疲労や だるさ

脚(足)の疲れが、全身に(脚の血行悪化から、体調不調に)

【(症例)疲労や だるさ 】

「長く歩く事ができなくなった」、「階段を上るのがつらい」、「歩いた後、脚がダルクなる」などが起きると、加齢や運動不足による“筋力低下”が気になりますが、“脚の血行が悪く”なっていると、同じように、疲れ易さやダルサなどが強まります。

これは、重力の影響で、全身の血液の約7割が下半身に集まるので、大量の集まった脚の血行が悪くなると、身体全体の血液循環が影響を受けて悪くなり、身体に疲れやダルサが起きたり、身体の調子が悪くなったり、更に、気力や意欲の低下を引き起こしたりするからです。

この為、しばらく立っていたり、座っていたり、歩いたりすると、「脚・腰の疲労やダルサ」が起き、更に、「身体が何となくスッキリしなくなる」、「背中や肩が重くなってくる」などを感じる場合は、腰・膝・脚・足首などをチェックして、血行状態をチェックしてみる事が大切です。

【 脚の血行悪化で、身体に不調が 】

~ 老化は、脚(足)から ~

昔から『老化は、脚(足)から』と言われるように、脚の健康状態によって、身体全体の健康状態が左右されます。

これは、脚が丈夫で、思うように歩いたり、走れたりする人は、活動的に身体を動かす事ができるので、全身の血液循環が促進されて、健康状態がキープできるからです。

しかも、脚が丈夫で、活動的に身体を動かす事ができると、脳の働きや、脳から筋肉への神経の働きが活発に保たれるので、身体の動きを調整する柔軟性や敏捷性が維持され、元気で、活動的な毎日が送れます。

~ 筋肉の働きや、運動神経の低下 ~

ところが、加齢や運動不足の影響で、脚の血行が悪くなってくると、筋肉の働きの低下と共に、酸素や栄養分の供給と老廃物の排出に支障が出てくるので、運動神経の働きが鈍(にぶ)くなったり、持久力が失われたり、瞬発力が無くなったりします

この状態になると、よく現れるのが、「たいして歩いていないのに、脚がダルクなってくる」、「階段の下りが不安になって、慎重になる」、「一緒に歩いていても、遅れ気味になる」、「歩いていると、脚のフラツキを感じる」、などです。

この傾向は、50~60代の中高年以降になると、次第に現れるようになり、脚・腰の筋力の衰えを感じる事が多くなります。

~ 不快感や痛み、気分的な影響も ~

しかも“脚の血行が悪く”なってくると、身体を支える脚や腰に不快感や痛みが生じたり、更に、気分的にも影響が出たりもします。

例えば、当初は、立ち上がりや、座る時などに、脚や腰に“軽い痛み”を感じるぐらいだったのが、脚の血行悪化が慢性化すると、「身体に、疲れを感じ易くなる」とか、「いつも腰にダルサを感じる」、「背中や肩が重く感じる」などの、疲労感やけん怠感などが現れるようになります。

そして、これら疲労感やけん怠感などによって、体調を保っている自律神経や脳の働きがオーバーワークになってくると、気分的に、身体を動かす事に“面倒臭さ”を感じたり、疲労感やけん怠感から、「気力がわかない」、「集中力が続かない」、更に、「疲れやすい」、「イライラ感が増えた」などが起きたりします。

【 全身の血液の約70%が下半身に 】

~ 脚のポンプ活動 ~

脚の血行悪化によって、身体に不調を起こすのは、重力の影響で、全身の血液量の約70%が、下半身に集まる事が影響しています

しかも、脚の静脈は、動脈と違って、心臓と直接つながっていないので、心臓の拍動(ポンプ作用)では、脚に集まった大量の血液を、心臓に戻す事ができません。

この為、下半身の大量の血液を心臓に押し戻す機能として、①脚のふくらはぎを中心とした筋肉の強力なポンプ活動と、②脚の血液の逆流を防ぐ弁で、身体全体の血液循環を保っています。

~ 脚の血行悪化から ~

ところが、何かの原因で、脚の血行が悪くなると、脚に不快な症状が起きたり、身体の血液循環を悪化させたりします。

例えば、仕事で一日中座り続けていたり、運動不足の状態になっていたりすると、脚の筋肉の働きが低下するので、血液を心臓に押し戻すポンプ活動の働きが弱まって、脚にむくみが生じたり、脚に冷えが起きてきたり、「脚がむくんで、ダルクなる」といった症状が現れます。

あるいは、立ち仕事が続いて、脚や腰の筋肉が疲労や緊張でコワバッタ状態になったり、長い座り仕事で膝や腰を曲げ続けていたりすると、脚や腰の血管が圧迫されて血行が悪化するので、気付かないうちに、全身の血液循環に影響して、身体の血行が悪化し、「何となく身体の調子が悪い」といった状態になったりします。

~ 身体の血液循環の悪化 ~

この結果、脚の血行悪化から、全身の血液循環が悪化してくると、「歩いていると、足が前に出づらくなった」、「長く歩けなくなった」、「階段を上るのがつらくなった」、「歩いた後、脚がダルクなる」などの、身体に疲労やダルサを感じるようになります。

また、身体の血液循環が悪化してくると、「腰の疲労感」、「疲れが溜まって、気分までどんよりする」、「背中や肩が重くなってくる」といった症状が起きてきます。

更に、それらが繰り返されると、体調を保つ自律神経の働きがオーバーワークになって、「疲れがとれない」、「肩こりや腰痛」、「イライラする」、「血圧が高くなる」などが起きたり、「ソファからパッと立ち上がった時に、思わず、フラフラとする」とか、「しばらく立っていたり、歩いていたりすると、めまいや立ちくらみがする」などが起きたりします。

【 脚の血行促進として 】

~ 足湯の効果 ~

昔は、農作業を終えた時や、長く作業をした後などに、脚や腰の疲れから、身体に疲労感やダルサが起きないように、家に戻ってからの“足湯”が、手軽な疲労回復手段として利用されていました。

暖かい湯で脚の汚れを洗い落とし、脚を温めて血行を回復させると、脚の疲労が解消されてくるだけでなく、これによって、上半身の血行も促されるので、リラックスした気分になれるからです

この効果から、現代では“足湯”を『フットバス』という名称で紹介され、オフィスでジッと座り続けて身体に疲れを感じた時には、家に帰って『フットバス』を利用して、脚の血行を回復させ、心身のリフレッシュを図る事が案内されています。

~ 脚のマッサージ ~

また、一部の介護関係の施設では、“足湯”に加えて、入所者の人達の頭の働きの維持や活性を図る為に、脚のマッサージを試している施設もあります。

“足湯”や、脚のマッサージで、脚の筋肉のコワバリを解消し、弾力性や柔軟性を回復させて、脚の血行がスムーズになってくると、身体の血液循環が良くなって、脳にもシッカリと血液が届けられるので、脳の働きの活発化が期待できるからです。

しかも、手や足の指は神経が敏感なので、“足湯”や脚のマッサージをする事で、脳の前頭葉の働きを活性化する事も期待できます。

~ 脚のマッサージの難点 ~

このように、“足湯”や脚のマッサージは、身体の疲労回復や頭の働きの活発化など、いろいろな効果がありますが、自分で自分の脚をマッサージしようとすると、腰から脚にかけての裏側は確認しづらいので、やってみると、やりづらいものです。

また、脚の疲労や緊張を強く感じている場合は、脚の筋肉のコワバリ箇所や、鬱血(うっけつ)している箇所を確認して、解消させないと効果がありません。

この為、脚の筋肉のコワバリや鬱血が残っていると、一時的に脚の血行が良くなっても、しばらくすると、再び、すぐに、元の状態に戻ってしまいます。

【 当院の、疲れた脚の治療 】

~ ツボ反応を利用したマッサージ治療 ~

当院は、「脚が疲れる」、「脚がむくむ」、「脚が痛い」、「脚がだるい」などを伴う身体の不調解消に、マッサージ治療にツボ治療を加えて、脚や腰の疲労と血行の回復を行っています。

マッサージ治療は、筋肉のコワバリ解消や血行の促進に効果があるので、脚に溜まった血液を心臓に押し戻す筋肉のポンプ作用を、活発化させる効果があるからです。

また、ツボは神経や血管が集まっている箇所なので、脚に不調が生じると、関係する特定のツボに痛みや硬さとなって現れて、脚に異常が起きている事を知らせてくれるだけでなく、反応が現れたツボに適切な刺激を与えると、その刺激に順応して、脚の筋肉内の血流が改善し、痛みや違和感が減少する効果があるので、気付きにくい筋肉疲労や血行悪化のチェックと回復に効果があります。

~ 滞っている血液やリンパ液が押し出されて ~

この為、当院では、脚の疲れやダルサなどの改善効果を高める為に、ツボ反応を利用した触診にウエイトを置いて、一人ひとりの症状に合わせて、改善を行っています。

神経や血管が集まっている脚のツボを確認し、そのツボを刺激すると、血液を流す筋肉のポンプ作用が活性化し、滞っている血液やリンパ液が押し出されて、脚のむくみや疲労を解消させるだけでなく、身体全体の疲労回復を早めます

更に、血液やリンパ液の流れを増幅させて、周囲の神経の興奮を鎮めると、脚や腰の不快感や痛みが和らいで、解消する効果があります。

~ 全身の循環の回復によって ~

また、脚の血液の血行が回復してくると、身体の疲れが解消されるようになり、リフレッシュ効果が得られます。

脚の筋肉は、他の筋肉と違って、絶えず下から身体を支えながら、立つ、歩く、座るなど、いろいろな運動を行っているので、脚のコワバリが解消されて血行が良くなると、全身の血液循環も良くなり、全身の体調改善につながる為です。

この為、PCの前に1日中座ってデスクワークをしていたり、長時間の立ち仕事をしていたり、加齢や運動不足で脚の働きが弱っていたり、などで、脚に重ダルサを感じている人には、脚の疲労や緊張などを解消させると、これらの違和感や不快感の解消に効果的です。

~ 脚の疲れをそのままにしていると ~

脚の疲れをそのままにしていると、身体の血液循環に影響して、身体の不調を起こす原因になるので、脚の血行悪化を起こしている箇所を確認して、解消させる事が大切です。

当院は、東洋医療をベースにしたマッサージ治療によって、下半身の、①筋肉のコワバリ解消、②血行を悪化させている箇所の改善を行い、身体の疲れや緊張の回復を行っています。

マッサージの施術時間は、15分からです。  関連する疲労やだるさなどの症状の、ご相談は、[メール]、または[電話]で、お受けしています。

 

デスクワークの疲労感やイライラと、その回復

【(症例)疲労や だるさ 】

PCを使って、一日のほとんどをデスクワークで過ごす毎日だったり、在宅勤務になって家に閉じこもる日が続いたりすると、次第に、「精神的に、疲れが溜まる」、「気分的に、イライラしてくる」、「気持ちが、だんだん不機嫌になる」などが起きてきます。

これは、ずうっとPCで仕事をしていると、思考範囲が限られて単調になる上に、会話や身体を動かす事が極端に少なくなるので、脳の緊張が高まって、感情のコントロール力が低下し、心身の疲労やストレスを感じ易くなったり、感情が苛立つようになったりしてくるからです。

この疲労は、一般的な身体疲労と違って、脳の疲労や緊張が大きくなり、体調維持の機能が追い付かなくなっているので、回復には、身体の疲労箇所や緊張箇所を調べて緩和と解消を行い、それにより高ぶった神経の興奮を鎮め、リラックス感を取り戻す事が大切です。

【 イライラ状態 】

~ デスクワークから ~

イライラの感情は、物事が思う通りにならなかったり、不快な事があったりして、神経が高ぶって苛立ち、感情をコントロールできなくなってくると起きます。

あるいは、意識するようなストレスや疲れが無くても、PCを使った作業で、脳を酷使するような状態が毎日続くと、脳に疲労やストレスが溜まり込んだ状態になるので、イライラが起きてきます

しかも、このような状態が続くと、脳の一部の神経の酷使と、過度の眼の神経の疲労・緊張だけでなく、それによって体調を保つ自律神経の負担が増すので、身体の神経の疲労度が大きくなり、感情を高ぶらせて、精神的に苛立つ状態になります。

~ 気分転換や頭を休ませる機会の減少からも ~

また、PC操作によるデスクワークは、場所を離れる事ができない事や、絶えず画面を見ながら操作を続ける必要があるので、心身をリラックスさせる副交感神経が働かない状態になります。

このような状態の中で、体調より仕事を優先して、いつも同じオフィスの中や、一日の大半を在宅勤務で過ごしていると、気分転換や頭を休ませる事が難しくなるので、ますます感情のコントロールが難しくなります。

この結果、ストレスを溜め込んで、感情の高ぶりや苛立ちが増すようになると、思考力も弱り、「考えがまとまらない」、「ボーっとする」、「集中できない」、「ミスが多くなる」、「イライラする」、「怒りっぽくなる」、などが起きてきます。

~ チョットした事でも、精神的緊張が ~

また、感情のコントロールが低下して、思考力が弱ってくると、心に“ゆとり”が持てなくなってくるので、チョットした事でも、精神的な緊張を感じたり、感情的になったりします。

この為、普段なら気にならないような、些細な人間関係、家庭内の出来事、仕事量や環境の変化、金銭の事などでも、すぐにイライラしたり、イライラ感が抑えられなくなったりします。

そして、これらのイライラによって、自律神経の働きを乱すので体調を悪化させて、「なかなか疲れがとれない」、「頭がスッキリしない(頭が重い)」、「仕事をする気が起こらない」、「寝られない」、「背中や腰がいつもダルイ」、などが起きます。

【 イライラで、疲労感が大きく 】

~ 神経の負担増 ~

イライラから精神的な緊張が高まると、それと伴って、自分を守ろうとする神経の働きが強まります。

この結果、イライラ状態が長引いたり、強まったりすると、それだけ、自分を守ろうとする神経の負担が大きくなるので、長時間同じ姿勢を続けた事による肉体的な疲労も加わり、疲労感を強めます。

更に、人間関係の煩わしさ、収入面の悩み、仕事の量や進め方の悩み、仕事環境の不安、将来性への疑問などがあると、絶えず緊張させる神経が働いたり、精神的に不安定になったりするので、神経の負担を強めて“精神的な疲労”が、ますます大きくなります。

~ 脳細胞の酷使 ~

しかも、デスクワークは、脳の一部の神経を、長時間、酷使し続けるので、ジッと座っていても疲労を強めます。

この結果、デスクワークをしていると、思考や計算などで休みなく脳細胞がフル活動する上に、絶えず集中力が必要になるので、脳の興奮状態が長時間続いて、脳の疲労度合いが、だんだんと大きくなっていきます。

そして脳の疲労が大きくなると、「飽きる」、「眠くなる」、「疲れる」、といった脳の疲労のサインが現れ始め、デスクワークの最中に、「仕事中に考えがまとまらない」、「ツイ、ぼんやりしてしまう」、といった状態に陥ります

~ 肩こりや、首こり、腰痛なども ~

また、デスクワークで身体の疲労や精神的な疲労感が増すと、デスクワークを続ける為に身体の緊張が強まって血行が悪化してくるので、肩こりや、首こり、そして腰痛などに悩まされます。

これらの凝りや痛みで血管が圧迫されて血行が悪くなったり、身体のコワバリが強まったりすると、疲れの慢性化と筋肉のコワバリが生じて『ぎっくり腰』や『寝違え』などが起き易くなります。

更に、デスクワークで姿勢が悪化すると、肺が圧迫されたり、胸郭や横隔膜が十分に働かなくなったりするので、呼吸が浅くなり、何もしていなくても、「身体が疲れ易い」、「疲労感に悩まされる」、なども起きます。

