痛み・しびれ

お尻から太ももへの、シビレと痛み

【(症例)痛み・しびれ 】

立ち上がりや座る時、あるいは、歩いている時に、突然、お尻から太ももにかけてシビレを伴った痛みを感じ、その後も繰り返すようになり、しかも、次第に痛みが強まる症状があります。

これは、毎日長時間座っている事が多かったり、立ち仕事が続いたり、肥満や妊娠で体重が増えたり、股関節に痛みや負担があったりすると、お尻の奥の筋肉がコワバッテ、内側の坐骨神経を圧迫し、刺激する状態になる為です。

お尻の奥の筋肉のコワバリは、セルフストレッチやマッサージで和らげる事が難しいので、昔から筋肉のコワバリや血行の改善を行っている東洋医療系のマッサージ治療を利用すると、敏感になっている神経を和らげる効果もあるので、お尻のシビレと痛みを解消するのに適しています。

【 お尻の奥の筋肉のコワバリ 】

~ 坐骨神経痛 ~

椅子から立ち上がろうとした時や、階段で足に体重をかけた時、そして、ずうっと座っていた時などに、お尻の下あたりから、突然、シビレを伴った痛みが起きる事があります。

思い当たるようなケガや事故が無く、しかも、普段通りの生活をしている中で、ある日突然、お尻の下あたりからシビレを伴った痛みが起きる場合は、ほとんどが、お尻の筋肉のコワバリで『坐骨神経痛』を引き起こした事が考えられます。

座っている事や立っている事が多かったり、あるいは、何かの作業や運動で股関節に負荷がかかり続けたりすると、お尻の奥の筋肉がコワバッテ、内側の坐骨神経を圧迫して『坐骨神経痛』を引き起こす事が多く、お尻の痛みの中で9割以上になっているからです。

~ よくある例 ~

よくあるのが、毎日、長時間のデスクワークで座り続けていると、姿勢を支えているお尻の筋肉の緊張が続く為に、お尻の筋肉がコワバッテくるので、立ったり座ったりした時に、お尻の内部の坐骨神経を圧迫して、お尻からシビレと痛みが起きるケースです。

これとは反対に、休日になって、普段しないランニングやハイキング、サイクリングなどをすると、普段に無い、大きな負荷で、お尻の奥の筋肉にコワバリが生じるので、坐骨神経が圧迫されて、『坐骨神経痛』を引き起こすケースもあります。

また、運動不足や加齢などで身体を支える筋力が弱ったり、妊婦さんのお腹が大きくなって体重が増えたりすると、気付かないうちに、お尻の奥の筋肉がコワバッテくるので、坐骨神経を圧迫して、『坐骨神経痛』が起きるケースも多くあります。

~ 梨状筋症候群 ~

お尻の筋肉のコワバリで坐骨神経痛が起きるのは、お尻の奥にある筋肉で、股関節を動かしている『梨状筋(りじょうきん)』と呼ばれる筋肉が、坐骨神経の直近を横切っているので、疲労や緊張で『梨状筋』がコワバルと、『坐骨神経』を圧迫してしまうからです

この為、診断名を『梨状筋症候群』と言い、『梨状筋症候群』の特徴として、お尻の筋肉の疲労や緊張が和らぐと、お尻の痛みやシビレが無くなる事と、お尻の緊張や疲労が原因なので、お尻にシビレと痛みが起きても、腰には痛みが無い事です。

病院で行う治療は、お尻の緊張や疲労が原因なので、お尻のストレッチと、痛みの感覚を和らげる湿布薬になります。

【 梨状筋症候群の確認方法 】

~ 脚挙げテスト ~

『梨状筋症候群』の最初の頃は、「チョットした違和感」ぐらいで、すぐに痛みや違和感が無くなるので、「たいした事は無い」とか「一時的な疲れ」と思いがちですが、お尻の筋肉は、身体を支える重要な役割をしているので、そのままにしていると、何度もシビレと痛みを繰り返す状態になったり、次第に痛みが強まったりします。

この為、自分で『梨状筋症候群』を確かめるには、先ほどの『梨状筋症候群』の特徴を確認する事と、次の『脚挙げテスト(SLRテスト)』を試す方法があります

『脚挙げテスト(SLRテスト)』は、両脚を伸ばした状態で仰向けに寝て、痛みやシビレを感じた脚を、膝を曲げずにゆっくりと挙げていき、脚を挙げていく途中に、お尻や脚にシビレや痛みを感じたり、脚が30度以上に挙がらなかったりする場合は『梨状筋症候群』が考えられます。

~ 脚をクロスさせるテスト ~

また、別の検査法として、仰向けになって、痛みを感じる側の脚の膝を曲げて、もう一方の脚の上にクロスさせるように乗せ、そして更に、曲げた膝を手で押し倒していく『K・ボンネットテスト(図参照)』があります。

この方法は、膝を押し倒していく事で、試験的に梨状筋を緊張させて、坐骨神経への圧迫を調べる方法です。

曲げた膝を、手で押し倒していく最中に、膝を曲げた側のお尻や太ももの後ろにかけて、“広がるような痛みやシビレ”が生じた場合は、『梨状筋症候群』が疑われます。

~ こむら返りテスト ~

他にも、お尻の奥の筋肉のコワバリが慢性化すると、『こむら返り』が起き易くなるので、これも『梨状筋症候群』の判断材料になります。

お尻の奥の筋肉のコワバッテ、坐骨神神経が圧迫されると、坐骨神経が敏感になるので、何かのキッカケで坐骨神神経が誤作動を起こして『こむら返り』が起き易くなるからです。

この事を利用して、『こむら返り』が起き易いように、膝から下のふくらはぎをピンと伸ばした状態で、足の裏と爪先を反らした時に、足裏やふくらはぎに違和感が起きて、「キューン」とつりそうになった場合には、やはり『梨状筋症候群』が考えられます。

【 お尻のコワバリ解消 】

~ お尻が身体を支える働きをしている為に ~

お尻は身体を支える働きをしているので、『梨状筋症候群』が起きても、お尻にかかる負荷をそのままにしていると、お尻の筋肉のコワバリが強まります。

これによって、座っているだけでも、お尻からジンジンとしたシビレや痛みがしたり、あるいは、立ったり座ったりすると、毎回、お尻の奥から「ピリッ!」と痛みが起きたり、更に、お尻の筋肉のコワバリ感や締めつけ感が強まって、いつもと同じように歩いたり、座っていたりするのができなくなったりする事もあります。

更に、お尻の血行を悪化させて、下半身に冷感や灼熱感がしてくる事もあります。

~ 困難な梨状筋のストレッチ ~

しかし『梨状筋症候群』の解消の為に、自分で、硬くなっているお尻の筋肉を解消させて、回復させるのは困難です

痛みを起こしている『梨状筋』は、お尻の奥深くにある筋肉なので、自分で見当がつけづらい上に、お尻のストレッチを行っても、お尻の奥深くにある筋肉なので、『梨状筋』が伸ばされているのか、どうか、分からない為です。

しかも、『梨状筋』のストレッチを目的にしても、ストレッチする為には、どうしても他の筋肉と一緒にストレッチする事になるので、『梨状筋』のコワバリ解消が十分にできなかったり、“勘違い”して、別の筋肉をストレッチしていたりする事もあります。

~ 梨状筋以外も ~

また、お尻の痛みやシビレを無くすには、お尻の奥の梨状筋だけでなく、お尻の筋肉に影響を及ぼしている腰や太ももの筋肉の柔軟性回復や、腰から下の悪化している血行の改善も必要になります。

更に、毎日の生活の疲労やストレスによっても、お尻の筋肉がコワバッタリ、お尻の血行が悪化したりします。

この為、毎日長時間座っている事が多かったり、立ち仕事が続いたり、肥満や妊娠で体重が増えたり、股関節に痛みや負担があったりすると、お尻と身体の柔軟性回復に、かなり労力とを必要としてしまいます。

【 当院の、梨状筋症候群の治療 】

~ 東洋医療をベースにしたマッサージ治療と、ツボ治療 ~

当院では、東洋医療をベースにしたマッサージ治療にツボ治療を加えて、『梨状筋症候群』の改善と解消を行っています

ツボには、神経や血管が集まっているので、身体に異常が起きている箇所を確認したり、ツボに適度な刺激を与える事で、痛みや違和感を和らげたり、筋肉内の血流を改善させたりする事ができるからです。

また、マッサージ治療で、お尻の筋肉のコワバリを解消して、血行やリンパの流れをスムーズにすると、骨盤周囲の筋肉のコワバリが緩和され易くなり、梨状筋の柔軟性を取り戻し、敏感になっている坐骨神経を回復させる働きがあります。

~ 身体のバランスを整える事も ~

更に『梨状筋症候群』の改善には、お尻の疲労や緊張に関係している、腰・骨盤・股関節・脚などの筋肉や血行を確認して、それらの疲労や緊張を解消させる事が必要です。

当院は、このような疲労や緊張などの慢性化による筋肉由来の痛みの解消を、東洋医療をベースにしたマッサージ治療で、身体全体の不調箇所を確認して調整を行い、それによって痛みや不快感を改善し、身体のバランスを整え、『梨状筋症候群』の解消を行っています。

しかも、当院のマッサージ治療は、体調の悪化が起きた時に現れるツボや、昔から利用されているマッサージの手法を使っているので、女性やお年寄りの方にも、無理が無く、痛みもあまり無いので、安心して受けられます。

