眠る事ができない、眠れない (寝つきが悪い入眠障害)

【(症例)身体の不調や、不快感 】 

(写真)眠る事ができない、眠れない

睡眠の悩みの中で、圧倒的に多いのが、「ベッドに入っても、なかなか眠る事ができない」、「疲れているのに、眠れない」、といった“入眠”の悩みです。

多くが、心配事や精神的ストレスがあったり、睡眠へのこだわりがあったりして、緊張してしまい、寝つきが悪くなってしまうタイプです。

しかも、眠る事にこだわってしまうと、かえって気持の中に、眠れない事への焦りが起きて、ますます眠れなくなります。

【 脳の中の睡眠スイッチ 】(図)入眠障害

「眠れない」という症状は、いろいろな症状が重なり合っていますが、大きく4つのタイプに分類されています。
寝つきが悪くなる『入眠障害』、熟眠できなくなる『熟眠障害』、途中で何度も目が覚める『中途覚醒』、朝早く目が覚める『早朝覚醒』です。
この不眠タイプの中で、一番多いのが『入眠障害』で、夜になってベッドに入っても、寝付くまでに時間がかかる症状で、全体の66.2%になっています。

 

しかし、『不眠症』と診断されるには、基準があるので、全て『不眠症』とは診断されません。
『不眠症』の診断基準を、大まかに言うと、「眠ろうとしても1~2時間以上寝付く事ができないのが、1週間に3回以上で、3ヶ月以上続き、これが原因で日中に眠気を感じたり、生活に支障が出たりする」、となっています。
この為、寝付くまでに時間がかかる状態であっても、症状がここまで酷くなければ、『不眠症』ではなく、「寝付きが悪い」状態です。

 

この「寝付きが悪い」状態は、例えて言うと・・・、寝ようとしても、脳の中の“睡眠スイッチ”が入らない状態です
“睡眠スイッチ”が入らなくするのは、「最近、何となく調子が悪い」、「わけもなくイライラする」、「以前より疲れが抜けにくくなった」など、不快感や違和感です。
更に、「眠れなければ、明日が困る」とか、「とにかく、眠らなければいけない」という、焦りが生じると、ますます“睡眠スイッチ”が入りづらくなります。

【 血行の悪化 】(図)身体のコワバリ

しかし、暖かい布団に入って、包まれているうちに、身体がポカポカとしてきて、知らないうちに、スーッと眠りに落ちた経験もあると思います。
これは、身体や手足が暖かくなってくると、表面の血管が拡張して血流が増加し、これによって、手足からの自然放熱が起きて体内の温度(深部体温)が下がり、脳を含んだ全身の休息状態が作り出されて、無意識の内に眠くなると、説明されています。
簡単に言うと、体内の温度(深部体温)が下がるにつれて、生命を支えている体内の反応が不活発化し、代謝も下がってくるので、身体の機能が低下して、“寝落ち”のような状態になるからです。

 

反対に、身体の血行が悪くなっていると、上手く寝つけなくなります。
血行が悪くなっていると、身体がポカポカ状態にならないので、自然放熱ができなくなり、いつの間にか寝てしまう“寝落ち”ができなくなるからです
特に、「仕事や家事をするだけでも疲れ易い」、「休んでもなかなか疲れがとれない…」と感じている人ほど、血行悪化を起こして、体温が低くなっているので、“睡眠スイッチ”が働かず、寝つきが悪くなってしまいます。

 

しかも、昼間の緊張感や不快感が続いて、首から肩、背中、鎖骨の下あたりの筋肉が、凝り固まっているので、背中が突き出たようなコワバリから、神経を刺激してしまいます。
血行の悪化で、背中がコワバッテいると、神経が過敏になるので、上半身の重さが背中にかかると、違和感が増して、気がかりになって眠れなくなるからです。
この結果、「ベッドに入っても、肩こりが気になって寝つきが悪い」とか、「枕が合わないのか、どうも頭の位置が定まりにくい」と、寝苦しくなってしまい、“睡眠スイッチ”が入らなくなってしまいます。

【 血流改善の効果 】(図)血行改善

毎日、熟睡できなくなると、疲労回復が充分にできなくなります。
この結果、不要な老廃物や二酸化炭素を体外に排出する事が出来なくなり、身体の中に長く留まるようになって、疲労感やだるさ、肩こり、首こり、腰痛、冷え性、手足の冷えなどを、引き起こします。
しかも、夜になっても、筋肉や神経が休まらなくなるので、余計に寝られなくなるので、悪循環になります。

 

この為、眠りにつくためには、何よりも、「最高の睡眠は血流で決まる」と言われるように、血流を良くする事が大切です。
身体の血行がスムーズに流れていると、コワバリや痛みが無くなるだけでなく、副交感神経が優位になるので、リラックス感が出てくるからです。
酸素を運ぶ血流がスムーズになっていると、自律神経にかかる負担が軽くなって、脳の疲労を軽減させるからです。

 

また、血流を良くしておくと、眠りにつく為に、体温を放熱しようと血管が開いて、手足から熱が放熱され易くなるので、体温が下がって、自然と寝付き易くなります。
この事から、昔から、うまく眠る為に、寝る前のぬるめのお風呂の入浴、夕方の運動、湯たんぽの利用、暖かい牛乳を飲んでおく、などが勧められています。
質のいい睡眠は、疲れが取れる睡眠の事なので、安眠モードへの切り替えができるように、血流を良くする事が大切です。

【 当院の、安眠モードへの切り替え治療 】(写真)当院の治療

当院は、「なかなか眠れない」、「寝ても疲れが取れない」など、睡眠で悩んでいる方に、改善治療を行っています。
マッサージ治療によって、身体の緊張を解消させておくと、身体の不調を解消させるだけでなく、血流の回復や、呼吸が深くなって安定し、気持が和いで、日中の活動モードから、安眠モードへ、切り替わり易くなるからです
また、眠りに着く為に、ハッキリと気分を入れ替えられるような工夫にもなります。

 

また、当院は、呼吸で胸郭が自然に拡がるように、呼吸に関係している首や肩の緊張を解消させ、柔軟性の回復を図るマッサージ治療を行っています。
心配事や緊張などで、過度のストレスを感じていると、筋肉が緊張状態になる事と、交感神経(興奮を高める神経)の働きが高まる事で、呼吸が浅くなり、深い睡眠に入りづらくなるからです。
呼吸筋が緩むと、副交感神経を優位にして心身をリラックスさせるだけでなく、呼吸による身体の膨らみやしぼみで、血液やリンパがスムーズに全身を巡るようになります。

 

更に、体調改善の為に、ツボ刺激も併用して身体の疲労や緊張を取り除いています。
体調が悪くなると、「最近、何となく調子が悪い。寝つきが悪いし、わけもなくイライラするし、そういえば以前より疲れが抜けにくくなったような……」といった、自律神経の不調も現れるからです。
ツボ刺激によって自律神経に働きかけるので、体調を整えるだけでなく、身体を休める副交感神経の働きを高めて、質の良い睡眠をもたらす効果があります。

 

マッサージ治療は、体調の改善やリラックス効果から、安眠モードへの切り替えや、質の良い睡眠をとる事が期待できます。
当院は、凝りや疲労を解消させ、心身のリラックスを図って、体調の回復を促進させる治療を行っています。
マッサージの施術時間は、15分からです。  関連する症状など、ご相談は、[メール]、または[電話]で、お受けしています。

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