リハビリ

中高年の膝の痛みの回復には、体調の改善も

【 (症例)痛み・しびれ 】

変形性膝関節症には、すり減った膝の軟骨を回復させる根本的な治療法がありませんが、初期や中期頃ならば、膝に負担をかけないような注意と、リハビリで膝の筋力を回復させて膝の動きを安定化させると、痛みが改善され、かなり日常動作ができるようになります。

しかし、中高年になると、加齢や運動不足による身体の筋力低下や身体の不調などで、身体が動かしづらくなっていたり、リハビリの為の時間の確保や意欲の維持が難しくなったりします。

この為、中高年の変形性膝関節症には、『身体のコンディショニング』を含めて、マッサージ治療を利用して、弱っている腰や脚の筋肉の弾力性や柔軟性の回復と、低下している血行の改善を行うと、膝の動きの安定化向上と、体調の不調解消に効果があります。

【 膝の筋肉のコワバリと、それによる血行の低下 】

~ 変形性膝関節症の初期症状 ~

膝の軟骨に異常が生じる『変形性膝関節症』の前に、「膝の状態がおかしい…?」と気付くキッカケとして、「階段を降りる時」や、「歩き始め」、「いつもより長く歩いた後」、「イスから立ち上がる時」などに感じる、膝のギクシャクとした違和感や痛みがあります。

これらは、膝周辺の筋肉が弱ったり、姿勢の悪化や体重の増加などで膝にかかる負担が大きくなったりすると、身体を動かした時に膝関節が不安定になったり、膝の筋肉のコワバリと血行の悪化で神経が刺激されたりして、膝に痛み(動作時痛)が起きてくるからです。

しかし、これらの違和感や痛みは、身体を動かしているうちに、筋肉の働きが活発化して血行が良くなる為に、一時的な痛みで終わるので、気になっても、「大丈夫だろう」と見過ごしたり、「歳や運動不足の影響」にしたりして、“変形性膝関節症の初期症状”と、気付かない事が多くなっています。

~ 中高年になると ~

しかし膝に、そのままにしていると、膝の筋力の低下や、膝にかかる負担の増加が原因になっているので、膝のコワバリと血行が悪化したり、慢性化したりして、だんだんと一時的な膝の痛みで済まなくなり、繰り返すようになります。

特に中高年になると、加齢や運動不足で身体を支えている腰や脚の筋肉が弱ったり、体重の増加や姿勢悪化などで膝の筋肉に大きな負担がかかったりするので、膝の筋肉のコワバリと血行悪化が進むようになります。

この結果、膝の神経が痛みに敏感になってきたり、筋肉内に炎症が起きたりしてくると、チョッとした動作でも膝に痛みを感じたり、少し歩いただけでも膝に痛みが起きたりします。

~ 身体からのアラーム ~

しかも、膝の痛みが繰り返し起きてくると、膝の痛みを避けようとして、歩幅を短くして歩く速度を遅くさせたり、立つ事や歩く事を避けるようになったりします。

この結果、脚や腰の筋力が弱って、立つ時や歩く時に、膝の骨の関節部分をシッカリと支える事が出来なくなってくると、膝関節の上下の軟骨が部分的に接触するようになってくるので、軟骨の表面が傷ついたり、すり減ったりして、本格的な変形性膝関節症に移っていきます。

このように、「膝の状態がおかしい…?」と気付く、膝のギクシャクとした痛みや違和感は、本格的な『変形性膝関節症』になる前の、膝の筋肉のコワバリと筋肉内の血行の悪化による痛みなので、身体からのアラームと言えます

【 リハビリの目的 】

~ 腰や脚の筋力をつけて ~

変形性膝関節症は、『最初から、膝の軟骨に異常(すり減り)は起きていない』ので、痛みが起こらないようにするには、腰や脚の筋力をつけて、膝の動きを安定させる事が、一番、重要です。

この為、変形性膝関節症の初期や中期は、腰や脚の筋力をつけて、膝の動きを安定させる事を目的にしてリハビリを行い、症状の進行の防止や改善(緩和)を行います。

これによって、太ももから膝にかけての筋肉の筋力がついてくると、膝の動きが安定し、それによって神経が刺激される事が無くなってくるので、膝の痛みが減少し、日常動作ができるようになります。

