるので、筋肉の瞬発力や持久力の機能がうまく働かなくなるからです

特に、膝や腰などは、絶えず身体を支えながら、関節を曲げたり伸ばしたりするので、疲労や心身の不調などがあると、動作時に痛みを感じるようになります。

~ 心身の不調や、精神的な不安定が続くと ~

しかも、ストレスや不安で緊張感が続くと、“痛み”が、いつまでも続きます。

心身の不調や、精神的な不安定が続くと、心理的な緊張から神経が敏感になってくるので、神経が敏感に反応して、“痛み”のアラームサインが出易くなるからです。

この結果、「気分が重くてつらい」、「何もする気がしない」、「身体がダルク感じる」、「疲れやすい」などの状態になると、「ジンジンする感じ」、「シビレ感がする」、「感覚が無くなった感じ」、「力が入らない」、「身体が動かしづらくなる」などが、続いたり、繰り返す状態になったりします。

~ 神経圧迫や、自律神経の働きからも ~

また、心身の不調や、精神的な不安定が続くと、筋肉内の血行が悪くなって筋肉がコワバッタ状態になるので、“痛み”が解消しづらくなります。

更に、体調を守る自律神経も、心身が緊張すると、血管を収縮させて筋肉内の血行が低下するので、“痛み”の解消を難しくさせます。

この結果、気候が寒くなってきたり、冷房を強く感じたりすると、膝や腰などの関節に“痛み”を感じるだけでなく、いつもコワバリを感じたり、ダルサやウズウズした“痛み”に悩まされたりします。

【 当院の、寒さによる痛みの治療 】

~ マッサージ治療にツボ治療を加え ~

『寒さによる神経痛』の解消の為に、痛む所を温めて、血行を良くするだけでは、その時だけの痛みの解消に終わってしまうので、やはり、身体の不調を解消し、自律神経の働きを回復させる事が大切です。

この為、当院では、マッサージ治療にツボ治療を加えて、『寒さによる神経痛』や、関節の“痛み”の予防や緩和を行っています。

東洋医療が、もともと筋肉の働きや血行を改善して、身体の回復力を取り戻す事を目的にしているので、『寒さによる神経痛』や、関節の“痛み”のように、疲労や緊張などの慢性化による筋肉由来の痛みの解消に、適しているからです

~ 膝や腰の治療 ~

特に、膝や腰は、体重の負荷が絶えずかかる部分なので、疲労や緊張などの慢性化によって、『寒さによる神経痛』や、関節の“痛み”が起き易い箇所です。

この為、当院では、膝や腰にある、身体の異常を知らせる『反応点(ツボ)』を探し、ツボ刺激を併用したマッサージ治療で、筋肉の疲労や緊張を回復させて、膝や腰の関節の動きを良くして、痛みを改善しています。

ツボが、神経や血管が集まっている箇所なので、身体の異常を知らせる『反応点』や、病状を改善する『治療点』の働きもしているので、ツボを刺激して、膝や腰の関節部分の痛みや不快感を改善させたり、動きの悪い膝や腰の関節の可動域を広めたりする事ができるからです。

~ 神経の興奮を鎮める作用 ~

更に、東洋医療をベースにしたマッサージ治療の、「血行やリンパの流れの促進」、「筋肉の弾力性や柔軟性を高める」などの作用によって、「神経の興奮を鎮める」作用もあるので、身体の“痛み”や不調を和らげる効果があります。

疲労や緊張などの慢性化によって、痛みや不快感などの身体の不調となって現れているので、東洋医療をベースにしたマッサージ治療で、血液やリンパ液の流れを良くして、筋肉の弾力性や柔軟性を高めると、敏感になっている神経を鎮めて、身体の回復力を取り戻す効果があるからです。

これにより、身体の“痛み”や不快感が解消されてくると、下半身全体の筋肉の瞬発力や持久力も改善されてくるので、膝や腰の関節の動きもスムーズになります。

~ 痛みの緩和と体調の改善 ~

身体の血行状態が悪くなっていると、寒さや冷たさを強く感じるだけでなく、神経が過剰に反応して“痛み”が誘発されたり、関節の動きが悪くなったり、体調の悪化も引き起こしたりします。

当院は、身体の回復力が追いつかず、疲れや“痛み”となって現れた症状に、東洋医療をベースにしたマッサージ治療で、痛みの緩和や、「だるい」、「肩がこる」、「イライラする」などの体調の改善を行っています。

マッサージの施術時間は、15分からです。  関連する身体の不調や不快感の症状の、ご相談は、[メール]、または[電話]で、お受けしています。

 

 

脚の冷え や むくみ と、ブーツ

【(症例)身体の不調や、不快感 】

「足元の“おしゃれ”と“スタイルアップ”に、ブーツを履きたい!」と思うのは、多くの女性の気持ですが、ブーツで脚の動きが制限されると、血液やリンパ液の流れが悪化して、思いもしなかった、脚の冷えや、むくみを、引き起こす事があります。

しかも、毎日の疲れや運動不足などで、脚の血液を心臓に戻す『筋ポンプ』の働きが低下した状態になると、脚を温めたり、さすったりしても、なかなか血液やリンパ液の流れが元の状態に回復しなくなり、脚の冷えやむくみが慢性化してきます。

このような脚の冷えやむくみには、脚には昔から利用されてきたツボがたくさんあるので、これらのツボを上手に活用すると、脚の疲れや血行悪化を改善し、脚の『筋ポンプ』の働きを回復させて、慢性化している冷えやむくみを改善する効果があります。

【 ブーツで、脚に冷えが… 】

~ ブーツ人気と、脚の冷え ~

ブーツは 1960年代始めに、ミニスカートの流行に合わせて脚光を浴び、その後、歌手の安室奈美恵さんの「アムラーファッション」で“ロングブーツ”がブームとなり、現在でも、足元のファッション性と脚を温かく保つ最適なグッズとして、ブーツの人気が続いています。

