【(症例)疲労や だるさ 】

疲労やストレスなどが続いて、身体の体調を保つ働きがオーバーワークになってくると、「身体が重くて、疲れが取れない」、「動くのが億劫」、「気力が起きない」、「体調がすぐれない」、「身体がダルイ」、などが起きてきます。

休養して回復すれば心配ありませんが、なかなか体調が回復しないで、ダルサが続く場合は、身体に溜まった疲労やストレスなどで、身体の回復力が追い付かなくなっているので、体調を改善させる事が必要です。

疲労やストレスなどで生じた不調箇所を確認したり、回復させたりする為に、神経や血管が集まっているツボを利用すると、血流を増幅させるだけでなく、神経の興奮を鎮める働きもあるので、違和感や痛みが減少し、身体のコンディションを整える効果があります。

【 PCやモバイルなどの疲労 】

~ 疲労が解消できなくなると ~

ずうっと仕事が続いたり、慣れない事をしたりすると、疲労しますが、それでも、ほとんどの場合、ゆっくり入浴をして、食事し、ぐっすり睡眠をとれば、翌日は元気な状態に回復するので、「疲労が生じても、いつの間にか、消えるもの」と思いがちです。

しかし、日々の疲れが、その日その日で、解消できなくなってくると、疲労が身体に溜まって、次第に、「翌朝になっても、ダルサが解消しない」、「たいして働いたり、動いたりしていないのに、すぐに疲れる」という状態になります。

ダルサや疲労感が続くのは、身体の回復力が追い付かなくなった“サイン”と言えるので、この状態が続くと、やがて体力の低下や気力の喪失が起き、「やる気が起きない」、「動くのが億劫」、「体調がすぐれない」といった状態になります。

~ PCやモバイルの疲労の特徴 ~

特に、PCやモバイルなどのインターネットを、一日中使うような毎日を過ごしていると、このようなダルサや疲労感が起き易くなります。

画面を見ながらキーボード操作を続けるので、身体を動かす事が無くなり、身体の血流が悪くなって、身体に疲労が溜まり易くなる上に、“仕事の効率”や“時間の管理”を意識するようになるので、精神的緊張が高まって、疲労が強まるからです。

しかも、PCやモバイルを使っていると、絶えず同じ脳の細胞部分で、瞬間的な情報の選択や判断を繰り返すので、特定の一部の脳細胞が酷使され、通常には無いような脳の過労状態を引き起こします

~ 疲労に気付かない場合も ~

ところが、PCやモバイルでの作業に集中していると、脳が酷使されても、脳の疲労に気付きにくくなります。

瞬間的に情報を選択したり判断したりする為に、インターネットを使った世界に“没頭”していると、テンションが高まり、「身体が、だるい…」というアラームサインが起きても、気付きにくくなるからです。

この結果、「疲れで、身体が重い」とか「身体が、だるい…」と気付いた時には、すっかり、体調を保つ自律神経がオーバーワーク状態になって、ダルサや疲労の度合いが大きくなって回復しづらくなっていたり、身体の機能に異常が生じて、様々な体調不調が起きていたりします。

【 身体からの警告 】

~ 中高年になると ~

しかも、中高年になると、仕事の責任や家庭の期待が大きくなりますが、身体の新陳代謝が低下し、体力的に活力が弱まってくるので、身体の疲労が増したり、精神的にストレスが強まったりします。

この結果、「朝の寝起きが悪い」、「気分がシャキッとしない」、「どことなく身体に違和感がある」、「胃がもたれる」、「食欲がわかない」などが起きたり、仕事をしている時に、以前には無かったような、「身体が重く感じる」、「少し動いただけでも疲れを感じる」、「ヤル気が起きない」、「物事を忘れっぽくなる」などが、起きてきたりします。

それでも、身体が元気で、健康的で、身体の回復力が追い付いていれば、仕事や加齢の影響で、多少の疲労やストレスがあっても、身体の調子を取り戻す事ができます。

~ 回復力が追い付かなくなって ~

しかし、日々の疲れやストレスが続いたり、仕事で脳疲労が続いたりすると、次第に、身体の体調を保つ働きがオーバーワークになって、身体の回復力が追い付かなくなり、疲労や緊張が解消されずに残るようになります。

そして、身体に残った疲労感や緊張感が蓄積されてくると、病気の程ではなくても、「何となく身体の調子が悪い」、「いつも、身体がだるい…」といった状態になります。

しかも、身体の回復力が追い付かなくなってくると、休養しても疲れや倦怠感がとれずに長引いたり、あるいは、チョットした仕事や動作をしただけでも、疲労感やダルサがぶり返したりします。