~ 膝のリハビリに、体力が必要に ~

しかし、実際に膝のリハビリを行うと、中高年にとって、思っている以上に体力が必要とする事に気付かされます

例えば、太ももや膝周囲の筋力をつける為に、仰向けになって、膝を伸ばした状態で脚を挙げる運動がありますが、この運動を何度も繰り返して行うには、かなりの腰の筋力や腹筋を使って、脚の動きをコントロールする力が必要です。

また、脚を挙げる運動を繰り返す間は、姿勢を支える為に、股関節・お尻・背中などにも、かなり筋力が必要になります。

~ セルフトレーニングのリハビリ ~

しかも、リハビリ効果が現れるまで、トレーニングを毎日繰り返す事と、トレーニング期間をかなり必要とします。

この為、「身体を動かしたくても、思うように動けない」とか、「なかなか効果が出ない…」と感じる事が多くなってくると、リハビリの基本は、痛みや症状に合わせて行うセルフトレーニングなので、ツイ、「疲れる」、「動きたくない」、「面倒くさい」、と思いがちになります。

この結果、ヤル気や気力を継続させるのが難しくなると、リハビリの運動回数が減ったり、ほどほどの程度になったり、あるいは継続しても形式的な運動になったりすると、ますます効果が現れにくくなってしまいます。

【 中高年になると 】

~ 筋力低下、動きづらさ、姿勢維持筋の低下 ~

しかも、中高年になると、加齢による脚・腰の筋カの低下や、姿勢を支える力の低下、体重(体脂肪)の増加による動きづらさなどが起きているので、リハビリをする時に思うように身体が動きません。

この為、リハビリの動作を繰り返して、リハビリの運動に慣れる事が必要です。

この結果、リハビリ運動の効果を実感として感じられるようになるには、個人差はありますが、中高年になると、一般的に、早くても訓練を始めてから、2~3ヶ月ほどかかる事が少なくないと言われ、リハビリ運動の効果を感じる迄に、日数がかかるようになります

~ 体調の不調も ~

また、中高年になると、リハビリをする上で問題になるのが、「頭が重い」、「疲れが取れない」、「腰が痛む」、「何となく身体の調子が悪い」などの、体調の不調です。

中高年になると、筋力が弱ってくる事や運動機能の低下だけでなく、身体を保つ自律神経の乱れから、頭痛、疲労感、倦怠感・眠気、気分が落ち込み、腹痛、めまい・耳鳴り、などが、起き易くなるからです。

この結果、体調の不調があると、リハビリによる膝の機能改善が見込まれていても、続ける事が難しくなってしまいます。

~ 仕事や家庭に追われて ~

更に、中高年になると、仕事や家庭に追われる事が多くなるので、まとまった時間が必要になるリハビリを、定期的に、毎回繰り返すスケジュール管理が必要です。

また、リハビリをしていても、仕事や家事などが気になっていると、それに気を取られがちです。

このような状態になると、『リハビリで大事な事は、続けていく気力とヤル気』と分かっていても、「面倒くさくなる」とか、「いったん中断すると、モチベーションが下がって続かない」となりがちです。

【 当院の、変形性膝関節症の初期治療 】

~ 身体のコンディショニングを加えて ~

膝の痛みに加えて、身体に不調があったり、筋力低下が起きていたりすると、更に膝の状態を悪化させる原因になるので、中高年の膝のリハビリには『身体のコンディショニング』を加えて、的を絞って効率的に、そして、体調の不調を解消して、身体の調子(治る力)を上げていく事が大切です

この為、当院では、『膝の動きを良くする対策』として、マッサージ治療の特徴の、①血行やリンパの流れを良くする、②筋肉の弾力性や柔軟性を高める、③関節の可動域を広める、を利用して、膝の緊張やコワバリの解消を図り、膝の痛みを減少させる事と、更に『身体のコンディショニング』として、東洋医療をベースにした体調の改善を行っています。

これによって、身体の「何となく身体の調子が悪い」といった状態が改善されて、身体の調子(治る力)が良くなると、膝の筋肉のコワバリや血行悪化に対して、回復効果を高めます。

~ 東洋医療をベースにしたマッサージ治療で ~

また当院では、変形性膝関節症の初期は、膝関節周囲の筋肉のコワバリから血行が悪化し、これによって神経が刺激されて痛み(動作時痛)が生じている段階なので、ツボ反応を利用して、筋肉のコワバリ箇所や、血行の悪化箇所を確認して、改善治療を行っています。

