姿勢を保つ筋肉の、慢性的な痛み

【(症例)痛み・しびれ 】 

(写真)姿勢を保つ筋肉の、慢性的な痛み

身体の痛みは、身体に、異常が起きた事を知らせるシグナルです。

しかし、コレといった、思い当たる原因が無いのに、背中や腰に、鈍痛や疼(うづ)く様な痛みで、悩まされる事があります。

例えば、「腰付近がずうっと重く鈍い痛みがする」、「身体を動かすと痛む」、「身体を前後に曲げると痛む」、「疲れやストレスを感じると疼く」、などです。

【 姿勢を保つ筋肉のオーバーワーク 】(図)主要な姿勢筋

これは、身体の内側にある“姿勢を保つ筋肉”が、知らず知らずのうちに、疲労したり、弱まったりして、負荷が多くなって、痛み出している可能性があります。
“姿勢を保つ筋肉”は、姿勢保持や、動きの調整などで、滑らかな身体の動きをサポートする為に、絶えず働き続けているからです
何気なく立っている時や、座っている時も、絶えず働き続けているので、気が付かないうちにオーバーワークになってしまうと、鈍(にぶ)く重苦しい鈍痛や、疼く様な痛みが起きてきます。

 

腰痛は、鈍痛や疼く痛みの代表例です。
腰やお尻の筋肉は、重要な“姿勢を保つ”役割があるので、分厚い筋肉で構成されていますが、腰に負荷のかかる姿勢が続いたり、筋力が弱まったりすると、この分厚い筋肉が必要とする血液量が不足してくるからです。
血行の悪化で、栄養が隅々まで行き渡らず、老廃物が蓄積されると、それによって、身体に害を及ぼす刺激となって、「鈍い痛み」、「ズキズキとする痛み」、「ヒリヒリする痛み」、などが起きます。

 

日常生活でよく起きる、頭痛・肩こり・背部痛も、これに当てはまります。
姿勢を保つ筋肉は、姿勢を維持する為に、常に筋肉が緊張し続ける事が多いので、血行悪化が解消しづらくなって、痛みが続く為です。
しかも、痛みをそのままにしていると、血管が収縮したまま、血行悪化が続いてしまうので、これによって痛みが出るという“痛みの悪循環”を引き起こし、『慢性の痛み』に変わってしまう事があります。

【 痛みの特徴 】(図)痛みの悪循環

姿勢を保つ筋肉”の痛みは、切り傷のような“鋭い痛み”と違い、“場所が捉えどころなく”、“重苦しい痛み”のように感じられます
これは、“姿勢を保つ筋肉”が、骨格周りの筋肉である事と、その筋肉の中で、血液が十分行き渡っていない部分が対象になるので、痛みの“場所が捉えどころなく”感じます。
また、痛みの原因が、血行悪化によって、疲労物質が蓄積し、酸素欠乏が続いた事なので、疼きを伴うズキズキするような“重苦しい痛み”になります。

 

しかも、痛みが長引くと、他の筋肉にも、コワバリや痛みを引き起こします。
「脚が痛むと、次第に腰が痛くなる」とか、「一方の脚をかばっていたら、反対側の脚も痛くなる」、「肩こりが、背中や腰にまで及んだ」、という状態になります。
これは、痛みを起こしている“姿勢を保つ筋肉”が、最初は一部でも、筋肉が疲労したり、弱まったりしているので、身体全体のバランスをとる為に、他の“姿勢を保つ筋肉”まで、巻き込んでしまうからです。

 

また、痛みを取り去る事がなかなかできないので、痛みに対して敏感になります。
症状をうまくコントロールできないので、痛みや不快感に注意が向きがちになって、余計に不安感が増すだけでなく、自律神経のバランスを崩して、身体にさまざまな不調が起き易くなるからです。
この為、「今日は天気が悪いので、いつもより痛みが辛く感じる」とか、「今度は、またいつ痛むのか不安で、イライラしてくる」、「一生このままだろうか? 体調も良くない」、などがよく聞かれます。

【 身体の歪み 】(図)身体の歪み

また、よく言われる“身体の歪み”といった状態も、引き起こします。
“姿勢を保つ筋肉”の痛みの原因は、座り仕事や立ち仕事のように、同じ姿勢や動作を続けている事が多いので、“姿勢を保つ筋肉”の負荷が片寄るからです
この為、“身体の歪み”を正そうとすると、筋肉のコワバッタ痛みと、神経が圧迫されてジンジンとした痛みが、合わさったような痛みを感じます。

 

この“身体の歪み”による痛みも、 同じ箇所に、痛みを繰り返す特徴があります。
バランスを保つ為に、同じ箇所の筋肉や筋膜を収縮させて、バランスを保とうとするからです。
しかも、この事によって、筋肉の持続的な収縮から、循環障害も起き易くなるので、少しの刺激でも、痛みを感じてしまいます。

 

また、“身体の歪み”によって、肩こり・腰痛・頭痛・猫背・冷え・むくみ……、なども引き起こします。
呼吸を妨げ、首や背中を通っている自律神経のバランスを崩す、きっかけになるからです。
見た目の問題だけでなく、身体にさまざまな不調が起きてしまいます。

【 当院の治療 】(写真)当院の治療

“姿勢を保つ筋肉”に痛みが起きると、骨格を維持している筋肉の痛みなので、解消が困難です。
また、身体の動作に癖がついていると、“姿勢を保つ筋肉”が、癖のある悪い姿勢を記憶したり、あるいは、強いコワバリや硬いシコリができたりしているので、余計に、解消が困難になります。
しかも、“姿勢を保つ筋肉”に痛みは、湿布や張り薬、あるいは、運動療法や温熱療法をしても、解消が難しいので、『筋肉の凝りと痛みの治療』を専門にしている治療院で、痛みの解消を試す方が多くなっています。

 

当院は、マッサージ治療にツボ刺激を併用した治療法で、“姿勢を保つ筋肉”の、痛み解消を行っています。
ツボは、神経が集まっている箇所なので、痛みで反応が顕在化しているツボを刺激すると、深部の筋肉にもズーンと達し、快い圧迫感を感じると共に、硬くなっていた筋肉が緩むからです。
また、ツボの位置は骨のキワにある事が多く、しかも、神経は骨に守られるように骨のそばにあるので、ツボを刺激すると、骨に付着している“姿勢を保つ筋肉”の痛み解消に、効果があります。

 

また、現在のマッサージは、従来の東洋医療に、現代医学を取入れたり、欧米の新しい手技療法を取り入れたりして、体調調整を行い、リハビリやスポーツの世界でも利用されています。
当院もマッサージ治療で、痛み解消だけでなく、関連する“姿勢を保つ筋肉”の状態をチェックし、体調調整や、姿勢の改善を、行っています。
これにより、停滞した血流やリンパの流れを回復させ、筋肉の活性化を図り、コワバリの解消や、神経や血行の働きを高めています。
しかも、マッサージ治療は、安全に、安心して、治療を受けられるメリットがあります。

 

“姿勢を保つ筋肉”は、最も疲労し易く、収縮したままになり易いので、痛みが起き易い筋肉です。
当院は、筋肉の痛み解消に、疲労や緊張の解消、あるいは、血行悪化の改善などにより、筋肉の働きを回復させる事を目的に、治療を行っています。
マッサージの施術時間は、15分からです。  関連する症状など、ご相談は、[メール]、または[電話]で、お受けしています。

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