【 積極的休養法と、首の柔軟性回復 】

~ 積極的休養法 ~

身体の疲労や脳の疲労が大きくなったり、慢性化したりすると、休みをとったり、家で時間をとって寝たりしても、なかなか身体の疲労が回復しない上に、チョッとした疲労や緊張でも、神経がすぐに反応して、疲労感やイライラがぶり返します。

この為、心身に蓄積したデスクワークの疲労を回復する為に、あえて身体を動かして、血液循環を促がし、身体内の疲労物質を排出する方法があります

これを『積極的休養法』と言い、心身の疲労が大きくなると、それによって体調を保つ働きが追い付かなくなるので、運動の疲労解消に『クールダウン』をするように、疲れている時に身体を動かして血液循環を促し、酸素の供給や疲労物質の排出を促進させて、疲労やイライ感を解消させる方法です。

~ 積極的休養法の欠点 ~

しかし、『積極的休養法』の欠点として、デスクワークの疲労の場合、座って仕事をしている時の“姿勢を維持する筋肉”の疲労なので、「身体全体が、何となくダルイ」、「身体がコワバッテ、重い」などを感じても、身体の疲労箇所がハッキリしない為に、「どの筋肉を動かすのか?」、「どのような運動をするのか?」などが分かりません。

しかも、姿勢を維持する筋肉は、骨格に沿って背面に多いので、背中の筋肉の疲労を確認したくても、自分の目で確認する事ができませんし、その部分を触る事も困難です。

この為、スポーツクラブなどで、自分の判断で身体を積極的に動かす運動をしても、運動による疲労が増して、かえって辛くなったり、あるいは、しばらくすると、再び、疲労感や緊張感がぶり返したりします。

~ 脳の疲労回復 ~

また、デスクワークの疲労を解消させるには、身体だけでなく、“脳の疲労”も回復させる事が必要です。

脳の疲労を解消するには、『首の上半分は、脳の下側の延長』と言われるように、首と脳が密接な関係があるので、首周囲の疲労や緊張を確認して解消し、脳に酸素や栄養が行き渡らせ、溜まった老廃物を取り除く事が重要です。

この為、首や後頭部の奥の筋肉のコワバリを確認して、これらの筋肉を伸ばして柔軟性を回復させる事が必用なので、一般的な、頭を横に倒すストレッチ程度では効果が現れません。

【 当院の、体調回復治療 】

~ マッサージ治療とツボ治療 ~

当院は、疲労や緊張が続いて、「何となく身体の調子が悪い」といった症状や、「精神的にイライラしてくる」といった症状に、マッサージ治療にツボ治療を加えて、疲労や緊張の解消を行っています。

ツボ治療を利用しているのは、ツボが、神経や血管が集まっている箇所なので、身体に不調があると、関係する特定のツボに痛みや硬さとなって現れ、身体に異常が起きている箇所を知らせたり、反応が現れたツボに適切な刺激を与えると、その刺激に順応して、痛みや違和感が減少したり、筋肉内の血流が改善したりする効果があるからです。

この為、「ダルサや疲れに悩まされる」とか、「何となく身体の調子が悪い」などのように、身体の疲労を感じても、その疲労箇所がハッキリと分かりづらい場合に、ツボ反応を利用すると、疲労箇所や緊張箇所の確認や、症状の緩和の効果的です

~ デスクワークの疲労感やイライラの解消にも ~

このようなツボの特徴から、当院では、デスクワークの疲労感やイライラの解消に、ツボ治療を取り入れたマッサージ治療を積極的利用しています。

身体の疲労箇所がハッキリ分からなくても、問診とツボ反応を利用して、身体の疲労箇所や緊張箇所を確認し、これらの不調箇所の血流を増幅させ、神経の緊張や興奮を緩和させるようにしています。

更に、マッサージ治療で、血行やリンパの流れを改善して、筋肉のコワバリを回復させ、これによって筋肉の疲労回復と痛みの改善をしています。

~ 神経や血管が集まっているツボの利用 ~

また、ツボ治療を併用したマッサージ治療によって、自分では解消しづらい筋肉のコワバリの解消が可能になるので、回復効果や即効性を高められます。

ツボが神経や血管が集まっている箇所なので、ツボを適度に刺激する事によって、血流を増幅させて、神経の緊張や興奮を和らげるので、慢性的な疲労感や緊張感が緩和されるからです。

疲労感やイライラは、身体に異常が起き始めたサインなので、身体の疲労や緊張などの状態を確認し、改善する事が必要です。

~ 心身の不調の回復 ~

昔から東洋医療は、「病気にはなっていないけれども、何となく身体の調子が悪い」という状態を『未病』と呼び、慢性化した疲労や緊張などを回復させ、崩れかかった身体のバランスを整えてきました。

当院は、デスクワークの疲労感やイライラの回復に、ツボ治療とマッサージ治療で、身体の疲労箇所や過緊張箇所、そして、脳に繋がる血管と神経の通り道をチェックして、体調の改善を行っています。

マッサージの施術時間は、15分からです。  関連する疲労やだるさなどの症状の、ご相談は、[メール]、または[電話]で、お受けしています。

 

介護や看護の疲労と、マッサージ治療

【(症例)疲労や だるさ 】

看護や介護の時に、相手の身体を支えたり、腰を曲げて中腰になったりする事が多い為に、腰や背中などの“姿勢を維持する筋肉”に大きな負荷がかりますが、腰や背中の筋肉だけでなく、身体のいろいろな箇所にも負荷がかかるので、身体のいろいろな箇所に痛みや不快感が起きます。

しかも、このような負荷が、繰り返されたり、大きくなったりすると、身体全体に疲労や緊張が溜まって、回復力の低下につながり、「疲れが取れない」、「身体が、いつもだるい」、「動くと身体が痛む」といった状態になります。

身体の、このような状態を改善するには、身体の回復力を取り戻す事が重要になるので、身体の筋肉のコワバリ箇所や血行の悪化箇所を確認して、これらを回復させ、敏感になっている神経の興奮を鎮める事と、身体にかかった負荷で、崩れかかった身体のバランスを整える事が必要です。

【 姿勢を維持する筋肉の、痛みの発生 】

~ 腰痛が起き易く ~

看護や介護を続けていると、腰痛やギックリ腰の発症率が高い事から、「腰痛は、介護職の職業病」と言われます。

これは、看護や介護で、「身体の向きを変える」、「車いすやベッドへの移動」、「トイレ・入浴の介助」などをする時に、相手の身体をシッカリと支える必要があるので、腰に大きな負荷がかかる為です。

しかも、腰痛を起こす事が気になって、腰をかばうような姿勢をとると、かえって、腰に不自然な負荷がかかるので、余計に腰痛を起こし易くなります。

~ 肩や背中の筋肉も ~

また、腰の痛み以外にも、上半身の肩や背中の凝りや痛みなどで悩まされます。

「抱きかかえる」、「歩行を支える」、「着替えや食事の世話をする」、「入浴を介助する」などの時に、肩や背中の筋肉を使って、シッカリと支える必要があるので、これらの筋肉の疲労や緊張が大きくなると、肩や背中に凝りや痛みが起きてくるからです。

この結果、介護の仕事をしている人の52.4%から75.0%が、首・肩・背中の凝りや痛みで悩まされていると報告されており、しかも、家で介護している女性の場合には、8割以上にもなっていて、そのうち4割の女性は、絶えず凝りと痛みに悩まされています

~ 中腰や前かがみ姿勢から ~

これらの痛みが起きるのは、介護する時の身体への負荷が、“直接”介護する人の身体にかかってくる事と、中腰や前かがみの姿勢が“繰り返される”事が、大きな原因になっています。

中腰や前かがみの姿勢が何度も“繰り返される”と、腰や肩・背中などの“姿勢を維持する筋肉”の緊張が抜けなくなってくるので、血流やリンパの流れが悪くなって神経が敏感に反応するようになり、痛みが起き易くなり、慢性化してくるからです。

また、何度も上半身の緊張が“繰り返される”と、肺や腹部の圧迫が強まる状態になるので、痛みだけでなく、「胸からみぞおちあたりに圧迫感がする」、「胸に重たくののしかかる感じがする」、「胸が苛立つ」、などの違和感や不快感も起きてきます。

【 痛む箇所が、分からない 】

~ 痛む箇所がハッキリしない ~

看護や介護で身体に疲労が溜まって、身体に痛みを感じる状態になると、痛む場所が「腰あたり…」とか「背中あたり…」のように、痛む箇所が拡がっているように感じられます。

これは、疲労が蓄積されると、周辺部分や関連する部分に、筋肉のコワバリと血流の悪化が生じるので、広範囲にわたってニブイ痛みを発するからです

更に、筋肉のコワバリと血流の悪化によって、神経が敏感になり、痛みを抑える機能が低下してくるので、筋肉疲労が起きている箇所が、全体的に、痛みを感じるようになります。

~ 筋肉内の硬いシコリから ~

また、血流の悪化と筋肉のコワバリが続いて、筋肉内に硬い“シコリ”ができると、“シコリ”から周辺の筋肉に痛みが拡がります。

硬い“シコリ”によって血行が遮断されると、酸素や栄養分の不足や老廃物の蓄積によって神経が刺激されるので、“シコリ”周辺の筋肉も、重く圧迫されたような痛みや、「うっとうしい」痛みを感じるようになるからです。

しかも、シコリができると、シコリ付近の筋肉の痛みとコワバリを強めるので、肩や首に“シコリ”ができると、頭痛が起き易くなったり、あるいは、腰に“シコリ”ができると、慢性腰痛やギックリ腰が起き易くなったりします。

~ 交感神経が活発化によって ~

更に“姿勢を維持する筋肉”の疲労で痛みが生じると、身体を緊張させる『交感神経』の働きが強まって、血行を悪化させ、余計に、痛む箇所が特定しにくくなります。

“姿勢を維持する筋肉”は、他の筋肉よりも、神経が多く存在しているので、“姿勢を維持する筋肉”の腰や肩・背中などに、負荷がかかり続けると、それによって交感神経が活発化し、血管が収縮して血行が悪化し、腰や肩・背中などにコリや痛みが生じたり、慢性的な痛みや不調に繋がったりするからです。

しかも、看護や介護で、精神面に緊張やストレスが多くなったり、続いたりすると、ますます交感神経が強まるので、余計に身体全体に痛みを感じ易くなります。

【 ケアの判断が困難に 】

~ 痛む箇所が特定できない為に ~

痛みの感覚は、身体に異常が起きた事を知らせる“アラーム”の役割をしていますが、痛む箇所が特定できずにハッキリしないと、適切なケアがしにくくなります

しかも、痛みによる身体からのアラームに気付いても、施設で看護や介護の仕事をしていたり、家で看護や介護をしていたりすると、中断する事ができません。

この結果、次第に身体の疲労や痛みが慢性化してくると、痛みと不快感が続く状態になり、痛みが身体全体に感じられます。

~ 精神的な緊張からも ~

また、介護や看護で、「思い通りにいかない」、「人に頼る事ができない」、「自分の時間を持つ事ができない」、などの悩みや不安があると、精神的な緊張が強まるので、ますます、身体の疲労や痛みが解消しづらくなります。

この結果、「いつも、身体が重い、ダルイ」、「慢性的に、肩や腰が痛む」、「眼がショボショボして見えにくい」、「頭痛が治らない」といった身体の支障が起きたり、「やる気が起きない」、「悲観的になる」、「集中力がない」といった状態になったりします。

更に、「イライラする」、「あまり動いていなくても疲れる」、「考えがまとまらない」、「なかなか寝られない」、などが起きると、余計に精神的な疲労が大きくなるので、身体の自然回復が追いつかなくなります。

~ 自律神経のオーバーワーク ~

そして、身体や精神面の支障に悩まされると、身体の不調が増したり、身体のリラックス感が失われたりするので、身体の安定を保つ自律神経の働きがオーバーワークの状態になります。

この為、身体の安定を保つ事ができなくなると、「重くのしかかるような鈍い痛み」、「ズキズキと響く痛み」、「刺すような痛み」、「ヒリヒリするような痛み」などを感じ易くなります。

しかし、湿布薬を貼ったり、お風呂に入ったり、自分でストレッチをしたりしても、自律神経がオーバーワークになって体調を保てなくなっているので、一時的に緩和されても、痛みや不快感が続く状態になります。

【 当院の、15分からのマッサージ治療 】

~ 症状の早期発見、早期改善 ~

介護や看護をしていると、肩、背中・腰などの“姿勢を維持する筋肉”に、大きな負荷がかかるだけでなく、負荷が繰り返されるので、身体の異常の『早期発見、早期改善』で、体調を保つ事が大切です。

疲労や緊張の『早期発見、早期改善』による効果を、かなり前から分かっていたスポーツの世界では、運動した“直後”にクールダウンを行う事によって、早期に疲労や緊張を解消し、体調回復を行うようにしています。

この為、当院は、身体の疲労や、ダルサ・コワバリなどの解消、体調不調の改善などのマッサージ治療を、15分から行っています。

~ 症状の早期発見、早期治療 ~

これは、「マッサージ効果は、時間が長いほうが高い」と思われますが、介護や看護の疲労解消の場合は、“姿勢を維持する筋肉”を、早めに回復させる事が必要なので、1週間に1回でも、定期的に受けたほうが効果的だからです

例えば、朝起きた時や、身体を動かした時などに、重ダルサや痛みを感じたり、身体に動きづらさを感じたりした時に、15分、あるいは、30分のマッサージを受けると、身体や精神的の疲労の解消に効果的です。

また、疲労や緊張を感じた直後に、短時間でもマッサージを受けると、血行やリンパの流れが早めに回復するので、疲労物質が溜まらずに排出され、ダルサや、つらい筋肉痛を、効果的に解消する作用があります。

~ ツボ治療の併用 ~

また、当院は、ツボ治療を併用したマッサージ治療を行い、痛みや不快感の早期解消だけでなく、体調の改善を行っています。

疲労や緊張によって、疲れ易さや痛みとなって現れてくる箇所が、東洋医学のツボ(経穴)の位置とほぼ一致している事と、ツボが、神経や血管が集まっている箇所なので、疲れ易さや痛みとなって現れているツボに刺激を加えると、その刺激に適応して、痛みや違和感が減少したり、筋肉内の血流が改善したりする効果がある為です。

この効果によって、筋肉の中を通っている血行が活発化し、それによって栄養や酸素の供給が進み、老廃物を押し流すので、身体の疲労解消の効果だけでなく、身体を休める神経に働いて、体調を保つ自律神経の働きが回復し易くなります。

~ 身体の疲労や緊張などの慢性化には ~

介護や看護の疲労や緊張は、身体の疲労や緊張などの慢性化が大きく影響しているので、血行やリンパの流れを促して、筋肉の弾力性や柔軟性を回復させて神経の興奮を抑える事と、身体への負荷で崩れかかった身体のバランスを整えると、体調回復の効果が高まります。

当院は、ツボを利用して“姿勢を維持する筋肉”の疲労箇所を調べ、更に東洋医療をベースにしたマッサージ治療で、これらの疲労箇所を回復させて神経の興奮を鎮め、体調の回復を行っています。

マッサージの施術時間は、15分からです。  関連する疲労やだるさなどの症状の、ご相談は、[メール]、または[電話]で、お受けしています。

ゴルフ疲れの、早期回復

【 (症例)疲労や だるさ 】

ゴルフ練習場の打ちっぱなしでは、何十球打っても、それほど疲れないのに、ゴルフコースに出てプレイすると、それほど激しく動いたり走ったりしていないのに、疲れを感じて、翌日、仕事に出かけるのが辛くなります。