最近では、足元がクーラーの冷気を受けて冷えてしまうのを防ぐ為に、夏でも涼しく履けて、見た目に暑さを感じさせない“サマーブーツ”が、人気を呼んでいます。

ところが、「見た目が良く」、「暖かいはず!」と思ってブーツを履いていると、気が付くと足がだんだんと冷えてきたり、あるいは、足先にジーンと痺れるような冷たさを感じたりするので、思わず、「早くブーツを脱いで、足の指を温めたい!」と思ってしまう事があります。

~ 脚の血行悪化 ~

この原因として、膝から下がスッポリと覆われるブーツを履いていると、足首がギュッと固定されて、足裏やふくらはぎの筋肉の動きが制限されてしまうので、脚の血液の流れが悪化する事が指摘されています。

特に、足首がギュッと固定されて、ふくらはぎの筋肉の、無意識に行われる自然な伸び縮みができなくなると、脚に集まった血液を心臓に送り返す『筋ポンプ』の働きができなくなるので、脚の血行の悪化と共に、リンパ液を停滞させる大きな原因になります

この結果、心臓からの暖かい血液が流入しづらくなるだけでなく、脚に停滞した血液やリンパ液が、冷たい外気やクーラーの冷気で冷やされてくると、「ブーツを履いているのに、足先がヒンヤリと冷たい!」という、予想外な事が起きてしまいます。

~ 足裏の発汗 ~

更にもう一つ原因として、足裏は汗腺が背中や胸の5~10倍もある事から、「1日にコップ約1杯分もの汗をかく」と言われるほど、多量の汗をかくので、ブーツを履いていると、この多量の汗で、足を冷やしてしまう事があります。

ブーツを履いていると、足裏からの多量の汗が排出されづらくなって、足が多量の汗でしっとりと濡れた状態になるので、冷たい外気やクーラーの冷気で靴が冷やされると、汗でしっとりと濡れた足が冷やされてしまうからです。

しかも、寒さで足の筋肉が緊張した状態になると、足裏の発汗反応によって、ますます多くの汗(緊張汗)が出るので、余計に足を冷やしてしまいます。

【 脚の、むくみ 】

~ むくみの発生 ~

また、ブーツを履いていると、「脚がむくんで、締め付けがきつくなった」、「脚のむくみで、脱げなくなった」などが起きたり、「脚が、ダルクなって重くなった」といった不快感にも悩まされたりします。

これも、ブーツで足首が固定されて、脚の筋肉の動きが制限されると、血液やリンパ液を流す『筋ポンプ』の働きが弱まるので、滞った血液やリンパ管から水分が皮下に滲み出し、むくみが生じるからです

しかも、むくみの水分中に“老廃物”を含んでいるので、神経を刺激して、「ムズムズする」、「カユイ感じがする」、「脚がほてった感じ」などの、不快感にも悩まされます。

~ 足の冷えと、脚のむくみの原因 ~

このように、足の冷えと、脚のむくみは、両方とも、脚の『筋ポンプ』の低下が、大きな原因になっています。

この為、女性の70%以上の人が、ブーツを履いて脚に冷えを感じてくると、脚のむくみに気付かされたり、反対に、脚のむくみに気付かされると、脚に冷えを感じたりします。

しかも、筋肉量の少ない女性は、脚の『筋ポンプ』の働きが弱くなりがちなので、「脚の冷え → 血の巡りが悪くなる → むくむ → むくみで余計に血の巡りが悪くなる → 脚の冷えが強まる→ 更に血の巡りが悪くなる」といった、冷えとむくみの悪循環スパイラルに陥りがちです。

~ 身体の、さまざまな不快な症状も ~

しかも、脚に冷えとむくみの両方が起きると、脚だけでなく、身体に、さまざまな不快な症状を引き起こします。

例えば、冷えとむくみで神経が刺激されて敏感になってくると、「脚の冷えやダルサで眠れない」、「少し歩くと、足に痛みがする」、「足の芯が痛む」、「足にしもやけができ易い」、などが起きます。

また、重力の影響で全血液量の約7割が下半身に集まるので、脚の血行悪化によって全身の循環に影響して悪くなると、「腰のダルサや痛み」、「疲れ易くなる」、「身体の節々(ふしぶし)の痛み」、などが起きたり、「高血圧」が起き易くなったりします。

【 脚の血行回復の為に 】

~ 脚の筋ポンプ ~

本来、身体の水分は血管やリンパ管にのって全身を巡っていますが、仕事で立ちっぱなしの人、デスクワーク中心の人などは、同じ姿勢で過ごす事が多いので、脚の『筋ポンプ』の働きが弱って、脚に冷えやむくみが起き易くなっています。

この結果、脚のむくみとして、「靴下の跡がいつまでも残る」、「膝から下を指で10秒ほど押した後、指を離しても跡が残る」などが起きたり、また、脚の冷えとして、「手は温かいが足は冷たい」、「寒くなるとふくらはぎや足先が冷える」、「足先が冷えてなかなか寝つけない」、などが起きたりします。

この為、冷えやむくみの原因となる脚の『筋ポンプ』の働きを回復させる為に、筋肉のコワバリを解消する事と、それと共に、足関節や膝関節の柔軟性を戻して、血行やリンパ液が流れ易くする事が必要です

~ ふくらはぎの筋肉や膝裏の確認 ~

しかし、脚のふくらはぎや膝裏が見づらい上に、脚のむくみや冷えが長引いている場合には、脚のむくみや冷えを解消するのが、困難になります。

脚の『筋ポンプ』活動が低下して、脚の血行が悪くなっていても、ハッキリとした痛みや違和感などが無いので、患部がハッキリしない事と、脚の血行改善の為に、ふくらはぎの筋肉や膝裏の筋肉を確認しながら、ほぐすのが難しいからです。

この結果、「筋肉がコワバッテいる箇所や、血行の悪化箇所が分からない」為に、シッカリとほぐすのが難しくなったり、あるいは、気になる痛みや違和感などがあっても、その箇所を「特定するのが難しい」為に、大雑把な判断になったりしてしまいます。

