土踏まずや踵などの、足の裏の痛み(足底腱膜炎)

【(症例)痛み・しびれ 】
(写真)足の裏の痛み

導入文

『足底腱膜炎(または足底筋膜炎)』は、足の裏が痛くなる疾患で、痛みの特徴として「歩き始めの1歩目に、足裏にズキンと激痛が走る」、あるいは、「起床時の歩き出し時に、足裏に痛みが生じる」があり、軽症の頃ならば、歩いているうちに痛みが次第に無くなりますが、重症化すると、痛みで歩けなくなります。

痛みの原因は、多くが、繰り返し足裏に負荷がかかったり、脚の筋肉の働きの低下で足裏に負荷が増したりした為なので、痛みを解消させるには、足底腱膜とふくらはぎの筋肉の柔軟性を回復させ、そして、下半身の緊張や疲労を解消させて、足裏への負荷を減らす事が必要です。

このような治療に、もともと筋肉の不調解消を得意としてきたマッサージ治療を利用すると、痛みの改善だけでなく、足裏にかかる負荷を減らす為に足腰のバランスを整える事も行うので、治療期間を短縮し、再発防止の効果もあります。

【 土踏まず周辺の、鋭い痛み 】(図)足底腱膜

足底腱膜炎は、足のトラブルの中で比較的ポピュラーな疾患で、症状として、足の土踏まず付近や踵(かかと)に、強い痛みが起きます。
足底腱膜と言うのは、踵(かかと)の骨から足の指へ扇状に広がる、膜状の強靭な腱を言います。
通常ならば、この強靭な腱によって、足の土踏まず(アーチ)の“くぼみ”が維持され、これによって、体重をしっかりと安定的に支えたり、地面からの衝撃を吸収したり、しています。

 

ところが、運動で強い負荷が足にかかったり、長時間の歩行や立ち仕事をしたり、足に合わない靴を履いていたり、硬い路面を歩いていたりすると、土踏まずに強い負荷がかかると、痛みが起きる原因になります。
これは、足のアーチに過度にギュッと圧がかかってしまうと、それに耐えられなくなって、下支えしている腱膜が強く引き延ばされてしまい、腱膜にいくつもの微細な断裂が起き、そこに炎症が生じるからです
この結果、立ったり歩いたりすると、足裏に体重がかかって、炎症が起きている断裂部分が引き延ばされるので、ズキンとする強い痛みや灼熱感が発生します。

 

この足底腱膜炎を起こす代表的なのが、スポーツや登山・旅行による足の負荷オーバー、仕事で長時間立ちっぱなし、くたびれるほど歩き続ける、などです。
また、足裏の負荷を更に強めるものとして、硬い革靴を履いて歩き続ける、仕事で重いカバンを持ち続ける、あるいは、長引く腰の痛みや疲れなどによる足底への負荷、などがあります。
ケガの痛みように、特にキッカケは無く、毎日、足に負荷のかかる運動や仕事を続けているうちに、日に日に、足裏の痛みが強まるようになります。

【 足に負荷をかけていなくても 】(図)あまり歩かなくても

ところが、足に負荷のかかる運動や仕事をしていなくても、足底腱膜炎が起きる場合があります。
強靭な腱であるはずの足底腱膜が弱くなったり、柔軟性が無くなったりすると、多少でも足裏に負荷をかけ続けたり、不自然な負荷をかけたりすると、負荷に耐えられなくなるからです
例えば、「普段、歩く事が無かったが、たまたま歩き廻った」、「つっかけサンダルで、しばらく歩いた」、「加齢や運動不足で、足腰の支える筋力が弱い」、「仕事を終えて家に戻ってから、更に立ち仕事をした」、「妊娠して、体重増加や姿勢変化で、炊事や掃除がやりづらい」、などがあります。

 

このように、足底腱膜が弱くなったり柔軟性が無くなったりしていると、運動量の減少による足腰の筋力低下や、妊娠や肥満による足への負荷の増大、さらには加齢も、足底腱膜炎が起きる原因になります。
この為、歩き始めや立ち上がりで、床に一歩目を踏み出した時に、足裏の土踏まずあたりに「ズキン!」とする鋭い痛みを感じたり、断裂部分の炎症で、足の裏や指の付け根が、いつまでもジンジンと痛んで不快な疼痛が続いたり、足裏に熱を持っているように感じたりします。
しかし、痛みは、修復中の断裂部分が引き延ばされた事によって起きているので、一般的な傷のように、見た目でわかるような、腫れや赤みといった症状がありません。

 