これは、「プレイ中、普段使わない筋肉をフルに使う」、「コースに出た緊張」、「スコアへの精神的なストレス」、「ショットへの集中力の繰り返し」、「同伴者への気遣い」、「風や日差しなどによる体力消耗」などで、思っている以上に体力が使われる事と、それによる血流悪化と身体のコワバリで、身体の疲労回復が追い付かなくなった為です。

ゴルフ疲れのように、気付きにくい身体の疲労や体力の消耗には、疲労箇所やコワバリ箇所をチェックして解消し、改善させる事が必要なので、神経や血管が集まっているツボ(反応点)を利用すると、身体に異常が起きている箇所のチェックと、早期の回復に効果があります。

【 ゴルフの疲労箇所 】

~ 気付きにくい疲労や緊張 ~

ゴルフは、激しく動くスポーツではありませんが、普段の生活には無い動作を、身体の筋肉をフルに使って繰り返したり、ショットやパット時に心身の緊張が極度に高まったりするので、どうしても、身体のいろいろな箇所の疲労が大きくなります。

ところが、コース場に出た緊張感や高揚感が高まったり、お互いに競い合ったりするので、疲労が高まっても気付きにくくなります

この為、プレイが終わった後や翌日になって、緊張感や高揚感が落ち着いてくると、次のような身体の疲労や痛みが起きてきます。

≪ 首・肩・背中 ≫

スイング時にボールから眼を離さず、頭を残して振り切るので、首・肩・背中の筋肉が極度に緊張した状態で強い“捻(ひね)り”が生じます。

しかも、スイング時に、前傾した姿勢から一気に力を入れて、素早く身体を回転させるので、瞬間的に筋力をフルに使います。

この結果、首の付け根から肩にかけてや、肩甲骨周囲の筋肉に、強い負荷がかかる為に、内部の姿勢を維持する筋肉(インナーマッスル)が傷み、後になってから痛みが起きます。

≪ 腕 ≫

スイング時に、瞬間的に肩から腕に力が入るので、この動作が繰り返されると、肩から腕の筋肉に過緊張と血行不良が起き、後になって、腕のダルさや痛む原因になります。

また、腕の筋肉は肩や背中に続いているので、肩や背中の過緊張が繰り返される為に、肩が凝る、首筋が凝る、背中が痛む、頭痛がする、なども起きてきます。

更に、スイング時の衝撃で、肘の内側の筋育や靭帯が強く擦れ合って炎症が生じると、『ゴルフ肘』と言われる、肘から手首の内側が腫れぼったくなったり、ズキズキとした痛みが起きたりします。

≪ 腰・脇腹 ≫

ゴルフのスイング時に、腰に体重をかけたまま、急に回転させるので、腰や腰周囲の筋肉や靱帯に、急激に負荷がかかります。

この結果、腰の筋肉が強くコワバルと、腰の重ダルサ、慢性的な腰痛などが起きたり、こむら返りやギックリ腰の原因になったりします。

また、スイング時に、肋骨の一番下あたりの脇腹に強い負荷がかかると、筋肉内に強いコワバリや炎症が起き、『脇腹痛』に悩まされる事があります。

≪ 膝 ≫

ゴルフコースは芝生で、歩く距離が長く、アップダウンも多くあるので、歩いているうちに膝の負担が大きくなります。

また、スウィング時に膝に体重をかけて、パットする瞬間に、膝で身体をギュッと支える動きをするので、膝に大きな負担がかかります。

この結果、膝の筋肉の過緊張とコワバリで血行が悪化すると、脚の疲労感に悩まされたり、脚にムクミやダルサなどが起きたり、膝の筋肉がコワバッテ膝が伸びにくくなったり、歩くと膝がガクガクしたりします。

【 疲労感無き、疲労 】

~ 瞬間的に捻(ひね)る動作と持久力 ~

しかも、ゴルフの疲労は、一時的な疲労ではなく、思いのほか長引きます。

大きな原因として、スイングする瞬間に、体幹の身体を支える筋肉を回転軸にして、身体を瞬間的に捻(ひね)る動作を、フルに、繰り返す為に、思っている以上に、筋肉の疲労度が大きくなるからです。

更に、スイングの初めから終わりまで、下半身に体重を感じながら静止する為に、身体の多くの筋肉を使った“持久力”が必要になり、この動作が何度も繰り返されるからです。

~ 楽しさや高揚感から ~

また、ゴルフ疲労が長引く原因として、疲労が自覚されない『疲労感無き、疲労』があります

プレイ中に、身体の疲労が大きくなっても、ゴルフの楽しさや高揚感があると、疲労が自覚されないので、気づかないうちに疲労が身体に蓄積されてしまうからです。

ゴルフの『疲労感無き、疲労』は、プレイ中だけでなく、「休日に朝早く起きてゴルフに出かける」、「スコアを競い合う感覚が強まって緊張が連続する」、「日焼けや風などによる体力消耗」、「スコアに悩む」、などによっても発生します。

~ 精神的な緊張 ~

その上、ゴルフは、プレイ中に考える事が多く、自分の判断と意思が重要になるスポーツなので、何度も“精神的な緊張”を繰り返すと、『疲労感無き、疲労』が一層強まります。

例えば、ショットごとに、「あそこまで、でボールを飛ばそう!」とか、パットごとに、「カップにボールを入れなきゃ!」と、緊張が強まったり、スコアが絶えず気になったりして、プレイ中、気が休まらなくなるからです。

この結果、強い緊張、不安、心配が繰り返されると、“精神的な緊張”として身体に残ってしまい、身体の疲労に重なり、疲労感が長引くようになります。

【 体力が酷使されると 】

~ 血行悪化と身体のコワバリから ~

身体が健康であれば、栄養を充分に摂り、入浴などしてグッスリ睡眠をとれば、翌日には元気な状態に回復しますが、思った以上に体力が使われると、血行悪化と身体のコワバリが強まって、疲労を回復する働きを妨げてしまいます

この為、ゴルフの疲労に気付いても、「ストレッチは面倒くさい」と、そのままにしてしまうと、筋肉の疲労や緊張が排出されずに身体に残ってしまうので、いつまでもダルサや倦怠感などが続きます。

しかも、お風呂に入ったり、横になって休んだりしても、血行悪化と身体のコワバリが強まって、回復力が弱まると、疲れが解消されづらくなり、なかなか元気な状態に戻れなくなります。

~ 疲労回復に時間がかかる原因 ~

また、疲労によって筋肉の働きが低下すると、血液を流すポンプ活動が低下するので、疲労物質の排出が進まず、疲労回復に時間がかかるようになります。

しかも、人間の体内で循環している血液量は一定なので、ゴルフで疲れが大きくなっても、あるいは、かなり体力を消耗した状態になっても、必要とされるフレッシュな血液量が増えない事も大きく影響します。

更に、“精神的な緊張”から、体調を保つ自律神経の働きの負担が大きくなると、ますます体調回復が進まなくなるので、いつまでも疲労感や不快感が続くようになります。

~ 栄養ドリンクや、熱いお風呂 ~

この為、栄養ドリンクを飲んで、疲労感が薄まった気分になっても、身体の疲れ自体は無くなりませんし、血行を良くする為に熱いお風呂に入ると、かえって、汗をかいて身体のエネルギーを使ってしまうので、お風呂から出た後に、疲れを余計に感じるようになります。

また、疲労回復の為にスタミナ料理を食べる人もいますが、心身が疲労している時にスタミナ料理を食べると、脂肪分が多いので、胃の運動を抑制する作用で胃腸に負担がかかり、胃もたれを起こす事があります。

これらの影響で、疲労が解消しづらくなると、身体の機能低下や緊張を作り出してしまうので、「ダルイ」、「気力が出ない」などが強まり、翌日の仕事に支障が出てしまいます。

【 当院の、体調回復治療 】

~ スポーツ後のクールダウン ~

ゴルフをした後、身体の疲労を解消して、疲れを翌日に持ち越さない為には、やはり、スポーツ後の“クールダウン”を行う事が大切です。

疲労回復には、血液の循環を促進させて、必要な酸素や栄養を、筋肉の隅々まで行き渡らせる事と、老廃物を押し流して、身体の機能回復を図る事が、重要になるからです。

特に、ゴルフによる心身の興奮を鎮める為には、首や肩のコワバリ箇所を解消し、血行やリンパの流れを活発化させて、副交感神経の働きを回復させる事が大切になります。

~ 疲労感無き疲労の対策 ~

また、ゴルフ疲労は、ゴルフの楽しさや高揚感などで、『疲労感無き、疲労』が多く生じているので、疲労が自覚されていない箇所や、コワバリ箇所をチェックして確認する事が必要です

この為、当院では、問診と共に、ツボ反応を利用して、疲労箇所やコワバリ箇所のチェックを行い、体調の回復を行っています。

ツボは、神経や血管が集まっている箇所なので、身体に不調があると、関係する特定のツボに痛みや硬さとなって現れ、身体に異常が起きている事を知らせてくれるだけでなく、反応が現れたツボに適切な刺激を与えると、その刺激に順応して、痛みや違和感が減少したり、筋肉内の血流が改善したりする効果があるからです。

~ 治療内容を希望や症状に合わせて ~

当院では、マッサージの施術時間や治療内容を、来院される方の希望や症状に合わせて選べるようにしています。

例えば、ゴルフの練習やラウンド後の疲労回復、あるいは、試合やコンペなどに向けてのボディコンディショニングなどの要望に合わせて、疲労やダルサの解消や体調の回復を行っています。

この為、これらに合わせて、ワンポイント部分の15分マッサージ、上半身あるいは下半身の30分マッサージ、全身を行う45分や60分マッサージなど、患者の症状に合わせて選べます。

~ 疲労解消やコンディショニングの為に ~

ゴルフは『疲労感無き、疲労』が生じるスポーツなので、プレイ後に、気付きにくい疲労箇所やコワバリ箇所をチェックして、筋肉の弾力性や柔軟性を高め、血行やリンパの流れを改善しておく事が大切です。

当院は、ツボ反応を利用して診断や回復を行い、東洋医療をベースにしたマッサージ治療で、スポーツの疲労解消や、体調の改善や維持の為の“コンディショニング”を行っています。

マッサージの施術時間は、15分からです。  関連する疲労やだるさなどの症状の、ご相談は、[メール]、または[電話]で、お受けしています。

パソコンやスマホ操作による、腕・肘・手首などの痛み・ダルサ・疲れ

【 (症例)疲労や だるさ 】

パソコンやスマホの操作を続けているうちに、「腕が重ダルイ感じになって、指が動きづらくなった」、「腕を挙げると、腕の上側が痛む」、「肘から手首に、ジンジンと痛みがする」などが、起きる事があります。

この症状を『頚肩腕症候群 (けいけんわんしょうこうぐん)』と言い、首から腕にかけて筋緊張が続いたり、疲労が蓄積したりすると、腕や手の血行や神経に影響を及ぼし、腕・肘・手首などに、痛み・シビレ・不快感などが生じた為です。

更に、肩や背中にコワバリ感や痛みが拡がって、体調の悪化を引き起こす原因になるので、仕事中に腕・肘・手首などの痛みや不快感に気付いたら、腕から肩にかけての疲労や緊張を解消させて、悪化した血行や敏感になっている神経を回復させる事が大切です。

【 首~肩~腕の“筋肉”の疲労や緊張から  】

~ 頚肩腕症候群 ~

『頚肩腕症候群』は、首~肩~腕にかけての、痛み・凝り・シビレ・血行障害・筋力低下などの症状を、総称した呼び名で、パソコンやスマホの操作を続けていると、手首を浮かせて、指先で長時間キーをたたく動作が繰り返されるので、発症し易くなります

これは、手や指を精緻に動かせるように、指から腕~肩~首にかけて、非常にたくさんの小さな筋肉と、それらの筋肉の動きが細かくコントロールできるように、多くの神経が走行しているからです。

この為、キーボードやマウスの操作を、毎日、長時間、繰り返していると、小さな負荷でも、許容限度を超える疲労や筋緊張となってしまい、痛み・ダルサ・疲れが起きてきます。

~ 進行する症状 ~

しかも、キーボード操作をしていると、肘を曲げた姿勢で、指で文字を押す作業が続く為に、血行が悪化して、手や腕の筋肉が疲労したり、コワバッテきたりするので、ますます、「手の指が伸びにくくなる」、「腕の内側の(指や手首を曲げる)筋肉がコチコチになる」、「肘の外側や内側がジーンと痛む」、などが起き易くなります。

ところが、時間に追われながら、キーボード操作と画面に意識が集中していると、手や腕の疲労や過緊張に気付かなかったり、あるいは気付いても、『頚肩腕症候群』があまり知られていないので、「たいした事、無いだろう…」とか、「一時的な疲れ」と思ったりします。

しかし、手や腕の筋肉のコワバリが慢性化して、血行悪化が続くと、手先を正確に動かす神経の働きに異常が生じて、キーボード操作がしづらくなったり、仕事が終わっても手首や腕に、ジンジンとした痛みが続くようになったりします。

~ 肩甲骨近くの、ズキズキする痛み ~

更に、キーボードやマウスの操作は、腕を支えている背中や肩に負荷がかかり続けるので、背中や肩の疲労と緊張が強まります。

その上、脇を絞めて、肘を固定させる姿勢がずうっと続く為に、背中や肩の姿勢を維持している筋肉に、かなりの負担がかかり続ける事になります。

この結果、腕を支える背中や肩の疲労に、姿勢を維持する背中や肩の疲労や緊張が増して、背骨沿いの姿勢を支える筋肉が耐えきれなくなると、背骨と肩甲骨の間にズキズキとする痛みが起きてきます。

【 手首や指の“関節”障害 】

~ パソコン腱鞘炎 ~

また、パソコンやスマホ操作などの疲労から、腕・肘・手首などの“関節”に異常が生じる事があります。

代表的なのが、手首や指の『パソコン腱鞘炎』で、これは、長時間パソコンに向かって操作していると、手首や指を動かしている筋肉の付け根の“腱”や、腱を包んでいる“腱鞘”が、何度も、繰り返して擦れ合う為です。

この結果、手首や指の“腱”や“腱鞘”の擦れ合いから炎症(腱鞘炎)が起きると、腫れたり、痛みが起きたり、指や手首の関節付近のコワバリが増したりする為に、指が伸ばしにくくなったり、手首から肘に不快感やダルサが起きたり、物を掴(つか)もうとした時に痛みが走ったりします。

~ 長時間操作や、血行が悪くなっていると ~

特に、背中を丸めた姿勢で、長時間キーボード操作を続けていると、指先や手首に力が入り易くなるので、指や手首の腱や腱鞘の擦れ合いが強まって『パソコン腱鞘炎』が起き易くなります。

しかも、中高年になって運動不足になり、身体の筋肉の柔軟性が失われて、血行が悪くなっていると、指や手首の筋肉や血行の状態が悪くなる為に、余計に、指や手首に痛みや違和感が起き易くなったり、『パソコン腱鞘炎』が起き易くなったりします。

そのままパソコンやスマホの操作を繰り返していると、腱や腱鞘に負荷がかかり続ける為に、手首や親指の付け根の関節部分の痛みが酷くなったり、血行が悪化して、手や腕のしびれ・肘や肩の痛み・握力の低下などが起きたりします。

~ マウス腱鞘炎 ~

『パソコン腱鞘炎』意外にも、「マウス操作をしていると、手首が重く感じる」とか、「マウスを握っている指の関節が痛む」など、マウス操作をする指や手首の“関節”に、異常が起きる『マウス腱鞘炎 』があります。