~ 腰とお尻の筋肉 ~

更に、脚の血行改善の為に、腰とお尻の筋肉を、シッカリとほぐす事が重要になる事があります。

お尻と腰の筋肉は、上半身の重さをジッと受け止め続けているので、立っている時間が長かったり、座りっぱなしでいたり、身体に疲労や緊張が強まっていたりすると、お尻と腰の筋肉がコワバッテ、筋肉内の血管を圧迫して、下半身の血液の流れを悪化させるからです。

この為、ふくらはぎの奥の柔軟性を回復させて『筋ポンプ』の活動を活発化させたり、下半身の筋肉や血管の走行沿いのコワバリやコリをチェックして解消させたり、足首・膝・股関節などの血行を改善させたりするだけでなく、腰とお尻の筋肉のコワバリ状態をキチンと確認して、腰とお尻の筋肉の内部まで、シッカリとほぐす事が必要になります。

【 当院の、脚の冷えやむくみの治療 】

~ ツボ治療 ~

当院は、マッサージ治療にツボ治療を加えて、脚のむくみや冷えの解消を行っています。

これは、ツボが神経や血管が集まっている箇所なので、身体に不調があると、関係する特定のツボに反応点として痛みや硬さの反応となって現れ、更に、この顕在化したツボを治療点として刺激すると、筋肉のコワバリやコリが解消され易くなって、血行が回復し、脚のむくみや冷えが改善されてくるからです

しかも脚や腰には、昔から利用されている、冷えやむくみなどを改善させるツボが、いくつもあるので、脚や腰に現れたツボを確認し、「イタ気持ちイィ!」と感じるツボ刺激を加える事によって、回復効果を高められます。

~ 下半身に、重力の影響で全身の70%の血液が ~

また、下半身の血行を、マッサージ治療にツボ治療を加えて改善すると、体調の改善にもなります。

下半身には、重力の影響で、全身の70%もの血液が集まる部分なので、下半身の血行を改善させると、全身の循環も良くなって、「肩がこる」、「疲れやすい」、「だるい」、「食欲がない」、「眠れない」、「イライラする」、「元気がない」、などの症状改善になるからです。

しかも、下半身の血行を改善させると、毎日の疲労や緊張などで、追い付かなくなっていた身体の回復力を取り戻す事になるので、「何となく身体の調子が悪い」といった状態が解消し、身体がスッキリしてきます。

~ ストレッチを加えて ~

更に、当院では、脚のむくみや冷えの回復効果を高める為に、下半身のコワバッテいる部分にストレッチを加えています。

これは、血液を心臓に戻すには、筋肉のポンプ活動が重要なので、筋肉の弾力性や柔軟性を高めるだけでなく、筋肉の伸び縮み運動を回復させて、活発化させる事が必要になるからです。

特に、座っている事が多かったり、歩く事や立っているのが長かったりすると、股関節やお尻の筋肉が硬くなって、血行が悪化するので、腰から股関節にかけてのコワバリやコリをチェックして、コワバッテいる部分にストレッチを加え、柔軟性を回復させると、血行改善に効果を発揮します。

~ 体調の改善 ~

脚のコーディネートにブーツが欠かせませんが、ブーツを履き続けていたり、靴下を重ね履きして、膝上まであるロングブーツを履いていたりすると、脚にむくみや冷えが起き易くなって、体調の不調も起き易くなります。

当院は、脚のむくみや冷えの改善と、身体の不調を解消させる為に、東洋医療をベースにしたマッサージ治療とツボ治療を利用して、身体の回復力を高め、体調の改善を行っています。

マッサージの施術時間は、15分からです。  関連する身体の不調や不快感などの症状の、ご相談は、[メール]、または[電話]で、お受けしています。

浅い呼吸(息苦しい感じ)

【(症例)身体の不調や、不快感 】

一日中、PCやスマホ操作をしていたり、本を読み続けていたりすると、気付かないうちに“呼吸が浅い”状態になって、「息苦しさを感じる」、「頭がボーッとする」、「頭や身体がドンヨリしてくる」、などが起きてきます。

これは、緊張やストレスなどが続いたり、前かがみ姿勢が習慣化したりすると、首や肩周りの筋肉の緊張や、呼吸に使われる筋肉(呼吸筋)のコワバリなどで、肺の下部にまで空気が入り込むような深い呼吸ができなくなり、脳や身体が必要とする酸素が十分に取り込めなくなった為です。

このような浅い呼吸が毎日続くと、身体が疲れ易くなり、いろいろな不調を起こす原因になるので、首、背中、胸、お腹などの筋肉のコワバリ箇所や、それによる身体の不調箇所をチェックして、筋肉の弾力性や柔軟性を回復させ、身体の血液の流れを回復させる事が大切です。

【 浅い呼吸 】

~ 呼吸筋が制限されて ~

デスクワークや家事などで前かがみの姿勢が続いたり、集中していたり、緊張していたりすると、空気がノドあたりで出入りしているように感じられて、思わずアクビや背伸びをしたくなったり、ダルサや疲れを感じたります。

田畑を耕したり、肩に荷物を担いで運んでいたりした時代には、お腹に力を入れるだけでなく、それと一緒に、腹の底まで息を吸い、ぐっと息を止めて、息を吐くという腹式呼吸でしたが、現代では、力仕事が少なくなって、手先の操作が多くなった為に、自然と、胸の上部で無意識に呼吸する胸式呼吸が多くなり、呼吸浅くなって弱くなった為です

また、前かがみ姿勢になって胸が圧迫されたり、ストレスや緊張が続いて喉や胸の筋肉がコワバッテきたりすると、呼吸に使われる筋肉(呼吸筋)が制限されて、脳や身体が必要とする酸素が十分に取り込めなくなる事も、大きな原因になっています