~ 疲労や緊張などの慢性化による筋肉由来の痛みに ~

これらによって、お尻の奥の筋肉のコワバリを解消させ、更に、コワバリを引き起こしている足腰の筋肉の働きを回復させると、『梨状筋症候群』の改善だけでなく、姿勢の改善や体調回復の効果も期待できます。

更に、体調や体質に合わせて疲労や緊張を解消し、身体のバランスを整えながら身体の調子(治る力)を上げていく治療法なので、『梨状筋症候群』のように、疲労や緊張などの慢性化による、筋肉由来の痛みに適しています。

また、着衣の上から行っているので、抵抗感が無く、リラックスして施術が受けられます。

~ 昔から利用されている東洋医療のマッサージ ~

お尻の筋肉は身体を支える働きをしているので、お尻から太ももへのシビレと痛みを、そのままにしていると、『梨状筋』のコワバリが解消せず、シビレと痛みが、繰り返し起きるようになります。

当院は、昔から実績のある、東洋医療をベースにしたマッサージ治療で行っているので、安心して、効果的な解消が期待できます。

マッサージの施術時間は、15分からです。  関連する痛みやしびれなど症状の、ご相談は、[メール]、または[電話]で、お受けしています。

 

 

膝の内側の痛み(関節症の初期症状)

【(症例)痛み・しびれ 】

『変形性膝関節症』は、膝関節の軟骨がすり減り減って炎症が生じ、膝が腫れたり痛んだりする病気ですが、もともとの原因は、「膝周りの筋力低下」、「肥満による体重増加」、「姿勢悪化による膝への負担増」などで、膝関節を支える筋肉の安定性が失われた為です。

この為『変形性膝関節症』は、いきなり膝の軟骨がすり減るのではなく、その前に、膝の筋肉から「コワバリ感」や「違和感」などが起きるので、この『変形性膝関節症』の“前ぶれ”のうちに、脚と腰の疲労とコワバリを解消させて、膝周辺の筋力バランスを回復させ、膝関節にかかる負担を減らす事が大切です。

このような膝関節のケアに、昔から筋肉や血行の改善を行っている東洋医療をベースにしたマッサージ治療を利用すると、腰や脚の筋肉の弾力性や柔軟性を回復させる効果で、膝関節のかみ合わせが改善され、変形性膝関節症を抑制する効果があります。

【 膝周辺の筋肉や靭帯のコワバリ 】

~ 体重の何倍もの負荷 ~

普段、何気なく、立つ、歩く、座るなどの動作を行っていますが、これらの動作や姿勢をスムーズに行うには、膝に、体重の何倍もの負荷がかかっています。

例えば、膝関節に、歩くたびに体重の2~3倍、階段を降りる時には体重の約3.5倍、走っている時には体重の4~5倍もの負荷がかかるので、体重50キロの女性の場合は、膝に、歩くたびに100~150kg、階段下りでは約175kg、そして走ると200~250kgの負荷がかかります。

膝の筋肉や膝関節を覆っている靭帯は、体重の何倍もの負荷を和らげる為に、重要なクッション役を果たしています。

~ 膝が弱ったりバランスが崩れたり ~

ところが、膝周りの筋肉や靭帯が、運動不足や加齢で弱ったり、体重が増えて負担が増したり、O脚で膝の内側に体重がかかり続けたりすると、膝関節のクッション役を果たせなくなり、膝関節のかみ合わせが悪くなって、関節の軟骨が傷付いたり、すり減ったりして、変形性膝関節症を引き起こします。

このように、変形性膝関節症は、膝周囲の筋肉が弱ったり、筋力バランスが崩れたりした事から起きるので、膝関節の軟骨が、ある日突然、いきなり、すり減ったり、傷ついたりする事はありません

変形性膝関節症が起きる前は、膝周辺の筋肉や靭帯に、今までに無いような負担がかかり続けるので、膝に「コワバリ感」や「違和感」などの自覚症状が、症状の“前ぶれ”として現れます。

~ 膝の異常サイン ~

変形性膝関節症の兆候として、よく言われるのが、“立ち上がり”や“階段の上り下り”した時の、膝の内側の「コワバリ感」や「違和感」ですが、これ以外にも、「朝起きると、膝関節に痛みを感じる」、「膝の内側が突っ張る」などや、立っていたり歩いていたりすると、「膝がコワバッテ、動かしづらい」と感じる事もあります。

しかし、初めの頃は、動作の開始時に、膝に「コワバリ感」や「違和感」が起きても、自然と無くなってくるので、「一時的な痛みだろう」とか、「年齢や体力が弱った為だろう」と思いがちです。

しかし、膝の痛みが無くなっても、動作のたびに膝にコワバリを感じたり、痛みを感じたりするのは、膝の筋肉や靭帯に異常が起き始めたサインなので、脚と腰の状態をチェックして、疲労とコワバリを解消させて、膝周辺の筋力バランスを回復させる事が大切です。

【 変形性膝関節症のチェック法 】

~ 膝が伸び切らない ~

膝の内側の「コワバリ感」や「違和感」が気になった時のチェック方法として、次のような確認方法があります。

一番簡単なのが、座って、膝を床に付けるように脚を延ばしてみる方法で、「膝が伸び切らない」場合は、膝裏の筋肉が強くコワバッテいる事が考えられるので、これにより、膝関節のかみ合わせが悪くなっている可能性があります。

特に、膝裏にテレビのリモコンを差し込んで、スーッと入ってしまう場合は、膝裏が2cm以上床から浮いた状態なので、かなり膝周辺の筋肉や靭帯のコワバリが強まっている状態です。

~ 膝の特徴的な違和感 ~

また、膝裏の筋肉や靭帯のコワバリが強まると、膝裏にコワバリ感や違和感が生じるので、これらを確認してみる事も必要です。

例えば、「立った時に、膝の後ろに突っ張り感がある」、「正座すると、膝に何かが挟まったように感じる」、「3分以上正座すると、膝が辛くなる」、などです。

これらの違和感がある場合は、膝周りの筋肉や靭帯の力が弱ったり、膝の筋肉のコワバリが強まったり、これらで膝の筋力バランスが崩れていたりしている事が考えられ、更に、脚全体にコワバリが拡がっている事も考えられます。

~ 膝関節の、かみ合わせ悪化 ~

膝の状態をチェックして、このような膝周辺の筋肉や靭帯のコワバリ状態や違和感がある場合は、膝関節の前後左右の筋肉バランスが崩れて、膝関節のかみ合わせが悪くなっている事が考えられます

特に、膝に“階段昇降時の痛み”を感じる場合は、初期の『変形性膝関節症』を特定する“特異的な痛み”とされるので、変形性膝関節症の初期症状が始まっている可能性があります。

日本人の女性は、8~9割がO脚気味なので、膝周辺のコワバリ感や違和感を何度も気付かされる場合は、O脚が進んで、膝の関節のかみ合わせが悪くなり、本格的な変形性膝関節症へと進んでしまう事があります。

【 症状の悪化 】

~ そのままにしていると ~

また、膝周辺の筋肉だけでなく、加齢や運動不足などで、腰・骨盤・股関節・足首などを支えている筋肉が弱ると、立ったり、歩いたり、座ったりなどの日常動作をするたびに、膝に大きな負担がかかります

しかも、中高年になって運動不足が続いていたり、体重が増えたりしていると、動作や姿勢を保っている膝の筋肉負担が大きくなります。

この為、ジッと立っているだけでも膝に負担がかかり続けるので、膝周辺の筋肉や靭帯に大きな負担がかかり続けたり、膝周辺の筋力がアンバランスになっていたりすると、膝関節のかみ合わせが悪くなり、膝関節の軟骨に不自然な負荷がかかり続けて、軟骨が傷ついたり、すり減ったりする状態になります。

~ 膝関節の動作時の痛み ~

そして、膝の軟骨が傷んだり、すり減ったりしてくると、チョットした事でも、骨の神経が刺激されて、膝の内部から痛みが起きるようになります。

この結果、「階段を降りると、膝の内側が痛む」、「起床後、身体を動かし始めた時に、膝に痛みを感じる」、「歩き出すたびに、膝がズキズキと痛む」などが起きます。

また、動作時の痛みだけでなく、ジッとしていても、「膝が、重くて動かしにくい」、「膝関節から鈍い痛みを感じる」、などを感じるようになります。

~ 膝の筋肉のコワバリによる血行悪化から ~

更に、膝の筋肉コワバリが強まって膝の血管の弾力性が失われると、血行の悪化が慢性化するので、膝の筋肉からジンジンとする痛みがしたり、いつまでも痛みが続いたりします。

そして、「膝の内側が疼(うず)くように痛む」、「膝の内側の少し下を押すと痛い」、「シップを貼ると楽になるけど、しばらくすると膝の内側が痛くなる」なども起きてきます。

また、膝の関節が動かしづらくなると、腰や股関節にも影響して痛みが起きるようになったり、あるいは、下半身の血行悪化で全身の血液循環も悪くなってくると、身体全体の疲労感やダルサなどで悩まされたりします。

【 当院の、膝治療 】

~ 変形性膝関節症の初期症状に対して ~

変形性膝関節症は、膝周りの筋肉や靭帯が弱ったり、負担が大きくなったりするだけでなく、下半身の筋力バランスの不安定化でも引き起こされます。

この為、膝周囲だけでなく、腰や脚などの筋肉をチェックして、下半身の筋力バランスを改善すると、膝周囲の筋肉や靭帯の負荷が減り、膝関節のかみ合わせを改善する効果や、膝の敏感になっている神経が和らいで、痛みを緩和する効果があります。

