マッサージ治療から見た、介護や看護の疲労と対策

【(症例)身体の硬さや、健康管理 】 

(写真)介護や看護の疲れ

介護や看護をしていると、毎日、不明確なゴールに向かいながら、休みも終わりもないような状況になりがちなので、「頑張らない」、「ひとりで抱え込まない」、「周りと比べない」、「弱音を吐く」などが、心得として言われます。

そして、この為に、「介護サービスを上手に利用する」、「相談する所を見つける」、「介護方法を身につける」などが、勧められています。

このような直接的な負担を減らす対策とは別に、「身体の疲れが取れない」、「身体や気分が重い」、「気付かないうちに、疲労が蓄積している」など、介護や看護の疲労について、マッサージ治療から見た対策をご案内します。

【 疲労は、身体からの警告 】(図)疲れが身体に溜まると

疲労は、腹痛や高熱などと同じように、身体の異常を知らせる生体アラームで、「これ以上活動を続けると、心や身体の異常が起きたり、病気になったりするので、休むように!」、という警告です
しかし、家族に介護を必要とする人がいると、「分かっていても、なかなか休めない」という事が多くなり、自分の健康を後回しにしがちです。
始めは、「何だか体調が悪いなぁ」とか、「疲れたなぁ」って感じる程度ですが、この状態が続くと、休養や睡眠を取ったり、栄養を補給したりしても、日々の疲労解消ができなくなってしまいます。

 

これは、毎日の疲れが、その場その場で、きちんと解消されずにいると、疲れが、次第に身体の中に溜まっていく為です。
更に、睡眠時間が乱れたり、食生活が不規則になったりすると、余計に、身体の疲労が蓄積し易くなります。
特に、家族間の協力や近所や地域の助けが欲しくても、近所や地域との交流が薄れ、親族との関係も疎遠になっていると、肉体的にも精神的にも、疲れが溜まります。

 

このような状態になると、身体の疲労だけでなく、内臓の働きや代謝、体温など、心身をコントロールしている自律神経の働きも弱まります。
この結果、疲労を回復する働きも弱まってくるので、「疲れがなかなか取れない」、「いつもだるい」といった、慢性疲労の症状が現れます。
更に、自律神経の働きが弱まる事から、動悸、めまい、頭痛、胃痛、腹痛、下痢、吐き気、筋肉痛、息切れ、食欲不振、なども起きるので、日常生活に支障をきたすようにもなります。

【 精神的な疲労感にも 】(図)精神的な疲労感

更に、介護や看護の疲れの場合、特徴として、“精神的な疲労が大きい”事があります
「人に頼る事ができない」、「思い通りにいかない」、「自分の時間を持つ事ができない」などから、精神的な緊張を強いられるからです。
また、いくら献身的に介護や看護をしても、症状が改善しない事が多いので、虚しさに襲われてしまう事も、精神的な疲労を強めます。

 

しかも、精神的な疲労を感じていても、「大事な家族だから、私がきちんと見なくては」とか、「何とかしなければ!」、という気持ちから、余計に、精神的な負担が大きくなります。
疲労感と義務感のせめぎ合いとなって、頑張る事が多くなるので、気持ちが晴れる事がないまま、無理を続けるからです。
この結果、精神的な疲労が増してくると、次のような症状が現れます。

 

☑ イライラする
☑ 夜中に目が覚める
☑ 何事にもやる気が起きなくなる
☑ あまり動いていなくても疲れる
☑ 考えがまとまらない
☑ 集中力が低下する
☑ もの忘れが増える
☑ ミスが増える
☑ 記憶力が落ちる

【 疲労の回復を 】(図)疲労回復

看護や介護は、受ける側の健康はもちろんですが、介護者の、心身の健康も注意しなければいけない仕事です。
例えば、“周囲への配慮”をし過ぎたり…、自分の疲労を“過小評価”したり…、病院へ行く“手間を考えて”そのまま放置したり…、などをしていると、疲労やストレス感が慢性化し、解消が難しくなります。
更にそれによって、身体の疲労や、精神的なストレスが強まってくると、身体の状態を一定に保っている、神経系、ホルモン系、免疫系のバランスが崩れたり、脳の働きに支障が起きたりします。

 

これは、慢性的な疲労状態になると、本人が気になっている不快感や痛みの箇所以外にも、身体のいろいろな所に、血流の悪化が起きたり、コワバリができたり、しているからです。
そして、それらによって、筋肉内に、不快な痛みを発するシコリができると、絶えず痛みに悩まされたり、足腰が動きに制限ができたり、身体が重く感じられたり、不快感から気がふさぐようになったり、してしまいます。
この状態になると、湿布薬を貼ったり、自分でストレッチをしたりしても、身体のいろいろな所に支障が出ているので、痛みや不快感が解消できず、いつまでも続くようになります。

 

この為、疲労感が続く場合には、「単なる疲れ」とか、「ただの疲れ」と、考えるのは危険です。
デイサービスやショートステイを利用して、空いた時間を“休養”に使うだけではなく、“積極的に疲労を回復”する事が必要です
また、来る日も来る日も同じような事の繰り返しでは、ストレスに押しつぶされそうになっても、不思議ではないので、リラックスして、心身の緊張を解きほぐせるような所で、気分転換を図る事も大切です。

【 当院の15分からの、マッサージ治療 】(写真)当院の治療

『疲労は、身体からの警告サイン』と考えて、早めに解消させる事が大切です。
中でも、腰、膝、腕などは、介助の動作の時に過度な負担がかかるだけでなく、繰り返されるので、それらの疲労や緊張を解消させて、体調を保つ事が大切です。
当院は、このような身体の疲労やダルサ、コワバリなどの解消に、マッサージ治療を、15分から行っています。

 

これは、一般的に、マッサージが、時間が長いほうが効果も高いと思われがちですが、1週間に1回でも、15分か30分の施術を受けたほうが効果的だからです
また、短時間でも、早めにマッサージを受けると、タイミング良く、血行やリンパの流れが促進されるので、疲労物質を排出し、ダルサや、つらい筋肉痛を、効果的に解消させる効果があるからです。
例えば、朝起きた時や、身体を動かした時などに、重ダルサや痛みを感じたり、身体に動きづらさを感じたりしたら、たとえ15分でもマッサージを受けると、身体や精神的の疲労の解消に役立ちます。

 

また当院は、ツボ刺激を併用したマッサージ治療によって、直接、身体に働きかけるので、即効性だけでなく、体調維持にも効果があります。
これは、ツボを刺激する事で、身体を休める神経のスイッチが入って、自律神経の働きが回復し易くなる効果があるからです。
この効果によって、筋肉の中を通っている血行が活発化し、それによって栄養や酸素の供給が進み、老廃物を押し流すので、身体の疲労解消の効果だけでなく、気分的にもスッキリします。

 

介護や看護の仕事は、「休みも終わりもない」状態になり易いので、介護サービスや介護相談と共に、体調管理も大切です。
当院は、マッサージ治療で、慢性的な疲労や緊張による、身体の負担を軽減させ、身体のバランス改善の治療を行っています。
マッサージの施術時間は、15分からです。  関連する症状など、ご相談は、[メール]、または[電話]で、お受けしています。

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