~ 横隔膜の制限と、緊張 ~

しかも、前かがみ姿勢をしていると、胸の筋肉が圧迫されて拡がりづらくなるだけでなく、内蔵も圧迫されて下方に押し下げられるので、呼吸活動の7割近くを担っている横隔膜の動きが制限されて、ますます呼吸を浅くさせます。

更に、仕事で没頭していたり、テンションが高まっていたりすると、『緊張で、息を呑(の)む』と言われるように、呼吸筋が緊張するので、呼吸が何秒か止まったり、極度に呼吸を浅くさせたりします。

その上、呼吸が浅くなると、吐く息も弱くなって、肺からの炭酸ガスを多く含んだ息を充分に吐ききれなくなり、再び肺に戻してしまうので、余計に身体に十分に酸素が行き渡らなくなります。

~ 脳の働きの低下現象 ~

ところが、仕事に没頭していたり、テンションが高まっていたりすると、交感神経が優位になって緊張感が強まった状態になるので、身体の酸素不足や疲労に、気付きにくくなります。

しかし脳だけは、他の臓器より約20倍も大量の酸素を必要とする臓器なので、少しでも必要な酸素が不足したり、不要な老廃物が排出しづらくなったりすると、すぐに脳の働きに支障が現れるようになります。

例えば、「集中力が続かない」、「目がかすむ、ぼやける」、「だるい」、「疲れる」、「眠たくなる」などが現れてきたり、「思い当たる原因がないのに、頭痛がしてくる」、「頭が重い」などに悩まされたりします。

【 体調の悪化や、イライラ感も 】

~ 運動機能が弱って“息切れモード”に ~

しかし、呼吸の浅さは、自分で気付きにくいので、浅い呼吸が日常化してしまうと、脳の判断力・持続力・集中力などの低下をもたらすだけでなく、身体の酸素不足から、身体の運動機能が弱るので、疲れ易くなって、“息切れモード”が起き易くなります

例えば、「急ぎ足をしたり、緩やかな坂でも歩いたりすると、息が切れる」、「同年齢の人よりも歩くのが遅い」、「自分のペースで歩行していても、ちょっと休みたくなる」、などが起きてきます。

しかも“息切れモード”が起きると、体調を保っている自律神経の負担が大きくなるので、ますます身体に不調が起き易くなったり、あるいは、「イライラ」、「不安感」、「落ち込み」、「ヤル気が出ない」、「ゆううつになる」、「あせりを感じる」、などが起きたりします。

~ 交感神経を刺激して ~

しかも、呼吸は、自律神経の働きと深く関係し合っているので、呼吸が浅くなって、浅い呼吸を小刻みに何回も繰り返すようになると、心身を興奮させる交感神経が強まって、緊張を長引かせたり、緊張の度合いが増したりします。

この結果、緊張で血管が収縮すると、血行が悪くなり、「肩コリや腰痛に悩まされる」、「お腹の調子が悪い」、「何となく身体の調子が悪い」、「身体が冷える」、などが起きます。

また、緊張感が強まったり、長引いたりするので、リラックスした気持ちになりづらくなり、イライラした感情や不安感が大きくなったり、ストレス感を強く感じたりします。

~ 気付きにくい、浅い呼吸 ~

ところが、「胸が圧迫されている感じ」、「鼻先で呼吸している感じ」、「アクビや背伸びを繰り返す」、「息苦しさを感じる」などに気付いても、「息を吸えば、肺は自然に拡がり」、「息を吐くと、肺が自然に縮まる」と思っているので、呼吸が浅くなっている事に気付きません。

また、呼吸が浅くなって脳が酸素不足になり、「注意力が散漫になる」、「集中力が持続しない」などで、仕事や社会生活に支障をきたすようになっても、やはり、「息を吸えば、肺は自然に拡がり」、「息を吐くと、肺が自然に縮まる」と思うので、呼吸の浅さに気付きません。

しかも、浅い呼吸になっても、呼吸困難のように「呼吸が苦しい」という事ではないので、ますます気付きにくくなります。

【 呼吸筋の、凝りやコワバリから 】

~ 首や肩の凝りの影響 ~

また、呼吸が浅くなる原因として、“日本人の国民病”と言われる、首凝りや肩凝りからの影響があります

呼吸が、肺が自らの力で膨らんだり縮んだりするのではなく、周りにある筋肉の活動よって行われているので、肩や背中の凝りが慢性化したり、肩甲骨付近の筋肉がコワバッテいたりすると、呼吸の動きが制限されるからです。

この為、呼吸が浅くなると、「肩が凝る」と感じたり、逆に、「肩が凝る」と感じると、呼吸が浅くなっていたりします。

~ ノドの筋肉のコワバリ ~

特に、ノド周辺の筋肉(胸鎖乳突筋)は、精神的に緊張すると、昔から『借金で、首が回らない』と言われているように、ノド周辺の筋肉が、コワバル性質があります。

これは、胸鎖乳突筋が、脳からの神経を通して、脳と直接つながっているので、精神的に緊張すると、脳からの神経を通して、直接、緊張が胸鎖乳突筋に波及する為と言われています。

この為、仕事や家事などで、疲労や緊張が続いたり、ストレスを感じていたりして、ノド周辺の筋肉がコワバッテくると、喉が詰まったような感じになり、呼吸が浅くなります。

~ セルフストレッチや、マッサージ ~

この事から、首や肩の凝りによって、浅くなっている呼吸を改善するには、肩や背中の柔軟性を回復させたり、肩甲骨周辺の凝りを無くして肩甲骨がスムーズに動けるようにしたり、胸鎖乳突筋の緊張を解消したりする事が必要です。

しかし、自分で、ノドの筋肉のコワバリを確認して、解消する事は困難です。

筋肉が凝っている箇所やコワバリ箇所が、分かりづらかったり、手が届かなかったりする上に、呼吸の浅い状態が続くと、首・肩・背中の筋肉が、すっかり硬くなっている事が多いので、ストレッチやマッサージをしても効果が現れなかったり、あるいは、筋肉が緩んでも、筋肉内部のシコリがある為に、再び元のコワバリ状態に戻ったりするからです。