当院では、変形性膝関節症の初期症状の膝の内側の「筋肉のコワバリ」や「違和感」などに対して、東洋医療をベースにしたマッサージ治療にツボ治療を加えて、腰や脚の筋肉疲労や緊張の解消と、症状の改善を行っています

~ ツボの利用 ~

変形性膝関節症の改善にツボ治療のメリットとして、ツボに神経や血管が集まっているので、身体に不調が生じると、関係する特定のツボに痛みや硬さが現れて、身体に異常が起きている事を知らせてくれる事と、反応が現れたツボに刺激を与えると、その刺激に反応して、痛みや違和感が減少したり、筋肉内の血流が改善したりする効果があるからです。

しかも、腰や脚に、昔から使われている有効なツボがあるので、これらのツボを利用する事で、下半身の筋肉のコワバリやシコリが解消され易くなり、膝周りの筋肉の不自然な負荷を減少する事ができます。

このような効果から、当院では、変形性膝関節症の初期症状に対して、マッサージ治療にツボ治療を加えて、下半身全体の柔軟性を回復させて、悪化している血流を改善し、膝の痛みの減少と、膝関節の動ける範囲(可動域)を回復させ、膝関節の安定を図っています。

~ 腫れ(むくみ)の回復 ~

また、下半身の血液やリンパ液の流れを促進させ、腫れ(むくみ)の解消も行っています。

『変形性膝関節症』は、腰や脚の筋肉のコワバリから、血液やリンパ液の流れが悪くなって、腫れができるだけでなく、腫れ(むくみ)ができると老廃物が溜まり易い状態になり、神経を刺激して、違和感や痛みが起き易くなるからです。

この為、マッサージ治療にツボ治療を加えて、血液やリンパ液の流れを活発にすると、体内の老廃物の排出が進み、痛みが減少する効果だけでなく、コワバッテいる筋肉の回復効果が大きくなります。

~ 痛みや無理が無いように ~

動作時に、膝の内側の違和感が気になったら、足腰のコワバリ箇所や筋肉の不均衡状態をチェックをして、①筋肉の緊張の緩和、②膝関節の可動域の維持、③痛みの緩和などを行い、『変形性膝関節症』の進行を防ぐ事が大事です。

当院は、患者に痛みや無理が無いように、東洋医療をベースにしたマッサージ治療で、脚の筋肉のコワバリの除去や、関節可動域の改善、血液循環の促進を行い、変形性膝関節症の進行抑制と膝の痛みの緩和を行っています。

マッサージの施術時間は、15分からです。  関連する痛みやしびれなどの症状の、ご相談は、[メール]、または[電話]で、お受けしています。

 

 

 

四十肩・五十肩の、リハビリ治療とマッサージ治療

【(症例)痛み・しびれ 】

四十肩・五十肩の治療で、肩の激しい痛みに悩まされた『急性期』を過ぎて、少し痛みが落ち着く『慢性期』になると、治療方針として、肩関節の動きの改善と、痛みを和らげる為にリハビリ治療に移っていきます。

しかし、リハビリ治療は『セルフリハビリテーション』が基本になるので、肩を動かした時に、ニブイ痛みや鋭い痛みに襲われると、「どういう風にリハビリをしたら良いか、分からない」といった事が、しばしば起きます。

四十肩・五十肩の症状や体調に合わせて、硬くなっている首や背中の筋肉を和らげて肩の負担を軽減したり、動きの悪くなっている肩甲骨の動きをスムーズにしたりする為に、東洋医療系のマッサージ治療を利用すると、肩全体の柔軟性や血流の改善になり、炎症や痛みの緩和が期待できます。

【 リハビリ治療 】

~ 肩の動きを回復する為に ~

四十肩・五十肩の『慢性期』に入ると、硬くなった肩関節の回復を促し、運動障害が残らないようにする為に、ストレッチや運動などのリハビリ治療が中心になります。

肩の痛みを避けて肩関節を動かさないでいると、肩周囲の筋肉や靭帯が硬く固まって、動く範囲が限られ、「腕を上に挙げられない」、「腕が回せない」などや、無理して肩を動かそうとすると痛みが生じるからです。

この為、ストレッチや運動などで肩関節を少しずつ動かす事で、肩周囲の筋肉や靭帯のコワバリを和らげ、悪化した血行を回復させて、これにより肩の痛みを抑えながら、肩関節の動かせる範囲を少しずつ拡げていきます。

~ 自分で調整するセルフリハビリテーション ~

しかし、リハビリ治療は、「痛みの程度は、自分しか分からない」為に、リハビリの内容や強さを“自分で調整”する『セルフリハビリテーション』が基本になるので、リハビリの趣旨や方法を教えてもらっても、「自分の肩の痛みや症状に合わせて、どのようにリハビリをして良いか分からない」といった事が、しばしば起きます

しかも、肩の動きを良くする為に、無理の無い範囲で動かすだけでなく、肩関節の動く範囲を拡げる為に、時々、腕が挙がるまで挙げたり、腕が回せるまで回したりする事が必要になるので、どうしても痛みが起きます。

このような痛みを警戒しながら、根気強くリハビリを続けねばならないので、何度も肩に痛みが起きたり、肩の動きの改善が感じられなかったりすると、自分の『セルフリハビリテーション』に疑問が生じたり、「本当に良くなっていくのだろうか?」と不安になったりします。

~ 振子(ふりこ)体操、アイロン体操 ~

また、背中の肩甲骨周りの筋肉のコワバリをほぐして、血行を改善する為に、『振子体操』や『アイロン体操』などの運動(右図)を行いますが、この運動も、「どのように運動をしたら良いか、分からない」といった事が起きます。

これらの運動は、腕を垂らした状態で、腕の遠心力を利用するストレッチなので、肩甲骨が動く事を理解して、自分で肩甲骨の動く感触を確かめながら動かさないと、腕を振り回すだけになり、肩や肩甲骨周囲の筋肉のストレッチにならないからです。

反対のケースとして、肩や背中の筋肉のコワバリとムクミに悩まされていたり、筋肉内に痛みを発するシコリができていたりすると、「筋肉のコワバリやシコリを解消しよう!」と力んで、逆効果になる事もあります。

【 巻き肩の影響 】

~ 肩の痛みから、巻き肩に ~

更に、リハビリ治療を困難にさせる『巻き肩(右図)』の影響があります。

巻き肩は、前かがみになってデスクワークや手作業をしていると、それに合わせて肩甲骨が肩方向に持ち上がるので、そのままの姿勢が続くと、背中の筋肉がコワバッテ、肩甲骨が肩方向にズレタ状態になり、肩凝りや首の痛み、更に背中の血行悪化と凝りの原因になります。

この為、四十肩・五十肩の肩の痛みで、肩をすぼめる姿勢が多くなると、肩甲骨が肩方向に持ち上がって、ズレタ状態になるので、肩関節の動く範囲が制限されるだけでなく、背中の血行悪化と凝りが強まり、炎症や痛みが解消しづらくなります

~ 肩甲骨の動きの制限 ~

巻き肩が強まると、肩甲骨が肩近くに張り付いた状態になるので、『振子(ふりこ)体操』や『アイロン体操』を行っても、肩甲骨周りの筋肉のコワバリをほぐすのが困難になります。

また、これらの体操で、肩甲骨や肩関節を動かす事ができても、滑らかな動きができなくなるので、断続的な不自然な動きや、あるいは、骨が擦れ合うようなゴリゴリ音がします。

しかも、巻き肩のコワバリをほぐすのが困難なので、肩甲骨からの不快な音が気になったり、「リハビリをしても、コワバッテいる肩関節の動きが改善されない」と感じたりします。

【 肩のズキズキする痛みや重ダルサから 】

~ 血流の悪化から、神経が敏感に ~

しかも、肩や背中の血流の悪化やコワバリで、神経が敏感になります

この結果、背中に鈍痛が続いたり、チョッとした肩の動作で痛みが起き易くなったりします。

そして、背中の鈍痛や、肩の痛みを繰り返すと、肩関節を袋のように包んでいる肩の関節包が縮み、硬くなるので、神経を刺激して悪循環にもなります。

~ いろいろな身体の不調 ~

また、背中の血流の悪化やコワバリが強まると、胸の圧迫感や締め付け感なども強まるので、胸苦しさを感じるようになります。

更に、肩や背中の血行の悪化で、背中に“むくみ”が生じて、背中に腫れぼったさに悩まされたり、背中の「重ダルサ」や「ズキズキ感」に苦しめられたりします。

中には、肩周囲のコワバッタ筋肉が、肩から腕に伸びる神経を圧迫して、シビレや痛みを引き起こすので、「常に腕をさすっていないと我慢できない」と、訴える人もいます。

~ 腰痛も起き易く ~

肩や背中の痛みや不快感が続くと、腰痛も起き易くなります。

肩の痛みを避ける為に不自然な姿勢が続いたり、背中のコワバリが強まったりするので、上半身の安定を保つ腰の負担が増す為です。

特に、座っている事が多かったり、運動不足になったりすると、「いつも腰にダルイ感じがする」とか、動作時に「ギックリ腰を起こすかも?」と、腰の状態が気掛かりになったり、不安になったりします。

【 筋肉バランスの片寄りや、自律神経の不安定化 】

~ 筋肉のコワバリと、治療期間 ~

四十肩・五十肩で、痛みを我慢する姿勢が続いたり、肩や背中の筋肉のコワバリが強まったりすると、肩・背中・胸の筋肉バランスが崩れ、骨格を取り巻いている姿勢維持する筋肉にも影響します。

