「階段を上るのがつらい」、「長く歩けなくなった」、「歩くスピードが遅くなった」、「つまずく不安を感じる」などが起きると、加齢や運動不足などによる、脚・腰の“筋力の低下”が気になりますが、明らかな運動不足になっていなくなくても、PCワークや在宅ワークの増加、あるいは、身体の緊張を高めるストレスが続くと、脚・腰の「疲れ易さ」、「筋力低下」、更に、「何となく身体の調子が悪い」といった「体調不調」も起きます。

これは、人間の身体が動く事を前提に成り立っているので、座りっ放しやストレスなどで日々の活動が減少して、脚の筋肉の働きが弱ると、脚・腰の「疲れ易さ」や「筋力低下」だけでなく、脚に溜まった血液を心臓に送り返す脚の筋ポンプ作用も低下し、これによって、身体の血液循環に影響して身体全体の血行が悪くなり、「身体の冷え」、「肩こり」、「腰痛」、「肌トラブル」などを引き起こす上に、呼吸が浅くなり、「疲れが抜けにくい」、「なんとなく常に疲れている」、「寝てもスッキリしない」などが起きるからです。

この為、「身体にダルサや疲れが続く」、「何となく身体の調子が悪い」などがあり、更に、「脚と腰に疲労やダルサを感じる」、「脚にむくみがある」などもある場合は、座りっ放しやストレスなどによる活動量の減少で、筋肉の代謝や血行が低下し、健康に支障が起きて症状が現れている事が考えられるので、身体の中で一番大きな筋肉である“太もも”や“ふくらはぎ”の筋肉コワバリと血行をチェックして、回復させ、これによって、身体の調子(治る力)を上げていく事が大切です。

【 脚の血行悪化で、身体に影響が 】

~ 老化は、脚(足)から ~

脚・腰が弱ってくると、昔から『老化は、脚(足)から』と言われるように、脚・腰の運動能力の低下だけでなく、身体を不安定な状態にします。

これは、脚・腰が丈夫で、思うように歩いたり、走れたりする人は、活動的に身体を動かす事ができるので、全身の血液循環も活発な状態に保たれ、脳から筋肉への神経の働きも活発に保たれる為に、身体の動きを調整する柔軟性や敏捷性が維持されますが、座りっ放しやストレスなどで日々の活動が減少して、脚の血行が悪くなると、酸素や栄養分の供給不足が生じたり、老廃物が排出されづらくなったりして、脚の筋肉の働きが弱り、持久力や瞬発力が無くなったり、運動神経の働きがニブクなったりするからです。

この結果、「それほど歩かないのに、脚が疲れる」、「脚の支える力が弱って、階段の下りが不安」、「一緒に歩いても、遅れ気味になる」、「つまずき易い」などが起き、更に、これによって“負の連鎖”が起き、下半身の血液が心臓に戻りにくくなって、全身の血行悪化が起きたり、そして、血液中の糖や脂肪が消費されにくくなり、血糖値やコレステロール値が上昇したり、更に、血流低下と活動量の減少によって、脳の活動にも悪影響を及ぼしたりします。

~ 中高年以降になると ~

これらの脚・腰の疲れ易さや筋力の低下は、50~60代の中高年以降になると、座りっ放しやストレスなどで日々の活動が減少すると現れ易くなり、最初の頃のサインとして、①歩幅が狭くなる、②椅子から立ち上がるのに時間がかかる、③外出が減る、④ちょっとした段差でつまずく、⑤スリッパを引きずる、などが起きます。

そして、この状態が続くと、脚の血行低下で筋肉内に疲労物質が溜まって、神経の痛みの調整がうまく働かなくなってくるので、脚・腰に不快感や痛みが生じ始め、身体も不調を感じるようになります。

この結果、「いつも腰にダルサを感じる」状態になる上に、立ち上がりや座る時に、脚や腰に“軽い痛み”を感じるようになり、そして次第に、「身体に疲れを感じ易い」、「背中や肩が重く感じる」、「動作がニブクなった」などを意識するようになります。

~ 下半身の筋力低下、血行悪化、そして、呼吸が浅く ~

更に、これら疲労感や不快感などで、体調を保っている自律神経の負担が大きくなると、内臓の働きを乱したり、血行を悪化させたり、それらによってイライラや不安が生じたり、疲労感が強くなったりするので、身体を動かす事に「面倒」と感じたり、身体の不調感から、「集中力が続かない」、「気力がわかない」、更に、「疲れ易くなる」、「イライラ感が増す」なども起きたりします。