【 当院の、呼吸筋の回復治療 】

~ 東洋医療をベースにしたマッサージ治療 ~

当院は、このような背中の肋骨のまわりや胸元の筋肉に対して、東洋医療をベースにしたマッサージ治療で、浅い呼吸の原因になっている筋肉を回復させ、更に体調の改善を行っています。

東洋医療が、疲労や緊張による筋肉のコリやコワバリを解消させる事を、昔から得意分野にしてきたので、疲労や緊張などの慢性化による“呼吸筋”の回復にも、十分活用できるからです

これによって、“呼吸筋”の柔軟性を回復させると、息苦しい感じが無くなるだけでなく、背中や首の筋肉が和らぎ、筋肉内の血行が良くなるので、脳に酸素が届くようになり、頭がスッキリしてくるのが実感できます。

~ ツボ(反応点)の利用 ~

当院では、体調の改善の為に、マッサージ治療に、身体に現れるツボ(反応点)を利用して、呼吸筋のコワバリやこりの解消を行っています。

これは、ツボが「反応点」として身体の異常を知らせる箇所であり、「治療点」として症状を改善する箇所でもあるので、呼吸筋のコワバリやこりの解消に、有効な治療法になるからです。

ツボ反応を利用する事で、神経の興奮を抑制して、呼吸筋の弾力性や柔軟性を高め、血行やリンパの流れを促進させる効果があります。

~ 体調の改善にも ~

また、呼吸筋が硬くなっていると、「首や肩がよく凝る」、「手や足が冷たい」、「姿勢が悪い」、「息苦しい」、「イライラしてしまう」、などの体調不調も現れているので、東洋医療をベースにしたマッサージ治療が、体調の改善に効果があります。

東洋医療の身体のツボ(反応点)を確認しながら、血行やリンパの流れを回復させて、筋肉の弾力性や柔軟性を高めると、神経の興奮を鎮める作用があるので、不快感や痛みが改善されてくるからです。

胸や背中の筋肉の柔軟性回復や血行の改善は、凝りやコワバリがあると、なかなか回復しづらいので、昔から筋肉や血行の改善を得意にしているマッサージ治療を利用すると、効果的で、安心して受けられます。

~ 体調の改善治療 ~

浅い呼吸になっていても、ハッキリとした息苦しさを伴いませんが、呼吸活動が弱くなって、外部から取り入れられる酸素量が少なくなるので、心身の不調が起き易くなります。

当院は、東洋医療をベースにしたマッサージ治療で、背中や胸の呼吸筋の柔軟性を回復させ、心身がリラックスできるように、体調の改善を行っています。

マッサージの施術時間は、15分からです。  関連する身体の不調や不快感など症状の、ご相談は、[メール]、または[電話]で、お受けしています。

 

脚のむくみから、だるさ、肩こり、腰痛、冷え症に

【(症例)身体の不調や、不快感 】

運動不足や加齢などで、脚の筋肉の働きが弱って、血液やリンパ液の流れが滞ってくると、「脚がむくんで靴がきつくなる」だけでなく、「下半身が疲れ易くなって、だるくなる」、「腰の不快感や痛みで悩まされる」、「肩や背中が疲れ易くなって、コワバル」、「脚が冷える」、などが起きてきます。

これは、全身の約7割の血液が、重力の影響で下半身に集まるので、脚の血液やリンパ液の流れが悪くなってくると、身体全体の循環も悪くなり、身体のいろいろな部分に、様々な不快症状が起きてくるからです

このような不快症状の解消には、脚の血液やリンパ液の流れを回復させる事と、血行悪化による体調の改善が必要なので、肩こり・腰痛などを解消し、身体の疲労箇所や緊張箇所を無くして、身体の血行と回復力を取り戻す事が大切です。

【 むくみの原因 】

~ 重力の影響で ~

むくみで多いのが、筋肉量が少ない女性や高齢者に起きる、“夕方に起きる、脚のむくみ”です。

これは、脚が心臓より低い位置にある為に、重力の影響で全身の約7割の血液が脚に集まってくる事と、日中の運動不足や加齢などによって脚に集まった血液を心臓に送り返す『筋ポンプ』の力が弱まると、心臓に戻る血行が悪くなって、脚の皮下に水分(組織液)が溜まるからです。

この状態になると、脚太りになってパンパンの状態になるだけでなく、脚の血液の停滞で血管内の圧力が上昇するので、ジッとしていても脚が重ダルク感じたり、歩くと、脚が思うように動かない感じがしたりします。

~ 脚以外の、むくみも ~

しかも、長時間同じ姿勢が続いたり、立ち仕事が多かったり、精神的なストレスがあったりすると、筋肉がコワバッテ、筋肉の働きが弱まるので、脚のむくみが悪化したり、いろいろな部分に、むくみが現れたりします。

例えば、「仕事が終わる頃になると、脚がパンパンになって、靴が窮屈になる」だけでなく、「手の指や甲がプックリして、指輪がきつくなった」、「二の腕がタプタプして太くなる」、「休憩の時に、鏡で顔を見ると、顔がむくんでいる」などが起きたり、お腹の消化管のむくみで、「お腹が重ダルイ」といった感じがしたりします。

これらが生じるのは、あまりにも脚を動かさない状態が続いたり、脚のコワバリが強まったりすると、気が付かないうちに、身体の循環が悪くなって、身体のいろいろな部分に水分が溜まってしまうからです。

~ 水分を摂らないようにすると ~

この為、むくみが気になって、日中は、喉が渇いても、水分を摂らないようにする人がいますが、これは、かえって逆効果になったり、身体に悪影響を及ぼしたりします。

身体に水分が不足してくると、身体が体内の水分を貯め込もうとするので、更に、むくんだ状態になったり、身体の水分不足によって、尿や便などが排出しにくくなるので、体内に老廃物や毒素が溜まって、肌荒れや疲労を引き起こしたりするからです。