しかし、リハビリ治療のストレッチや体操だけで、これらの筋肉をほぐして、筋肉のバランスを整え、肩や背中の血行を回復させる事は困難です

特に、デスクワークなどで、肩周囲の凝りやコワバリが強まっていたり、巻き肩になって肩関節の動き悪くなっていたりすると、ますます難しくなります。

~ 自律神経系の働きの不安定化 ~

また、肩に絶えずズキズキする痛みや重ダルサが続くと、体調を保つ自律神経系の負担が大きくなり、身体の不調が起きます。

例えば、首の痛みや頭重感、頭痛、めまい、食欲不振などの胃腸障害などが起きたり、精神的にも、イライラ、不安感、落ち込み、やる気が出ない、ゆううつ、疎外感、などに悩まされたりします。

しかも、四十肩・五十肩で、肩の関節や筋肉などのコワバリが強まって硬くなっていたり、巻き肩になって肩甲骨が背中の筋肉に張り付いた状態になっていたりすると、回復に、かなりの治療期間を要します。

【 当院の、四十肩・五十肩の回復治療 】

~ 東洋医療をベースにしたマッサージ治療 ~

当院では、四十肩・五十肩の回復効果を高める為に、東洋医療をベースにしたマッサージ治療で、肩や背中の筋肉の弾力性や柔軟性を回復させて、血行やリンパの流れを改善し、これらによって体調の改善を行っています

東洋医療をベースにしたマッサージ治療は、もともと、疲労や緊張などの慢性化による痛みの改善に適しているので、四十肩・五十肩による、肩や背中のコワバリ解消、悪化している血行の促進、老廃物の排出促進、痛みの緩和と体調回復などにも適しています。

首や背中の筋肉を、体調や症状に合わせてほぐす事で、血流を改善し、肩の負担を軽減します。

~ ツボ治療を加えて ~

当院では、マッサージ治療に、ツボ治療を加えて、四十肩・五十肩の回復を行っています。

ツボが、身体の異常を知らせる箇所であり、症状を改善する箇所でもあるので、四十肩・五十肩の治療のように、筋肉の柔軟性の回復や血行の改善が必要になる治療には、ツボの特徴を利用して、身体の調子(治る力)を上げていく事が必要になるからです。

例えば、ツボ刺激を利用して肩甲骨周辺の筋肉の柔軟性を回復させていくと、筋肉の弾力性や柔軟性が改善されてくるので、これによって、肩甲骨と肩の動く範囲が拡がって改善し、リハビリ治療が行い易くなります。

~ 他動運動を取入れて ~

更に、当院では、肩関節の可動域の拡大の為に『他動運動』を取り入れて、肩甲骨周辺のコワバリ解消を行っています。

『他動運動』は、本人は力を抜いた状態で、本人以外の施術者が、関節をコントロールしながら動かす治療法です。

背中の肩甲骨を『他動運動』によって、上下左右に動かしていく事で、無理無く、そして痛みも無い状態で、肩甲骨周辺のコワバリを解消する事ができるので、それにより、肩関節の動く範囲を拡げられ、悪化している血流の改善と共に、敏感になっている神経を和らげる事もできます。

~ 不快感の解消や体調の回復も ~

四十肩・五十肩の回復には“リハビリ治療”が重要ですが、『セルフリハビリテーション』になるので、事前に、筋肉のコワバリを解消し、血行を改善させて、無理のないように進める事が大切です。

当院は、体調や症状に合わせて回復力を取り戻す事を目的に、東洋医療をベースにしたマッサージ治療で、肩関節や肩甲骨の可動域の回復を行い、更に、循環改善による不快感の解消や体調の改善を行っています。

マッサージの施術時間は、15分からです。  関連する痛みやしびれなどの症状の、ご相談は、[メール]、または[電話]で、お受けしています。

土踏まずや踵などの、足の裏の痛み(足底腱膜炎)

【(症例)痛み・しびれ 】

足の裏側が、「朝起きて立った時に、いきなりズキンと痛む」、「立ち仕事をしていると、痛み出す」、「ジョギングやランニングで走り出した時に、痛む」、「事務所で、サンダルやスリッパを履いていると、ジンジンと痛む」などが起き、それでも、しばらく歩いていると、痛みが無くなる症状があります。

これを『足底腱膜炎(または足底筋膜炎)』と言い、足裏から痛みが生じる原因として、足裏の衝撃を吸収しているアーチ状の足底腱膜が、「長時間の立ち仕事や外回りの仕事で、負荷が増した」、「サンダルやスリッパを履き続けた為に、延ばされ続けた」、あるいは、「運動不足や加齢で、足裏の筋肉が弱まった」などで、足底腱膜に無数の微細な断裂(傷)が発生した為です。

酷くなると痛みで歩けなくなってくるので、初期のうちに、足裏やふくらはぎの筋肉の柔軟性を回復させ、更に、下半身の疲労箇所とコワバリ箇所をチェックして、これらを解消し、足裏の負荷を軽減させる事が必要です。

【 足底腱膜炎 】

~ 足裏への負荷から ~

長時間の立ち仕事や歩き仕事、硬い路面でのウォーキングやランニング、運動不足や脚の血行悪化、あるいは、サンダルやスリッパを履き続けたなどで、足裏に負荷がかかり続けた為に、足の土踏まず付近や踵(かかと)に強い痛みが起きる事があります

この症状を『足底腱膜炎』と言い、軽い症状を含めると、生涯に10人に1人が経験すると言われる、比較的ポピュラーな足の痛みです。

足底腱膜炎の“足底腱膜”は、踵(かかと)の骨から足の指にアーチ状に拡がって、足の土踏まずの“くぼみ”を作っている部分で、体重をしっかりと支えたり、地面からの衝撃を吸収したりする為に、アキレス腱と同じように、丈夫で強靭な繊維状の“腱”になっています。

~ 過度な圧で微細な断裂が ~

ところが、足底腱膜が丈夫で強靭な腱であっても、長時間の歩行や立ち仕事をしていたり、運動で脚に強い負荷がかかったり、一日中サンダルやスリッパで歩いていたりすると、足底腱膜に過度な圧がかかり続けたり、足底腱膜が許容限度を超えて引き延ばされたりします。

この結果、足底腱膜が耐えきれなくなって、無数の“微細な断裂(傷)”が生じてしまうと、立った時や歩いた時などに、断裂部分が圧迫されて痛みが起きたり、あるいは、治りかけていた断裂部分が再び引き裂かれて、強い痛みが起きたりします。

しかも、「硬い革靴を履いて歩き続けた」、「仕事で重いカバンを持ち続けた」、あるいは、「腰の痛みや疲れ」、「体重の増加」などが加わると、余計に、足底腱膜のアーチに過度な圧がかかるので、断裂が拡がったり、悪化したりします。

~ 初期ならば ~

しかし、このような痛みが起きても、初期ならば、しばらく歩いているうちに、次第に痛みが無くなります。

歩いているうちに、足裏全体の筋肉の柔軟性が高まって、足裏が引き延ばされるのが少なくなったり、断裂部分が刺激されなくなったりする上に、足裏の血行が良くなるので、断裂部分の修復が進むからです。

しかし、痛みが消えても、足底腱膜の断裂が回復しないと、立ったり歩いたりすると、再び痛み出したり、断裂部分の神経が敏感になっているので、ジッとしていてもジンジンと痛みを感じたりします。

【 足裏に柔軟性が無くなったり、弱くなったりすると 】

~ 運動不足や加齢 ~

また、足底腱膜炎は、運動不足や加齢で、痛みを引き起こす事もあります。

足裏の筋肉や腱が弱くなったり、足裏の筋肉や腱の柔軟性が無くなったりすると、チョッと歩いたり、立っていたりしただけでも、足底腱膜に大きな負荷となって“微細な断裂”が生じてしまうからです

この為、「運動不足になっているので、久しぶりに歩いた」、「無理して目的地まで歩いた」、「仕事を終えて家に戻ってから、更に立ち仕事をした」、「高齢になって脚が弱っているが、近所なので、突っかけサンダルで歩いた」などで、足裏の痛みを引き起こします。

~ 妊娠や肥満、冷え ~

また、妊娠や肥満、下半身の冷えなども、足底腱膜炎を引き起こす原因になります。

妊娠や肥満などで、体重が増加したり、反り気味になって腰やお尻で体重を支えるようにしていたりすると、気づかないうちに、足裏の負担が大きくなるからです。

しかも、妊娠や肥満で、下半身の血行が悪くなっていたり、下半身に冷えがあったりすると、脚に筋力低下や疲労が起き易いので、足裏の負荷が大きくなって、足裏に痛みを引き起こします。

~ そのままにしていると ~

しかし『足底腱膜炎』は、足裏に見た目でわかるような腫れや赤みが無く、しかも、しばらくするうちに痛みが無くなるので、ほとんどの場合、そのままにして、様子を見るだけが多くなります。

ところが、立ったり歩いたりする為に、足裏への負荷が続いて、“微細な断裂”が治りきらずにいたり、足裏の柔軟性が無くなっていたり、弱くなっていたりすると、毎日の動作で足裏に負荷がかかるたびに、治りかけた断裂が再び拡がったり、周辺に新たな断裂ができたりします。

