座っている時や、立ち上がり時の、お尻から太ももへの、痛みとしびれ

【(症例)痛み・しびれ 】
(写真)お尻から太ももへの、痛みとしびれ

 

導入文

毎日のデスクワークなどで、座りっぱなしが続くと、腰の痛みやダルサ感などが起きて悩まされますが、他にも、お尻から太ももの後面にかけて、ジンジンとしびれるような痛みが出て、思いがけない痛みに悩まされる事があります。

これは、お尻の筋肉の過度の疲労や緊張が続いていると、お尻の奥の坐骨神経が締め付けられて起きる痛みやしびれなので、このような状態の時に、トイレの座りかけや、立ち上がろうとした時のように、お尻の筋肉の緊張が強まると、急にお尻の下あたりから、ピリピリと突き刺さるような痛みに襲われます。

お尻の筋肉の疲労や緊張は、普段なかなか実感しにくいので、お尻と周辺の筋肉のコワバリ状態を確認して、それらの弾力性や柔軟性を回復させ、血行を改善させる手段として、患部の改善に東洋医療系のマッサージ治療を利用すると、効果的です。

【 お尻の疲労や緊張から 】(図)お尻の疲労や緊張から

普段、生活をしている中で、腰や脚に疲れを感じる事はあっても、お尻に「疲れた!」、「ダルイ!」などを感じたり、お尻の筋肉の「コワバリ」や、「凝り」に悩まされたりする事は、ほとんどありません。
これは、お尻は、身体を支える為に、分厚い筋肉が何層にも重なっているので、多少の疲労や緊張があっても、実感しにくく、気付きにくくなるからです。
この為、身体に疲れを感じても、お尻に痛みや違和感が起きる事がほとんど無いので、お尻の筋肉の疲労や緊張が、無視されてしまう結果になってしまいます。

 

しかし、それでも、猫背になって姿勢が崩れた状態が長く続いたり、足腰の筋力が低下していたり、あるいは、膝や腰を痛めていたりすると、お尻の過度の負荷によって、お尻から太ももにかけて、痛みやシビレが起きてきます。
身体を支えているお尻の筋肉の、丈夫さや安定性が失われるので、お尻の筋肉の柔軟性が無くなってコワバッテ、お尻の奥を通っている坐骨神経を締め付けてしまい、圧迫刺激する事になるからです
一般的に『坐骨神経痛』と呼ばれる症状で、実際には、お尻の奥にある『梨状筋(りじょうきん)』と呼ばれる筋肉がコワバッテ、骨盤の下付近を通っている坐骨神経が圧迫される痛みなので、診断名としては『梨状筋症候群』と言います。

 

『梨状筋症候群』は、座りっぱなしや中腰姿勢、ゴルフやジョギング、長時間の運転など、普段の動作や習慣・癖など、日常生活の中で起き易い症状なので、『坐骨神経痛』の中で9割を占めると言われています。
特徴として、お尻の過緊張で起きるので、“腰には痛みが出ない”事です。(但し、腰痛が酷くなって、それによって後から『梨状筋症候群』を引き起こされる事があります。)
また、お尻の筋肉は、“太く”“大きい”ので、一旦、筋肉が硬くなると、元に戻りにくくなるので、シビレを伴った痛みが、繰り返して何度も起きるようになります。

【 梨状筋症候群になり易い人 】(図)梨状筋症候群になり易い人

梨状筋は、もともと柔らかい筋肉ですが、何かの影響で負荷がかかると、硬くなってコワバリ、骨盤の出口付近の坐骨神経を圧迫して、痛みを起こします。
この為、次のような3つの傾向があると、『梨状筋症候群』になり易くなっています。
それは、①姿勢が悪い(猫背)、②股関節が硬い、③腰痛持ち、です。

 

例えば、ずうっと座り仕事で、しかも、猫背になっていると、前に倒れかけた上半身を、お尻の筋肉で支える事になるので、必要以上にお尻の筋肉に負荷がかかり、『梨状筋症候群』を起こし易くなります。
また、長距離の歩行や登山、中腰姿勢や荷物の挙げ下ろしなどを繰り返していると、股関節だけでなく、お尻の筋肉も過緊張状態になるので、やはり、『梨状筋症候群』が起き易くなります。
他にも、妊娠中の妊婦さん、お尻のけが(尻もちなど)で痛む、慢性の腰痛、骨盤の歪み、などがあると、股関節が硬くなって、やはり、お尻の緊張が抜けなくなって、症状を引き起こし易くなります。

 

しかも、仕事や悩みなどによるストレスや、睡眠不足などが重なっていると、ますます『梨状筋症候群』が起き易くなります。
これらによって、血行が悪化するので、梨状筋の状態も悪化して、コワバリ易くなるからです。
例えば、生活のリズムが乱れて睡眠不足になっている時、仕事や人間関係などによる心理的な圧迫感が強まった時、気持ちの切り替えができないでいる時、妊娠して緊張感が続いた時、などです。