これは、人間の身体が動く事を前提に成り立っているので、スポ-ツジムで定期的に運動していても、毎日のデスクワークや家事で、全体の7割を占める下半身の筋肉の活動量が限られてしまうと、身体の血流や血中の脂質代謝が低下する上に、身体の血行悪化で、脳の活動にも悪影響を及ぼし、過剰な不安や心配が生じてくるからです。

 

この結果、立つ・歩く・姿勢を保つ為の、お尻の筋肉、太ももの裏の筋肉、体幹の姿勢を保つ筋肉が弱ると、「立ち上がる時に腰がつらい」、「歩き始めが重い」、「運動してもお尻に効かない」といった問題や、下半身の血液が滞って、「夕方になると脚がむくんで、パンパンになる」、「冷え性がつらい」などの血行悪化の問題、更に、呼吸に関する筋肉も弱くなる為に、「疲れが抜けにくい」、「なんとなく常に疲れている」、「寝てもスッキリしない」などの、呼吸が浅くなる問題が起きる上に、不安やストレス感が強まって、「些細なことが気になってイライラする」、「理由がないのに不安になる」、「他人の目が過剰に気になる」などが起きます。

【 全身の血液の約70%が下半身に 】

~ 血液を心臓に戻す為に ~

脚・腰の下半身には、全身の血液量の約70%が、重力の影響によって集まる上に、心臓から最も遠い場所なので、下半身に集まった大量の血液を心臓に戻すには、重力に逆らって押し上げる事が必要ですが、脚の静脈は、動脈と違って、心臓と直接つながっていない上に、心臓から遠く、血液を流す血管の力が極めて弱いので、心臓に戻す事ができません。

この為、下半身に集まった大量の血液を、①人間独特に発達した“ふくらはぎ”の強力なポンプ(還流)活動と、②心臓方向に流れる血液の逆流を防ぐ弁で、心臓に押し戻しています。

そして、“ふくらはぎ”のポンプ機能がしっかり働く事で、下半身の血液や体液が滞りにくくなるだけでなく、脚の動作を軽快に保つ働きもしています。

~ 脚の筋力が弱まると ~

しかし、座りっ放しやストレスなどで日々の活動が減少して脚の筋肉の働きが弱ると、脚の筋力が弱くなると、“ふくらはぎ”のポンプ(還流)活動も弱くなるので、脚に“血行悪化”が起きます。

特に、中高年になって一日中座り続けて仕事をしていたり、在宅ワークが多くなって身体を動かす事が少なくなったりすると、脚の筋肉の働きが低下するので、血液を心臓に押し戻すポンプ活動の働きが弱まり、脚にむくみが生じたり、脚に冷えが起きてきたり、「脚がむくんで、ダルクなる」といった症状が現れます。

更に、脚の“血行悪化”で筋力も弱くなるので、「歩いていると、足が前に出づらくなった」、「長く歩けなくなった」、「階段を上るのがつらくなった」、「歩いた後、脚がダルクなる」などが起きます。

~ 身体の血液循環の悪化 ~

しかも、下半身に全血液量の70%が集まるので、脚に“血行悪化”が起きると、身体全体の血液循環が悪化するので、これによって、いろいろな症状が現れます。

例えば、座り仕事を続けていると、「腰の疲労感が続く」、「脚や腰の筋肉がコワバル」などが起き、そして、座りっ放しが続くと、全身の血液循環も悪化してくるので、「背中や肩が重い感じ」、「何となく身体の調子が悪い」といった状態が起きます。

そして、この状態が続くと、体調を保つ自律神経の負担が大きくなるので、「身体の疲れやダルサに悩まされる」、「肩こりや腰痛を繰り返す」、「イライラする」、「血圧が高くなる」などが起きたり、身体の平衡感覚が維持できなくなって、「ソファからパッと立ち上がった時に、思わず、フラフラとする」とか、「しばらく立っていたり、歩いていたりすると、めまいや立ちくらみがする」などが起きたりします。

【 脚の血行促進 】

~ 足湯 ~

昔は、長時間の農作業を終えた後や、長く歩いた後などに、脚・腰や身体の疲労やダルサを和らげる為に、手軽な疲労回復手段として“足湯”を利用していました。

ずうっと立って仕事をしたり、歩く時間が長かったりした後に、家に戻ってから、暖かい湯で脚の汚れを洗い落とし、脚の血行を回復させると、脚の疲労が解消されてくるだけでなく、上半身の血行も良くなるので、リラックスした気分になれるからです。

このような“足湯”の効果は、奈良時代に「元気を取り戻す入浴法」として知られ、その後、江戸時代になって「健康維持のための習慣」として広まりましたが、現在では全身浴が一般的になっている為に“足湯”の風習は少なくなっていますが、それでも、オフィスでジッと座り続けて身体に疲れを感じた時などに、簡単に心身をリフレッシュする方法として、『フットバス(足湯)』を使って、脚の血行を高める方法が勧められています。