マウスをずうっと握って、動かしたり、クリックしたり、スクロールしたりしていると、マウスを使っている指や手首の筋肉に負担がかかり続けて、指や手首の関節に腱鞘炎が起きる為です。

このように、キーボード操作やスマホの操作で、腕・肘・手首などの“関節”部分に負担がかかり続けると、腱鞘炎を起こす事があるので、指や手首にコワバリや違和感に気付いたら、そのままにせず、早めにケアを受ける事が大事です。

【 体調悪化や、脳の疲労も 】

~ 腕を支える背中の負担から ~

更に、指から腕~肩~首にかけての疲労や緊張が積み重なると、体調の悪化につながっていきます

例えば、パソコンやスマホ操作などで、指や腕の筋肉が疲労してくると、指や腕の筋肉は、肩や首につながっているので、肩や首の血行が悪化して、肩こりや頭痛(緊張型頭痛)の原因になるからです。

また、腕は、背中の筋肉が土台になって支えられているので、長時間の操作や作業で、腕が疲労したり緊張が続いたりすると、肩周辺から背中にかけての負担が大きくなって、背中が痛んでくる原因になります。

~ 身体の不調感や体調悪化の原因に ~

その上、腕の疲労や緊張が続いて、背中の上半身を支える筋肉(インナーマッスル)に、コワバリや血行障害などが起きてくると、慢性的にジンジン・ズキズキする凝りやダルサに悩まされ増す。

また、背中の血行やリンパ液の流れの悪化によって、背中の皮下に、老廃物を含んだ水分が溜まってくると、背中にむくみが生じて、疲労感や不快感を引き起したり、体調の不調感が強まったりします。

この為、最初の頃は、「腕がパンパン、指が硬い」、「手首が痛い」、「腕がだるい、重い」、「腕に力が入ると、痛い」といった状態でも、この状態を続けてしまうと、頭重感や頭痛が起きたり、疲労感が強まったりして、精神的にリラックスできなくなります。

~ 脳の酷使 ~

また、パソコンやスマホを使って作業を行っていると、小さい文字や記号を正確に判断しながら、考えを集中させて、指を細かく動かし続ける為に、極度に脳を酷使するようになります。

脳が酷使されると、脳の働きが鈍(にぶ)ったり、集中力が続かなくなったりするので、「なんとなく身体がだるい」、「ヤル気がでない」などが起きてきたり、精神的な緊張が高まって、「イライラ」してきたり、「ちょっとした事で腹立たしく」なったりします。

また、脳の酷使で、身体全体のバランスを維持する自律神経の負担が大きくなってくると、自律神経の機能が低下する為に、「目がショボショボする」、「肩が凝る」、「眠くなる」、「頭がずんと重くなる」、などの体調の不調も起きてきます。

【 当院の、腕・肘・手首の改善治療 】

~ 疲労や緊張などの筋肉由来の痛み ~

腕・肘・手首などの痛み・ダルサ・疲れは、肩から指に続く、非常にたくさんの細い筋肉と、微細に判断する様々な神経に、ずっと疲労や緊張が続いた為に、回復力が追いつかなくなった事が原因です。

このような、疲労や緊張などの慢性化による筋肉由来の痛みの改善には、筋肉のコワバリ箇所や緊張箇所を確認し、それらの箇所の状態に合わせて筋肉の弾力性や柔軟性を回復させ、血行やリンパ液の流れを改善させる、東洋医療系のマッサージ治療が適しています

当院では、東洋医療をベースにしたマッサージ治療にツボ治療を加えて、筋肉のコワバリ解消と血行の改善を行い、それにより神経の働きを回復させて、『頚肩腕症候群』や『パソコン腱鞘炎』『マウス腱鞘炎 』などの改善を行っています。

~ ツボ利用 ~

これは、東洋医学のツボの位置が、疲労や緊張による不快感や痛みの箇所と、ほぼ一致しているからです。

しかも、ツボが、体調の変化が起こった時に、身体の異常を知らせる反応点として現れるので、ツボを治療点として利用すると、比較的短時間に、過敏になっている神経を和らげ、違和感や痛みを緩和させる効果があるからです。

この為、痛みを感じている部分が、肩から腕の限られた範囲ならば、当院が行っているクイックマッサージ(15分ぐらいのマッサージ)でも、かなりの回復効果があります。

~ 上半身の治療も ~

更に、毎日の、指から腕~肩~首にかけての疲労や緊張が続いて、首や肩の凝りが酷くなっている場合や、背中に痛みが出ている場合には、当院では、30分ほどの腕を含めた上半身の治療を行っています。

問診と、ツボを使った触診によって、疲労箇所や緊張箇所を診断し、筋肉のコワバリやシコリを解消させていくので、その部分のコワバリやシコリを解消するだけでも、早ければ1~2回ぐらいの治療で、痛みが解消できます。

更に、ツボ刺激を利用しているので、「痛いけれども、気持ちいい!」という快刺激から、治療への納得感と安心感と共に、気分が落ち着いてくるリラックス効果も期待できます。

~ 身体に不調解消 ~

パソコンやスマホの操作のような指先の作業でも、画面を見ながら、指先の動きをくり返すと、だんだんと疲労と緊張が身体に溜まって、身体に不調が起き易くなります。

当院は、東洋医療をベースにしたマッサージ治療にツボ治療を加えて、手首から肩にかけての疲労箇所や緊張箇所の確認と、腕や肩の緊張緩和、肘の可動域の改善などを行い、身体の痛みやダルサ解消治療を行っています。

マッサージの施術時間は、15分からです。  関連する疲労やだるさなどの症状の、ご相談は、[メール]、または[電話]で、お受けしています。

 

脳(頭)の疲労や思考力低下と、脳の酸素不足

【(症例)疲労や だるさ 】

仕事中、何度もアクビが出たり、思わず背伸びして深呼吸したくなったりするのは、「疲労や緊張などで酸素不足になった脳に、酸素を補給する為」というのが有力な説ですが、他にも、「外気を取り入れて、脳を冷やす(クールダウン)為」とか、「血流を促進し、脳を活性化する為」という説もあります。

しかし、アクビや背伸びの効果は限られるので、脳に酸素不足状態が続くと、脳の働きや体調の維持に支障が生じて、「集中力が続かない」、「眠気がする」とか、「頭が重い」、「疲れやダルサが続く」、「頭痛がする」、「肩凝りが悪化する」、などが起きてきます。

このような状態が続くと、身体の回復力が低下し、身体の不調が本格化してしまうので、脳の働きと体調を取り戻す為に、首・肩・背中・胸の呼吸筋のコワバリを解消し、更に、首と後頭部の血流改善を行い、脳に酸素不足を引き起こす原因を解消する事が必要です。

【 脳の疲労と酸素不足 】

~ アクビや背伸び ~

朝からパソコンやスマホを使って、ずうっと仕事をしていると、だんだん「頭がボーッ」としてきて、「頭がズーンと重く」なり、思考力が無くなってくる事があります。

このような時に、思わずアクビが出たり、無意識に身体を伸ばして背伸びしたりします。

これは、アクビや背伸びをすると、疲れた脳に酸素を補給したり、外気を多く取入れて脳をクールダウンしたり、身体を動かす事で脳の血流を促進させたりして、ニブッテいる脳を刺激する為と言われます。

~ 脳の酸素不足の原因 ~

脳が疲れたり、酸素不足が起きたりするのは、考えたり判断したりする事が多くなると、脳の活動量が増して、それによって脳の酸素消費量が急激に増える為ですが、他にも、大きな原因として、パソコンやスマホを使って、ジッと緊張した状態が続くと、後頭部・首・肩・背中・胸などの筋肉にコワバリが生じ、血行を悪化させたり、呼吸が低下したりして、脳に届けられる血液量が減少する為です。

例えば、パソコンやスマホの画面を見つめたまま、指先だけを動かす作業をしていると、首や肩の筋肉をギュッと固めた状態が続く為に血管が圧迫されて、血行が悪化するので、脳に届けられる血液量が減少し、脳の活動に必要な酸素の供給が制限されてしまいます。

また、精神的な緊張が高まった状態が続くと、胸や背中の呼吸運動をする筋肉がコワバッテきたり、交感神経の働きが強まって呼吸が浅く(弱く)なったりするので、肺に取り入れられる酸素が少なくなって、脳に送られる酸素が減少し、脳に必要な酸素の供給が少なくなってしまいます。

~ 脳の酷使から ~

しかも、パソコン作業をしていると、脳の一部の神経が、ずうっと酷使され続ける為に、その部分の神経が異常に疲労し、極端な酸素不足状態になります

このように、脳の一部の神経が、極端な疲労状態になるケースとして、仕事のタイムリミットに間に合わせる為に、パソコンに仕組まれている思考方法や作業を、ひたすら続ける場合や、あるいは、間違いのないように注意をしながら入力作業や作業手順を繰り返す場合などがあります。

このような状態になると、脳の一部の神経が、ずうっと酷使されるので、その箇所に極端な酸素不足が起き、それによって脳の疲労度が高まって、集中力や持続力が落ちたり、注意力や思考力が低下し始めたり、雑念が多くなったりします。

【 脳の酸素不足による症状 】

~ 酸素の備蓄機能が無い為に ~

脳に酸素不足が生じる理由として、脳が身体の中で最も多くの酸素を消費する臓器にも関わらず、脳には、酸素を蓄えておく機能や器官が無い事があります。

この為、脳が安定的に活動するには、肺に取込んだ酸素量の約25%を絶えず脳に送る事が必要になりますが、身体が疲労したり緊張したりして、脳への血液の流れが低下してしまうと、脳が酸素不足になってしまいます

この結果、身体が疲れたり、緊張する事が続いたりして、身体の血行が悪くなってくると、脳の酸素不足からアクビや背伸びが起きるようになり、更に、「知っている名前や数字がすぐに出てこない」とか、「アレ、何だっけ?」や、「アレを、アレして!」などが起きるようになります。

~ 中高年 ~

このように、脳に酸素の備蓄機能が無い為に『肺からの血流による酸素供給が命』という状態になっています。

この為、中高年になって、仕事で運動不足になったり、猫背姿勢が続いて背中や胸の筋肉がコワバル状態になったりすると、身体の血行が悪化し、脳の酸素不足状態が起き易くなります。

しかも、肩・背中・胸などの呼吸筋がコワバッテくると、肺が充分に膨らまない為に、呼吸が浅くなり、ますます脳の酸素不足に陥り易くなります。

~ 脳の酸素不足状態による症状 ~

この結果、体調面で次のような症状が現れます。

・集中力が続かない
・頭が重くなる
・頭痛がしてくる
・目が疲れる
・ちょっと休むだけでは、疲れが解消しない
・動悸や息切れを感じる
・持久力が落ち、ヤル気が無くなる
・気分が鬱っぽくなる
・人と話すのが面倒

そして、これらの状態が長く続くと、身体の不調が本格化してしまいます。

【 日常生活に支障が 】

~ 気付きにくい脳の酸素不足 ~

ところが、身体の不調が続いても、「呼吸をすれば、自然と脳や身体に酸素が届く」と思うので、脳が、慢性的に酸素不足状態になっていても、その事に、なかなか気づきません。

しかも、時間に追われた生活をしていたり、意識が仕事に向いたままであったり、自分を取り巻く人間関係に関心が奪われていたりするので、余計に、気付きにくくなります。

しかし、毎日の疲労や緊張で、身体の血行が悪化したり、呼吸が浅くなったりして、脳の回復が追いつかなくなると、次第に、仕事や日常生活に支障が出てくるようになります

~ 記憶力の低下や、思い出しづらい ~

例えば、脳が酸素不足になってくると、最初は、「頭が回らない」、「何だかダルイ」、「面倒くさくなってくる」、などですが、次第に記憶力が低下したり、思い出しづらくなったりします。

この結果、「相手の名前が思い浮かばない」、「覚えられなくなる」、「約束していた事を忘れる」、「置き忘れる」、「ひとり言で同じ事を何度も言う」、「今、何をしようとしたのだろう……?」、などが起きてきます。

更に、脳が酸素不足の状態になると、精神の安定を持つ事ができなくなってくるので、「気分の落込み」、「ヤル気の無さ」、「頭がボーッとする」、「イライラする」、「仕事のミスが増える」、「忘れっぽくなる」、「注意力が散漫」、なども起きてきます。

~ 回復力より、疲労や緊張が大きくなると ~

しかも、仕事や家事を離れて、脳や身体を休めたつもりでも、「休んだのに疲れがとれない」とか、「休んだ後なのに、頭が働かない」、「頭のドンヨリとした不調」などが起きてくる事があります。

これは、脳が、絶えず、蓄積した記憶を整理したり、筋肉や臓器などの全ての器官の動きをコントロールしたりして、24時間、休み無く働き続けるので、回復力より身体の疲労度合や緊張度合が大きくなると、休んでも、身体の回復が追いつかなくなってしまうからです。

この為、休んでも、「頭がスッキリしない」場合や、「何となく身体の調子が悪い」といった場合には、身体を休めるだけでなく、脳が必要とする酸素が十分に届くように、身体“ケア”をするする事が必要です。

【 当院の、マッサージ治療とツボ治療 】

~ 呼吸筋の柔軟性回復と、脳への血行改善 ~

疲労や緊張が続いて、「頭がスッキリしない」とか、「何となく身体の調子が悪い」といった場合には、追い付かなくなった脳の疲労や緊張の回復を高める為に、まずは、肩や背中の呼吸筋の柔軟性を回復させて、首を中心とした血行を改善させる事が必要です

当院は、このような疲労や緊張などの慢性化による症状に対して、神経や血管が集まっているツボを利用して、身体の不調時の「反応点」を確認し、マッサージ治療にツボ治療を加えて症状の改善を行っています。

これによって、首・肩・背中・胸などの、①呼吸運動の筋肉の弾力性や柔軟性を高めて、②上半身の血行やリンパの流れを改善させ、③神経の緊張を和らげると、呼吸筋の働きが回復し、脳に血液が充分届けられるようになってくるので、頭がスッキリした感じになるだけでなく、体調を安定させる働きも回復してきます。

~ クイックマッサージの利用 ~

急ぐ場合には、当院が行っているクイックマッサージで、後頭部・首・肩の筋肉の柔軟性を回復させるだけでも、かなり効果があります。

例えば、短時間でも、首の筋肉を緩ませると、呼吸筋の働きが回復し、血行が促進されるので、気分がリラックスしてくると共に、脳の活性化に効果があります。

また、首から背骨沿いに自律神経が通っているので、クイックマッサージで、硬くなった肩甲骨沿いのコワバリをほぐして血行を回復させると、「ダルイ」、「肩がこる」、「背中の疲れ」、などの改善になります。

~ 腰の血行促進 ~

できれば、腰と脚の血行も促進させると、体調改善に、より効果的です。

重力の影響で、人の血液量のうち約70%は、自然と、腰から下に集まる状態になるので、腰と脚の血行を促進させると、全身の血行が良くなって、脳への血流改善になるからです。

特に、パソコンに向かいっぱなしで仕事をしていると、腰の筋肉がコワバッテ、身体の血行が悪化している事が多いので、腰と脚の血行を改善させると、脳の酸素不足を回復させるのに効果があります。

~ 東洋医療をベースにしたマッサージ治療 ~

アクビが頻繁に出たり、背伸びして深呼吸を繰り返したりするのは、毎日の疲労や緊張で脳が酸欠状態になり、回復が追いつかなくなった為なので、脳の働きの低下や体調悪化の原因になります。

当院は、脳(頭)の疲労や思考力低下に、身体のコワバリ箇所や血行の悪化箇所のチェックを行い、東洋医療をベースにしたマッサージ治療で、身体のストレスや過緊張を緩め、循環機能を整えて、体調回復や脳の働きの改善治療を行っています。

