身体が硬くなると、筋肉のコワバリで血行が悪くなって、肩コリや腰痛に悩まされたり、疲れ易くなったりするので、気力にも影響して、忍耐力や持久力が無くなったりします。
この為、「ストレッチして、硬い身体を柔らかくしよう!」と思っても、“姿勢を維持する筋肉”や“関節の筋肉”が硬くなっていると、思うように身体を伸ばせなかったり、動かせ無かったりするので、「痛い」、「苦しい」、「つらい」という事になって、長続きしません。
しかも、中高年になると、疲労や緊張の慢性化も起きているので、身体の違和感や痛みに気付いたら、解消しづらくなっているコワバリや、身体の“不調箇所”の改善に、身体のコンディショニングを受けてみる事が大切です。
【 身体が硬い事で、メリット(利点)も? 】
~ 身体の柔軟性が失われると ~
毎日の生活で、身体を動かす事が少なくなり、身体の柔軟性が失われてくると、「身体が動かしにくい…」と感じるだけでなく、「軽快に歩けない」、「身体の、凝りや張りが気になる」、「背スジが伸びない」などから、年齢を意識させられたり、姿勢の悪化が気になったりします。
更に、筋肉のコワバリで血管が圧迫されて血行が悪化するので、体調面で、「肩コリや腰痛を繰り返す」、「チョットした事で疲れ易い」、「いつも身体がダルイ」、なども起きてきます。
特に、一日中、室内でデスクワークをしていると、身体を動かす事が少ないので、身体がコワバリ易くなる上に、「仕事の量や内容」、「対人関係」、「仕事の責任や成果」などで、精神的に緊張させられる事が多くなるので、ますます、身体が硬くなってしまいます。
~ 身体が硬い事への慣れ ~
しかし、身体が硬くなって、動作がニブクなったり、身体に不調を感じたりしても、病気と違って、すぐに「身体の柔軟性を取り戻そう!」と決心し、ストレッチや運動を定期的に、こまめに繰り返す人は、あまり多くはいません。
普段の仕事や生活の中で、腰や背中を、大きく伸ばしたり動かしたりする必要性が無いので、「身体が硬い」と分かっていても、「わざわざ時間をかけて、身体の柔軟性を回復させる必要性が無い」と思ったり、それなりに慣れているからです。
また、「わざわざストレッチや運動をして、時間と身体のエネルギーを使い、忙しい思いをしたり、余計に疲れたりする必要は無い」とも、思います。
~ 身体が硬い事の隠れたメリット(利点) ~
更に、身体が硬いと、仕事をする上で“有利”に働く、隠れたメリット(利点)があります。
これは、長時間のデスクワーク、運転業務、電話の案内業務などは、身体を動かずに固定した姿勢で行うので、仕事に合った状態で身体が硬くなっていると、余計な筋力を必要とせずに、“長時間、無理なく同じ姿勢を保てる”からです。
また、自分の身体が硬いと分かっていると、「怪我を起こさないように!」と、動作に注意深くなるので、“身の安全を守る働き”にもなります。
【 ストレッチの勧め 】
~ 身体の疲労感や不調感の発生 ~
しかし、身体が硬くなると、血管が圧迫されて血行が悪化したり、呼吸筋の働きが最小限になったり、不要な老廃物が排出されづらくなり、身体に溜まったりします。
この結果、疲労を感じ易くなったり、疲労がいつまでも続いたり、あるいは、身体に老廃物が溜まって、ダルサ感、肩こり、背部痛、腰痛、身体が重い感じ、などが起きます。
また、これらの活力低下から、「気分がすぐれない」、「元気が出ない」などの気力の低下や、身体の不調から神経が高ぶって、イライラ感・疲労感に悩まされたり、神経の高ぶりから「眠れない」といった事が起きたりします。
~ 特に中高年になると ~
中高年になると、このような身体が硬くなって生じる不調や不調感は、余計に増します。
身体の機能が低下して、筋力が弱ったり、神経の働きが低下したりしてくるので、身体が硬くなると、ますます、思うように身体を動かせなくなるからです。
また、身体の機能が低下してくると、膝・腰、背中などの身体を支える関節に大きな負担がかかってくるので、ますます筋肉のコワバリが強まって、不快な痛みが起き易くなります。
~ ストレッチの勧め ~
この為、身体が硬くなり、運動不足にもなっている中高年の人達に、身体の調子や状態を保つ方法として、ストレッチが勧められています。
毎日を健康的に過ごすには、何よりも血行を保って、「身体に必要な酸素や栄養が運ばれる事」と、「不要な老廃物が滞らずに排出される事」が不可欠なので、筋肉の柔軟性や弾力性を取り戻すストレッチをする事で、筋肉の弾力性と柔軟性を高め、血行を促す事ができるからです。
これによって、身体の血行が回復してくると、老廃物が排出されたり、神経の過敏状態が和らいだりするので、身体のむくみやダルサが無くなったり、コリや痛みが軽くなったりして、「身体が軽くなって、動きやすくなった」、「痛みが減った」、「元気が回復してきた」といった、身体のコンディション作りになります。
