首から肩への、痛みを伴う“しびれ”

【(症例)痛み・しびれ 】 

(写真)首から肩への、痛みを伴う“しびれ”

何気なく、頭を後ろに反らしたり、横に傾けたりした時に、いきなり、首から肩にかけて痛みやしびれが走り、首や肩が硬直してしまう事があります。

首や肩の筋肉が、疲労や緊張でコワバッテいると、首の中を通過している神経が強く押し付けられ、反射的に、刺すような痛みやしびれが発せられるからです。

これは、首が、脳からの重要な血管や神経が通過しているので、首の内部にある神経が障害を受けると、とっさに身体を守る為の“警報”が発令されると共に、筋肉が引きつってしまう為です。

【 首や肩の、筋肉のコワバリから 】(図)ストレートネック

首は、脳と身体をコントロールする、様々な神経、血管、そして、気管、食道、などが通っています。
この為、首にトラブルが起きると、脳や心臓への血流は悪くなり、呼吸が苦しくなり、モノも食べにくくなって、生死にかかわる事態になります。
このように首は、非常に大事な場所ですが、ところが実際には、無防備で、持ちこたえる力が弱く、人体にとって、最大の急所になっています。

 

この事から、日常生活の中でも、首の内部の神経が刺激される事が起きると、首から肩に、刺すような痛みや、鋭いしびれを、引き起こします。
例えば、デスクワークで、毎日、うつむいた姿勢で前かがみになっていたり、PCの画面を覗き込むような『ストレートネック』になっていたり、した場合です。
頭が、前方に突き出た状態になるので、それを支える為に、想像以上に、首や肩の筋肉の緊張と疲労が増し、筋肉のコワバリができて、首の血管や神経を取り囲み、圧迫するからです。

 

特に、神経の通り道の中でも、首の骨からの出口が、極めて狭い隙間になっているので、この付近の筋肉がコワバルと、神経に必要な血液が滞り、更に神経の通路が狭くなり、神経を圧迫します
また、昔から『借金で首が回らない』と言われるように、精神的なストレスが高まると、首の筋肉の緊張が強まり、凝り固まったような状態になります。
このような時に、思わず背伸びをすると、神経が更に強く圧迫されるので、「首や肩甲骨周辺の強い痛み」や、「肩から腕にかけての強い痛みやしびれ」などの、しびれや痛みといった神経症状を引き起こします。

【 首の骨の変形 】(図)首の骨の変形

しかも、首や肩の筋肉のコワバリが長期間続くと、首の骨の並びのズレや関節面の変形が起きたり、あるいは、骨棘(こつきょく)と言って、骨がとげの様に出っ張って、神経を刺激したりします
また、中高年以降の場合、老化によって首の骨の変形が進み、クッション役をしている椎間板の厚みが失われたり、関節の骨と骨の間が狭くなったりして、骨の一部がこすれて変形が起きたりします。
この結果、頭を右や左に廻してみると、関節面の滑らかさが失われるので、骨どうしがゴリゴリと擦れるような音がしたり、動きがゴツゴツとして制限されたりします。

 

このような、首の骨の変形による、痛みやシビレなどの発症を、総称して『頚椎症(けいついしょう)』と呼んでいます。
病院に行くと、首(頚椎)のレントゲンを撮って、「骨と骨の間が狭くなっています。これは年齢的なものです」と、説明を受けます。
始めのうちは、首から肩の一部に、一時的に痛みやしびれが起きる程度ですが、筋肉の柔軟性が失われるにつれて、骨の変形が進み、たびたび起きるようになり、しかも、範囲が拡がります。

 

しかし、加齢によって首の骨の変形が認められても、しびれや痛みが出ない事も、多くあります。
これは、首から肩にかけての筋肉が、コワバッタ状態にならずに、緩んだ状態で、関節にゆとりがあると、神経を圧迫したり、刺激したりする事が無いからです。
また、筋肉の柔軟性が残っている事で、進行せずに軽症のまま、ほとんど無症状の場合も、かなりあります。

【 整形外科での治療 】

整形外科では、症状が強い場合には、消炎鎮痛薬の投薬も行ないますが、多くは、保存療法を行い、経過観察を行いながら、自然治癒を待つ治療になります。
一般的な治療法としては、牽引療法、温熱やレーザー、低周波などで、痛みや痺れを和らげ、それに、頭を後方へそらせないように生活指導などを行います。
自然治癒を待つ治療法になるので、首に巻く頸椎カラーの長期着用や、通院の繰り返しで、治るまでに、数か月以上かかるようになります

 

この為、首の症状を早く解消させる為に、首のストレッチが勧められますが、効果を発揮するには、条件があります。
大雑把でも首や肩の筋肉の構成と、自分の患部の筋肉の位置が分かっていないと、一生懸命ストレッチをしても、ポイントがずれてしまうからです。
更に、筋肉の緊張が、ひどく慢性化した状態になっていると、なかなか改善効果が現れないという、難点があります。

 

また、背中の状態も確認し、関係する肩や背中の筋肉も併せて行わないと、効果が乏しく、再発し易くなります。
背骨全体の筋肉のバランスが崩れていると、首の疲労や緊張に影響するからです。
特に、首から肩への痛みを伴うしびれは、上背部の一部分が、過剰に丸くなっている事が多いので、上背部の、肩甲骨周辺の筋肉の柔軟性と、肩関節の動きをチェックして改善する事が必要です。

【 当院の治療 】(写真)当院の治療

当院では、首から肩への、痛みを伴うしびれに対して、ツボ刺激を併用したマッサージ治療を行っています。
首周りの筋肉のコワバリから、筋肉内に硬い“シコリ”ができている事が多いので、ツボへの刺激が、効果的な治療法になるからです
ツボへの刺激によって、内部に溜まった血管内の廃棄物を効果的に押し流して、“シコリ”を解消させ、“シコリ”によるしびれや痛みを無くしていきます。

 

更に、首回りの筋肉の柔軟性回復を早める為と、柔軟性を維持する為に、上半身全体の筋肉のコワバリを解消させます。
マッサージ治療で、上半身の血行の促進を行いながら、筋肉の緊張箇所を確認しながら解消させて、柔軟性を回復させています。
患部やその周辺の緊張を直接的に解消させ、血行改善を行っていくので、発痛物質(痛みを誘発する物質)が減少し、痛みが緩和される効果があります。

 

これらのツボ刺激を併用したマッサージ治療によって、電気治療や温熱療法を受ける為の通院する日数や、頸椎カラーを着ける期間を短縮させています。
患者は、安静の状態で、首を動かす必要も無いので、リラックスして、安心して治療を受けられます。
しかも、上半身全体の、気になる違和感や不快感の解消も行うので、体調の回復効果も期待できます。

 

40代以降になると、首の筋肉のコワバリや、骨の変形から、肩こり、首の痛み、しびれ、などが多くなっていきます。
当院は、頸肩部の筋緊張を除去し、神経や血管の圧迫や、骨の並びの歪みを解消し、症状の改善を行っています。
マッサージの施術時間は、15分からです。  関連する症状など、ご相談は、[メール]、または[電話]で、お受けしています。

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