マッサージの施術時間は、15分からです。  関連する疲労やだるさなどの症状の、ご相談は、[メール]、または[電話]で、お受けしています。

パソコン操作(じっとしている姿勢)の緊張や疲労と、その解消

【(症例)疲労や だるさ 】

パソコン操作やデスクワークなどが続いて、首・背中・腰などにコワバリやダルサを感じてくると、これらは姿勢を支える筋肉の疲労が影響しているので、椅子に座って作業しているだけでも、身体全体の疲労のように感じられ、体調も低下してきます。

しかも、これらの姿勢を維持する筋肉の疲労で、体調が低下した状態が続くと、「休んでも疲労感が取れない」、「仕事に取り掛かると、疲労がぶり返す」などが生じたり、疲労解消のつもりで軽い運動やストレッチをすると、疲労している姿勢を維持している筋肉に負担が増して、かえって、疲労感やダルサが強まったりします。

このような姿勢維持筋の疲労回復には、身体のコワバリ箇所やシコリ箇所を確認し、これらを解消すると共に、疲労で神経が敏感になっている状態を解消させる事が必要なので、神経や血管が集まっているツボを利用して、不調箇所の確認や身体の働きを高めると、疲労や体調の改善に効果的です。

【 姿勢を維持する筋肉の疲労 】

~ 姿勢を維持する筋肉 ~

長時間、パソコン操作やデスクワークをしていると、「首や肩の凝り」、「後頭部の疲労感や痛み」、「背中の肩甲骨あたりのダルサや痛み」、「腰の鈍痛」などが起き、辛くなってきます。

これは、首・背中・腰などの『姿勢を維持する筋肉』は、無意識のうちに、休み無く、ずうっと働き続ける為に、パソコン操作やデスクワークをしているうちに、『姿勢を維持する筋肉』が過労状態になった為です

しかも、職場やプライベートで、ストレスや心配事などがあると、気付かないうちに『姿勢を維持する筋肉』の緊張が強まるので、余計に、凝りやダルサなどの疲労感が大きくなります。

~ 身体全体の疲労感 ~

この『姿勢を維持する筋肉』の疲労は、身体を活発に動かした時の筋肉の疲労と違って、骨格をとりまく筋肉の疲労なので、「疲労箇所が広範囲に感じられて、特定しづらい」、あるいは、「身体が動きづらくなって、重たい感じになる」、といった特徴があります。

これは、疲労感やダルサが、血行悪化によって神経が刺激されて起きてくるので、疲労によって、骨格をとりまく血行が悪化してくると、身体全体が疲労したように感じられる上に、体調を保っている自律神経の負担が多くなるので、体調も低下してくる為です。

また『姿勢を維持する筋肉』が骨格に沿って張り巡らされているので、この筋肉が疲労すると、身体の関節の動かす力が弱まって動きづらくなったり、姿勢の悪化や身体の柔軟性が失われて、身体を動かすのに労力を感じたりして、「身体が重たい感じ」になります。

~ 姿勢を維持する筋肉の疲労 ~

しかも『姿勢を維持する筋肉』の疲労が続いたり、強まったりすると、「朝起きた時に、首が動かしづらい」、「背中がコワバッテ、ダルイ」、「椅子に座っていても、腰に痛みを感じる」、なども起きてきます。

疲労や緊張が続いたり強まったりして、血液循環が悪くなってくると、筋肉内に疲労物質が溜まったり、酸素不足気味になったりして、神経が刺激される為に、疲労や緊張に敏感になり、首や肩の凝りや痛みを感じ易くなるからです。

更に、これらの体調不調による痛みで、自律神経の働きに負担が増すと、体調を保ちづらくなる為に、「身体のダルサが増す」、「冷える」、「疲れ易くなる」、「食欲が無い」、「眠れない」、「イライラする」、などが起きてきます。

【 疲労感やダルサの解消 or クタクタの解消? 】

~ 2種類の筋肉疲労 ~

これら『姿勢を維持する筋肉』の疲労に対して、運動や動作をした時の疲労の場合は、身体の『関節を伸ばしたり縮めたりする筋肉』の疲労になります。

疲労は、このように大きく分けて2種類あるので、疲労を解消する場合に、『姿勢を維持する筋肉』の“疲労感やダルサの解消”なのか、それとも、『関節を伸ばしたり縮めたりする筋肉』の“クタクタの解消”なのかを、区別して行うと効果的です

実際には、身体のいろいろな筋肉が、この2つの働きを同時にしているので、どちらの疲労タイプが多いかによって、疲労解消の方法を選んで行う事がポイントになります。

~ 関節を伸ばしたり縮めたりする筋肉の、疲労解消 ~

例えば、運動や動作などの『関節を伸ばしたり縮めたりする筋肉』の疲労解消には、“身体に溜まった疲労物質や老廃物の除去”をメインに考えて、血液を積極的に循環させて、身体のコンディショニングを行うと、疲労解消に効果があります。

この代表例が、運動後の“クールダウン”で、運動強度を落として、血行を促進させる筋肉ポンプを維持できる程度にして、身体に溜まった疲労物質や老廃物を除去するようにしています。

また、運動後に、お風呂やシャワーなどで身体を温める事も、血管を拡げて血行を促進するので、身体に溜まっている老廃物や疲労物質の排出が促されて、疲労回復に効果があります。

~ 姿勢を維持する筋肉の、疲労解消 ~

これに対して、パソコン操作やデスクワークの『姿勢を維持する筋肉』の疲労を解消させる場合には、最初に、筋肉の緊張によるコワバリを確認して解消させると、疲労回復に効果があります。

『姿勢を維持する筋肉』のコワバリを十分に解消しないと、筋肉のコワバリで血管が圧迫されて血行不良になっているので、身体を休めるだけでは、身体の酸素不足状態や、疲労物質や老廃物が排出しづらい状態が継続したままになり、疲労解消が進まない為です。

また、『姿勢を維持する筋肉』のコワバリを十分に解消しないで、運動後の“クールダウン”のように、運動したりストレッチをしたりすると、一時的に血行が良くなっても、疲労している姿勢維持筋に負担が増したり、筋肉の働きを低下させたりして、かえって後になって、筋肉の痛みや不快感が強まったり、ぶり返したりする事があります。

【 筋肉内の、シコリの発生 】

~ シコリの発生 ~

また『姿勢を維持する筋肉』の疲労や緊張が長引くと、コワバッタ筋肉内に硬いシコリが生じている事があります。

筋肉の疲労や緊張が強まったまま長引くと、筋肉の組織が複雑にからみ合ったまま、水分が押し出されて、筋肉が固まってくるので、豆粒のような、筋肉が極端に縮(ちぢ)まった状態ができるからです。

この為、皮膚の上から触ると、コリコリと硬く感じられます。

~ 身体に不調が ~

シコリができると、シコリによって血行が遮断される為に、付近の神経の異常な興奮を起こし、ズキズキ・ジンジンとした痛みが起きるだけでなく、さまざまな不快な症状を引き起こしたり、疲労の回復を遅らせたりします

これは、絶えずシコリから、ズキズキとか、ジンジンした不快感が起きると、付近の神経も敏感な状態になるので、不快な感じが余計に大きくなったり、痛みが治まらなくなったりして、身体に不調が起き易くなる為です。

例えば、首や肩にできたシコリの不快感から、“頭痛”や“頭重感”が慢性化したり、肩甲骨の内側や背骨周辺のシコリからズキズキ・ジンジンとした痛みが起きたり、腰の筋肉にできたシコリの不快感から腰や脇腹の痛みが増したりします。

~ 疲れやすさや、痛みの発生 ~

しかも、シコリは、筋肉が凝り固まった状態なので、ストレッチをしたり、温めてみたりしても、なかなか解消できなくなり、いつまでも残ってしまいます。

この為、シコリから神経からの不快感や痛みが続く為に、血管が縮んで、血行悪化が続いてしまうので、身体の回復力が低下して、疲れやすさや、痛みが起き易くなります。

この結果、『頭痛持ち』『慢性的な背中や腰の痛み』『ギックリ腰の繰り返し』『天気の変化による身体の痛み』などが起きてきます。

【 当院の、じっとしている姿勢の疲労回復 】

~ 東洋医療をベースにしたマッサージ治療 ~

『姿勢を維持する筋肉』の疲労解消に、当院は、東洋医療をベースにしたマッサージ治療で、筋肉のコワバリやシコリの解消を行い、身体のコンディショニングを行っています。

東洋医療系のマッサージ治療が、昔から、疲労や緊張などの慢性化による、筋肉由来の痛みの解消に実績があり、身体の調子(治る力)を上げる効果もあるので、骨格をとりまく筋肉の回復や、それによる体調不調の改善に効果があるからです

しかも、自律神経に働きかけて、精神的なリラックス効果をもたらす効果もあるので、自律神経の不調を引き起こす『姿勢を維持する筋肉』の疲労回復に適しています。

~ ツボ治療を加え ~

また、疲労や緊張による筋肉のコワバリで、内部にシコリができる箇所が、東洋医療のツボの位置とほぼ一致しているので、当院では、マッサージ治療にツボを利用した治療を加え、身体の疲労や緊張の回復や、体調改善を行っています。

反応が現れたツボを確認して、そのツボに適切な刺激を与えると、その刺激に順応して、シコリやコワバリを和らげる効果だけでなく、血行を促進させて老廃物を排出したり、自律神経に働きかけたりするので、体調改善に効果があります。

特に、パソコン操作やデスクワークをしていると、肩甲骨に沿った部分や、背中から腰の中心部分、お尻の股関節部分などに、筋肉のコワバリやシコリができてくるので、マッサージ治療にツボ治療を加える事で、ピンポイントに、筋肉の弾力性や柔軟性を回復させる事ができます。

~ 背骨・肩甲骨・股関節などのチェック ~

更に、当院では、『姿勢を維持する筋肉』の緊張や疲労の解消に、背骨・肩甲骨・股関節などのチェックを行っています。

これらの箇所は、身体を支えながら、身体のバランスを取っているので、必要以上に筋肉の緊張が強くなり、筋肉が凝っていたり、コワバッテいたり、それによって骨の並びがズレタ状態になったりするからです。

背骨・肩甲骨・股関節などの緊張や疲労を回復させて、身体の負荷を解消すると、身体が軽くなった感じになり、体調の改善が実感されます。

~ 解消が難しい疲労や緊張の解消 ~

パソコン操作やデスクワークをしていると、『姿勢を維持する筋肉』の疲労や緊張が増して、痛みやダルサに悩まされるだけでなく、解消するのが難しくなります。

当院は、解消が難しい、疲労や緊張などの慢性化による筋肉由来の痛みや不快感に対して、ツボ反応を利用したマッサージ治療で、血液やリンパ液の流れの改善、筋肉の弾力性や柔軟性の回復、敏感になっている神経の緩和などを行っています。

マッサージの施術時間は、15分からです。  関連する疲労やだるさなどの症状の、ご相談は、[メール]、または[電話]で、お受けしています。

疲労回復と、睡眠の為のコンディション作り

【(症例)疲労や だるさ 】

仕事の疲れや心配事などが続いて、「身体がダルイ」、「疲労が解消しない」、「頭がボーッとする」などが起きると、うっかりミスが起き易くなったり、勘違いも多くなったりします。

これは、身体の負担が増して、体調を保っている自律神経がオーバーワーク状態になると、脳から「もう、これ以上の活動は無理、休みたい!」というサインが現れ、精神的にも、仕事に身が入らなくなってくるからです。

このような疲労を回復するには、身体を休めるだけでなく、脳を休める『質の良い睡眠』が重要になるので、「神経の高ぶりを鎮めてスムーズに眠りに入れる」、「グッスリ眠れる」、「寝起きがスッキリ」などができるように、“眠る為のコンディション作り”の工夫が必要です。

【 自律神経がオーバーワークになって 】

~ 疲労サイン ~

疲労しても、一晩ゆっくりと眠れば、翌日になると、元気な状態に回復するので、疲労を感じても、「いつの間にか自然に消えていくもの」と思いがちです。

しかし、疲労は身体の機能が保てなくなった状態なので、疲労がずうっと続いて、身体の機能が弱って、身体に疲労物質や老廃物が溜まってくると、回復力が低下してくると、心と身体に様々な不快な症状が現れるようになります

この為、「これ以上の疲労は身体に危険だ。身体の機能が保てなくなる!」と気付かせる為に、脳から「飽きる」、「眠くなる」、「疲れる」などの疲労サインが現れて、「思考力の低下」、「反応が遅くなる」、「動作が緩慢になる」、「行動力の低下」などが起き、自然に身体を休ませるようにします。

~ 疲労の無視 ~

しかし、これらの疲労の兆候が現れても、その事に、あまり意識されないケースや、あるいは、気付いていても続けてしまう事があります。

疲労サインが現れても、疲労を軽く考えたり、今やっている事を優先したりして、休まずに働き続けてしまう事があるからです。

特に、「目標達成が求められている」、「仕事の締め切りに追われている」、「いつも、仕事を生きがいと考えている」などの場合には、疲労の兆候を無視しがちになります。

~ 身体の疲労から、病的に ~

これによって、心身の安定を保っている自律神経の働きがオーバーワークになると、身体の負担が大きくなり、身体の回復力が追い付かなくなります。

この結果、身体の正常な状態を保てなくなり、「頭がずんと重くなる」、「目がショボショボする」、「肩がこる」、「血圧の不安定」、「頭がのぼせる」、「やる気が出ない」、「身体がだるい」、「内臓の不調」、といった体調の不調が起きます。

更に、この不調が進むと、「疲労感やダルサで、人と会話や食事をするのも面倒」、「疲れているのに、寝付けない」、「いくら寝ても寝足りない」、「頭痛や微熱、不眠が一週間以上続いている」といった、病的な状態になっていきます。

【 肉体的な疲労と、精神的な疲労 】

~ 肉体的な疲労 ~

疲労を感じるプロセスは、脳から疲労サインが現れるので、最初に“肉体的な疲労”あるいは“精神的な疲労”のうち、どちらかを強く感じます。

例えば、“肉体的な疲労”の場合、身体を動かすエネルギーの不足や、身体に疲労物質が溜まった事が原因になっているので、「身体のダルサ」、「身体のコワバリ」、「疼くようなニブイ痛み」、「身体が動かしにくい」、などを、最初に感じます。

あるいは、あまり身体を動かさなくても、デスクワークで同じ姿勢を続けたり、姿勢が悪かったりすると、一部の筋肉に緊張が続くので、それによる筋肉疲労の為に“肉体的な疲労”を最初に感じます。

~ 精神的な疲労 ~

また“精神的な疲労”の場合、ストレスや緊張・不安などが原因になっているので、次第に、「ダルサ感」や「倦怠感」、「何もする気が起きない」などの“精神的な疲労”を、最初に感じます。

特に、パソコンやスマホなどを使って、多くの情報を一気に判断したり、一つ一つの問題に対して速い判断が求めたりしていると、一部の脳を酷使する状態になるので、「ダルサ感」や「倦怠感」などの“精神的な疲労”を強く感じます。

あるいは、仕事や人間関係などで、気分的に気が進まなくて、内心「やりたくない!」と思っていたり、苦手意識があったりすると、我慢したり耐えたりする為に、脳の処理能力にゆとりが無くなってくるので、やはり“精神的な疲労”を引き起こします。

~ 次第に、両方の疲労が ~

このように、始めは“肉体的な疲労”と“精神的な疲労”のうち、どちらか一方を感じますが、疲労状態が続くと、“肉体的な疲労”と“精神的な疲労”の両方を感じるようになり、疲労度合も増します