足底腱膜炎が起きても、軽症の頃ならば、立ったり歩いたりしているうちに、足底腱膜の柔軟性のある部分が伸びて、断裂部分の負荷が弱まったり、それによって炎症が治まってきたりするので、痛みが落ち着いてきます。
ところが、仕事や運動の都合で痛みを我慢していると、足底腱膜が踵(かかと)の骨に付着しているので、体重がかかるたびに、踵付近の足底腱膜が何度も強く引っ張られて、踵も「ピリッ!」とする、強い痛みが起きてきます。
しかも、引っ張られる強度が強かったり、踵の骨が弱かったりすると、踵の骨の表面が引っ張られて、棘(とげ)のような小さな突起(骨棘)ができてしまい、歩いたり、立ったりするたびに、激痛が走り、ジッとしていても、痛みが続くようになります。

【 治りづらい足裏治療 】(図)治りづらい足裏

病院での足底腱膜炎の治療は、足の裏にかかる負荷を減らす治療が基本になるので、よほどの事が無い限り、保存療法がほとんどです。
痛みが、特に強い場合は、鎮痛薬を使って、痛みを軽減する方法がありますが、痛みの原因を、直接、無くす事はできないので、やはり、足底腱膜の柔軟性を回復させる事が必要になるからです。
例えば、足裏に湿布を貼ったり、テーピングをしたり、痛む部分をくりぬいたインソールを使ったりして、足裏の痛みを和らげ、そしてストレッチで、ふくらはぎの筋肉と足底腱膜の柔軟性を回復させます。

 

しかし、足裏の柔軟性を回復させるには、日数がかなり必要になり、数ヶ月から1年程度かかる事があります。
毎日の生活で、どうしても立ったり歩いたりするので、足裏に負荷をかけずに、かばうようにしていても、断裂部分に負荷をかけてしまうからです
しかも、傷口が自然に治るのを待つ治療法なので、どうしても、ある程度の治療期間が必要になってしまうからです。

 

更に、腰や脚などの下半身の緊張や疲労も解消させ、バランスを回復させる事も、治療が長引く原因になります。
下半身に緊張や疲労が強まっていると、姿勢の悪化から足のアーチに大きな負荷がかかり続けてしまうからです。
「歩く事が多い」、「硬い床の上に長時間立って仕事をする」、「運動不足」、などがあっても、慢性化していると、自覚症状が無い事がよくあるので、「ふくらはぎを押すとコワバリを感じる」、「脚のダルサ」、「腰の鈍痛」、などに注意する事が必要です。

【 当院の治療 】(写真)当院の治療

当院は、足底腱膜炎に対して、東洋医療をベースにしたマッサージ治療とツボ治療で、痛み解消を行っています。
足底筋膜炎は、下半身の筋肉や足底筋膜の柔軟性が無くなって引き起こされるので、柔軟性を回復させるマッサージが効果的な治療法になっているからです。
しかも、下半身には、疲労や緊張を解消させる為に、昔から利用されている、いくつもの有効なツボがあるので、身体に現れたツボを、重要な『治療点』として利用すると、傷の修復を高めるだけでなく、治療期間を短縮できます

 

この為、当院では、足底腱膜の緊張を緩和させる為に、マッサージ治療で、足裏と踵に通じるふくらはぎの筋肉の、柔軟性回復と血行回復を行っています。
そして、痛み解消に、『治療点』であるツボを確認して、刺激を加え、筋肉内のコワバリやシコリの解消を行い、血行やリンパの流れを改善し、痛みを起こしている神経の興奮を解消しています。
このように、もともと東洋医療系のマッサージ治療が、筋肉や血行の不調解消を得意としてきたので、足底腱膜炎に対しても、効果的な治療法になっています。

 

更に、仕事や家事、あるいは、加齢や運動不足などで、下半身に緊張や疲労が生じ、それが脚のコワバリやシコリとなって、アキレス腱沿いから足裏に影響を与えているので、当院では、下半身の緊張や疲労のチェックを行い、解消させています。
腰や太ももの緊張や疲労を解消させ、脚のコワバリやシコリを解消させていくと、下半身がスッキリした感じになり、元の自然な柔軟性を回復し、下半身が軽くなったように感じになります。
初期の段階ならば、下半身の筋肉の硬直を解消させるだけでも、足裏の腱膜の負荷が減り、1回の治療でも、痛みが減少するのが分かります。

 

足底腱膜炎の痛みを解消させるには、筋肉の柔軟性回復が必要になるので、マッサージ治療が効果的です。
当院は、マッサージ治療とツボ治療で、下半身や足底筋膜の疲労や緊張を解消させ、それにより血流や柔軟性を回復させ、痛み解消の治療を行っています。
マッサージの施術時間は、15分からです。  関連する痛み・しびれなどの症状の、ご相談は、[メール]、または[電話]で、お受けしています。本八幡(市川市)マッサージ専門【ファミリー治療院】

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