対処法としては、水分を控えるのではなく、一回の水分量をコップ1杯分ぐらいにして、それを何回か、ゆっくりと飲むようにして、発汗や利尿作用を保つ事が大事とされています。

【 リンパマッサージ、リンパドレナージュ 】

~ リンパマッサージ ~

特に女性の場合、ふくらはぎの筋肉量が少ない上に、ホルモンの影響や、身体を冷やす服装、脚を締め付ける靴などで、血行が悪化し易いので、男性よりも、むくみが起き易くなっています。

このような事から、女性向けに、リンパ液の流れを改善して、むくみの予防や解消を行い、健康的な身体づくりをする、『リンパマッサージ』の案内を、よく見かけます。

リンパマッサージによって、血流やリンパ液の流れを促進する事で、気になるむくみを解消させ、それによって、セルライトの除去や冷え性の改善になり、その上、美肌やダイエット効果など、多岐にわたる健康回復や美容の効果も、あると言われています。

~ リンパドレナージュ ~

また、同じような効果をPRしている『リンパドレナージュ』の案内も、よく見かけます。

リンパドレナージュは、老廃物の排出をマッサージで促す事をフランス語で言ったもので、日本語に直訳すると「リンパ排出法」と言い、やはり、リンパマッサージと内容的に変わりません。

リンパドレナージュも、リンパマッサージと同じように、リンパ液の循環と老廃物の排泄を促し、全身の機能を保ち、免疫力、自己治癒力を高めるようにしています。

~ 名称は違っても ~

このように、名称は違っても、どちらも血液やリンパ液の流れを促進させて、身体の中に溜まった不要な老廃物を排出して、必要な栄養や酸素を十分に取り込むようにしています

この為、どちらの手順も、体内のリンパ液をマッサージで効果的に流す為に、リンパ液が詰まり易いと考えられる、喉の下のリンパ液が静脈に流れ込む鎖骨からスタートして、首肩、顔、脇や腕、お腹、脚の付け根、脚全体という順番に行っています。

また、リンパ液が流れているリンパ管は、皮膚表面に分布しているので、やはり、どちらも、手のひら全体を使って肌に密着させて、ソフトな圧力でなでたりさすったりしてリンパ液を流し、むくみの解消や、疲労回復、リラックス効果、体質改善などを行うようにしています。

【 ダルサや、肩こり、腰痛、冷え症、の原因に 】

~ 脚のむくみの場合 ~

日常生活で起きるむくみのほとんどが、毎日の疲労や緊張などが原因になっているので、身体のいろいろな所に現れますが、一晩寝れば治ってしまうような、一過性のものが多くなっています。

しかし、脚のむくみの場合、脚の血液を心臓に送り返す『筋ポンプ』が弱まって、下半身の大量の血液の流れが悪くなっていると、脚のむくみだけでなく、そのままにしていると、身体の循環が悪化し、身体全体にいろいろな不調が起きてきます

最初に現れる症状が、血行の悪化で酸素や栄養の供給が不足し、老廃物や疲労物質などが含んだ余分な水分が溜まるので、「腰から下のダルサ感や不快感に、絶えず悩まされる」事です。

~ 下半身の血行悪化で、身体の循環悪化に ~

そして、下半身の血行悪化によって、身体の循環が悪化してくると、「身体が疲れ易くなる」、「身体がダルクなる」、「肩や背中の凝りが悪化する」、「腰の鈍痛が強まる」などに加えて、、「イライラする」、「鬱(うつ)気分になる」、などの不調も起きてきます。

それと共に、下半身の血行悪化によって下半身の“冷え”が生じてくるので、下腹部痛や、便秘や下痢、腰痛、坐骨神経痛、などの体調悪化も起きます。

更に、身体の循環悪化や“冷え”によって、凝りや痛みが発生し易くなるので、頭を支える首や肩、身体の軸となる腰、腕の動作を支える肩甲骨周辺などに、凝りや痛みなども生じるようになります。

~ 身体の回復力を取り戻す事が ~

このような、身体の不調解消には、脚の血液やリンパ液の流れを促進させるだけでなく、疲労感や肩こり・腰痛なども起きているので、身体の回復力を取り戻す事が必要です。

この為、「病気ではないけれども、何となく身体の調子が悪い」という状態であっても、疲労や緊張などの慢性化から生じているので、身体の疲労箇所や緊張箇所を確認して、解消する事が大切です。

身体の悪化している血液やリンパ液の流れを元の状態に戻し、コワバッテいる筋肉の弾力性や柔軟性を回復させ、それらによって神経の興奮を鎮めて、身体の回復力を取り戻す事が重要です。

【 当院の、循環改善治療 】

~ 身体の回復力を取り戻す為に ~

当院では、むくみの改善に、身体の回復力を取り戻す為に、東洋医療をベースにしたマッサージ治療を行っています。

これは、血液やリンパ液の循環が悪くなると、むくみの症状だけでなく、それにより体調が悪化し、「疲れ易くなる」、「肩こり」、「頭痛」、「腰痛」、「ダルサ」、「冷え」、などが起きてくるからです

この為、体調の改善の為に、触診によって、それぞれの症状や、一人ひとりに適したツボを探し出し、筋肉の弾力性や柔軟性を高め、血液やリンパ液の流れを改善しています。

~ ツボの効果 ~

ツボは、神経や血管が集まっている箇所なので、身体に不調があると、関係する特定のツボに痛みや硬さとなって現れ、身体に異常が起きている事を知らせてくれるだけでなく、反応が現れたツボに適切な刺激を与えると、その刺激に順応して、痛みや違和感が減少したり、筋肉内の血流が改善したりする効果があります。

これによって、筋肉内の血流が改善してくると、皮下に溜まった水分が吸収されて、むくみが解消されてくるだけでなく、むくみによって圧迫されていた神経の興奮が鎮まり、身体の不調や痛みを和らげる効果があります。