自律神経が、心と身体のバランスを取りながら体調を保っているので、疲労で自律神経の働きが低下すると、心と身体の体調を保つ事ができなくなって、“肉体的な疲労”と“精神的な疲労”の、両方の疲労が生じるからです。

この為、最初は“肉体的疲労”で、「身体のダルサ」、「筋肉の張り」、「頭痛」、「肩こり」、「腰の痛み」などを感じていたのが、次第に“精神的疲労”も感じて、「イライラ」、「憂うつ」、「怒りっぽくなる」などが起きたり、反対に、最初は“精神的疲労”を強く感じていたのが、次第に“肉体的疲労”も感じるようになったりして、疲労度合いが強まるようになります。

【 運動でリフレッシュ? 】

~ 運動で、疲労をリフレッシュ ~

身体を休めているだけでは、心拍や血圧が低下したままの状態が続いて、身体の中の疲労物質や老廃物の排出が進まないので、“逆張り”の発想で、身体に溜まった疲労や不快感を、「運動をする事で、リフレッシュさせよう!」という方法があります。

「運動をする事で、血行を促進させる事で、コワバッタ身体の柔軟性を回復させ、更に、これによってストレス発散にしよう!」という考え方です。

確かに、運動をすると、血行が盛んになる上に、脳から快感や興奮を与える物質(エンドルフィン)が放出されるので、疲労がとれたような気になります。

~ 逆効果に ~

しかし、血行が盛んになる事や、脳から快感や興奮を与える物質が放出されるのは、運動をした時や、運動直後の現象なので、心身の疲労状態を考えて運動を行わないと、逆効果になります

疲労が溜まって、身体を休める力が弱まっているところに、更に頑張って運動をすると、体調を整える自律神経が、ますますオーバーワークになるので、元々悪くなっていた部分の自然回復が追いつかなくなって、余計に疲労が増したり、運動による筋肉の痛みが起きたりするからです。

また、オーバーワークになっている自律神経に、更に負荷をかけるので、肩こり、腰の痛み、身体のダルサ、などが強まったり、『交感神経』の働きが夜まで続いて、睡眠の質を低下させるので、疲れが十分解消できなくなったりします。

~ 運動でリフレッシュするには ~

この為、「疲労を、運動をする事で、リフレッシュさせよう!」という場合には、脳からの疲労サインに注意して、行う事が必要です。

脳から「もうこれ以上、酷使させないでくれ」というサインが現れているので、息が少し上がるくらいの“軽めの運動”を、毎週のルーティンとして繰り返すようにして、仕事で滞りがちの血行を促進させていく事が大切です。

また、毎日、長時間、身体の同じ筋肉に負荷がかかり続ける場合や、ずうっと同じような思考作業を続けている場合には、気付かないうちに、体調を保つ自律神経が酷使された疲労なので、運動後に『質の良い睡眠』ができるようにする事が大切です。

【 当院の、睡眠のコンディション作り 】

~ 質の良い睡眠 ~

疲労は、自律神経を構成する中で、心と身体の状態を活発にする交感神経が一方的に強まった状態なので、仕事の疲れや心配事などが続いている場合には、低下している副交感神経の働きを回復させて、『質の良い睡眠』が取れるようにする事が必要です。

しかし、疲労が続くと、心身を活発化させる『交感神経』が高ぶるので、「寝ようとしても、なんかなか寝付けない」とか、「熟睡できずに眠りが浅い」、「寝ても疲れがとれない」といった状態になります。

しかも、中高年になって体調の不調があると、新陳代謝が遅くなってくるので、睡眠をとったつもりでも、疲労が解消できずに残ってしまう事もあります。

~ 眠る為のコンディション作り ~

この為、中高年になったり、忙しく毎日を送ったりする場合には、副交感神経の働きを回復させて、睡眠の質を高められるように、“眠る為のコンディション作り”が大切です

このような“眠る為のコンディション作り”に、当院では、ツボ治療を併用したマッサージ治療を行っています。

これは、ツボが、身体の異常を知らせる反応点であり、症状を改善する治療点でもあるので、ツボを利用した治療を行う事によって、身体の不快感を減少させて、「寝つき易い」、「ぐっすり眠れる」、「寝起きがスッキリ」、などの睡眠改善に効果があるからです。

~ ツボ治療を併用したマッサージ治療 ~

例えば、体調を保つ自律神経の不調から、身体に硬くなっている箇所や、違和感のある箇所があると、神経を過敏にさせ、入眠しづらくなるので、ツボ反応で身体の状態を把握しながら、硬くなった筋肉の緊張を解消し、血液・リンパの循環改善を行うと、脳と身体が休める状態ができ、眠り易くなります。

また、身体の循環が悪くなっていると、疲労感が増し、ダルサ、頭重感、イライラ感、なども生じ、スムーズな入眠や熟睡を妨げるので、ツボ治療を併用したマッサージ治療で、身体の循環を促し、不要な老廃物を排出させると、心身がリラックして、睡眠の質を上げる事が期待できます。

特に、疲労が身体に溜まって、「起きにくい」、「作業能率が低下する」、「寝ても疲れが取れない」、「身体のダルサが続く」などの場合は、“眠る為のコンディション作り”をしておく事が大切です。

~ 未病治 ~

東洋医療は、もともと、「病気になる前に、身体を整えて、健康状態に戻す(『未病治』)」を得意としているので、本人の気付かない疲労の解消や、体調の維持に適しています。

当院は、東洋医学をベースにしたマッサージ治療にツボ治療を加えて、体調や体質に合わせて、短時間に、そして患者の負担が少ないように、心身の疲労解消を行っています。

マッサージの施術時間は、15分からです。  関連する疲労やだるさなどの症状のご相談は、[メール]、または[電話]で、お受けしています。

 

座っているだけで、脚が、重だるい、こむら返り、むずむず感

【(症例)痛み・しびれ  】

脚の重ダルサに、女性の約80%が悩まされていますが、「たいしたこと、無いだろう…」とか、「そのうち、治るだろう…」と思っていると、脚のむくみに悩まされたり、太ももの後ろやふくらはぎに不快なシビレ感が起きたり、更に、こむら返りやむずむず感が起きたりする事があります。

脚に重ダルサを感じるのは、脚の疲労や血行悪化などが強まって、身体から「これ以上は無理!」というアラームサインなので、そのままにしないで、脚や腰の状態をチェックして、ダルサや疲労感の原因を無くす事が大切です。

多くが、「立ったままや、座ったままの姿勢が多い」、「脚の筋肉の働きの低下」、「脚の冷え」などで、下半身の疲労や筋肉のコワバリなどの慢性化が大きな原因になっているので、下半身の筋肉のコワバリ箇所や血行の悪化箇所を確認して、それらを解消させ、身体の回復力を取り戻す事が大切です。

【 脚のダルサと、腰や脚の運動能力の低下 】

~ 脚のダルサ ~

毎日、デスクワークなどで、ずうっと椅子に座って仕事をしていると、慣れているつもりでも、「脚がダルクなって、重くなる」とか、「脚が重ダルクなって、動くのがオックウ」と、感じてくる事があります。

これらを感じるのは、身体を動かない事が多くなって、脚の筋肉の働きが低下してくると、下半身に溜まった血液を心臓へ押し上げる『筋ポンプ』の働きが低下してくるので、脚の血行が不活発化し、血中に溜まった“老廃物”や“疲労物質”が神経を刺激して、「ダルサ感」や「疲労感」を生じさせるからです

しかも、仕事やプライベートなどでストレスや心配事があると、精神的な緊張から、余計に血行が悪化するので、ますます腰から下の脚のダルサが増して、腰から下の疲労感やグッタリした感覚が増すようになります。

~ 腰と脚の一体 ~

また、この状態が繰り返されて、いつも脚に重ダルサを感じる状態になると、腰も、ダルサを強く感じるようになったり、腰の動きが悪くなって、身体が動かしづらくなったりします。

これは、下半身を「脚・腰」と言うように、脚と腰がつながっている上に、一体となって働くので、脚に老廃物や疲労物質が溜まると、腰の感覚や動作に影響を与えるからです。

この結果、脚に溜まった老廃物や疲労物質によって、腰も重ダルサや疲労感が強まったり、下半身の“運動能力を低下”させたりするので、夜になっても脚や腰のダルサ感が続くと、「眠れない」という状態にもなります。

~ 脚や腰の運動能力の低下から ~

下半身の運動能力が低下してくると、気付かされるのが、階段を上がる時に「脚が重くて、ツライ…」と感じる事や、少し歩いただけでも「下半身が疲れる…」と感じてくる事です。

これ以外にも、下半身の運動能力の低下によって、チョット歩くと、太ももやふくらはぎの筋肉が“突っ張った感じ”がしてきたり、座っていると、ふくらはぎや太ももの筋肉が耐えられなくなって、ジーンとした違和感がしてきたりします。

更に、下半身の運動能力の低下によって、歩いている時に、足先が上がらなくなって、足先を引きずったような歩き方になるので、躓(つまづ)きそうになったり、足先をぶつける事が多くなったりします。

【 むくみ、こむら返り、むずむず脚症候群 】

~ むくみの発生 ~

また、脚にダルサを感じてくると、脚の筋肉の働きや血行が低下した状態になっているので、脚に、いろいろな気になる症状が起きてきます。

最初に気付くのが、脚の『むくみ』で、「夕方近くなると、ふくらはぎがむくんでパンパンになる」、「むくみで靴がきつくなる」、「脚の疲れがとれない…」、などに気付かされます。

これは、脚の筋肉の働きや血行が低下して血管内の血液が多くなると、血管内の血液の圧力が高くなって、血管外に、血液中の水分(組織間液)が外へ押し出されるので、この結果、皮膚や皮膚の下に水分が溜まり、『むくみ』が生じる為です。

~ こむら返りの発生 ~

また、脚の血行悪化によって、溜まった老廃物や疲労物質が神経を刺激すると、神経が敏感になってくるので、休んでいる時や寝ている時などに、突然『こむら返り』が起き易くなります。

休んでいる時や寝ている時は、筋肉のコントロール力が低下するので、このような時に、何かのキッカケで、敏感になっている神経が刺激されると、神経がすぐに反応して、いきなり筋肉が収縮してしまうからです。

しかも、中年以降になって『昼間の長時間の同じ姿勢』『運動不足』『睡眠不足』『ストレス』『冷え』などで、夜になっても、身体の緊張が解消されづらくなると、コワバッタ筋肉によって、神経が“圧迫刺激され易く”なるので、『こむら返り』が起き易くなります。

~ むずむず脚症候群のような不快感 ~

同じような理由から、日中、ずうっと座って仕事をしていたり、立ち仕事が多かったりすると、「ジッとしていると、脚がムズムズする」、「夜になって横になると、脚がジンジンとした感じがする」、「脚がほてった感じ」、「痒(かゆ)いような痛み」などの、『むずむず脚症候群』に似た不快感が現れます。

これは、脚の血行悪化によって、溜まった老廃物や疲労物質が、脚の神経を刺激する為と言われています。

この為、脚を動かして脚の血行が良くなると、この異常感覚はすぐに消えますが、ジッとしていると再び異常感覚が現れるようになり、夕方から夜間にかけて脚の血行が停滞してくると、この症状が現れ易くなります。

【 治療ポイントの、足三里のツボ 】

~ 足三里のツボ ~

昔は、農作業や歩いて、脚・腰が疲れた時に、脚の筋肉の柔軟性回復や血行改善をする為に、向こうずねの筋肉(前脛骨筋)の、足三里のツボを“治療ポイント”として利用しました。

足三里のツボは、脚の筋肉の伸縮する働きを改善し、脚・腰の血行を回復させるので、“健脚のツボ”とも言われました。

実際に、俳人の『松尾芭蕉』も、奥羽・北陸を経て、美濃・大垣に至る約2,400キロを踏破する道中で、“健脚のツボ”の足三里に灸をして、旅の疲れを癒したと言われています。

~ 現代医学的に解き明かすと ~

これを現代医学的に解き明かすと、足三里のツボが、膝下の筋肉の伸縮運動の中心的役割(モーターポイント)を果たしているので、足三里のツボを刺激すると、「ツボ付近の筋肉の働きが強まって、血行の回復や血行を促進させる働きをする」、と言われています

つまり、三里のツボを刺激すると、『脚の動脈は拡がりませんが、血液の循環を改善させる働きが生じるので、脚の疲労や痛みを減少させる効果がある』為です。

実際に、脚が疲れている時に足三里のツボを刺激すると、血液の流れが良くなって、「ジワーッ」と流れ出す感じがするだけでなく、膝から下が軽くなったような感じがします。

~ 疲れやダルサの解消に ~

また、足三里のツボを刺激して、下半身の血行が改善されると、身体に感じる疲れやダルサの解消にもなります。

脚の筋肉の働きが活発になって、血管の伸縮運動が回復してくると、下半身に滞っていた静脈血やリンパ液が心臓方向に押し上げられ、身体全体の血液の流れが回復してくる為です。

しかも、下半身には、重力の影響で全血液量の70%が集まるので、足三里のツボ刺激を利用して、下半身に集まっている血行が改善されると、全身の血行も良くなって、身体のリフレッシュ効果になります。

【 当院の、脚のダルサや疲れの解消治療 】

~ 東洋医療をベースにしたマッサージ治療とツボ治療 ~

当院は、脚の「ダルサ」や「疲労感」の改善の為に、東洋医療をベースにしたマッサージ治療にツボ治療を加えて、下半身の、①血行やリンパの流れの改善、②筋肉の弾力性や柔軟性の回復などを行い、これによって、③神経の興奮の抑制、を行っています

これは、ツボが、神経や血管が集まっている箇所なので、身体に不調があると、特定のツボに痛みや硬さとなって現れ、身体に異常が起きている事を知らせてくれるだけでなく、反応が現れたツボに適切な刺激を与えると、その刺激に順応して、痛みや違和感が減少したり、筋肉内の血流が改善したりする効果があるからです。

これにより、マッサージ治療とツボ治療を組み合わせる事で、下半身の筋肉のコワバリ箇所や血行の悪化箇所を確認し、脚の筋肉の柔軟性や血行を効果的に回復させて、脚の不快症状の改善を早める事ができます。

~ 腰とお尻の筋肉のチェック ~

更に、当院では、脚のダルサや疲れの解消の為に、腰とお尻の筋肉のチェックを行って、治療を行っています。

身体を支えている腰とお尻の筋肉の柔軟性が無くなると、重心のバランスが悪くなって、脚に負担が強まり、脚のダルサや疲れの原因になるからです。

この為、下半身の、腰・お尻・脚の筋肉がシッカリと働けるように、それぞれの筋肉や血流状態を確認して、筋肉のコワバリ箇所や血行の悪化箇所のマッサージ治療を行っています。

~ 重要な血行や神経の通路 ~

中でも、股関節とお尻付近は、体重がかかって酷使されるだけでなく、腰から重要な血行や神経が通っているので、重点的にチェックして、回復治療を行っています。

股関節や、お尻の奥の筋肉がコワバルと、それにより、血流が悪くなり、神経が圧迫されるので、脚に影響が及んで、疲労が回復しづらくなるからです。

この為、疲労や緊張でコワバッテいる股関節とお尻付近をほぐして、神経や血管の圧迫を解消させると、脚の、「ダルイ」、「重い」、「こむら返りがする」、「むずむず感がする」、などの症状改善が早められます。

~ 脚からのアラームサイン ~

「脚がダルク、重い」と感じるのは、脚からのアラームサインなので、この状態を繰り返したり長引かせたりしていると、脚を動かす事が億劫に感じてくるだけでなく、脚にさまざまな不調が起き、毎日の生活に支障をきたすようになります。