この結果、歩き始めや立ち上がりに、毎回、足裏の土踏まずあたりに「ズキン!」と鋭い痛みがしたり、足裏の断裂部分の炎症で熱を持っているように感じたり、いつまでも足の裏や指の付け根がジンジンと痛みを感じたりするだけでなく、更に、歩いたり、立ったりするたびに、踵(かかと)の骨の足底腱膜が強く引っ張られるので、踵からも「ピリッ!」と強い痛みが起きる状態になったりします。

【 治りづらい足裏の治療 】

~ 保存療法 ~

足底腱膜炎の病院での治療は、痛みが強い場合には、麻酔を使って痛みを軽減しますが、足裏の無数の微細な断裂(傷)が痛みの原因になっているので、多くの場合、よほどの事が無い限り、保存療法になります。

例えば、保存療法として、足裏の痛みを和らげる為に、足裏に湿布を貼ったり、テーピングをしたり、足裏の痛む部分をくりぬいたインソールを使ったり、そして更に、ふくらはぎの筋肉と足底腱膜の柔軟性を回復させる為に、ストレッチやセルフマッサージなどを指導したりします。

これらの治療で、足裏の断裂の自然回復を促し、更に、ふくらはぎの筋肉の柔軟性を取り戻して、足裏にかかる負荷を減らすようにしています。

~ 治療期間 ~

病院の保存療法は、身体の自然回復を待つ治療法なので、どうしても治療期間が必要になります

ところが、治療期間中も、立ったり歩いたりする事が必要になるので、治りが悪くなります。

この為、足裏の痛みを我慢する日が続いてしまいます。

~ 下半身の緊張や疲労の解消も ~

また、腰や脚などの下半身に緊張や疲労が強まっていると、下半身の筋力のアンバランスや筋肉のコワバリなどで、足裏のアーチに大きな負荷をかけ続けてしまうので、腰や脚などの下半身の緊張や疲労を解消して、筋肉バランスを回復させる事も必要です。

この為、「ふくらはぎのコワバリ」、「脚のダルサ」、「腰の鈍痛」などを確認して、これらの疲労箇所や緊張箇所を回復させる事が必要です。

しかし、下半身に疲労箇所や緊張箇所があっても、ハッキリとした自覚が無い事が多いので、足底腱膜炎による痛みを繰り返したり、治療期間が長くかかったりします。

【 当院の、足底腱膜炎の治療 】

~ マッサージ治療にツボ治療を加え ~

足底筋膜炎は、下半身の筋肉や足底筋膜の柔軟性が無くなり、足底筋膜が引き延ばされて、無数の断裂が生じた事が原因なので、筋肉のコワバリ箇所や血行の悪化箇所を確認して、筋肉の柔軟性と血行を回復させる事が必要です。

この為、当院では、足底腱膜炎に対して、東洋医療をベースにしたマッサージ治療にツボ治療を加えて、症状を回復させ、痛みの解消を行っています

マッサージ治療にツボ治療を加えているのは、脚や腰に、昔から利用されている、いくつもの有効なツボがあるので、脚・腰に反応点として現れたツボを『治療点』として利用すると、足底腱膜の損傷の自然回復を高められ、治療期間を短縮できるからです。

~ ツボ利用の効果 ~

例えば、ツボは神経や血管が集まっている箇所なので、足裏の痛み解消に『治療点』であるツボを確認して刺激を加えると、その刺激に順応して、筋肉内の血流が高まって損傷の回復が進んだり、神経過敏が和らいだりして、痛みや違和感が減少する効果があります。

更に、血行の悪化で不要な老廃物が溜まっていたのが、ツボ治療で、血流が改善されて排出され易くなるので、それによって、足裏の神経の興奮が鎮まり、足裏の痛みや違和感が和らいで解消する効果もあります。

これらにより、初期の足底腱膜炎の段階ならば、下半身の筋肉のコワバリを解消させるだけでも、足裏の腱膜の負荷が減り、一回の治療でも痛みの減少効果があります。

~ 下半身の緊張や疲労のチェックと解消 ~

更に、当院では、足底腱膜炎の再発を防ぐ為に、腰を含めて下半身の緊張や疲労のチェックを行い、それらを解消させています。

下半身に緊張箇所や疲労箇所があると、仕事や家事、あるいは、加齢や運動不足などで、脚のコワバリや血行悪化の原因となって、足裏に影響を与えるからです。

腰や太ももの緊張や疲労を解消させて、脚のコワバリやシコリを解消していくと、足裏への負荷が軽減して、痛みの再発防止になるだけでなく、脚の自然な柔軟性が回復するので、軽くなった感じになり、下半身がスッキリした感じになります。

~ 治療期間の短縮と、再発防止 ~

足底腱膜炎の痛みを解消させるには、足底腱膜とふくらはぎの筋肉の柔軟性回復だけでなく、下半身の緊張や疲労を解消させて足裏の負荷を減らす事が必要なので、下半身の状態を確認して、柔軟性を回復させる事が必要です。

当院は、マッサージ治療とツボ治療で、下半身や足底筋膜の疲労や緊張を解消させ、それによって、血流や柔軟性の回復を行っているので、足底腱膜炎の治療期間が短く済み、再発防止の効果もあります。

マッサージの施術時間は、15分からです。  関連する痛み・しびれなどの症状の、ご相談は、[メール]、または[電話]で、お受けしています。

立ち仕事の腰痛と、疲労対策

【(症例)痛み・しびれ 】

毎日の立ち仕事で、身体に疲労や負担が溜まって、腰の筋肉がコワバッテくると、「腰が重ダルイ」、「腰がウズウズと痛む」、「ギックリ腰の不安」、「脚のシビレ感」などが起き、更に、腰の疲れが慢性化してくると、体調を悪化させる原因になります。

これらの為に、片足に体重を乗せて「休め」のポーズを取ったり、背中の力を抜いて立っていたり、疲労感や痛みを少なくさせるような姿勢で立っていたりしても、身体の軸となる背骨と骨盤のバランスを崩してしまうので、次第に、疲労や痛みを身体全体に拡げたり、強めたりします。

腰の痛みと身体の疲労が続く場合には、腰の筋肉と身体のバランスを回復させる事が必要なので、腰を含めて身体の疲労箇所やコワバリ箇所を確認して、筋肉の柔軟性と血行の改善を行い、痛みやダルサを引き起こしている神経を鎮め、そして、コワバリで悪化した姿勢を整える事が大切です。

【 立ち仕事から腰痛や、体調悪化に 】

~ 筋肉のコワバリから血行の悪化に ~

お店の接客や、商品販売、警備、作業などで、毎日、立ち仕事をしていると、身体を支える腰に負担がかかり続ける為に、腰の痛みやダルサなどが起き易くなります。

腰は身体の中心にあって、上半身と下半身とを連結しているので、立ち仕事を続けて腰の負担が大きくなると、脚や腰の筋肉がコワバッテ、血行が悪化し、姿勢を保つ筋肉に必要な新鮮な栄養や酸素の取入れができなくなったり、不要になった老廃物が排出しづらくなったりして、神経を刺激して痛みやダルサなどを引き起こす為です

特に、身体を動かす事が少ない立ち仕事の場合は、筋肉の血液を流す働きも低下してしまうので、余計に、疲労・痛み・ダルサなどが起き易くなります。

~ 疲労や緊張に敏感に ~

また、立ち仕事で腰の疲労や緊張が続くと、腰だけでなく、腰まわりの筋肉もコワバッテくるので、脚や背中も疲労感や不快感が拡がります。

しかも、この状態が続いたり、繰り返されたりすると、神経が疲労や緊張に敏感になってくるので、チョッと立っていたり、軽い荷物を持っていただけでも、すぐに腰に疲れや痛みを感じたり、背中に疲れやニブイ痛みがしてきたりします。

この為、腰に疲労感や鈍痛(どんつう)が続く状態になったり、身体に疲労感や不快感が慢性化したりします。

~ 体調の悪化 ~

また、腰の筋肉のコワバリが慢性化して、腰や脚の血行悪化が続くと、下半身に冷えの状態が生じ、それによって下痢や便秘が起き易くなります。

更に、腰の血行悪化で下腹部の体温が低くなると、胃腸の働きを悪化させるだけでなく、自律神経の乱れを引き起こすので、疲労感やダルサに悩まされたり、肩こりや背部痛などが強まったり、身体の不調感から、イライラや不安感などが起き易くなったりします。

しかも、下半身は、重力の影響で、身体の血液の約7割が集まるので、下半身の血行が悪くなると、全身の血液循環に影響して血行が悪くなるので、これによっても、「背中の筋肉がコワバッテ、疲れる」、「背中に凝りや痛みを感じる」、「身体が重たい」などが起きます。

【 楽に感じる姿勢 】

~ 腰の疲労感や痛みを和らげる為に ~

また、立ち仕事で、「腰が、重い、ダルイ、疲れる、張リを感じる」とか、「腰に、イヤーな感じがする」などがすると、楽に感じる姿勢をとります。

例えば、少しでも腰の疲労感や痛みを和らげようと、片足に体重をかけた「休め」のポーズをとったり、背中の力を抜いてダランとした猫背気味で立ったり、疲労感や痛みの少ない姿勢で立ったり、などをします。

このような姿勢をすると、疲労感や痛みのする筋肉の負担が少なくなるので、一時的であっても、腰や身体が楽に感じられます。

~ 身体のバランスが崩れて ~

しかし、これらの姿勢は、どちらか一方の脚に体重をかけ続けたり、いつもと違う箇所に負荷がかかり続けたり、姿勢を維持するはずの筋肉の力を抜いていたりするので、身体のバランスが崩れて、身体の一部の血行が悪くなったり、身体の一方に体重をかけ続けるので、次第に、体重をかけた筋肉に疲労が蓄積したりします