これらの箇所は、東洋医学のツボ(経穴)の位置と、ほぼ一致しているので、治療期間の短縮に効果があるからです。

この為、当院では、ツボ反応を利用しながら、東洋医療をベースにしたマッサージ治療で、膝を含めて下半身のコワバリを解消して、筋肉内の血行を改善する事で、膝の動作時の神経からの痛みを和らげ、膝の筋肉の働きを回復させています。

~ ツボ治療を加えて ~

また、普段の姿勢や動作で、腰や背中の筋肉がコワバッテいたり、痛みが出ていたりすると、膝の筋肉にも影響を及ぼして、膝の筋肉をコワバラセたり、筋肉のアンバランスを引き起こしたりして、悪化している膝を、更に悪化させる原因になります。

この為、当院では『身体のコンディショニング』として、マッサージ治療にツボ治療を加えて、身体に現れたコワバリやシコリを解消し、これにより、「身体が動きづらい」⇒「動かさない」⇒「動けない」、という悪循環の解消を図っています。

腰や背中の筋肉の柔軟性が回復して、身体の血行が改善されてくると、痛み物質や疲労物質の排出が促進されて、神経の過敏状態が治まってくるので、体調の改善に効果があります。

~ 体調の改善も ~

中高年の変形性膝関節は、加齢や運動不足による身体の筋力低下や身体の不調も影響しているので、膝のリハビリだけでなく、体調を改善させる事が必要です。

当院は、東洋医療をベースにしたマッサージ治療で、中高年の膝周辺のコワバリを和らげて痛みを改善させ、動きづらくなった機能を回復させると共に、関連する体調調整を行っています。

マッサージの施術時間は、15分からです。  関連する痛み・しびれなどの症状の、ご相談は、[メール]、または[電話]で、お受けしています。

四十肩・五十肩の、リハビリ治療とマッサージ治療

【(症例)痛み・しびれ 】

四十肩・五十肩の治療で、肩の強い痛みに悩まされた『急性期』を過ぎて、少し痛みが落ち着く『慢性期』になると、関節の動きを取り戻す為と、痛みを和らげる為に、リハビリ治療に移ります。

しかし、肩周辺のコワバリと血流の悪化から、ジッとしていても、肩に重ダルサやズキズキする痛みがしてきたり、油断して肩を動かすと、鋭い痛みがぶり返したりするので、「どういう風にリハビリをしたら良いか、分からない」といった事が、しばしば起きます。

このような症状を改善させる為に、昔から筋肉の柔軟性と血行の回復を行っている東洋医療系のマッサージ治療を利用すると、重ダルサと痛みを和らげて、コワバッタ筋肉をほぐして動かし易くする効果があるので、肩のリハビリが行い易くなるだけでなく、回復効果を高め、体調の改善にもなります。

【 リハビリ治療 】

~ 肩の動きを良くする為に ~

四十肩・五十肩の『慢性期』になると、硬くなった肩関節をほぐし、肩の動きを良くする為に、ストレッチや運動などを行うリハビリ治療に移ります。

肩の痛みを避けて動かさないでいると、肩周囲の筋肉や靭帯が硬くなって固まり、肩の動く範囲が制限されて、「腕が挙がらない」、「回らない」などが生じたり、肩を動かそうとすると、痛みが起きる原因になったりするからです。

この為、肩のストレッチや運動などで、肩関節を動かす事で、肩周囲の筋肉や靭帯のコワバリを和らげて、悪化している血行を改善し、肩関節の動かせる範囲を少しずつ拡げていきます。

~ 自分で調整するセルフリハビリテーション ~

しかし、リハビリの目的や方法を教えてもらっても、「痛みの程度は、自分しか分からない」事から、リハビリ内容や強さを“自分で調整”していく『セルフリハビリテーション』になるので、「自分の肩の症状に合わせて、どのようにリハビリをして良いか分からない」といった事が、しばしば起きます

肩の動きを良くする為には、無理の無い範囲で動かすだけでなく、時には、肩関節の動く範囲を拡げる為に、腕が挙がるまで挙げたり、腕が回せるまで回したりする動作が必要になってくるので、どうしても、耐えられない痛みが起きてしまうからです。