~ 脚のマッサージ ~

また、脚・腰や身体の疲労やダルサを和らげる為に、脚のマッサージがあります。

脚のマッサージで、脚の筋肉のコワバリを解消して、弾力性や柔軟性を回復させると、脚の血行がスムーズになって身体の血液循環が良くなり、身体の隅々にシッカリと血液が届けられるからです。

しかも、手や足の指は神経が敏感なので、“足”のマッサージをする事で刺激が脳に伝わって、脳の働きの維持や活発化が期待できるとも言われます。

~ 脚・腰のマッサージの難点 ~

このように、脚・腰が疲労している時に、脚・腰の血行を良くすると、脚・腰の疲労回復だけでなく、全身の血行や呼吸筋の改善効果につながるので、身体の疲労回復や身体の不調解消などの、さまざまな効果があります。

この為、脚・腰に疲労や緊張を感じている場合は、脚・腰の筋肉のコワバリ箇所や、鬱血(うっけつ)している箇所を確認して、解消させる事が必要です。

しかし、脚の裏側や腰は、自分で確認しづらく、しかも、セルフマッサージが行いづらいので、セルフマッサージを行っても、脚・腰の筋肉のコワバリや鬱血が残ったり、十分でなかったりすると、効果が無かったり、すぐに、元の疲労状態に戻ったりします。

【 当院の、疲れた脚の治療 】

~ ツボ治療とマッサージ治療 ~

当院は、身体の疲労や不調の解消に、マッサージ治療にツボ治療を加えて、気付きにくい筋肉疲労箇所や血行悪化箇所のチェックと、それらの改善と回復を行っています。

ツボは、神経や血管が集まっている箇所なので、脚に不調が生じると、関係する特定のツボに痛みや硬さとなって現れて、脚に異常が起きている事を知らせてくれるだけでなく、反応が現れたツボに適切な刺激を与えると、その刺激に順応して、脚の筋肉内の血流が改善し、痛みや違和感が減少する効果があるからです。

また、マッサージ治療を利用すると、筋肉のコワバリ解消や血行の促進に効果があるので、脚に溜まった血液を心臓に押し戻す筋肉のポンプ作用を活発化させる効果があります。

~ 滞っている血液やリンパ液が押し出されて ~

この為、当院は、脚の疲れやダルサなどの改善効果を高める為に、ツボを利用した触診を行い、一人ひとりの症状に合わせて、身体の調子(治る力)を上げていく治療を行っています。

例えば、疲労や緊張などで、痛みや硬さとなって現れているツボを確認し、そのツボを刺激すると、血液を流す筋肉のポンプ作用が活性化し、滞っている血液やリンパ液が押し出されて、脚のむくみや疲労を解消させるだけでなく、それによって、身体全体の血液循環の改善になります。

また、ツボ刺激で、血液を流す筋肉のポンプ作用が活性化すると、血液やリンパ液の流れを増幅させて、周囲の神経の興奮を緩和する効果があるので、脚や腰の不快感や痛みが和らいで解消する効果もあります。

~ リフレッシュ効果 ~

更に、脚の血液の血行が回復してくると、身体の疲れが解消され、リフレッシュ効果が得られます。

脚の筋肉は、他の筋肉と違って、絶えず下から身体を支えながら、立つ、歩く、座るなど、いろいろな運動を行っているので、脚のコワバリが解消されて血行が良くなると、全身の血液循環が良くなり、全身の体調改善につながる為です。

例えば、PCの前に1日中座ってデスクワークをしていたり、長時間の立ち仕事をしていたり、加齢や運動不足で脚の働きが弱っていたりして、脚・腰に重ダルサや疲労を感じている時に、ツボ治療とマッサージ治療で脚の疲労や緊張を解消させると、脚・腰の違和感や不快感の解消に効果的です。

~ 身体の疲れや緊張の回復に ~

若い人でも、座りっ放しやストレスなどで日々の活動が減少して、脚の筋肉の働きが弱ると身体の血液循環に影響して、身体の不調を起こす原因になるので、脚の血行悪化を起こしている箇所を確認して、解消させる事が大切です。

当院は、東洋医療をベースにしたマッサージ治療によって、下半身の、①筋肉のコワバリ解消、②血行を悪化させている箇所の改善を行い、体調や症状に合わせて、身体の疲れと体調の回復を行っています。

マッサージの施術時間は、15分からです。  関連する【 疲労やだるさなどの症状 】の、ご相談は、[メール]、または[電話]で、お受けしています。