しかも、このような楽に感じる姿勢をしていると、身体のバランスが崩れたり、身体の血行が悪くなったりするので、身体の自然回復力も追いつかなくなります。

この為、始めは楽に感じていても、次第に、身体のいろいろな所に疲労や痛みを感じる状態になったり、もともと筋肉疲労していた部分からズキズキ・ジンジン・ビリビリとした痛みが起きたりします。

~ 腰の不安から ~

更に、腰に不快な違和感や痛みが続くと、「腰は、大丈夫かな?」とか、「何かのキッカケで、ギックリ腰を起こすのでは?」と、腰の不安が増します。

また、これによって、「身体の調子が何となく悪い」という状態になったり、疲れ易くなったり、血行不良による痛みが起き易くなったりします。

この結果、腰の不快な違和感や痛みから、仕事や家事に支障をきたしたり、毎日の体調に影響を及ぼしたりしてしまいます。

【 腰の疲労や緊張の解消 】

~ 疲労回復 ~

このような、立ち仕事による腰の違和感や痛みを和らげたり、解消したりする為に、ちょっとした仕事の合間や休憩している時に、こまめに下半身を屈伸したり、身体を伸ばすストレッチをしたりして、血行を保つ事が勧められています。

また、就寝前や入浴後などに、ふくらはぎや膝裏の筋肉のコワバリを解消し、腰の疲労をシッカリと回復させる事も勧められています。

最近では、運動後に“クールダウン”を行うように、立ち仕事の直後に、身体の疲労物質を効率的に排出させる為に、あえて軽く身体を動かして血行を改善させる『積極的休養』と呼ばれる“疲労解消法”も勧められています。

~ なかなか困難な疲労回復 ~

しかし、腰や脚に、いつも不調を感じる状態になっていると、かなり筋肉がコワバッタ状態になっていたり、それにより、脚・腰の関節の動きが悪くなって動かしづらくなったりしているので、腰や脚の疲労解消が困難になります

しかも、立ち仕事を毎日していると、筋肉のコワバリ部分や血行の悪化箇所が拡がって、筋肉の疲労部分が分かりづらくなったり、ポイントが絞りづらくなったりします。

この為、疲労した筋肉をほぐして血行を改善し、身体に溜まった老廃物を排出させて、体全体に酸素や栄養が行き届くようにする事が必要だと分かっていても、「腰に気になる症状があっても、仕方がない」と思ったり、立ち仕事に慣れるのを期待したりしてしまいます。

~ 疲労感がマスクされて、自覚しづらく ~

また、仕事の責任感や義務感を強く意識していたり、達成欲が大きかったりすると、疲労感がマスクされて、ハッキリと自覚しづらくなり、「それほど、疲れを感じない」となる事があります。

しかし、毎日の立ち仕事で、疲労が蓄積すると、身体に疲労サインが現れてくるだけでなく、回復力が低下します。

この結果、「疲れが翌日まで残る」、「目覚めてから起き上がるのに時間がかかる」、「日中、ボーッとする」、「身体がダルイ」、「動きが重たい…」などが続いたり、「集中力が無くなった」、「イライラする事が多い」、「食欲がない」、などが起きたりします。

【 当院の、立ち仕事の腰痛治療 】

~ ツボ治療を加えて ~

当院では、このような立ち仕事の腰痛と身体の疲労に対して、東洋医療をベースにしたマッサージ治療にツボ治療を加えて、体調改善を行っています。

腰や脚には、昔から知られている血行を良くするツボや、あるいは、疲労を回復させる“健脚のツボ”などが、いくつもあるので、立ち仕事でコワバッテいる筋肉の疲労回復に効果を発揮するからです

しかも、ツボは、神経や血管が集まっている箇所なので、身体に異常が起きている事を知らせたり、病状を改善させたりするので、本人が気付かない疲労箇所や緊張箇所を確認したり、これらの箇所を回復させたりする効果もあります。

~ 神経や血管が集まっているツボ ~

例えば、腰から下に太い動脈や神経が通っているので、マッサージ治療とツボ刺激を併用して、股関節や筋肉の柔軟性を回復させて、下半身の血行を促進させると、身体の体調回復に効果があるだけでなく、疲労や緊張で敏感になっている神経が和らぐ効果あります。

これは、ツボに神経や血管が集まっているので、身体に不調が生じると、関係する特定のツボに痛みや硬さとなって現れて、身体に異常が起きている事を知らせてくれたり、それらのツボに刺激を与えると、その刺激に反応して、筋肉内の血流が改善したり、痛みや違和感が減少して緩和したりする効果があるからです。

この為、反応が現れているツボを確認して、症状や体調に合わせて刺激すると、筋肉のコワバリが解消されて血行が改善し、それによって、疲れや痛みが減少してくるのを感じます。

~ 気付きにくい疲労やコワバリの確認 ~

また腰は、身体の姿勢を支える筋肉と共に働いているので、立ち仕事の腰痛改善と身体の疲労回復には、身体の状態を確認して回復力を取り戻す事が必要です。

この為、当院では、背中や脚などの血行やリンパの流れを、ツボ治療とマッサージ治療を使って、筋肉の弾力性や柔軟性を高め、肩こり・腰痛などの痛みを改善しています。

東洋医療をベースにしたマッサージ治療は、一人一人の体調や症状に合わせて、背中や脚などの疲労やコワバリの箇所を確認して回復させるので、無理が無く、安全で効果的です。

~ 体調改善に ~

腰の不快な違和感や痛みは、毎日の体調に影響を及ぼしたり、仕事や家事に支障をきたしたりするので、痛みや不快感がある場合は、しっかりと筋肉や血行の回復を行い、体調を改善させる事が必要です。

当院では、マッサージ治療にツボ治療を加えて、筋肉の緊張解消や血行促進を行う事で、痛みやダルサを引き起こしている神経の過敏状態を鎮め、体調改善を行っています。

マッサージの施術時間は、15分からです。  関連する痛み・しびれなどの症状のご相談は、[メール]、または[電話]で、お受けしています。

 

 

妊娠中の、妊婦さんのお尻の痛み

【(症例)痛み・しびれ 】

妊娠して数ヶ月すると、立ち上がった時や、歩いている時に、突然、お尻からビリッとしたシビレや、ジンジンと疼くような痛みが起きたり、更に、ピリピリするシビレで脚を動かせなくなったりする事があります。

これは、妊娠して体重が増えたり、お腹が大きくなって腰やお尻で上半身を支える“反り腰”が多くなったり、出産に向けて骨盤の靭帯が緩んだりしてくると、骨盤を支えるお尻の筋肉が硬くコワバッテ、動作時に坐骨神経を圧迫し、刺激してしまうからです。

お腹が大きくなるにつれて、お尻の痛みとシビレが起き易くなるので、改善して予防するには、お尻の筋肉の過緊張を緩めて坐骨神経への圧迫を和らげ、そして、体調を整えて腰やお尻にかかる負担を少なくする事が大切です。

【 坐骨神経痛 】

~ お尻の奥の痛み ~

妊娠して5ヶ月目ぐらいから、あるいは早いと、妊娠一か月目あたりから、身体を動かした時に、お尻の奥にニブイ痛みを感じたり、お尻から突然ピリッ!と痛みが起きたりする事があります。

よくあるのが、「ソファに座っていると、尾底骨あたりから疼くような痛みがする」、「朝、起きる時に、お尻から痛みとシビレがする」、「立って前かがみになると、お尻の奥がピリッと痛む」、などです。

このような、今迄に、経験した事が無い痛みが何度も繰り返されると、「妊娠して、身体に異常が起きたのでは…?」と、思わず、不安になってしまいます。

~ 梨状筋症候群 ~

しかし、このシビレと痛みは、病気というよりも、妊娠して、お尻の筋肉の負担が増した為に、お尻の筋肉が硬くコワバッタ状態になり、奥の坐骨神経が圧迫された為です

一般的に『坐骨神経痛』と呼ばれますが、病院の診断名では、お尻の奥の梨状筋(りじょうきん)と呼ばれる筋肉がコワバッテ、坐骨神経を圧迫し、シビレと痛みを引き起こすので『梨状筋症候群』と言います。

『梨状筋症候群』は、お尻の筋肉に負担がかかり過ぎた事が原因なので、ランニングやサイクリングで股関節に大きな負担がかかり続けたり、デスクワークや運転などで長時間座り続けていたりすると、お尻からシビレと痛みが起き易くなります。

~ 太ももの付け根あたりや、お腹からも ~

妊婦さんの場合は、妊娠して体重が増えたり、あるいは、お腹が大きくなった姿勢を、腰を反らして腰やお尻で体重を支える“反り腰”になったりして、お尻の筋肉の負担が強まった事が、お尻の奥の坐骨神経を圧迫する原因になっています。

また、骨盤周囲の筋肉のコワバリで骨盤のバランスが崩れると、骨盤の下部の鼠蹊部や恥骨に負担がかかって、太ももの付け根あたりから、痛みが起きる事もあります。

しかも、このような痛みに悩まされると、下腹部の緊張が強まるので、お腹が張るような感じがして、お腹がジンジンと疼くような感じがする事もあります。

【 お尻のコワバリの原因 】

~ 体重増加と、反り腰 ~

通常ならば、お尻の筋肉は、絶えず“縁の下の力持ち”として、身体を支えているので、座る・立つ・歩くなどの日常動作で、お尻から痛み感じる事はありません。

しかし、妊娠して、体重が増えて、身体のバランスが変わってくると、お尻の筋肉に、今迄無かったような大きな負担がかかってくるので、“縁の下の力持ち”の許容範囲を超えてしまい、お尻の筋肉が硬くコワバッタ状態になり、坐骨神経を圧迫して、シビレを伴った痛みを起こします