当院は、脚の慢性化した疲労や緊張の解消を、東洋医療をベースにしたマッサージ治療とツボ治療で、圧痛点や硬結箇所を調べ、それらの解消と血流の改善を行い、脚の痛みや不快感の改善を行っています。

マッサージの施術時間は、15分からです。  関連する疲労やダルサなどの症状の、ご相談は、[メール]、または[電話]で、お受けしています。

頭(脳)の疲労( 飽きる、眠くなる、疲れる )が、現れたら

【(症例)疲労や だるさ 】

仕事やストレスなどで頭が疲れてくると、「飽きる」、「眠くなる」、「疲れる」などの“頭の疲労サイン”が現れますが、それでも無理して続けていると、身体にいろいろな不調が起き始め、休みを取ったり栄養を摂ったりしても、なかなか体調が回復しなくなる事もあります。

これは、心臓や胃腸の動きや、体温、血圧、発汗などの調節を、脳内の自律神経が行っているので、仕事やストレスなどで脳の働きがオーバーワークになると、身体の疲労や不調を解消させる自律神経の働きが追い付かなくなってくるからです。

この為“頭の疲労サイン”が現れたら、『首の上半分は、脳の下側の延長』と言われているので、コワバッタ首を解消して、悪化している血行を改善すると、疲労した脳を回復させ、身体の疲労や不調が解消してくる効果があります。

【 頭の疲労サイン 】

~ 頭の疲労サイン ~

仕事や、会社の人間関係、家庭の事などで、悩まされる事が多くなって、頭が疲れてくると、「頭がボンヤリしてくる」、「考えがまとまらない」、「頭の中がモヤモヤする」、「人の話についていけなくなる」、などが起きてきます。

頭が疲労してくると、脳の処理能力が低下し、脳内の情報伝達や整理整頓がキチンとできなくなってくるので、理解力や判断力が弱まってくるからです

しかし、急に脳の働きがニブッテしまい、理解力や判断力が弱まるのではなく、頭が疲れてくると、それに合わせて、「そろそろ、休みたい…」という“頭の疲労サイン”が現れます。

~ 飽きる、眠くなる、疲れる ~

この脳の疲労サインで、始めに現れるのが『飽きる』という状態で、「もう、これ以上続けたくない!」、「面倒くさい」、「イヤになる」など、気力が無くなったり、途中で中止したくなったりします。

それでも、何とかガンバって続けていると、『眠くなる』が現れ、「頭がボーっとする」、「ウツラウツラとしてしまう」、「あくびが出る」などが起き、眠気で脳の活動低下が起きてきます。

それでもなお、ガンバリ続けると、『疲れる』が現れ、「頭がズンと重くなる」、「目がショボショボする」、「何もする気が起きない」などが起き、「疲れて、これ以上続けるのが無理」となり、半ば強制的に休まざるをえない状態に陥ります。

~ 身体に不調も ~

このような“頭の疲労サイン”が現れる状態になっても、無理して、毎日、働き続けていると、いろいろな不調が身体に起きてきます。

「いつも、身体がダルイ」、「頭がボーッとして、物事の判断がつきにくい」、「能率が悪くなった」、「朝になっても寝入ったまま、起きられない」、「些細な事で、感情が不安定になる」、「イライラしてくる」、などです。

これは、脳の疲れが大きくなると、自律神経の働きが低下してくる為に、心や身体の安定を保つ事ができなくなり、脳から、「これ以上、身体を酷使しないでくれ!」と、心身の異常を訴えるアラームサインが現れてくる為です。

【 脳と首の関係 】

~ 頭の付け根、肩、肩甲骨などの凝りや痛み ~

仕事やストレスなどで頭が疲れてくると、後頭部や、頭の付け根、肩、肩甲骨、などに、“凝り”や“痛み”が現れます。

これは、首や肩周辺が、重たい頭を支えている事もありますが、それと共に、頭の疲労によって体調を保つ自律神経の働きが低下して、自律神経の働きが保てなくなると、自律神経の通り道になっている後頭部や、頭の付け根、肩、肩甲骨付近の筋肉を緊張させて、血流を悪くさせるからです。

更に、毎日の疲労や緊張で、左右の肩の高さの違いや、軽い側弯、反り腰や平背、骨盤の高さの左右差などが続くと、後頭部や、頭の付け根、肩、肩甲骨、などの凝りや痛みを強めたり、首から背骨沿いに通っている自律神経を圧迫し続けたりします。

~ 一体化している首と脳 ~

しかも、頭の疲れから、首や首周辺にも疲労感が増して、凝りや痛みが生じたり、反対に、首や首周辺の疲れから、神経の圧迫や血行の悪化などで、脳の疲労を強めたりします。

これは、『首の上半分は、脳の下側の延長』と言われるように、脳が活動を続ける為には、首が、脳の重要な神経や血管の経路になって、首と脳が一体となって働いているからです

この結果、首と脳の、どちらか片方が疲労すると、残りの片方に疲労の影響を与えるので、この首と脳の疲労が長引くと、首と脳の疲労の悪循環につながっていきます。

~ 首と脳の疲労が増すと ~

そして、首と脳の疲労が大きくなると、頭痛や頭重感などが起きたり、なかなか回復しなくなったりします。

首や脳の疲労によって神経が刺激されて、敏感な状態になると、チョッとした疲労や緊張でも、筋肉や血管を収縮させて、血行が悪くなるので、首スジから頭にかけて痛みが増したり、痛みが続いたりするからです。

更に、頭痛や頭重感などが起きると、それによって自律神経の働きを乱すので、精神的に、「気持ちがすっきりしない」、「身体がダルク、不快な感じがする」、「イライラする」などに悩まされます。

【 自覚しづらい脳の疲労 】

~ 疲労を自覚しづらいケース ~

ところが、仕事やストレスなどで、いろいろな“頭の疲労サイン”が現れても、自覚しづらくなっているケースがあります

例えば、仕事に追われていると、「たいした事はないだろう」と見過ごしたり、やりがいや使命感などを感じていると、疲れを感じない状態になってしまったりするからです。

あるいは、“頭の疲労サイン”が現れていても、「疲れているのは、身体」と思ってしまい、「身体を休めれば回復する」とか、「ゆっくりと、お風呂に入れば大丈夫」と、判断してしまいます。

~ 頭の疲労状態の判断 ~

この為、頭の疲労状態を判断するのに、“頭の疲労サイン”だけでなく、後頭部や首、背中などの“凝り”や“痛み”も、有力な手掛かりになります。

首と脳が一体となって働いているので、首や首周辺に凝りや痛みを感じる状態になっていると、脳への血行を障害して、自律神経の働きを乱している可能性が高いからです。

特に、後頭部の圧迫感や、頭重感に悩まされる場合は、首コリや肩コリが悪化したり、慢性化したりしている事が多いので、首周辺に溜まった疲労や緊張を解消させて血流を改善し、頭の疲労状態を解消させる事が必要です。

~ 上半身の血行促進も ~

しかし、頭が疲労して、体調を保つ自律神経の働きが低下していると、疲労や不調の回復機能が働かなくなっているので、家でゴロゴロしていたりボーっと休んでいたり、栄養を摂ったりするだけでは、なかなか解消されません。

この為、首周囲や後頭部に、筋肉のツッパリ感や、凝りを感じたら、首や肩のコワバリを解消して、内部の血行を改善するだけでなく、更に、上半身の血行改善も合わせて行う事も必要です。

デスクワークなどで、前かがみなって、一日中、PCとにらめっこしながら、頭を働かせ続けていると、首の筋肉が疲労するだけでなく、肩や背中の血行も悪化するので、上半身のコワバリ箇所を確認して、悪化している血行やリンパの流れを改善させる事が必要になるからです。

【 当院の、頭(脳)の疲労解消 】

~ 脳の疲労解消 ~

仕事やストレスなどで頭が疲れてくると、気付かないうちに心身の疲労や緊張が増して、「身体が、息がつけない」状態になってしまうので、身体のコワバリや凝りを解消して、頭の中の緊張感や疲労感を和らげ、「身体が、息がつける」状態にする事が大切です。

この為、脳と首が一体となって働いている事を利用して、後頭部や首周辺の筋肉の疲労を解消させて脳への血流を活発化させ、脳の疲労解消を速めて、自律神経の働きを回復させる事も必要です。

当院では、東洋医療をベースとしたツボ刺激とマッサージ治療で、首を中心にして、肩や背中などの柔軟性を回復させて、脳への血行を促し、これによって、「最近なかなか疲れが取れない」、「何だか身体がダルイ」、「眠れない」、「集中できない」、などの脳の疲労解消を図っています

~ 首のツボ利用 ~

これは、首が脳に繋がる血管と神経の通り道になっているので、反応が強く現れた首のツボに適切な刺激を与えると、ツボが神経や血管が集まっている箇所なので、ツボの刺激に順応して、首周辺の痛みや違和感が減少したり、首の筋肉内の血流が改善したりする効果があるからです。

例えば、当院では、脳の疲労を回復させる為に、昔から利用されている、首の後ろ側にある『天柱』と『風池』と呼ばれる2つのツボを、治療点として積極的に利用しています。

『天柱』と『風池』は、頭と身体を結ぶ血管や神経が多く通っているので、このツボに刺激を与える事で、疲労した脳に、スムースに脳血流が増加し、脳血流がバランスよく保たれるようになり、脳の血行の回復と共に、体調を整える神経が働くようになるので、リラックス硬化から、ストレスなどの心の不調(プチうつ症状)にも、効果があります。

~ 肩や背中のシコリやコワバリの解消 ~

更に、体調の回復を高める為に、東洋医療をベースにしたマッサージ治療で、肩や背中のシコリやコワバリを解消させ、血行の回復を行っています。

自律神経のオーバーワークによって、身体に疲れや痛みとなって現れているので、身体の疲労箇所や、痛みの箇所を確認し、回復させる事が必要になるからです。

東洋医療の特徴として、「筋肉の弾力性や柔軟性を高める」、「血行やリンパの流れを良くする」だけでなく、「神経の興奮を抑制する」効果もあるので、東洋医療をベースにしたマッサージ治療によって、身体の疲労解消を高め、それによってリラックス効果が期待できます。

~ なかなか回復しない場合には ~

休みや栄養を意識的にとっても、身体の疲労や不調がなかなか回復しない場合には、首周囲や後頭部の緊張を解消させて、脳の血流を改善し、体調を保つ自律神経の働きを高めるケアが必要です。

当院は、東洋医療をベースにしたマッサージ治療で、首周囲の凝りや疲労の解消で、過敏になっている神経を鎮め、身体の疲労感や緊張感の解消を行っています。

マッサージの施術時間は、15分からです。  関連する疲労やだるさなどの症状の、ご相談は、[メール]、または[電話]で、お受けしています。

背中の疲れによる、痛みと、むくみ

【(症例)疲労や だるさ 】

「首や肩の凝りがつらい…」と感じる時には、実際は、背中も疲労や緊張でコワバッテいる事が多いので、身体のダルサ感や疲労感に悩まされたり、ズキズキとする不快な痛みに苦しめられたりします。

これは、背中の筋肉のコワバッテくると、血液の流れが悪化して、老廃物を含んだ水分が皮下に溜まって“むくみ”が生じる上に、必要な酸素や栄養が不足してくるので、腫れぼったさと共に、ジクジク・ズキズキするとした不快感が起きるからです。

しかも、“むくみ”によって毛細血管やリンパ管が圧迫されると、更に血行が悪化して不快な痛みが強まるので、「首や肩の凝りがつらい…」と感じる時には、首や肩だけでなく、背中の血行と柔軟性を回復させて、“むくみ”を解消させる事が必要です。

【 肩甲骨と背骨の間から起きてくる痛み 】

~ 背中の筋肉疲労による凝りや痛み ~

肩こりと腰痛は、日本人にとって国民病と言われるほど、多くの人が悩まされる症状ですが、背中の筋肉疲労による凝りや痛みも、肩こりや腰痛と結びついて、我慢しづらく、しかも、なかなか解消しづらい症状です。

よくあるのが、一日中デスクワークを続けていたり、ずうっと立ち仕事をしていたりすると、背中の筋肉のコワバリで血行が悪化し、重ダルイ感じが強まり、疼(うづ)くようなニブイ痛みや、ズキズキやチクチクとした不快な痛みが起きてくるケースです。

しかも、背中の筋肉がコワバッテくると、胸の筋肉も張り詰めてくるので、息苦しさや疲労感が強まったり、呼吸が浅くなって思考能力が低下し、仕事の集中力や持続力が無くなったりします。

~ 肩甲骨と背骨の間から起きる痛み ~

この背中の痛みの中で、特に強く、痛みや不快さを感じるのが、肩甲骨と背骨の間からの痛みです

これは肩甲骨に、背中の多くの筋肉が付着している為に、背中のさまざまな筋肉のバランスを保つセンターとしての役割が生じるので、この結果、姿勢を保っているだけでも、肩甲骨に付着している筋肉に負荷がかかり続ける上に、チョットした動作でも、腕の動作を支える肩甲骨周囲の筋肉に、多くの負荷がかかってくるからです。

しかも、肩甲骨の横には、姿勢を真っすぐに保つ背骨があるので、動作をしたり、あるいは、いろいろな動作に合わせて姿勢を維持したりすると、肩甲骨と背骨の間の筋肉に、どうしても不調和な動きが生じ、それによって筋肉の緊張が強まります。

~ パソコン操作や、細かい手作業 ~

この為、身体の筋力を使う仕事でなくても、パソコン操作や細かい手作業などをしていると、身体の中で、背骨が上半身の安定をジッと保っているのに対し、肩甲骨が腕を前後左右に動かす補助役を行ったり、腕の動作を安定させたりする為に、背骨と肩甲骨の間に不調和な負荷がかかり続ける事になり、その負荷に耐えられなくなると、肩甲骨と背骨の間の筋肉に痛みが起きます。

しかも、作業がずっと続いたり、姿勢が悪化したり、日常では無いような不自然な動きを繰り返したりすると、余計に背骨と肩甲骨の間の筋肉の負荷が増すので、肩甲骨の内側に、ズキズキと疼くような痛みが起きてきます。

更に、背骨に沿って自律神経が通っているので、背中の筋肉のコワバリや姿勢の悪化で自律神経幹が圧迫されると、それによって自律神経が圧迫刺激を受けるので、筋肉の緊張が強まって、内部から疼くような痛みが強まるようになります。

【 背中のむくみによる、不快感 】

~ 背中の、むくみ ~

また、背中の筋肉のコワバリで、背中の血行やリンパ液の流れが停滞すると、背中の皮下に老廃物を含んだ余分な水分が溜まって“むくみ”が生じるので、これによって、背中に重ダルサなどの不快感を引き起こします

背中に“むくみ”が生じると、背中に「腫れぼったさ」を感じる上に、水分の中に含まれている疲労物質や老廃物が神経を刺激したり、炎症を起こしたりするので、「熱感」や、「疲労感」、「ダルサ」などを感じるようになるからです。

そして、これらの不快感で、背中の筋肉が緊張して血管が収縮すると、更に血液の流れが悪くなるので、背中全体にダルサや凝り感が増したり、疲れた感じが強まったりします。

~ むくみによる症状悪化 ~

更に、背中に生じた“むくみ”によって、毛細血管やリンパ管が圧迫されると、血液やリンパ液の流れの滞りが大きくなって、“むくみ”の範囲が拡がっていきます。

この結果、背中の疲労感やダルサを我慢して、デスクワークを続けていたり、ずっと立ち仕事をしていたりすると、背中の“むくみ”の厚みが増したり、拡がったりして、症状が悪化し、回復しづらくなりします。