しかも、かなりの期間、根気強く、痛みを警戒しながらリハビリを続けねばならないので、何度も肩に痛みが起きたり、肩の動きの改善が感じられなかったりすると、「本当に良くなっていくのだろうか?」と思ったり、リハビリに対して不安や抵抗感が生じたりしてしまいます。

~ 振子(ふりこ)体操、アイロン体操 ~

また、肩関節のリハビリに加えて、背中の肩甲骨周りの筋肉のコワバリをほぐして血行を改善する為に、『振子体操』や『アイロン体操』などの運動をしますが、この運動も、「どういう風にリハビリをして良いかわからない」といった事が、しばしば起きます。

この運動は、腕を垂らした状態で、腕の遠心力を利用するストレッチなので、肩甲骨周りの筋肉の動きを理解していなかったり、自分で肩甲骨の動く感触を確認していなかったりすると、腕を振り回すだけになってしまい、ストレッチ効果が現れないからです。

また、肩や背中の筋肉のコワバリが強まっていたり、内部に痛みを発するシコリができていたりすると、「これを解消しよう!」と思って、“腕や背中の脇に力を入れて”しまいがちなので、かえって逆効果になる事があります。

【 巻き肩の影響 】

~ 肩の痛みから、巻き肩に ~

更に、リハビリ効果を上げづらくさせる原因として、肩が首より前方に付き出した状態の『巻き肩』の影響があります

巻き肩は、デスクワークなどで、前かがみ姿勢になって、腕を前方に出しているうちに、両肩を前に突き出して巻き肩になり、そのまま背中の筋肉が凝り固まったケースが多くなっていますが、四十肩・五十肩の巻き肩の場合は、肩の痛みで、肩をすぼめる姿勢を繰り返しているうちに、巻き肩になり、そのまま背中の筋肉が、コワバッテしまったケースが多くなっています。

この結果、四十肩・五十肩で巻き肩になると、肩甲骨がピッタリと背中に張り付いた状態になるので、肩関節の動きが限られてしまい、リハビリ効果を上げづらくなります。

~ 肩甲骨の動きの制限 ~

例えば、巻き肩になっていると、『振子(ふりこ)体操』や『アイロン体操』を行っても、肩甲骨が背中に張り付いて動かないので、肩甲骨周りの筋肉のコワバリをほぐすのが困難になります。

また、肩甲骨や肩関節が動いても、滑らかな動きができないので、不自然な断続的な動きになったり、あるいは、骨が擦れ合うようなゴリゴリ音がしたりします。

この結果、巻き肩になると、「リハビリをしても、コワバッテいる肩関節の動きが改善されない」と感じたり、肩関節を動かすたびに肩甲骨の不快な音が気になったりします。

【 肩のズキズキする痛みや重ダルサから 】

~ 血流の悪化から、神経が敏感に ~

巻き肩や、肩周辺のコワバリによる血流の悪化で、肩に絶えずズキズキする痛みや重ダルサが続くと、肩周囲の神経が敏感になってくるので、余計に肩の痛みが起き易くなります

この為、チョットした疲労や疲労や緊張でも、肩の痛みが増すようになります。

しかも、肩の痛みが起き易くなると、肩関節を袋のように包んでいる肩の関節包が縮んで、硬くなるので、腕を動かす角度によって、神経を刺激するようになります。

~ いろいろな身体の不調 ~

更に、肩に絶えずズキズキする痛みや重ダルサが続くと、肩や背中の筋肉のコワバリ感や不快感だけでなく、胸の圧迫感や締め付け感などにも悩まされます。

中には、肩周囲のコワバッタ筋肉が、肩から腕に伸びる神経を圧迫して、シビレや痛みを引き起こす事もあるので、「常に腕をさすっていないと我慢できない」と、訴える人もいます。

また、肩や背中の血行の悪化で、背中の皮下や筋肉内にリンパ液が溜まるので、背中の腫れぼったさや、背中の「重ダルサ」や「ズキズキ感」にも、悩まされます。

~ 腰痛も起き易く ~

そして、腰痛も起き易くなります。

肩の痛みを避ける為に、不自然な姿勢が続いたり、背中のコワバリが強まったりするので、上半身の安定を保つ腰の負担が大きくなる為です。

この為、普段、座っている事が多かったり運動不足になっていたりすると、「いつも腰にダルイ感じがする」とか、動作時に「ギックリ腰を起こすかも?」と、腰の状態が気掛かりになったり、不安になったりする事が多くなります。