しかも、お腹が大きくなると、お腹を前に出して、上半身が反った“反り腰”になるので、ますます、上半身の体重がお尻の筋肉に負荷がかかるようになり、お尻の奥の筋肉のコワバリが強まって、坐骨神経への圧迫が増し、痛みが起き易くなります。

~ 女性ホルモンの分泌増加 ~

また、お尻に痛みを起こす原因として、出産に向けて、赤ちゃんが産道を通り易いように、女性ホルモン(リラキシン)が増えてくる事も、大きく影響しています。

このホルモンの分泌量が増えると、骨盤を固定している靭帯が緩んでくるので、骨盤回りの筋肉に、骨盤を支える負担が増す為です。

この結果、骨盤を固定している靭帯が緩んでくると、骨盤の下側の恥骨部分の筋肉に負荷がかかってくるので、「起き上がったり、寝返りをしたりした時に、恥骨がズーンと痛む」、「立ち上がる時に、恥骨のあたりが“ピキーン”と痛みが走る」、などが起きます。

~ 痛みの予兆 ~

お尻に、このような痛みが起きてくる前に、予兆として、「下半身が何となく、むくんだような、ボテッとした感じ」とか、「骨盤周りの重ダルサ」などに、気づかされる事があります。

これは、妊娠して、お尻や腰の筋肉に負担が増してくると、お尻や腰の筋肉内に疲労物質が溜まったり、必要な酸素が不足したりするので、お尻や腰に疲労感やダルサを感じたり、毛細血管の血行の悪化で、お尻や腰の皮下に水分が溜まって“むくみ”が生じたりするからです。

この結果、お尻や腰の「疲労感やダルサ」、「ボテッとした感じ」、そして、「骨盤周りの重ダルサ」などを繰り返しているうちに、お尻や腰の筋肉にかかる負荷が大きくなると、お尻の筋肉の梨状筋が硬くコワバッタ状態になり、奥の坐骨神経を圧迫して、お尻からジンジン、チクチク、ビリビリとした痛みが起きるようになります。

【 お尻の痛み緩和 】

~ 使えない痛み止め ~

妊婦さんに『梨状筋症候群』が起きると、「シビレと痛みが怖くて、ずうっと座っていられない」、「寝ていても、お尻に体重をかけられなくなる」、「脚が引きつって、動かせなくなる」など、毎日の生活に支障をきたしてしまいます。

しかも、以前に、ギックリ腰の経験がある妊婦さんは、腰に疲労や緊張が溜まってくると、お尻の痛みがキッカケになって腰の神経が反応して、ギックリ腰を誘発してしまう危険性があります。

この為、お尻や腰に、重たい感じや痛みを感じると、痛み止めの薬を服用したくなりますが、お腹の赤ちゃんや妊娠中の身体の事を考えると使えないので、我慢せざるを得ません。

~ 妊婦さんのストレッチ ~

このような事から、妊婦さんの『梨状筋症候群』の予防や緩和に、塗薬や湿布薬の使用、あるいは、コワバッテいる梨状筋を緩めるストレッチ運動が勧められています。

しかし、皮膚の表面からの塗薬や湿布薬は、痛みを解消する効果が限られる上に、ストレッチ運動は、お尻の奥の疲労箇所や緊張箇所が分からなかったり、お尻の筋肉を思うように動かせなかったりするので、コワバッテいるお尻の筋肉を緩和したり、痛みを予防したりするのが困難です

しかも、お腹が大きくなってくると、それだけ腰や脚を動かせる範囲が限られてくるので、ストレッチ運動で筋肉の柔軟性を回復させようとしても、身体を動かす事が難しくなります。

~ 骨盤ベルトの着用 ~

また、お尻の筋肉への負荷を減らす方法として、骨盤ベルトの着用も勧められています。

骨盤ベルトで骨盤を支えると、腰まわりの筋肉への負荷が軽くなるので、お尻や腰の痛の改善や予防が期待できるからです。

しかし、毎日の家事や仕事の為に、腰やお尻に負荷がかかり続ける妊婦さんや、お尻の奥の筋肉のコワバリが解消できなくなっていたり、お尻の坐骨神経が過敏になっていたりすると、骨盤ベルトで腰まわりの筋肉への負荷が軽くなっても、腰とお尻の筋肉の負荷が続いたり、強まったりするので、痛みの改善が期待できなくなります。

【 当院の、妊婦さんのマッサージ治療 】

~ 東洋医療をベースにしたマッサージ治療 ~

このような、妊娠中の解消しづらいお尻の痛みの対策として、妊婦さん用のマッサージ治療があります。

妊婦さんのお尻の痛みは、もともと、疲労や緊張などの慢性化による筋肉由来の痛みなので、腰やお尻のコワバリと血行の悪化を、マッサージ治療で回復させると、腰の痛みや重ダルサの解消だけでなく、体調の回復にも効果があるからです

しかも、「腰や背中の張りや痛み」、「肩こり」、「身体のだるさ」などで悩まされている妊婦さんのマッサージを行うには、妊娠中の身体の変化を理解し、それに適した施術方法を選択する事が必要になりますが、東洋医療をベースにしたマッサージ治療は、これらの“施術方法の工夫”を、昔からしてきたからです。

~ 横臥位(おうがい)によるマッサージ ~

妊婦さんのマッサージ治療では、特徴として、妊婦さんのお腹が圧迫されない為と、妊婦さんが楽に呼吸できるようにする為に、“横臥位(おうがい)”と言われる、横向きに寝てもらい、マッサージ治療を行っています。

横向きになった姿勢でマッサージ治療を行う為に、妊婦さんのお腹が圧迫される事が無く、お腹の赤ちゃんの安全が保たれる上に、リラックスできて、会話も可能になります。

「施術しやすく、受けやすい」マッサージになるだけでなく、妊婦さんのコワバッタ筋肉の回復や血流の改善を高める事ができます。

~ 体調の回復も ~

更に、当院では、痛みを軽減させる治療だけでなく、妊婦さんの体調の改善の為に、ツボ反応を利用して身体の疲労箇所や緊張箇所を確認し、筋肉の弾力性や柔軟性の回復や、血行やリンパの流れの改善を行っています。

妊娠中は、体重が増えたり、姿勢を保つバランスが変わったりするので、疲労や緊張の慢性化や、動作の不自由さから、「何となく身体の調子が悪い」といった不調が起きてくるからです。

マッサージ治療で身体の筋肉の緊張を緩めていくと、身体のコワバリ解消だけでなく、血行が改善されるので、身体の痛みや違和感が緩和されて、体調の改善や、身体全体のリラックス効果などが期待できます。

~ 信頼できる治療院を選ぶ事と、妊婦さん用のマッサージ治療の事前確認 ~

妊娠中にマッサージを受ける場合は、安心してマッサージを受けられる事が必要なので、信頼できる治療院を選ぶ事と、『妊婦さん用のマッサージ治療』の事前確認が必要です。

当院は『あん摩・マッサージ・指圧師の国家資格』を持ち、昔から利用されている東洋医療をベースにして、妊娠中のお尻の痛みの軽減や、妊娠中の身体のコンディション調整を、妊婦さんの身体の状態や症状に合わせて行っています。

マッサージの施術時間は、15分からです。  関連する痛み・しびれなどの症状のご相談は、[メール]、または[電話]で、お受けしています。

 

 

緊張型頭痛の薬の服用と、リラックス法

【(症例)痛み・しびれ 】

「頭重感」、「締めつけられるような頭の痛み」、「頭の圧迫感」などが起きる『緊張型頭痛』は、日々の疲労や緊張、精神的ストレス、姿勢の悪化などから起きるので、「誰でも経験するよくある頭痛」ですが、それだけ発症し易く、毎日の仕事や家事に影響を与えてしまう頭痛です。

しかも、繰り返して頭痛が起き易くなるので、頭痛や頭重感の不安から予防薬を服用していると、次第に薬を飲む機会や量が多くなって『薬物乱用頭痛』を引き起こし、症状を更に悪化させてしまう事があります。

緊張型頭痛の改善と予防には、首や肩の過緊張を解消し、身体の回復力を取り戻す事が重要なので、首や肩の筋肉のコワバリと血流を改善して敏感になっている神経を鎮めると共に、首や肩に生じたシコリと、背部の疲労箇所や緊張箇所をチェックして解消する事が大切です。

【 慢性頭痛(頭痛持ち) 】

~ 緊張型頭痛 ~

緊張型頭痛の原因は、毎日の疲労や緊張、日々の心配事や不安などの精神的ストレス、あるいは、毎日の長時間の同じ体勢や不自然な姿勢などで、首や肩の筋肉のコワバリが強まった事が影響しているので、『肩こり頭痛』とも言われます

日本人は、肩こりに悩まされている人が多いので、緊張型頭痛が頭痛の中で約7割を占め、「誰でも経験するよくある頭痛」になっています

しかも、緊張型頭痛は繰り返し易い頭痛なので、後頭部や首筋に鈍い痛みがダラダラ続いたり、重苦しい感じになったりして、思考力が鈍って働かなくなると、日々の生活が思い通りに進まなくなって、支障をきたしてしまいます。