【 神経特有の痛み方 】(図)痛み方

『梨状筋症候群』の最初の頃は、お尻の下の方に、軽い痛みや疼(うず)きを感じる程度で、しかも、湿布薬を貼る程度で痛みが軽くなるので、「たいした事は、無いだろう…」と、思いがちです。
しかし、動作や習慣・癖などが続いて、お尻の疲労や緊張が解消されずにいたり、身体の疲労や緊張が増したりすると、何かのキッカケで坐骨神経を強く圧迫して、お尻からの痛みやシビレが、何度も起きるようになります。
『梨状筋症候群』が起きるキッカケとして多いのが、「座っているのがチョッと長かったり」、「立ち上がろうとして急に腰に力を入れたり」、あるいは、「階段の上り下りで体重を片足にかけた時」などに、お尻から、神経特有の痛みが走るようになります。

 

痛みやしびれの表現は、いろいろで、例えば、「お尻の奥の方からズキズキする」、あるいは、「ビリビリする」、「ジンジンする」とか、突き刺されるような痛みが起きて、「ビビーッとする」などと、表現されます
他にも、「お尻の張りが強くなって、突っ張った感じがする」、「熱く、ヒリヒリするような痛み」と、感じる人もいます。
症状が悪化してくると、「痛みやしびれが、ふくらはぎや足先まで広がってくる」とか、「立つ瞬間や歩行中も痛みを感じ、つらい」、といった状態になる事があります。

 

しかし、整形外科を受診しても、『梨状筋症候群』が、なかなか診断がつきづらくなっています。
『梨状筋症候群』は、筋肉のコワバリが原因になっているので、レントゲンやMRIなどの映像検査では、筋肉の緊張が映らない為です。
この為、映像検査よりも、毎日の疲労やストレスによる自覚症状への『問診』、お尻の筋肉のハリの状態を調べる『触診』、股関節を動かして『可動範囲の検査』、などが有力な判断材料になっています。

【 梨状筋症候群になると 】(図)主な症状

お尻は『縁の下の力持ち』として、身体を支えています。
しかし、お尻の疲労や緊張が実感しにくいので、それによって引き起こされる坐骨神経の異常に気付きにくくなっています。
この為、次のような事が起きた場合には、『梨状筋症候群』の可能性があります

 

・お尻から下肢にかけて痛みがある
・長い時間立っている事が辛い
・腰を反らすと下肢に痛みやしびれを感じる
・お尻の痛みが強く、座り続ける事が困難
・歩くと下肢に痛みが出るため歩けなくなるが、休むと歩く事が出来る
・身体をかがめると痛みが強くなる

【 当院の、お尻の筋肉の柔軟性回復治療 】

『梨状筋症候群』の治療法は、硬くなっているお尻の筋肉の柔軟性を回復させる事が必要ですが、お尻の筋肉は、分厚く何重にもなっている上に、伸ばしづらいので、自分でストレッチをするだけでは、回復が困難です。
このような、腰やお尻の筋肉の柔軟性の回復や、血行悪化の解消をする為に、当院では、ツボ治療を併用したマッサージ治療で、回復治療を行っています。
東洋医療系のマッサージ治療が、①筋肉の弾力性や柔軟性を高める、②血行やリンパの流れを良くする、③神経の興奮を抑制する、などの特徴があり、長い歴史と伝統に裏打ちされた技術に支えられているので、お尻の柔軟性回復や血行悪化の解消にも、「抵抗感が無く」、「早く解消できる」、からです

 

特に、当院では、身体の不調時に現れるツボ反応を利用して、硬結を確認し、そこに持続圧やツボ刺激を加えて、治療を行っています。
これは、『梨状筋症候群』の治療ポイントが、坐骨神経に沿った筋肉の中で、『痛みやしびれを発している硬結(シコリ)』を見つける事と、その解消にあるからです。
ツボ反応で硬結を確認し、硬結の緊張を和らげていくと、血行も回復し、蓄積した疲労物質が排出され、筋肉全体の柔軟性が回復していくので、お尻からの違和感が、「抵抗感が無く」、「早く解消できる」、ようになります。

 

また、梨状筋症候群は、お尻の筋肉の疲労や緊張だけでなく、腰や脚の筋肉にも、疲労や緊張が拡がっています。
これらの解消に、当院では、緊張が強まり易い腰や股関節付近の、筋肉の柔軟性を回復と可動域を回復させて、腰や太もも全体の疲労や緊張の解消を図っています。
疲労物質の排出が促進され、シビレ感や痛みの解消が早まるので、治療途中でも、患者自身が、お尻の痛みや不快感が解消されてくるのが分かります。

 

『梨状筋症候群』は、①姿勢が悪い(猫背)、②股関節が硬い、③腰痛持ち、などから発症するので、お尻だけでなく、身体のバランスを整える事が必要です。
当院は、疼痛の解消に、東洋医療系のツボ治療を併用したマッサージ治療で、筋肉の柔軟性の回復や血行の循環改善を行い、併せて、全身の体調を整える治療を行っています。
マッサージの施術時間は、15分からです。  関連する痛み・しびれなどの症状の、ご相談は、[メール]、または[電話]で、お受けしています。本八幡(市川市)マッサージ専門【ファミリー治療院】

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