【 身体の不調も 】

~ 自律神経系の働きの不安定化 ~

更に、体調を保つ自律神経系の働きも不安定化してきます

肩周辺のコワバリや血流の悪化で、肩に絶えずズキズキする痛みや重ダルサが続く為です。

この結果、首の痛みや頭重感、頭痛、めまい、食欲不振などの胃腸障害などが現れたり、精神的にも、イライラ、不安感、落ち込み、やる気が出ない、ゆううつ、疎外感、などが起きたりするので、以前のように、仕事や家事に取り組む事ができなくなったり、仕事に集中できなくなったりしてきます。

~ 筋肉のコワバリと、治療期間 ~

しかし、四十肩・五十肩で、肩の関節や筋肉などがコワバッテ、硬くなっていると、背中や胸の筋肉も硬くなっていたり、筋肉のバランスが片寄っていたりします。

この為、リハビリ治療だけで、これらの筋肉をほぐして、筋肉のバランスを整え、肩や背中の血行を回復させるには、かなりの期間が必要です。

特に、デスクワークなどで、肩周囲の凝りやコワバリが強まっていたり、巻き肩になって肩関節の動き悪くなっていたりすると、一年以上もかかる事があります。

【 当院の、四十肩・五十肩の回復治療 】

~ 東洋医療をベースにしたマッサージ治療 ~

四十肩・五十肩で、肩の関節や筋肉などのコワバリが強まって硬くなっていたり、巻き肩になって肩甲骨が背中の筋肉に張り付いた状態になっていたりすると、何とか日常生活が行えるように回復させるまでに、かなりの治療期間を必要とします。

当院では、四十肩・五十肩の回復効果を高める為に、東洋医療をベースにしたマッサージ治療で、肩や背中の血行やリンパの流れを改善し、筋肉の弾力性や柔軟性を回復させ、更に体調の改善も行っています。

東洋医療をベースにしたマッサージ治療は、疲労や緊張などの慢性化による筋肉由来の痛みの解消に適しているので、肩や背中の解消困難なコワバリ箇所の回復や、それによる血液循環の回復、そして、老廃物の排出促進により、痛みの緩和と体調回復の効果が期待できるからです

~ ツボ治療を加えて ~

また当院では、ツボ治療を、マッサージ治療に加えて、四十肩・五十肩の回復を行っています。

ツボ刺激を利用して、肩甲骨周辺の筋肉の柔軟性を回復させていくと、筋肉の弾力性や柔軟性を高めるので、肩甲骨と肩の動く範囲が拡がり、リハビリ治療が行い易くなるからです。

これは、ツボが、身体の異常を知らせる箇所であり、症状を改善する箇所でもあるので、四十肩・五十肩の治療のように、筋肉の柔軟性の回復や血行の改善が必要になる治療には、体調を改善させる治療点として適しているからです。

~ 他動運動を取入れて ~

更に、当院では、肩関節の可動域の拡大の為に『他動運動』を取入れて、肩甲骨周辺のコワバリ解消を行っています。

『他動運動』は、本人は力を抜いた状態で、本人以外の施術者が、関節をコントロールしながら動かす運動法です。

背中の肩甲骨を、上下左右に徐々に『他動運動』で動かす事によって、痛みや無理が無く、肩甲骨周辺のコワバリを解消する事が出来るので、それにより、肩関節の動く範囲を拡げられるからです。

~ 不快感の解消や体調の回復も ~

四十肩・五十肩の回復には“運動”が重要ですが、“運動”を行うには、筋肉のコワバリを解消し、血行を改善させて、無理のない範囲で少しずつ進める事が重要です。

当院は、体調や体質に合わせて回復力を取り戻す為に、東洋医療をベースにしたマッサージ治療によって、肩関節や肩甲骨の可動域の回復を行い、更に、循環改善による不快感の解消や体調の改善を行っています。

マッサージの施術時間は、15分からです。  関連する痛みやしびれなどの症状の、ご相談は、[メール]、または[電話]で、お受けしています。