【 ストレッチ効果をあげるには 】
~ コワバリ箇所の確認の必要性 ~
しかし、ストレッチで効果をあげるには、気を付ける事があります。
ストレッチをする前に、「どの筋肉が硬くなっているのか?」を確かめておく事と、それと共に、硬くなっている筋肉と“共に動く筋肉”や、その時に“姿勢を維持する筋肉”もチェックして、筋肉のコワバリ状態を確認しておく事が必要です。
例えば、腰のコワバリを解消させる場合には、腰の筋肉のコワバリ箇所をチェックして確認すると共に、腰の筋肉は背中や骨盤の筋肉に繋がっているので、背骨や骨盤周囲の筋肉をチェックしたり、立ったり座ったりする時には、脚の筋肉も一緒に働くので、脚の筋肉をチェックしたりする事も必要です。
~ 筋肉についての理解の必要性 ~
また、ストレッチは、力の入れ方や動かす方向によって、ストレッチを受ける筋肉が変わってくるので、ストレッチする筋肉について、大まかでも、関係する関節、筋肉の付着位置、働きについて調べて、理解しておく事が必要です。
例えば、ストレッチする筋肉が、「どこからどこまで、伸びているのか?」、「どのような負荷がかかり易いか」、「どのような関節の動きをするのか?」とか、更に、「効果的にストレッチをする為の姿勢の確認」、なども必要です。
これらを良く分かっていにと、効果的に筋肉を伸ばす事ができないだけでなく、ピントが外れたストレッチになってしまいます。
~ 計画的にストレッチを行い、継続する必要性 ~
更に、ストレッチは、一度に繰り返したり、強く行ったりしても、筋肉の柔軟性が高まる事が無いので、計画的に行い、継続する事が必要です。
ストレッチを一度に繰り返したり、強めに行ったりすると、血行が促進されるので、一時的に筋肉の柔軟性が増しますが、ストレッチのつもりが“筋トレ”になってしまうので、筋肉の緊張を強めて、逆効果になりがちです。
また、筋肉のコワバリ箇所や不調箇所は、神経が敏感になっているので、“筋トレ”による疲労と緊張が増すと、後になって、不快感が強まったり、痛みが出てきたり、する事があります。
【 当院の、柔軟性回復治療 】
~ コワバリ箇所の確認 ~
身体の柔軟性回復には、身体の気になっているコワバリ部分だけでなくだけでなく、関係する“姿勢を維持する筋肉”や“関節の筋肉”を含めて、コワバリ箇所を確認して回復させ、更に、疲労や緊張が慢性的している箇所のケアも必要です。
この為、当院では、問診や触診などでコワバリ箇所を確認すると共に、東洋医療のツボ反応を利用してチェックを行っています。
これは、ツボは神経や血管が集まっている箇所なので、身体に不調が起きると、特定のツボに痛みや硬さとなって、身体に異常が起きている事を知らせてくれるので、本人が気付きにくい患部(コワバリ箇所)を確認するのに、ツボ反応が有力な手掛かりになるからです。
~ ツボ治療とマッサージ治療で ~
当院では、これらの確認後、ツボ治療とマッサージ治療の両方を利用して、血液やリンパ液の流れを改善して、神経の興奮を抑制し、筋肉の弾力性や柔軟性の回復を行っています。
また、筋肉内部で痛みや違和感を発し、筋肉の緊張を強めるシコリができている場合には、周囲の関連するツボを利用して、コワバリやシコリを改善させ、痛みや違和感を和らげています。
これは、反応が現れたツボに適切な刺激を与えると、ツボが血管と神経の通り道にもなっているので、その刺激に反応して、筋肉のコワバリが和らいで内部の血流が改善し、シコリが縮小して、痛みや違和感が減少する為です。
~ 身体のコンディション作り ~
また、身体が硬くなっていると、肩こりや腰痛だけでなく、「病気ではないけれど、何となく身体の調子が悪い」、という状態が起き易くなっています。
これは、筋肉がコワバッテ、血行が悪化すると、自然回復が追い付かなくなる為に、「肩こりや腰痛が起き易い」、「疲労がなかなか取れない」、「むくみや冷え症になりやすい」、「太りやすい」、などの不調が現れてくる為です。
この為、マッサージ治療を利用して、血行やリンパ液の流れを促し、筋肉の弾力性や柔軟性を高めると、身体の自然回復機能が促進されて、筋肉の疲労回復や痛みが緩和されるので、身体のコンディション作りになります。
~ 東洋医療をベースにした治療 ~
身体が硬くなると、筋肉のコワバリから血行が悪くなって、いろいろな筋肉の緊張が強まると、ストレッチで身体を伸ばそうとしても、伸ばしにくくなっていて、身体の柔軟性の回復が難しくなります。
当院は、東洋医療をベースにしたツボ治療とマッサージ治療によって、血液循環の促進を図り、筋肉のコワバリを解消し、リラックス効果と共に、体調の改善を行っています。
マッサージの施術時間は、15分からです。 関連する身体の硬さや、健康管理などの症状の、ご相談は、[メール]、または[電話]で、お受けしています。