この為、当院では、身体に現れている反応点(ツボ)を利用して、筋肉の弾力性や柔軟性を高め、筋肉内の血液やリンパ液の流れを改善し、筋肉疲労の回復や肩こり・腰痛などの痛みを改善させ、むくみの解消を行っています。

~ デスクワークによる座り仕事をしていると ~

特に、デスクワークによる脚のむくみの場合、筋肉の働きが弱って、ふくらはぎの筋肉のポンプ作用が低下しているので、反応点(ツボ)を利用し、血行の悪化箇所を確認して回復させる事が必要です。

また、座り仕事をしていると、お尻や太ももの血管が絶えず圧迫されて、血行がさえぎられた状態になるので、股関節やお尻のコワバリやシコリを確認し、血液やリンパ液の流れを改善する事も必要です。

更に、座っていると、鼠蹊(そけい)部、膝裏、足首などの、関節付近の筋肉がコワバッテいる事が多いので、これらの筋肉の柔軟性を回復させて、通過しにくくなっている血行を改善する事も必要になります。

~ 東洋医療系のマッサージ治療 ~

運動不足や加齢などで筋肉の働きが弱まると、血液の流れが悪くなるので、筋肉の状態や血行の確認には、昔からの経験と最近の手技療法を取り入れた、東洋医療系のマッサージ治療が適しています。

当院は、東洋医療をベースにしたマッサージ治療によって、身体の柔軟性を回復させて、血流の滞りを改善し、更に、敏感になっている神経を和らげて、心身の不調を解消するようにしています。

マッサージの施術時間は、15分からです。  関連する身体の不調や不快感などの症状のご相談は、[メール]、または[電話]で、お受けしています。

 

 

頭が重い(頭が重苦しく、だるい)

【(症例)身体の不調や、不快感 】

頭が痛いわけではないけれど、「頭が重苦しく感じられる」とか、「頭が圧迫されているようで、うっとうしい」、「頭が重だるい」、「頭がボーッとした状態で、どんよりする」、などで悩まされる事があります。

このような「頭が重い…」という症状は、多くが、毎日の疲労や精神的なストレスなどが積み重なった事が原因になっているので、「身体の疲労感」、「首や肩が張る」、「ダルイ感じ」、「お腹の不調」、「気力が出ない」、などにも悩まされます。

この為、症状の改善には、疲労や精神的なストレスなどで、追い付かなくなっている身体の回復力を取り戻す事と、首と頭部のコワバリで悪化している血行を回復させて、脳からの、身体の異常を知らせる警告(不快感)を解消する事が必要です。

【 頭痛の一種 】

~ 頭の働きによって ~

仕事をするのに、頭が支障無くスムーズに働けば、必要な事と不要な事をキチンと分ける事や、「何から、手をつけるべきか!」も、頭の中でクリアーに整理できるので、仕事にムダが無く、ミスや見落としもなく短時間で仕上げられ、仕事の評価が上げられます。

この為、仕事をこなすビジネスマンやビジネスウーマンにとって、“頭が、支障無くスムーズに働く”事が、仕事をこなす必須の条件になるだけでなく、その上、仕事運を運んでくれる重要な要素にもなります。

ところが反対に、「頭が重い…」といった状態になってしまうと、頭がモヤモヤしたまま堂々巡りとなったり、仕事の内容や進め方のイメージがなかなか湧かなかったりして、仕事の効率が悪くなり、しかも、何とか仕事を仕上げる事ができても、内容がイマイチという結果になりかねません。

~ 頭痛と同じ原因から ~

このような「頭が重い…」という症状を『頭重感(ずじゅうかん)』と言い、“頭痛の一種”と考えられています。

頭痛の原因と同じように、心身が疲労して、背中のコワバリや、首スジから肩にかけての疲労感に悩まされてくると、脳への血行が悪くなって、脳の神経が過度に疲労し、頭痛の症状の代わりに、「頭が重い…」という症状が現れるからです

この為、「頭が重い…」と悩まされる時は、脳への血行が悪くなって、脳の働きが低下しているので、仕事で、深く考えて取り組まなければいけない事があっても、集中力が続かなくなったり、チョット考えるでも頭が一杯になって仕事がキツク感じられたり、あるいは、頭が混乱してミスしてしまったりします。

~ 体調の不調も ~

しかも、脳の血行が悪くなって、脳の神経が過度に疲労すると、体調を保っている自律神経の働きに支障が出てくるので、身体に、いろいろな不快な症状が起きてきます。

例えば、目が疲れる、目がしょぼつく、頭がふわふわする、めまい、耳鳴り、頭痛などの、体調の不調が現れます。

このような“うっとうしい”症状が強まると、ますます脳にストレスがかかるので、思考力の低下や、集中力の低下、記憶力の低下、判断力の低下などが強まり、仕事やプライベートで、思うような判断や行動ができなくなります。

【 頭が重くなる原因 】

~ 肉体的な原因 ~

「頭が重い…」という症状の、“肉体的な原因”として、代表的なのが『疲れによる血行不良』と『睡眠不足』です。

『疲れによる血行不良』や『睡眠不足』の状態になると、首筋や肩の筋肉がコワバッテ、血流が悪化するので、首から頭部の神経が刺激されて、「頭が重い…」という不快感が起きてくるからです。

しかも、首の血流の悪化によって、過敏になった首から頭部の神経が回復しづらくなるので、いつまでも「頭が重い…」とか「すっきりしない」といった状態になったり、不快感が強まったりします。

~ 精神的な原因 ~

また、「頭が重い…」という症状の、“精神的な原因”として、代表的なのが『ストレス』や『疲労感』です。

例えば、「ハードな仕事が続いて、朝起きるのがつらい」とか、「職場の人間関係に悩まされている」、「興味の持てない仕事の為に、やる気が起きない」、「仕事のプレッシャーから、身体に疲れを感じる」、などの場合です。