~ 増えていく頭痛薬の服用 ~

この為、緊張型頭痛が何度も起きるようになると、少しでも早く頭痛を解消したくなるので、いつも手元に頭痛薬を置き、頭重感の兆しや頭痛への不安などを感じると、薬を服用するようになります。

また、疲労やストレスなどで慢性的な肩凝りに悩まされていると、肩こり症状が気になると、頭痛の不安から、薬を服用するようになります。

特に、「頭痛で仕事を休めない」といった仕事への責任感や、「周りに迷惑をかけたくない」といった気遣いが強まると、どうしても薬を飲む回数や量が増えてしまいます。

~ 頭痛の頻度や程度が増すと ~

また『頭痛薬の効果は“早めの服用”がポイント』という事から、頭痛薬を服用する回数や量が増えてしまう事もあります。

頭痛薬の服用を制限して頭痛を我慢していると、神経が痛みに敏感になって、頭痛薬の効果が現れにくくなるので、頭重感や肩こりが気になったら、早めに頭痛薬を服用したくなるからです。

特に慢性的な頭痛に悩まされていると、頭痛の時はもちろん、頭が痛くなくても、またいつ頭痛発作が起きるか分からないという不安から、予防的に頭痛薬を服用しがちです。

【 薬物乱用頭痛 】

~ 薬の服用が多くなると ~

ところが、薬の服用が多くなると、それだけ、身体の痛みを調整する機能が低下するので、頭痛薬を服用しても、しばらくすると、「また、頭が痛くなる」と感じ易くなります

しかも、チョッとした刺激でも頭痛が起き易くなるので、薬の服用を繰り返していると、かえって頭痛が起き易くなります。

この結果、「鎮痛効果が持続しない」とか、「薬の効果が感じられない」、「薬を飲んでいるのに、毎日頭が痛い…」といった状態に、次第になります。

~ 一時的に楽に ~

しかし、それでも、頭痛薬を飲むと、「一時的に、辛かった頭痛が楽になった感じ」になります。

この為、薬を飲んで一息ついても、薬が切れると、また服用するようになります。

頭痛の辛さは目に見えず、周囲の人から理解が得にくく、1人で我慢せざるを得ないので、頭痛への不安や恐れがあったり、仕事や周囲の人達への責任を強く感じていたりすると、ますます頭痛薬を頼って、薬の量を増やしたり、頻繁に薬を服用したりしてしまいます。

~ 薬物乱用頭痛 ~

そして、いつもバッグに頭痛薬を入れて、2~3日に1回のペースで服用したり、他の頭痛薬を飲み比べていたりして、頭痛薬を毎月10回以上飲むようになると、本格的な『薬物乱用頭痛』になります。

薬物乱用頭痛になると、「鎮痛効果が持続しない」とか、「薬の効果が感じられない」、「薬を飲んでいるのに、毎日頭が痛い…」といった状態になったり、あるいは、以前と違って、頭の痛みが時間の経過と共に強くなったり、痛みが変化しながら長引くようになったり、頭重感や耳鳴りが慢性的になったりします。

また、以前と違って、頭の痛みが時間の経過と共に強くなったり、痛みが変化しながら長引くようになったり、あるいは、頭重感や耳鳴りが慢性的になったりします。

【 リラックス法と、その難点 】

~ 病院での治療 ~

『薬物乱用頭痛』は、緊張型頭痛、片頭痛に次いで、3番目に多くなっているので、病院では、『薬物乱用頭痛』の発症を防ぐ為に、頭痛薬の服用を、月に15日を超えないように制限しています。

急場をしのぐ場合は頭痛薬を処方しますが、緊張やストレスの持続が頭痛の引き金になっているので、頭痛を改善する為に、リラックス法や運動法によって、ストレスや疲労などによる血行の悪化を防ぐ治療を目標にしています。

例えば、患者に、後頭部や首の後ろから肩・背中にかけての筋肉の緊張で、緊張型頭痛が起きる事を十分に説明し、その後に、疲労や緊張を溜めないように長時間同じ姿勢をとり続けないように指導したり、前かがみ姿勢の是正、体操、マッサージ、入浴、などのリラックス法を勧めたりします。

~ 工夫が必要なリラックス法 ~

しかし、リラックス法は、少しずつ筋肉や血行の回復を高めていく方法なので、すぐに効果が出ません

しかも、仕事や家事をしていると、首や肩のセルフマッサージやストレッチをしていても、いつの間にか、首や肩の筋肉の緊張が強まります。

この為、リラックス法を毎日繰り返したり、時間の合間に適度な運動を取り入れたりして、繰り返して首や肩の筋肉の疲労や緊張を和らげる事が必要になります。

~ 筋肉のコワバリや、神経の過敏状態の解消 ~

また、首や肩の筋肉のコワバリが慢性化していたり、それによって凝り感や痛みを絶えず感じていたりする場合もあります。

このような状態になると、首や肩の筋肉のコワバリが強まっていたり、広い範囲の神経が過敏状態になっていたりするので、首や肩のセルフマッサージやストレッチをしていても、頭痛解消が難しくなります。

改善するには、コワバリ箇所を確認して、筋肉の付け根から柔軟性を回復させたり、あるいは、柔軟性の回復の為に、筋肉を一方向に伸ばすだけでなく、多方向に伸ばしたり、更に、首や肩の土台が背中なので、背中の筋肉を確認して、背中のコワバリを解消する事が必要です。

【 筋肉内のシコリ 】

~ シコリができると ~

更に、首や肩の筋肉の内部にズキズキと痛みを感じるシコリができている場合は、このシコリを無くす事が必要です。

ズキズキする痛みによって、筋肉が緊張が強まり、神経を刺激する状態が続くからです

しかも、シコリからの痛みや不快感が続いていると、首や背中を通っている自律神経の交感神経を刺激して、頭重感の慢性化や『頭痛持ち』の原因にもなり、更に、疲労感の強まり、胃腸の悪化、血圧上昇、なども引き起こします。

~ セルフマッサージやストレッチ ~

首や肩にシコリができていると、筋肉内にコリコリとしたカタマリが潜んでいるのが感じられますが、セルフマッサージやストレッチでは、シコリの回復が困難です。

シコリ部分の血流が極度に低下して、筋肉が硬くコワバッタ状態になっているので、シコリ周辺の筋肉は伸ばせても、シコリを引き延ばして、柔軟性を回復させる事ができないからです。

しかも、シコリを無理に引き延ばすと、炎症が生じ、更に悪化します。

~ シコリ解消 ~

シコリを解消するには、硬いシコリの柔軟性を回復させる為に、シコリに伸びている毛細血管の血流を回復させる事が必要です。

多方向に伸びているシコリ周辺の毛細血管を意識して、多方向に、無理が無いように筋肉を引き伸ばし、シコリ内部の毛細血管の柔軟性を回復させる事がポイントになります。

また、周囲のコワバッテいる筋肉も回復させる事が必要なので、肩や肩甲骨周りの筋肉を含めて、筋肉のコワバリを確認して解消させる事が必要です。

【 当院の緊張型頭痛の治療 】

~ 東洋医療をベースにしたマッサージ治療 ~

当院は、東洋医療をベースにしたマッサージ治療で、緊張型頭痛の改善と予防を行っています。

緊張型頭痛が、首や肩の筋肉の過緊張と、それによる血行悪化によって起きているので、昔から疲労や緊張などの慢性化による筋肉由来の痛みの解消を行っている東洋医療をベースにしたマッサージ治療が、緊張型頭痛の改善や解消に適しているからです

また、マッサージ治療は、身体の疲労感や緊張感を解消させる効果があるので、それによって心身のストレスが緩和されると、緊張型頭痛の改善や解消につながります。

~ ツボ反応の利用 ~

当院では、筋肉のコワバリ箇所の確認や解消に、ツボ治療を利用しています。

ツボが、神経や血管が集まっている箇所なので、身体に不調があると、関係する特定のツボに痛みや硬さとなって現れ、身体に異常が起きている事を知らせてくれるだけでなく、反応が現れたツボに適切な刺激を与えると、その刺激に順応して、痛みや違和感が減少したり、筋肉内の血流が改善したりする効果があるからです。

この為、ツボ反応を利用して、首や肩の「筋肉内に押すと痛みを感じる箇所」、「筋肉が疲労し易い箇所」、「筋肉が固く伸びにくくなっている箇所」などを確認し、回復を行っています。

~ シコリの解消 ~

更に、ツボの特徴として、痛みを発しているシコリの箇所と、ほぼ一致している事が分かっています。

この為、血管と神経の通り道になっているツボを利用して、神経の過敏状態を和らげ、不快な痛みの緩和とシコリの解消を行っています。

血管と神経が集まっているツボに適切に刺激を与えると、痛みや違和感が減少したり、筋肉内の血流が改善したりするので、緊張型頭痛のシコリの解消に、効果的な治療法になるからです。

~ 緊張型頭痛の改善と体調の回復に ~

緊張型頭痛は、首や肩の疲労や緊張などの慢性化による痛みなので、①血行やリンパの流れの回復、②筋肉の弾力性や柔軟性を高める、などで疲労物質を排出し、③敏感になっている神経を鎮め、首や肩の痛みや違和感の改善を行う事が必要です。

当院は、東洋医療ベースにしたマッサージ治療で、体調や体質に合わせて、筋肉の緊張解消、血管やリンパの循環改善、神経圧迫の回復などを行い、緊張型頭痛の改善と体調の回復を行っています。

マッサージの施術時間は、15分からです。  関連する痛み・しびれなどの症状の、ご相談は、[メール]、または[電話]で、お受けしています。