~ 身体の不調サイン ~

疲労やストレスに対する回復力の低下から、身体に生じる不調として、次のようなものがあります

 「朝起きるのがつらい」

 「全身がだるく何をするのもおっくう」

 「気力や、ヤル気が出ない」

 「集中力が無くなり、考えがまとまらない」

 「いつも、眠気がする」

 「食欲がない」

 「肌荒れで、化粧ののりが悪い」

 「肩凝りが強まる」

 「腰痛に悩まされる」

 「目が疲れる」

これらは、身体の体調を保つ働きがオーバーワークになって、身体から「休みたい」というサインなので、身体の疲労状態を確認して、体調を改善させる事が必要です。

【 不安や緊張感が続いたり、高まったりすると 】

~ 疲労解消 ~

疲労解消の対策として、充分な睡眠(休養)、バランスの良い食事、軽めの運動、などがあります。

しかし、あまりに疲労による緊張感が続いたり、気持ちのリフレッシュができなくなったりしていると、なかなか解消が期待できません。

不安や緊張感が、あまりにも続いたり、高まったりすると、心身をリラックスさせる働きが抑えられて、疲労や緊張の解消が進まなくなる事と、日々の生活をしていると、どうしても、毎日の疲労やストレスが加わる為です。

~ 身体を動かす事が少なくなっていると ~

更に、仕事や家事で、身体を動かす事が少ないと、身体の血行が悪くなるので、老廃物が身体に蓄積したまま、排出されづらくなります。

これによって、「たいした運動もしてないのにすぐに疲れる」、「疲れやすい」、などに悩まされるだけでなく、「充分に休養したつもりでも疲れが取れない」、「以前のような、元気な状態に回復しない」、などが起きます。

更に、筋肉のコワバリから、肩こり、腰痛、だるさなど、さまざまな不調が起きてくると、痛みや不快感で血管が収縮したまま、血液の流れが良くならず、筋肉のコワバリも改善されないので、これらの身体の不調が、なかなか解消できなくなります。

~ 運動で、更に大きな負荷が ~

この為、身体の筋肉を和らげる事で、全身の血の巡りを良くして、酸素や栄養が体全体に行き届くようにする必要がありますが、体調の不調を感じている時に、「運動でリフレッシュしよう!」とガンバルと、かえって、逆効果になる事があります

運動でガンバルと、オーバーワーク状態になっている自律神経と、体調が悪くても姿勢を維持している筋肉に、更に大きな負荷をかけてしまうからです。

この結果、後になって、「身体が、だるい…」という疲労感が強まったり、ますます不快感や、頭痛、肩こり、慢性的な腰の痛み、冷え、眠れない、下痢・便秘などに悩まされたりします。

【 当院の、体調回復治療 】

~ ツボ反応の利用 ~

当院では、「身体が、だるい…」といった症状に対して、ツボを利用して、身体の不調箇所を確認し、そのツボを『治療点』にして体調回復を行っています

傷や病気による痛みと違って、「身体が、だるい…」といった症状は、患部の箇所がハッキリせず、漠然とした不快感になっているので、ツボ反応を利用する事によって、患部がハッキリしない場合や、本人が自覚されない疲労の場合でも、患部の箇所を示してくれるからです。

これは、ツボが神経や血管が集まっている箇所なので、身体に不調が生じると、関係する特定のツボに痛みや硬さとなって、ツボやツボ付近に、疲労やストレスなどが続いた為に、身体の異常が起きている事を知らせてくれるからです。

~ マッサージ治療にツボ治療を加え ~

この為、当院では、疲労やストレスなどに合わせて、問診と触診で、一人ひとりに適したツボを探し出すようにしています。

そして、疲労やストレスで顕在化しているツボを確認し、そのツボを『治療点』にして、マッサージ治療にツボ治療を加えて、筋肉内の血流改善を行い、筋肉のコワバリを解消し、体調の改善を行っています。

特に、「身体が、だるい…」といった症状が強い場合には、心身をリラックスさせる働きを回復させる事が必要になるので、ツボを利用したマッサージ治療で、血流を増幅させ、神経の興奮を鎮めると、体調改善に効果的です。

~ イタキモ ~

これは、「身体が、だるい…」といった症状は、疲労や緊張などの慢性化が大きな原因になっているので、顕在化したツボに適度な刺激を与えると、その刺激に順応して、筋肉内の血流が改善し、緊張が緩んで、身体の調整機能が働くようになるからです。

また、疲労や緊張で血行が低下した状態になると、身体の毛細血管の内部が詰まったり、毛細血管がいびつに歪んで蛇行したりしているので、身体のコワバリやツボ反応を確認して、マッサージ治療を行うと、血行やリンパの流れを促進し、回復させる効果があるからです。

この為、ツボ治療で、脳にしっかりと“緊張感”から「痛(イタ)気持ち良い」という“解放感”の刺激を与え、更にマッサージ治療で、血液やリンパ液の流れを改善し、筋肉の弾力性や柔軟性を高めると、神経の興奮が和らぎ、緊張モードからリラックスモードへと、切り替え易くなります。

~ 東洋医療をベースにしたマッサージ治療 ~

東洋医療では、昔から、「病気ではないけれども、身体の調子が良くない」状態を『未病』と呼んで、神経や血管が集まっているツボを利用し、体調改善を行っています。

当院は、「身体が、だるくて、だるい…」といった症状に対して、東洋医療をベースにしたマッサージ治療で、疲労や緊張が慢性化している箇所の確認を行い、身体のコンディションを整える治療を行っています。

マッサージの施術時間は、15分からです。  関連する疲労やだるさなどの症状の、ご相談は、[メール]、または[電話]で、お受けしています。