この為、始めは、「背中の張りやダルサ」と思っていたぐらいだったのが、背中の血液やリンパ液の流れが滞って“むくみ”がハッキリしてくると、次第に腫れぼったさや、ジクジクとした不快感が増すようになります。

~ 肩甲骨周囲の負荷から ~

特に、肩甲骨回りの筋肉は、“むくみ”が起き易いので、背中が疲れてくると、肩甲骨の上あたりが腫れぼったくなり、疲労感やダルサが強まります。

これは、肩甲骨の周囲に負荷がかかり易いので、血液やリンパ液の流れが悪くなると、肩甲骨の回りに“むくみ”が起き易くなる事と、脇の下には、背中のリンパ管が集まって合流しているので、肩甲骨回りの筋肉がコワバルと、脇の下に流れ込むリンパ液の流れが滞って、“むくみ”が起き易くなるからです。

この為、肩を大きく回すと、肩甲骨周辺から“ゴリゴリ”と音がしてくる場合は、肩甲骨の周りの筋肉が強くコワバッタ状態になっているので、“むくみ”が生じて、絶えず不快感や痛みに悩まされるだけでなく、筋肉がほぐれにくくなります。

【 見た目の悪化 】

~ 目に付く背中 ~

しかも背中は、身体の中で、一番人目に付く部位なので、背中の肩甲骨あたりに“むくみ”が生じると、見た目の悪化につながります。

肩甲骨あたりの“むくみ”によって、猫背に見えたり、背中の上が太った感じになったりする上に、これによって、うつむいたように見えるので、疲れているようでシャキッとせず、ヤル気がないような感じを与えたり、動作が緩慢な感じや、弱々しい感じになったりするからです

しかし、自分で自分の姿を、背中側が見づらいので、疲れで背中がむくんだ状態になっていても、なかなかチェックができません。

~ 背中に手が届かない為に ~

しかも、背中のダルサ、疲労感、痛みなどに悩まされても、肩甲骨は背中側なので、思ったように手が届きません。

この為、「何とかしよう!」と思っても、自分で解消させる事が、困難です。

この結果、「気にはなるが、たいした事は無いだろう」と思ったり、背中の“むくみ”に気付かなかったりする事が多くなったりするので、ケアを怠りがちになります。

~ 解消困難な背中のむくみ ~

しかし、このような状態が長引くと、背中は大きな筋肉で構成されているので、背中に“むくみ”が生じると、広範囲なむくみになったり、あるいは、肩こり・腰痛・身体のダルサなどが、慢性化してきたりします。

この為、不快な重ダルサや疲労感が気になって、紹介されているストレッチ運動や、トレーニングなどを行う事がありますが、やはり、背中は腕や脚と違って動かしづらかったり、伸ばしづらかったりするので、なかなか思うように、背中のむくみ解消ができません。

何とか、背中の筋肉を動かす事ができても、血液やリンパ液の流れの改善が一時的であったり、血行が悪化している箇所に負荷をかけた事から、後になって、血液やリンパ液の流れを更に悪くさせたりして、むくみが拡がったり、不快感が強まったりします。

【 当院の、むくみの解消治療 】

~ 筋肉由来の症状に ~

このような背中の不快感の解消には、筋肉や血行の治療を得意とする東洋医療をベースにしたマッサージ治療が効果的です。

東洋医療をベースにしたマッサージ治療が、昔から、「血行やリンパの流れを良くする」、「筋肉の弾力性や柔軟性を高める」、「神経の興奮を抑制する」、などの効果が認められているので、背中の疲労や緊張などの慢性化による筋肉由来の症状にも、同じように効果があるからです

特に、肩甲骨まわりの筋肉がコワバッテくると、背中の循環を悪化させて、背中の“むくみ”の原因になるので、当院は、東洋医療をベースにしたマッサージ治療によって、肩甲骨周辺を中心に、肩、背骨沿いなどの老廃物の排出と、必要な酸素が行き渡るようにしています。

~ ツボ治療を加え ~

また、当院では、マッサージ治療にツボ治療を加えて、体調の改善を行っています。

ツボが神経や血管が集まっている箇所なので、身体に不調があると、関係する特定のツボに痛みや硬さとなって現れ、身体に異常が起きている事を知らせてくれるからです。

しかも、反応が現れたツボに適切な刺激を与えると、神経や血管が集まっている箇所なので、その刺激に順応して、痛みや違和感が減少したり、筋肉内の血流が改善したりする効果があります。

~ 身体の回復力を取り戻すために ~

例えば、ツボ反応を使って背中の疲労箇所や緊張箇所をチェックし、その後に、ツボ治療とマッサージ治療で回復させていくと、ジーンとした感覚と共に、背中の凝り固まった筋肉の血流が改善され、“むくみ”の解消に効果的です。

更に、ツボ治療によって身体のバランスを整えると、身体の回復力が働くようになり、体調不調の解消も期待できるので、「だるい」、「肩凝り」、「疲れ易い」、「イライラする」、「元気がない」、「眠れない」、などが解消されるようになります。

特に、背中に痛みや不快感が続いている場合は、身体の回復力が追いつかなくなっているので、昔から、疲労や緊張などの解消を行っている東洋医療をベースにしたマッサージ治療が、効果的で安全です。

~ 体調を整える治療 ~

座り仕事や立ち仕事をしていると、血流が悪化して、気付かないうちに背中に“むくみ”が蓄積して、疲労やダルサの原因になったり、老けて見える原因になったりします。

当院は、東洋医療をベースにしたマッサージ治療で、仕事や加齢などの影響によるコワバリや血行を回復させ、凝りや痛みを改善し、体調を整える治療を行っています。

マッサージの施術時間は、15分からです。  関連する疲労やだるさなどの症状のご相談は、[メール]、または[電話]で、お受けしています。

 

身体が、だるくて、だるい…

【(症例)疲労や だるさ 】

疲労やストレスなどが続いて、身体の体調を保つ働きがオーバーワーク状態になると、「身体が重くて、疲れが取れない」、「動くのが億劫」、「気力が起きない」、「体調がすぐれない」、「身体がダルイ」、などが起きてきます。

休養して回復すれば心配ありませんが、なかなか体調が回復しないで、ダルサが続く場合は、身体に溜まった疲労やストレスなどで、身体の回復力が追い付かなくなっているので、体調を改善する事が必要です。

このような体調の改善には、身体の不調箇所を確認し、回復させる為に、神経や血管が集まっているツボを利用すると、過敏になっている神経の興奮を鎮める働きもあるので、違和感や痛みが減少し、身体のコンディションを整えるのに効果的です。

【 PCやモバイルなどの、脳疲労 】

~ 疲労が身体に溜まると ~

長時間の仕事を続けたり、慣れない動作をしていたりすると、疲労を感じますが、それでも、入浴をして、食事し、ぐっすりと睡眠をとれば、翌日は元気な状態に回復する事が多いので、「疲労が生じても、自然に、いつの間にか解消するもの」、と思いがちです。

しかし、日々の疲れが、その日、その日で、解消できなくなると、疲労が身体に溜まって、次第に、「ダルサが解消しない」、「たいして働いたり、動いたりしていないのに、すぐに疲れる」という状態になります。

ダルサや疲労感が生じるのは、体調を保つ働きが崩れかけた事を知らせる“アラームサイン”なので、この状態が続いてしまうと、やがて体力の低下や気力の喪失も起き、「やる気が起きない」、「動くのが億劫」、「体調がすぐれない」と、なっていきます。

~ PCやモバイルの疲労の特徴 ~

特に、仕事の効率を上げる為に、PCやモバイルなどのインターネットを、一日中使うような毎日を過ごしていると、このようなダルサや疲労感が起き易くなります。

PCやモバイルを使って仕事をしていると、身体を動かす事が極端に少なくなる為に、血行が悪化して、身体に疲労が溜まった状態になるので、「身体が、だるい…」という状態が起き易くなる上に、“仕事の効率”や“時間の管理”を強く求められるので、精神的な緊張が高まって、疲労度が高まるからです。

しかも、PCやモバイルによる疲労の特徴として、瞬間的な情報の選択や判断を、絶えず同じ脳細胞の部分で、繰り返し行うので、特定の脳細胞の一部に負荷がかかり続ける事になり、これによって、通常には無いような、異常な脳の疲労を引き起こします

~ アラームサインに気付かない場合も ~

ところが、PCやモバイルでの作業に集中していると、脳の疲労に気付きにくくなります。

インターネットを使った世界に没頭していると、瞬間的に情報を選択したり判断したりする為に、テンションが高まって、「身体が、だるい…」というアラームサインが起きても、気付きにくくなるからです。

この結果、「身体が、だるい…」と、身体の異常に気付いた時には、体調を保つ自律神経が、すっかりオーバーワーク状態になって、ダルサや疲労感が大きくなったり、身体の調節機能が崩れた状態になって、様々な体調不調を感じたりします。

【 身体からの警告 】

~ 中高年になると ~

しかも、20代を過ぎて身体の新陳代謝が低下してくると、体力的にも活力が低下してくるにもかかわらず、仕事の責任や家庭の期待が大きくなってくるので、身体の疲労感が増したり、精神的にストレス感が強まったりします

この結果、中高年になると、「朝の寝起きが悪い」、「気分がシャキッとしない」、「どことなく身体に違和感がある」、「胃がもたれる」、「食欲がわかない」などが起きたり、仕事をしている時に、以前には無かったような、「身体が重く感じる」、「少し動いただけでも疲れを感じる」、「ヤル気が起きない」、「物事を忘れっぽくなる」などが、起きてきたりします。

それでも、身体が元気で健康的ならば、仕事や加齢の影響で、多少の疲労やストレスがあっても、身体の回復力が維持されていれば、身体の調子を取り戻す事ができます。

~ 身体の回復力が追い付かなくなって ~

しかし、日々の疲れやストレスが続いたり、仕事で脳疲労が続いたりすると、身体の回復力が追い付かなくなって、身体の疲労や緊張が解消されずに、身体に残るようになります。

そして、疲労感や緊張感が身体に蓄積されてくると、病気の状態ではなくても、「いつも、身体がだるい…」と、感じる状態になります。

この結果、いくら休養しても、疲れや倦怠感がとれず回復しなくなったり、しかも、チョットした仕事や動作をしただけでも、疲労感やダルサがぶり返したりするようになります。

~ 身体の不調サイン ~

疲労やストレスに対する回復力が低下して、身体に不調が出始めたサインとして、次のようなものがあります。

 「朝起きるのがつらい」

 「全身がだるく何をするのもおっくう」

 「気力がない、やる気が出ない」

 「集中力が無くなり、考えがまとまらない」

 「いつも、たまらなく眠い」

 「食欲がない」

 「肌荒れで、化粧ののりが悪い」

 「肩凝りが辛くて、目が疲れる」

 「腰痛に悩まされる」

これらは、身体のバランスが崩れて、身体から「休みたい」というサインなので、身体の疲労状態を確認して、更に体調が悪化しないようにケアする事が必要です。

【 不安や緊張感が続いたり、高まったりすると 】

~ 疲労解消 ~

疲労の解消には、一般的に、充分な睡眠(休養)、バランスの良い食事、軽めの運動などが、勧められています。

しかし、あまりに疲労による緊張感が続いたり、気持ちのリフレッシュができなくなったりしていると、これらの疲労解消では、あまり効果が期待できません

不安や緊張感が、あまりにも続いたり、高まったりすると、心身をリラックスさせる働きが抑えられて、疲労や緊張の解消が進まなくなるからです。

~ 身体を動かす事が少なくなっていると ~

しかも、仕事で、身体を動かす事が少なくなっていると、姿勢を維持する筋肉に、ずうっと負荷がかかり続けて、身体の血行が悪化し、老廃物が身体に蓄積した状態になります。

この為、「たいした運動もしてないのにすぐに疲れる」、「疲れやすい」、などを感じるだけでなく、「充分に休養したつもりでも疲れが取れない」、「以前のような、元気な状態に回復しない」、などにも悩まされます。

特に、筋肉のコワバリが生じて、肩こり、腰痛、だるさなど、さまざまな不調が起きてくると、血液の流れが良くならず、筋肉のコワバリも改善されない状態になるので、ジッと休養するだけでは、これらの身体の不調解消が、期待できません。

~ 運動で、更に大きな負荷が ~

この為、身体を動かして筋肉をほぐし、全身の血の巡りを良くして、酸素や栄養が体全体に行き届くようにする必要がありますが、普段行わない運動や、「運動でリフレッシュしよう!」とガンバルと、かえって、逆効果になる事があります。

運動をする事によって、オーバーワーク状態になっている自律神経と身体に、更に大きな負荷をかけてしまうからです。

この結果、運動後に、「身体が、だるい…」という症状が強まったり、ますます不快感や、頭痛、肩こり、慢性的な腰の痛み、冷え、眠れない、下痢・便秘などに悩まされたりします。

【 当院の、体調回復治療 】

~ ツボ反応の利用 ~

当院では、「身体が、だるい…」といった症状に対して、ツボを利用して、身体の不調箇所を確認し、そのツボを『治療点』にして、体調の回復を行っています

傷や病気による痛みと違って、「身体が、だるい…」といった症状は、患部の箇所がハッキリせず、漠然とした不快感になっているので、ツボ反応を利用する事によって、患部がハッキリしない場合や、本人が自覚されない疲労の場合でも、患部の箇所を示してくれるからです。

これは、ツボが神経や血管が集まっている箇所なので、身体に不調が生じると、関係する特定のツボに痛みや硬さとなって現れ、ツボやツボ付近に、身体に異常が起きている事を知らせてくれるからです。

~ マッサージ治療にツボ治療を加え ~

この為、当院では、それぞれの症状に合わせて、問診と触診によって、一人ひとりに適したツボを探し出すようにしています。

そして、顕在化しているツボを確認した後に、マッサージ治療にツボ治療を加えて、筋肉内の血流改善を行い、筋肉のコワバリを解消し、体調を整えるようにしています。

特に、「身体が、だるい…」といった症状が強い場合には、心身をリラックスさせる働きを回復させる事が必要になるので、神経や血管が集まっているツボを利用したマッサージ治療が、効果的です。

~ 心地よい刺激 ~

これは、「身体が、だるい…」といった症状は、疲労や緊張などの慢性化が大きな原因になっているので、反応が現れているツボに“心地よい刺激”を与えると、その刺激に順応して、緊張が緩んで、筋肉内の血流が改善し、身体の調整機能が働くようになり、体調が回復してくる効果があるからです。

また、疲労や緊張で血行が低下した状態になると、身体の毛細血管の内部が詰まったり、毛細血管がいびつに歪んで蛇行したりしているので、身体のコワバリやツボ反応を確認し、マッサージ治療で、血行やリンパの流れを回復させる事が必要になるからです。

この為、ツボ治療で、脳にしっかりと“緊張感”から「痛気持ちよい(イタキモ)」という“解放感”の刺激を与え、更にマッサージ治療で、血液やリンパ液の流れを改善し、筋肉の弾力性や柔軟性を高めると、神経の興奮を鎮める働きになって、緊張モードからリラックスモードへと、切り替え易くなります。

~ 東洋医療をベースにしたマッサージ治療 ~

東洋医療では、「病気ではないけれども、身体の調子が良くない」状態を『未病』と呼び、症状の改善に、神経や血管が集まっているツボを利用して、身体の不調箇所を確認し、身体のコンディションを整え、体調改善を行っています。

当院は、「身体が、だるくて、だるい…」といった症状に対して、東洋医療をベースにしたマッサージ治療で、疲労や緊張が慢性化している箇所の確認を行い、健康を戻す治療を行っています。

マッサージの施術時間は、15分からです。  関連する疲労やだるさなどの症状の、ご相談は、[メール]、または[電話]で、お受けしています。