これよって、首から頭部の筋肉が収縮して、脳の血流が悪化するので、思考力の低下だけでなく、憂鬱な気持や不安が強まって、「頭が重い…」という状態になります。

~ 頭痛が加わると ~

更に、頭がズキズキとする『緊張型頭痛』や、「頭痛もちの頭痛」と言われる『慢性頭痛』などが起きると、余計にズーンとした頭が重たい感じが増してくるので、「頭が重い…」という症状が悪化します

頭痛が起きると、その痛みで、肩や首周囲の筋肉の収縮が強まったり、いつまでも長引いたりするので、頭が締め付けられるようなジワーッとした痛みや、圧迫感が加わるからです。

「頭が重い…」という症状だけでもつらい症状ですが、これらの症状が加わると、微熱・頭痛・のどの痛みが出てきたり、疲労感が増したり、筋肉痛が現れたり、うつ病に似た症状が出てきたりするので、生活に支障が出てしまいます。

【 どんな対策が…? 】

~ 症状が続く状態になると ~

初期の「頭が重い…」という症状ならば、ほとんどが軽度なので、気分転換や、しばらく休む事によって回復するようになり、一時的な症状で済ませられます。

しかし、「頭が重い…」という不快症状が、「休んでも疲れがとれない」、「いつまでも続く」という状態になると、解消の為の対策が必要です。

疲労や緊張などで、身体の血管や首や頭部の血管が収縮し、血行と体調が悪化した状態になって、体調を保つ自律神経の働きが追い付かなくなっているので、気分転換や休んでも、自然回復が難しくなるからです。

~ 「頭が重い…」という症状の治療薬 ~

ところが、「頭が重い…」という症状解消に、治療薬が見当たりません。

頭が“痛い”ならば、頭痛のタイプや症状を確認する事で、痛みに合った鎮痛薬を選べますが、この「頭が重い…」場合は、どのような薬を選べば、重く感じる頭を軽くする事ができるのか、判断がつかないからです。

また、「頭が重い…」という症状は、“頭痛の一種”である事から、症状が起きるたびに頭痛薬を服用すると、『薬物乱用頭痛』となって、症状を更に悪化させてしまう危険性もあります。

~ ストレッチやマッサージ ~

この為、病院では、ストレッチやマッサージなどで、首や肩の筋肉の疲労や緊張を解消させて、頭への血行を改善させ、周辺の神経の興奮を鎮める方法が勧めています

「頭が重い…」という症状は、疲労や緊張などの慢性化による筋肉由来の不快症状なので、薬を利用するよりも、身体の血液やリンパ液の流れを回復させて、筋肉の弾力性や柔軟性を高め、それによって、首や頭部の神経の興奮を鎮めたほうが、症状の原因に適して、解消に効果があるからです。

しかし、首の筋肉は薄くて小さい筋肉で構成されているので、敏感になっている神経を緊張させないように、疲れ易さや痛みとなって現れている箇所を確認したうえで、ストレッチやマッサージで柔軟性を回復させる事が必要です。

【 当院の治療 】

~ 筋肉由来の症状改善 ~

当院は、『疲れによる血行不良』や『睡眠不足』、あるいは、『ストレス』や『疲労感』などによる「頭が重い…」という症状に、ツボ治療とマッサージ治療を組み合わせて、症状の改善を行っています。

東洋医療が、疲労や緊張などの慢性化による筋肉由来の症状改善を得意分野としてきたので、毎日の生活で生じた「頭が重い…」といった症状も、ツボ治療とマッサージ治療によって、自然回復力を高め、体調の改善が期待できるからです

この為、触診に重点を置いて、それぞれの症状や、一人ひとりに適したツボを探し出し、ツボ治療を行い、そして筋肉の弾力性や柔軟性を回復させる為に、マッサージ治療で血液やリンパ液の流れを改善させ、疲労や緊張などの慢性化による神経の興奮を鎮めるようにしています。

~ 『ぼんのくぼ』と、肩や背中に現れるツボ ~

特に当院では、「頭が重い…」という症状や頭痛の改善に、昔から『ぼんのくぼ』と言われるツボと、肩や背中に現れるツボを確認し、このツボを利用して治療を行っています。

これは、首の後ろの上部の『ぼんのくぼ』と言われるツボと、肩や背中に現れるツボが、筋肉疲労や神経過敏が現れ易い箇所になっているので、「頭が重い…」症状や頭痛の“震源地”になっているからです。

この為、『ぼんのくぼ』あたりのツボと、肩や背中に現れるツボを確認して、マッサージ治療にツボ治療を加えて筋肉のコワバリをほぐすと、血流量が増え、緊張感や重圧感が減少するので、「頭が重い…」と感じていた症状が軽くなり、即効性も期待できます。

~ 体調不調の改善にも ~

また、「頭が重い…」という症状は、「身体の疲労感」、「肩が張った感じ」、「ダルサ」、「お腹の不調感」、などの体調不調も伴っているので、東洋医療をベースにした治療法が、症状改善に効果があり、適しています。

昔から東洋医療が、「病気ではないけれども、何となく身体の調子が悪い」という症状に対して、ツボ反応で不調箇所を確認し、崩れかかった身体のバランスを整える事により、体調不調の改善を行ってきたからです。

「頭が重い…」という症状は、首や頭の筋肉の柔軟性が失われて、血行やリンパの流れが悪化した事が大きな原因になっているので、ツボ治療とマッサージ治療が、オーバーワークになっている体調の改善や、身体の回復力を高めるのに、期待できるケアになっています。

~ そのままにしていると ~

「頭が重い…」という症状は、身体の回復力が低下した状態になっているので、そのままにして、症状が強まると、ダルサや頭痛を引き起こしたり、不快症状がずうっと続いたりします。

当院は、「頭が重い…」という症状に対して、ツボ反応とマッサージ治療を組み合わせて、首や肩の筋の緊張をゆるめて血管やリンパなどの循環改善を行い、体調改善と共に高ぶっている神経を鎮め、症状の改善を行っています。

マッサージの施術時間は、15分からです。  関連する身体の不調や不快感などの症状の、ご相談は、[メール]、または[電話]で、お受けしています。